2022/09/28 - 2022/09/30
20位(同エリア492件中)
ロムルスさん
夏の終わりに、尾道から「しまなみ海道」をサイクリング。歴史ある港町瀬戸田を散策したり、うさぎで有名な大久野島の温泉に泊まったりと、美しい瀬戸内の風景に触れることができました。
(ルート)
1日目、広島空港から尾道へ、市内を散策
2日目、しまなみ海道をサイクリング
3日目、大久野島滞在、呉を散策
(宿泊)
1日目、あなごのねどこ
2日目、大久野島国民休暇村
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 船 自転車 タクシー JRローカル
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
愛媛県 大三島 盛港、9月29日(15:30)
しまなみ海道を尾道から走り、午後のフェリーで、うさぎの島として有名な大久野島へ渡ります。 -
大三島フェリー
大三島の盛港は、かつては路線バスもあったようですが、今では最寄りのバス停から5km以上離れ、陸の孤島です。 -
大三島 盛港(15:50)
小さな待合所と切符売場だけの港のターミナルから、これも小さなフェリーに乗り込みます。乗客は7人と車1台でした。(360円) -
大久野島
わずか15分で大久野島に到着しました。大久野島は周囲4kmの小さな無人島ですが、休暇村の施設があり、宿泊することができます。 -
大久野島のうさぎ
島に上陸するとさっそく、この島に住む野生のうさぎたちに遭遇しました。 -
大久野島のうさぎ
うさぎは現在島内に、500羽ほどいるそうです。今日宿泊する休暇村の近くには、もっと集まっているらしいので行ってみます。 -
送迎バス
港から休暇村までは1kmほどですが、船の到着に合わせてシャトルバスが運行しています。 -
休暇村 大久野島
休暇村に到着してバスを降りると、ここでもウサギたちが出迎えてくれました。 -
休暇村 玄関前
ウサギたちが玄関前でチョコチョコと走り回っていました。建物の中に入って来ないのかな? -
休暇村 ロビー
休暇村は1963年に旧厚生省の管轄の元、国立・国定公園などに建てられた施設で、大久野島では唯一の宿泊施設です。休暇村にwebから登録すると少しだけ安くなります。 -
休暇村 ロビー
ここは海の駅も兼ねているため、カフェやビジターで利用できる温泉などもあります。 -
休暇村 客室
客室は全部で65室、シンプルな和室ですが、瀬戸内海を望むオーシャンビュー、眼下の芝生にはウサギの姿も見られます。 -
小沓の湯
お風呂は大久野島に湧き出す温泉(ラドン泉)で、眺めのいい展望浴場となっています。特に西側の小沓の湯からは、瀬戸内海が見えます。 -
大沓の湯
東側の大沓の湯も、小沓の湯と同じ泉質でした。こちらの方が少し広いですが海はみえませんでした。 -
休暇村 大久野島前広場
休暇村前は広場になっていて、いつもウサギたちが飛び回っています。最盛期には900羽いたそうですが、コロナ禍で観光客が減り、現在は500羽ほどになっているそうです。 -
休暇村 玄関前
餌やりは禁止されていませんが、島内で餌は販売されていないので、盛か忠海の乗船場で購入する必要があります。食べ残しは天敵の猪などを増やすので、回収するように注意書きかありました。 -
休暇村 前の広場
ウサギたちは人に慣れているので、近くに人がいても平然と過ごしています。 -
休暇村 前の広場
但し、餌をもっていることがわかると、遠くからでもダッシュで集まって来て、こうなります。注意書によると、うさぎにあげてはいけないものは、玉ねぎ、ネギ、ニラ、大根、ピーマン、イモ類、お菓子、パンだそうです。 -
休暇村 前の広場
しゃがんでカメラを構えると、餌がもらえるのかと勘違いしされて、カメラに向かって猛ダッシュを受けました。 -
休暇村 前の広場
中には、生まれてまだそれほど日が経っていないと思われる、こんな子ウサギも混ざっていました。 -
客室からの展望
そろそろ夕食の時間なので、いったん部屋へ戻りました。窓からは夕暮れの穏やかな瀬戸内海が綺麗に見えます。 -
夕食
夕食は食堂でビュッフェスタイルです。かなり広いので、朝晩とも並ばずに入店できました。 -
ディナービュッフェ
