2022/10/28 - 2022/11/02
305位(同エリア2650件中)
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ちげさん
この旅行記のスケジュール
2022/10/28
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電車での移動
自宅ー電車ー日暮里ースカイライナーー成
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飛行機での移動
成田空港9時45分ーJAL-フランクフルト17時
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車での移動
フランクフルト空港-タクシーーフランクフルターホフ ホテル
この旅行記スケジュールを元に
今年2度目のヨーロッパ旅行。コロナ第7波も収まってきた2022年10月末、ミュンヘンで開催された展示会視察のためにドイツに行った。
ロシアのウクライナ侵攻によるロシア上空迂回と燃料高で航空券が暴騰しており、当初はソウル乗継のアシアナ航空ビジネスクラスで往復32万円で購入したが、ロシア上空迂回の為に乗継ができなくなりアシアナ航空から連絡があり払い戻しした。日系航空会社はビジネスクラスでヨーロッパ往復は従来なら50~60万円だが、未だに便数が限られている上にロシア上空迂回のため90~100万円という驚きの価格。30万円台でビジネスが買えたキャセイやBAも欠航のために買えず、仕方なく日系プレミアムエコノミーで行くことにして、価格がANAよりも安かったJALで41万円で購入、行きはフランクフルト着でドイツ鉄道(無料)でミュンヘンまで、帰りはパリからのルートに決めた。
従来なら41万円も出せばビジネスクラスで行けたのだが、初めてのプレミアムエコノミーになった。
ヨーロッパは8回行ったが、エコノミーは家族5人でのJAL利用とJAL特典航空券利用、ANA特典航空券利用OS便の3回だけで、大韓航空、アシアナ航空、エアフランス、ルフトハンザドイツ航空、フィンエアー等のビジネスクラスで安価で楽に行ったのだが。
とはいえ、初めてのJALプレミアムエコノミーも気になる。
JALプレエコはどうだったでしょうか?
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当初9時15分発のJL407便成田発フランクフルト行きは、9時45分に変更になった。早朝の30分の差は大きいので有難い。
車で行くつもりだったが鉄道でも行けることになり、日暮里7時半のスカイライナーで成田空港に行く。 -
成田空港に8時到着、AMEXで無料で送った荷物を受け取り、プレエコカウンターに行く。プレエコ用は2つカウンターがあったが、段ボールを十数個も送るアジア人に1つが占領されて職員が3人もかかっており、実質1つのカウンターだったが、待つこともなくてスムーズにチェックインできた。
プレエコはサクララウンジが使えるのでサクララウンジに入室。中に階段があり上階がダイニングスペースで、朝ごはんを食べに上階に行く。
バイキングでなく、セットメニューでの提供。並んで注文。
ANA SFCなので青組ラウンジを利用しているが、この赤組の方がスタッフがきびきびしている印象。
朝から、何が良いのか普段何を食べているのかカレーを頼む人が多かったが、私は正統派和朝食にした。もちろんビールも。 -
上階のダイニングスペース光景
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食事後は下に降りて、コーヒーを飲む。下の階も飲み物カウンターがある。
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グループ5まであるなかで、プレエコはグループ3で搭乗。搭乗列は2列あり、始めの1列目はダイアモンド、2列目はビジネスクラスとJGC会員だが、日系名物で上級会員が結構並んでいた。
グループ3で搭乗し、狭い変な座席のJALのスタッカート型ビジネスクラスを通り抜けプレエコに座る。 -
座席には、国内ファーストクラスよりも大きなヘッドフォン、スリッパ、歯みがき、アイマスク、イヤフィン等がビニール袋に入ったアメニティセットが置いてあった。
前の座席下に足が伸ばせるので、107cmのシートピッチ+前の座席下スペースで、足をピンと伸ばしてもつかえない。 -
足を伸ばしても組んでも、楽々。座席下に足が伸ばせるので、結局は座席下が使えない新幹線のグリーン並みの広さがある。
座席下が使えない新型JAL国内線のファーストクラスとほぼ同様の広さ。足元に関しては不満はない。
昼間はリラックスして思い切り足を伸ばしたり足を組んだりできて楽だが、後で寝るときにはリクライニングが120度前後で中途半端なのとレッグレストが小さいため足が上がらず着地して寝る体勢になってしまい寝るには無理がある。JAL国内線ファーストクラスも同様のスペースだがレッグレストは伸びて大きくなる。
新幹線グリーン車はレッグレストが大きくかかとまである為つま先が上がり、背もたれがもう少し135度前後までリクライニングして、シートも厚く、フルフラット以外の各種乗り物の座席では一番寝やすい。
