女子旅、笑って食べて、宮古島

2022/10/13 - 2022/10/16

学生時代の友人達と、エコツアーを主催する同級生が住む宮古島を訪ねました。コロナで一度断念し、仕切り直して、二年ぶりにようやく実現した旅行。おばちゃん4人、かしましいくらい？笑った、喋った、食べた。美しい宮古島を満喫しました。

コロナ後、旅行客が戻りつつある中、現地の友人からは「早くレンタカーを押さえること」との厳命あり。急に客足が戻ったのでレンタカー手配が難しく、「トラックで来たお客さんもいた」とのこと。はいはい、5ヶ月前にレンタカーは予約しました。
滞在時の夕食も、どこも混んでるから事前に予約をとのアドバイス有り。現地の友人にお店セレクトから予約まで、すっかりお世話になりました。3日目の郷土料理屋は既に予約一杯でしたが、たまたまお店のオーナーと友人が会う機会があり、テーブル1つ融通して貰ったのでした。

南国、宮古島。海外旅行並みに脱日常できます。空気が違う。流れる時間が違う。そして何より美しい海と自然。エコツアーを通じて、宮古島の自然と歴史に触れ、この素晴らしい島がいつまでも守られるようにと願いました。

期間中、低気圧が接近、カヤックツアーなど実施が危ぶまれたのに、連日天気に恵まれました。誰か強力な晴れ女がいた模様。

10月13日　羽田から直行便で宮古島、イタリアンレストラン「ドンコリーノ」で夕食、ゲストハウス綾道泊（3泊）
10月14日　マングローブカヤックツアー、「鉄板diningかぎすま」で夕食
10月15日　１日貸し切りエコツアー、郷土料理屋「郷家」で夕食
10月16日　宮古から那覇経由で羽田

エリア 宮古島(沖縄)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• グルメ: 5.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 友人
• 交通手段: レンタカー ANAグループ
• 旅行の手配内容: 個別手配

久々の羽田、というか飛行場。テンション上がります。
宮古島に向けて直行便。おばさんには早朝便はしんどいので、ゆっくり昼便を選択。

3時間半ほどのフライトで宮古空港到着。早速、まもる君とご対面。

宮古空港 空港

飛行機は、本当に久しぶりの搭乗でした。手荷物タグが剥がしやすく進化していて驚き。プライオリティの赤色タグは、なくなってました。

レンタカーはコンパクトカーですが、4人分の荷物がぴったり格納出来て優秀。

オリックスレンタカー宮古島 (空港店) 乗り物

空港から宿に向かう途中で、まずはスーパー、マックスバリューで食料品などの調達です。駐車場が広～い。

3連泊お世話になったゲストハウス。普通の一軒家。2ベッドルーム、お風呂・シャワーが2箇所、洗濯機もあり。キッチンは一通り道具が揃い、長期滞在も可能。リビングは敢えてソファを置かない床張り。ちゃぶ台を囲んで集います。親戚のお家に滞在するようなリラックス感。
今、確かに宮古島はホテル建設ラッシュで、新しいゴージャスなところが一杯あるけど、友人と滞在するなら、街中のこんなゲストハウスはアリですね。歩いてお食事処に行かれます。

ゲストハウス綾道 宿・ホテル

宿に荷物を開いて落ち着いたら、夕食の時間まで間があるので、海岸沿いまでお散歩。途中、現地の友人が昔ながらのお墓(風葬)や、今も現役のお墓について説明してくれました。こんな樹木は南国ならでは。