メニューの中では、瀬戸内海の海の幸が豊富でした。なかでも鯛など白身のお刺身が美味しかった。 -
ディナービュッフェ
他にも、広島牛のBBQ、ハーブ鶏マーマレード焼きや、トマトのカプレーゼ、瀬戸内レモンゼリーなどメニュー豊富でした。 -
ディナービュッフェ
ひと通りのメニューの料理を集め、地元竹原の日本酒、竹鶴をゆっくりと飲みながらいただきます。 -
ウミホタル発光観察会(20:00)
休暇村ではふれあいプログラムとして、様々なイベントを実施しています。今回は、夕食後ホテル前の広場で、瀬戸内の海で採れたウミホタルの発光観察会がありました。ウミホタルは電気を加えると青白く発光しました。 -
夜の休暇村 玄関前
ふれあいプログラムの間も、周りをうさぎが飛び回っていました。 -
夜の休暇村 玄関前
うさぎは夜行性ではないのですが、天敵に見つかりにくいく、明け方と夕方に活動し、日中や夜間に寝ているそうです。 -
夜の休暇村 玄関前
でもなかには、早くも眠そうにしているうさぎもいました。 -
休暇村 大久野島 9月30日
翌朝6:30の大久野島休暇村前です。今日は快晴、気持ちのいい青空が広がっています。 -
朝の大久野島
まだ9月なので、早朝でもほとんど寒くはないのですが、うさぎたちはなぜか1箇所に固まって眠っています。 -
朝の大久野島
しばらく観察していましたが、熟睡しているのか、この3羽は全く動きませんでした。 -
朝の大久野島
こちらのグループは、もう活発に活動を始めていました。 -
朝の大久野島
うさぎの生活パターンは薄明薄暮性のため、朝晩が一番活発に動き回る時間だそうです。 -
朝の大久野島
瀬戸内の海をバックに朝日を浴びたうさぎの姿、なかなか絵になります。 -
朝のお散歩会(7:00)
ふれあいプログラムの第2弾、季節ごとの植物や野生のウサギと触れ合いながらのお散歩会、に参加してみました。 -
朝のお散歩会
休暇村から5分ほど歩き、大久野島燈台が見える所まで来ました。手前はウサギ耳形の集音器です。 -
朝のお散歩会
休暇村大久野島のスタッフの方から、この島と毒ガスの歴史や、1981年に地元小学校で放した8羽のうさぎが今日まで繁殖したお話などを伺いました。 -
レンタル電動自転車(09:30)
朝食後、レンタルの電動自転車を借りて、大久野島を一周してみました。 -
休暇村前の海
うさぎたちの多い休暇村前の広場では、自転車で通りかかるとうさぎたちが寄ってきます。 -
休暇村前の海
休暇村前の海はこの時間、かなりの速さで流ていました。岸からでも波の様子で速さがわかるほどです。 -
海水浴場
島の外周は約4kmです。1/4ほど来たところに、美しい砂浜がありました。 -
長浦毒ガス貯蔵庫跡
美しい砂浜の近くに、ラピュタのような廃墟がありました。ここはかつて、毒ガスの貯蔵庫があった場所だそうです。 -
長浦毒ガス貯蔵庫跡
今はうさぎの島ですが、昔は陸軍の毒ガス工場があり、6000人以上もの人がこの島で働いていたそうです。 -
北砲台跡
更に北へ進むと、日清、日露の戦争時代に築かれた要塞の跡がありました。 -
北砲台兵舎跡
大久野島は日清戦争後、呉や広島を守る芸予要塞として、北、中、南に砲台が築かれ、22門の大砲が備えられていたそうです。 -
北砲台跡
小高い丘になっているこの場所に、かつて大砲が並び、海を警備していたようです。 -
東側海岸
島の東側に回ってきました。対岸は本州の忠海町です。肉眼でもよく見える僅か3kmの距離ですが、この島は戦前は軍の重要施設のため、地図には記載されていなかったそうです。 -
旧桟橋跡
かつてはこの桟橋が表玄関でした。しかしながら島の重要施設は、ここからは見えないように隠されています。 -
発電所跡
島最大の建物であった発電所も、大きな築堤をトンネルで抜けた所にあります。 -
発電所跡
今は廃墟感満載ですが、かつてはこの島の毒ガス製造を支えるため、8基の発電機を備えた大規模な発電所でした。 -
発電所跡
鉄筋3階建ての発電所跡の建物は今、でも圧倒的な存在感を発していました。 -
キャンピングサイト
島の東側海岸を南へ進んだ所には、休暇村のキャンピングサイトがあります。水道やBBQ施設があり、グランピングが楽しめます。 -
大久野島海水浴場