このプレエコの107cmスペースは良いのだが、シェルシートなのが逆に欠点になり、自然のリクライニングシートに比べて足元が狭くなるのでレッグレストが小さくて足が上がらず寝られない。バータイプのフットレストがあるが、位置が手前にあるので、足を折り曲げるようになり寝るには使いづらい。
プレエコは昔のビジネスクラスと同じという人がいるが、昔のビジネスはこのスペースで自然のリクライニングシートなので足元は広いままで角度が大きく、シートの厚みも違う。昔のビジネスクラスは今の近距離国際線A321のビジネスクラス座席を見れば違いがわかると思う。
2ヶ月前にアシアナ航空ビジネスでバルセロナから帰国時に、フルフラットでゆっくり寝て起きたら朝食で到着というビジネスクラスのフライトと雲泥の差があるが、しかしエコノミーより断然楽だし、金額によってはプレエコは選択できる。 -
大きな画面、大きなシートポケット、座席の間にネットの小物入れもある。肘掛け内側にも物入れがあり、メガネ、スマホ、ペットボトル等を納められる。物入れが多く便利だ。
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テーブルにカップフォルダ-があるが、ペットボトルは入らないので効果半減。
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隣の席の間にレッグレストとリクライニングのボタンがあり、座席背もたれが倒れないシェル型シートは、シートは意外に倒れる気がする。ひじ掛け下のコントローラ後部にも物入れがある。隣席の間は大きな肘掛けとテーブルで分かれていて隣席の人と足や肘が当たることはない。
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隣席とは目隠し板で顔が隠れる。頭部分クッションは左右を曲げたり上下調整できる。
ガラガラで2~3割程度の搭乗だった。やはりフランクフルトは乗り継ぎがスターアライアンス便が豊富なので、ワンワールドのJALは厳しい。反面、ANAより価格が安く我々には良い。 -
ビニールに入った毛布(左)、ビニールに入った歯ブラシ等のアメニティセット。ビニールに入っているのは、サステナビリティを考える今、どうかと思う。布の方が何かに使えるし、この反化石燃料の時代感覚的にも布が良いと思う。
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空港混雑で少々おくれてプッシュバック
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メニューがポケットに入っている。
基本的にエコノミーと同じ、エコノミーと違う点はシャンパンと焼酎が選べること、途中でカップうどんを頼めること。 -
プレエコはビジネスクラスとエコノミークラスの間に位置するので翼あたりになり、景色は見えにくい。
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離陸し1時間後の食事までは何もサービスなし。8月に乗ったオーストリア航空はエコノミーでも水平飛行に移ると直ぐにカートで好きな飲み物とおつまみを出してくれて、1時間後に食事があったが。日系航空会社も合理化というか手抜きが増えた。全般にオーストリア航空とフライト中の飲み物サービス回数も変わらない。日系がよいのは日本語が通じるだけでサービスはさほどでもなくなっている。この便は特に小さな声で笑顔がないスタッフだった。欧米人のざっくばらんにフレンドリーな方が好きだし、英語の方が細かいニュアンスを考えなくて良いので楽だ。
もうひとつ付け加えると、巡航中にオーストリア航空は各種飲み物をトレーに入れて、乗客とアイコンタクトしながら巡回していて飲み物をもらいやすい。JALは単に巡回するだけで、わざわざ声をかけて要求しないといけない。昔の外国航空会社と日系がいつの間にか逆になった。
食事は、若き料理人のナンチャラ、という触れ込みだが、ハンバーグとカップサラダ、フルーツ等のいわゆるエコノミーの食事。コンビニ弁当の、セブンのハンバーグと似たようなものを小さくしたようなもの。器もプラスティックなので、やはりエコノミーの食事。JAL国内線ファーストクラスは、同じくワンプレートだが、陶器の器にはいってメニューも(あまり美味しくないが)高級感がある。ブリティッシュエアーやシンガポール航空等の欧米のプレエコは陶器の器で高級感あるメニューで出すのだから、もう少し日系は食事に力を入れたら良いと思う。プレエコも糊の効いたナフキンや、プラスティックコップでなくワイングラスを付けるとよいと思う。青組のA380フライングホヌのプレエコは陶器の器でエコノミーと違う食事を出すようにしたので、プレエコ改革しようとしているのかな、と若干期待している。 -
シャンパンと白ワインを同時にもらっておく。
4分の1ボトルなので2本で私の普段の食事の量。
後に赤ワインも飲んだ。飲み過ぎということか、お水も同時にくれた。 -
アラスカ、ベーリング海に向けて進む。
知らなかったが、日本時間の昼なのに外は真っ暗だった。
2ヶ月前にOSウィーン便で飛行した北京、モンゴル、カザフスタン、カスピ海を抜ける中央アジアルートはずっと昼だったが。 -
