福岡・大分お手軽湯めぐり旅（３）　美肌の湯・原鶴温泉延命館に宿泊

2022/11/05 - 2022/11/06

１１月６日（日）午後に福岡で仕事の予定が入りました。当初は日帰りのつもりでしたが、妻も福岡の友人との約束を取り付けたため、前日から福岡入りすることにしました。せっかくなのでどこか温泉に宿をとるつもりで、佐賀県の武雄温泉か嬉野温泉の宿を探しましたがどこも満室。両温泉地どころか佐賀県のほぼ全域の宿が全滅状態でした（遠いところとかものすごく高い宿は空いていました）。頭の中は？？？だらけでしたが、そんなにみんな旅行に飢えているのかと自分を納得させたのですが、福岡県の宿は普通に空きがある状況でした。実は６日に「佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」が開催されるということで、改めて納得したわけです。そこで福岡県内の温泉地を探した結果、「美肌の湯」で知られる原鶴温泉に宿泊することにしました。決め手は福岡市内からそれほど遠くなく時間が計算できる立地にあることと、源泉掛け流しということです。あくまで仕事で行くわけで佐賀県に宿泊する場合はスーツで行くつもりでしたが、原鶴温泉に宿泊することにしたため、レンタカーで滝めぐりをすることにしました。全国旅行支援事業が始まっており、混雑が予想されたため、往きの新幹線の指定席も確保しました。旅行の手配が完了したのは旅行の２週間前のことでした。

１１月５日（土）　姫路９時５２分発九州新幹線さくら５４９号で久留米へ。レンタカーにて近隣の滝めぐり。原鶴温泉延命館泊。
１１月６日（日）　午前お手軽滝めぐり。昼過ぎにレンタカー返却。久留米から博多へ移動（新幹線または在来線）。午後業務（妻は女子会）。夜、博多から新幹線で帰姫。

「原鶴温泉」の名は、その昔筑後川の河原で鶴が湯浴びをしているのを見て発見されたことが由来です。原鶴温泉では宿泊する宿として２軒候補に挙がりました。その中で延命館を選びました。その決め手は特にないのですが、立地、価格、食事の内容、お風呂など総合的に判断してのことです。全国旅行支援で一人当たり五千円の割引と、千円の地域クーポン、五百円のタクシー券をいただきました。

エリア 原鶴温泉(福岡)

• 旅行の満足度: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: レンタカー
• 旅行の手配内容: 個別手配

午後４時過ぎに延命館に到着しました。実は一度通り過ぎてしまったのですが、その原因はご覧の通り、建物の外壁工事でこの通りの状況で、ぱっと見建設中の建物と認識してしまったためです。この工事で後々にちょっと残念なことがいろいろとありました。

延命館 宿・ホテル

館内には切り絵ミニギャラリーがあります。フロントから宿泊棟へのアプローチ部分にあたります。女将さんの叔父様の作品だそうです（公式ホームページより）。

延命館 宿・ホテル

宿泊する部屋は和洋室。６畳の和室と６畳の洋室からなっています（いつものごとく部屋の写真は撮り忘れ）。和室にお茶菓子の「花友禅」が用意してありました。なぜか加賀（石川県）の銘菓です。

延命館 宿・ホテル

筑後川に面した南西向きの部屋です。天気も良いので夕日が楽しみです。

延命館 宿・ホテル

午後５時１５分の夕日です。

延命館 宿・ホテル

その１分後、午後５時１６分には太陽が完全に沈みそうになりました。ずっと夕日を眺めていると、着実に沈むのがわかりますね。

延命館 宿・ホテル

夕食前にお風呂へ。夕食は１８時スタートと１９時スタートを選ぶことができます。１８時前に入浴すると１８時夕食スタート組がいらっしゃることがないのですいているだろうという読みがあたり、独り占めできました。お風呂は内湯と露天風呂がありますが、特に趣向を凝らしたような風呂ではありませんでした（というわけでお風呂の写真はございません）。また、家族風呂があり、宿泊者は空き状況を確認して無料で利用できますが、諸般の事情により利用できませんでした（宿側の事情ではなく個人的な事情です）。

延命館 宿・ホテル

脱衣所にお湯自慢が書いてありました。温泉分析表からは、おそらく自家源泉と思われます。泉質はアルカリ性単純温泉と単純硫黄泉（ｐＨ８．６）です。源泉温度が３９．４度で、加温なしということでお湯は温めでした。確かに「美肌の湯」を謳っている通りのお湯で、しばらくはお肌がツルツルスベスベしていました。女性人気がわかります。

延命館 宿・ホテル

１９時からの夕食は、Ｄｉｎｉｎｇ”円“ｅｎにて。公式ホームぺじにもあるように、「和と洋のアンサンブル」でした。

延命館 宿・ホテル

夕食は１８時スタートと１９時スタートでしたが、入替制ではなく、お客様の都合の良い時間を選べるということで、ゆっくりと食事を楽しむことができます。昼食も同様、３０分刻みのスタート時間が設定されていますが、夕食と同じテーブルで入替制ではありません（昼食の写真はなし）。

延命館 宿・ホテル

朝食時に気付いたのですが、障子に影絵が浮かんでいました。他のお客さんも興味を持たれていたようです。

延命館 宿・ホテル

延命館には、宿泊客に寛いだり、楽しんだりしてもらったりするためのパブリックスペースとして、談話室やこの写真の「空中ＧＡＲＤＥＮ宙－ｓｏｒａ－」があります。屋上を利用したパブリックスペースですが、残念ながら外壁工事の影響で、利用できるもののあまり雰囲気はよろしくないです。

延命館 宿・ホテル

筑後川を眺めようとしても、このように工事用に組まれたパイプが邪魔をして、景観が損なわれていました。

延命館 宿・ホテル

部屋からの筑後川の風景。この日も快晴です。

このあとチェックアウトし、滝めぐりへ出発しました。若旦那がお見送りに出てきてくださり、我々の車が見えなくなるまで手を振ってくださいました。なんとなくですが、若旦那がいろいろとアイデアを出し、宿がより魅力的になるようにされているように感じました。

延命館 宿・ホテル

この旅行記へのコメント （2）

• 黒田(温泉)さん 2022/11/15 10:15:03

  ありがとうございました。

  GOTOCHANさん
  
  初めまして。
  私の「4トラ」にご訪問、ありがとうございました。
  貴4トラの「福岡・大分お手軽湯めぐり旅（３）　美肌の湯・原鶴温泉延命館に宿泊」等、楽しく拝見いたしました。
  
  >お風呂は内湯と露天風呂がありますが、特に趣向を凝らしたような風呂ではありませんでした（というわけでお風呂の写真はございません）。
  
  「趣向を凝らしたような風呂」だけでなく、「のんびり出来るお風呂」、「眺めのいいお風呂」もいいですね！
  
  GOTOCHANさんの「4トラ」、フォローさせていただきました！
  これからもよろしくお願い致します！
  

  GOTOCHANさん からの返信 2022/11/15 21:51:02

  Re: ありがとうございました。

  黒田（温泉）さん
  
  初めまして。
  たくさんのいいね！ありがとうございます。またフォローありがとうございます。
  お元気で登山を楽しまれているようですね。私は近年ゴルフばかりしてあまり登山をしなくなりました。
  また訪問させていただきます。これからもよろしくお願いします。