更にその南側は海水浴場になっています。瀬戸内の穏やかな海に、なかなかの透明度です。 -
大久野島毒ガス資料館
キャンプ場から休暇村へ戻る途中に、毒ガス資料館があります。(150円)旧陸軍が製造していた毒ガスに関する資料600点を収蔵していますが、展示室は1部屋でそれ程広くありません。 -
旧三軒屋地区
休暇村が建つ旧三軒屋地区に戻って来ました。この島が旧陸軍の要塞のだった時、この周辺は毒ガス工場が立ち並んでいたそうです。 -
大久野島ビジターセンター
チェックアウト後、船の時間まで間があったので、大久野島ビジターセンターに立ち寄ってみました。 -
大久野島ビジターセンター
ここには主に、大久野島の自然に関する展示がされています。入場は無料、その割に木造の洒落た建築でした。 -
大三島フェリー(12:45)
帰り道はJR呉線の通る忠海の港へ渡ります。ここから船で15分で到着です。 -
忠海港
忠海は、山がすぐ海に迫った小さな町でした。港のすぐそばに券売所を兼ねた、うさぎグッズの可愛い販売所がポツンと1軒だけあります。 -
忠海港
呉線は港のすぐ近くの、驚くほど海面ぎりぎりの高さを走っています。ちょっと海が荒れたらすぐ波を被ってしまいそうな鉄橋です。 -
忠海駅
港からの線路沿いに5分ほど歩くと、呉線の忠海に到着です。ここから呉へ向かいます。 -
忠海駅
JR呉線はほぼ1時間ごとに一本の間隔で走っていますが、海沿いをコトコトと単線で走るため、呉まで1時間半かかりました。 -
海上自衛隊呉史料館(鉄のくじら館)(15:20)
呉駅の南、港側に歩いて5分ほどの距離に、海上自衛隊呉史料館(鉄のくじら館)と大和ミュージアムが向かい合って立っています。 -
海上自衛隊呉史料館(鉄のくじら館)
はじめに鉄のくじら館へ行きます。(入場無料)入口には、2200トンの潜水艦あきしおが展示され、ランドマークになっています。 -
海上自衛隊呉史料館
ここは、1階から3階まで、海上自衛隊の潜水艦と掃海に関する展示が行われています。 -
潜水艦あきしお
見学コースの最後に3階から実際に2004年まで使用されていた潜水艦あきしおに乗込み、船内を見学することができます。 -
乗員室
潜水艦あきしおは、1986年に就航、全長76.2m、乗員数は80名です。乗員室は3段ベッドで、プライベート空間はほとんどないようです。 -
艦長室
乗員で艦長のみ個室がありますが、広さはそれほどありません。 -
潜望鏡
潜望鏡は実際に覗くことができます。メインとサブの2本があり、ともに呉の港の様子がはっきりと見えました。 -
操縦席
操縦席は意外とシンプルです。このあきしおは、2006年に国内最大級の起重機船でここに据えられたそうです。鉄のくじら館は一周1程時間かかりました。 -
大和ミュージアム(呉市海事歴史科学館)
続いて、隣の大和ミュージアムを見学します。ここは、造船のまちとして発展した、呉の歴史と技術を伝えるために建てられたそうです。 -
大和ミュージアム
入館するとすぐ吹き抜けのフロアに、ここのメインである、映画の撮影のために作られた1/10スケールの戦艦大和の模型が置かれています。 -
大和ミュージアム
大和の模型は全長26m、設計図や当時の写真、海中の捜査記録などをもとに、できる限り実物に忠実に作成されてたそうです。 -
大和ミュージアム
この模型を中心に、呉の発展の歴史や、呉で建造られた船の模型などが展示されています。 -
大型資料展示室
隣接する大型資料展示室には、零式艦上戦闘機六二型や、海龍王、回天などの特殊潜水艦も展示されていました。 -
3階展望デッキ
3階の展望デッキから外へ出ると、真正面に先ほど見学した、海上自衛隊呉史料館のあきしおが見えました。 -
呉港(18:48)
その先には、瀬戸内海のちょうど中心に位置し、明治時代から軍港として日本の発展を支えてきた呉の港が、夕陽を浴びる姿が見渡せました。 -
広島空港(18:50)
呉駅前から広島空港へは所要1時間で1日9本、1.5~2時間に1本のペースでバスが運行されています。(1450円) -
春秋JAPAN(20:05)帰りの飛行機は春秋JAPANのIJ624便、東京まで約1時間半のフライトです。
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