パイナガマビーチ。

パイナガマビーチ ビーチ

ワンコもお散歩してる。

パイ・パイ・パークとかマティダ市民ホールとか。大和民族にとっては異国風の名前の洗練を受けました。

史跡、うぶだてぃ　うぶどぅぬ　みゃーか。大立大殿みゃーか。これが琉球統治前の宮古独特のお墓。車通りの多い交差点の脇にあります。

大立大殿みゃーか 名所・史跡

宮古の街中は鉄筋コンクリート造りが多いです。真新しい建物か、古～い建物しかない。

メインストリートの交差点…といっても、こじんまりしています。

沖縄県に来たらエンダー。今回は食べるチャンス無かったけど。

「めーめー」という居酒屋の店先が気になって。
でも、私達は向かいのイタリアン、「ドンコリーノ」です。

創作イタリアン。無茶苦茶美味しい！地元の食材を活かして、がコンセプトのお料理。孔雀のお肉なんて初めて食べました。曰く、増えすぎて害になっている孔雀をいかに美味しく食べられるか工夫しているとか。

ドンコリism グルメ・レストラン

焼けマグロのパスタも絶品。こちらも市場価値が下がる焼けマグロを敢えて食材に。フードロスにも寄り添っている。

近くのファミマ。おでん種がソーキとかてびちとか、ローカライズされてる！

2日目午前はマングローブカヤックツアーに参加。島尻マングローブ林です。接近する低気圧による強風で実施が危ぶまれましたが、風もおさまり、雲の合間から晴れ間も見えるお天気。誰かが強力な晴れ女に違いない。

島尻のマングローブ林 自然・景勝地

ちょっと探検気分も楽しめるカヤックツアー。
友人はエコツアーガイドだけあって、自然の動植物についてもサラサラと説明してくれる。ちょうどサシバが渡りの季節で、さらにミサゴやコウノトリまで。ミナミトビハゼやカクベンケイガニも、接近して観察する事ができました。また、マングローブの赤ちゃん(胎生種子)や、その増え方も教わり、驚き一杯の充実したツアーでした。

カヤックの後は、友人に教わった「カフェ irayoi」でランチ。雪塩ミュージアムの隣なので広い駐車場が使える。

自家製生麺 木灰沖縄そば、美味しい！

イラヨイ グルメ・レストラン

扇風機がレトロな雰囲気。窓の外には宮古ブルーの海。

雪塩ミュージアムは外せない。お土産買いました。

雪塩ミュージアム グルメ・レストラン

雪塩って水を加えると発熱するのね。マッサージの体験して、即、お土産に購入。

おや、ここにもまもるくん。

お腹空いて無いけど、ソフトクリームは別腹。

今回お世話になってるレンタカー、同じ色の同じ車種が仲良く並んでます。

レンタカーを走らせて池間島へ。何て良い天気！

世渡崎 名所・史跡

何て綺麗な海！

世渡橋の欄干。カニですね。

池間島には幾つも素敵なビーチがあります。イキヅービーチ。

イキヅービーチ ビーチ

木を切るな、と。

ハート岩。ここは人が多かった。

ハート岩 名所・史跡

写真では分からないけどヤドカリがいて、見入ってしまった。

池間島から戻って、西平安名岬。ここにあるHarry’s Shrimp Truckや展望台までは人が大勢いるんだけど、

岬の突端まで来る人は殆どいない。先っぽまで行かれるよ。

西平安名崎 自然・景勝地

西平安名崎展望台から、世渡橋を望む。風は強かった。怖いくらい。

さて、宿に戻って、シャワーして、さっぱり。夕食は地元客が多い「鉄板diningかぎすま」ですが、途中の道がスナック通り！

宮古牛～。アグー豚も鶏もエビも美味しかった♪

鉄板ダイニングかぎすま グルメ・レストラン

お店のカウンターにも、まもる君が居た。

友人宅のサガリバナが咲いていました。初めてリアルで見た。

3日目は1日貸切エコツアー。友人ガイドがレンタカーも運転してくれて楽チン。貸切なので行き先は自由にリクエスト。ややアクティビティ色も加えて洞窟を案内してくれるとか。まずは伊良部島に向かい、伊良部大橋を渡ります。