北極あたりで、定期的に巡回するCAさんに、うどんをお願いした。
冒頭に書いたように、シートが寝るには不適で寝られない。 -
北極を過ぎてグリーンランド辺りで夜明けの景色。
途中で、ビニール袋に入った菓子パンが暗い機内で配られる。2ヶ月前のオーストリア航空ではラップで包んだ日本風サンドイッチだった。
何せロシア迂回で14時間の長いフライトなのだ。 -
着陸の2時間前に明るくなり、健康機器メーカーであるタニタの食事という触れ込みの食事。小さな紙カップに入った硬いパスタにカルボナーラソースが載っている、ほかにゼリー。
JALの管理者は、若きシェフの~ とか タニタの健康~ とかネーミングするのが好きだが、全て名前倒れと思う。
2ヶ月前のオーストリア航空の到着前のオーソドックスな朝食、卵料理とウィンナー 暖かいパン の方が美味しかったし、帰りのパリ発のJAL便で出た普通の機内食の方が盛り沢山で美味しかった。だいたい若き料理人って、人生経験も食事経験も少なくて本当に美味しい料理がわかるのか?ネーミングでうわべで勝負するのでなく、真剣にプレエコのサービスを考えて欲しい。
総合的に、100万円もビジネスクラスに払うならプレエコで満足しているし、2ヶ月前にウィーンに行った時のエコノミーよりはるかに広く快適だった。食事や、やや古くなったシートは改善の余地がある。
外資系を多く利用している私が日系を買い被っていたかも知れないが、空港や機内のスタッフの質は残念ながら以前より低下している。JALは国内線部門スタッフの方が質を維持していると思う。 -
フランクフルト空港からタクシーで中心部にある、シュタイベルガ- フランクフルターホフに18時頃到着。タクシー代金37EUROで40渡す。
クラシックな高級ホテルだ。前回スペインに行く際に宿泊したが便利で良かったので今回も利用。写真はロビー。
男性フロントスタッフがチェックインの後、レストランとバーを案内して部屋まで案内してくれた。 -
AMEXのファインホテル&リゾートで予約したので、アップグレードされて、スーペリアからグランドデラックスになった。
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かけ布団の掛け方がドイツ流
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シャワーブース、バスタブ、2ボウルの洗面台とモダンに改装された洗面所
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お湯の温度はタッチパネルで調整する。
水栓金具は高級ドイツ製グローエだが、このような最新機器もある。 -
赤ワインのハーフボトルと箱入りチョコレートがプレゼントされた。AMEXのファインホテル&リゾートで宿泊するととてもサービスがよい。部屋のアップグレード、16時までのレイトチェックアウト、45ユーロ(6,700円もする)の朝食無料、滞在中レストラン100ドルサービス等のサービスがある。
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まだ19時なので散歩する。
歩いて5-6分で、昔の市庁広場を再現したレーマー広場に出る。多くの観光客で賑やか。フランクフルトの唯一の観光地 -
第二次大戦で廃墟になったが再現されている。
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レーマー広場の隣は、広いマイン川。夜もクルーズ船があり、観光客が多い。
何度か昼にきたが、夜も雰囲気があって良かった。 -
レーマー広場から数分歩くと繁華街のツアイルに出る。
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旧郵便局だったコーヒーショップ、ランドマークだ
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繁華街ツアイルは歩行者天国。金曜日で賑やか。
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ツアイルから5分ほどでホテルに戻った。
立派な構え。 -
100ドルの無料サービスがあるので、ホテル内のパブ、オスカーに行く。
前回は7月に来たのでテラスのテーブルを利用したが、10月末なので寒く室内を利用。ほぼ満席だった。
ドイツに来たら生ビールだろう。 -
クリームスープ。
パンもサービスでつく。
ここがドイツなのを忘れていた。全て巨大で、スープは2-3人分の量。 -
ウィンナーシュニッツエル。
2-3人分の物凄い量。
チップを含め、ちょうど100ドル程度だった。
周囲のドイツ人も、メイン1品という人が多かった。
とにかくドイツは量がある。
たぶんドイツ人が日本に来たら、料理は全てお子さま一口サイズと驚くだろう。 -
朝の朝食レストラン。45EUROもするが、ハム、チーズは豊富。卵料理はオーダーできる。ローランペリエが置いてあり、朝からシャンパンも飲んだ。
シャンデリアがヨーロッパの歴史あるホテルの共通項だ。
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