伊良部大橋 名所・史跡

牧山展望台。サシバを象っているとか。今日も風は強い。

牧山展望台 名所・史跡

展望台からの景色も良いけど、駐車場からの道中、様々な植物や蝶の説明が面白かった。宮古の人はこんな実をこんな風にして食べていたんだ、など。

右も左もサトウキビ畑。サトウキビって収穫まで一年半かかるのね。知らなかった。

ヌドクビアブの史跡。探検気分で降りて行きます。

ヌドクビアブ 名所・史跡

上を見上げると、岩が落ちた開口部。光が差します。木の根っこが…

ロープみたいに垂れ下がっています。

どこだっけ。通り池に向かうべく下地島空港方面に向かう途中のどこかのビーチ。

美しいビーチ。入り江の向こうでウェディングの写真撮影してました。最高よね、こんな場所。

通り池に向かう道中にも様々な植物が。

下地島の通り池。ふたつの池があり、どちらも神秘的な深い青色。ここでダイビングするには外海にボートを停泊し、海から通じている抜け穴を移動してこなければいけないらしい。

通り池 自然・景勝地

伊良部島に戻り、佐和田の浜。

これも奇岩というのか？ころっとした岩がゴロゴロしている不思議な景観。昔の津波が運んできた岩だとか。
ここの渚では潮の干満を利用して石垣の内側に取り残された魚を取る漁法が残されているとか。遠浅を歩いて魚を拾い集めるなんて、船で海に出て行う漁とは大違い。

佐和田の浜 ビーチ

野生の草花が、フラワーアレンジメントみたい。

断崖絶壁から海～

フナウサギバナタ展望施設 名所・史跡

佐良浜港まで降りてきました。

海の駅での美味しい海鮮丼。

おーばんまい食堂 グルメ・レストラン

友人が振る舞ってくれた「ゲンマイ」。見た目はスライム、お味はういろう。伊良部島独特の、もち粉のスイーツ。

ここの食堂に勤務する、にゃん。

今度は宮古島に戻り、一路南へ。シギラリゾートを素通りして、やってきたのはお墓…ではなく洞窟。友利のあま井。

真っ暗な中、5人で大小の懐中電灯を持ち、滑りやすい石段を慎重に降りて行きます。アドベンチャー感を満喫。洞窟の中には水場もあり、神聖な祈りを捧げる場所です。

友利のあま井 名所・史跡

またまた断崖絶壁。眺めは良かったけど、高所恐怖症の私は崖沿いに降りていくのはギブアップ。崖に腰掛けて釣りをしてる人が居ました。

この後、地下ダム資料館でトイレ休憩。宮古島には地下ダムがあるんですね！　最後にスーパーに立ち寄って、一日貸切ツアーはおしまい。

七又海岸・ムイガー 自然・景勝地

さて今回の旅で出会ったまもる君たち。
池間島や、

伊良部島、

宮古市の街中でも。

まもる君の本拠地、警察署前。

まる子ちゃんと一緒に並んでますが、まもる君は上げ底！

宮古まもる君 名所・史跡

2人の住民票もありました。

でも何より驚いたのは、警察署に路上寝の件数が掲げられていたこと。東京の警察署だったら、交通事故やその死傷者の数ですよね。路上寝って…。南の島ならではですね。

宮古島最後の夜は、郷土料理屋「郷家」で夕食。「んみゃーち」いらっしゃいませで迎えてくれるお店。

郷家 グルメ・レストラン

美味しい郷土料理。優しい家庭の味です。名前忘れたけど。白身魚のお料理が絶品でした。

三線ライブも楽しかった。

大満足の宮古島滞在。那覇経由で帰京します。（那覇トランジットは別の旅行記で）
サトウキビ畑に囲まれた宮古空港。こじんまりとした滑走路も可愛い。お土産品も結構揃います。
来られて良かった、宮古島。今度来る時はビーチクリーン活動にも参加してみたいな。