
2022/10/25 - 2022/10/26
91位(同エリア452件中)
玄白さん
いつもはちょっとリッチな自分の手造り料理でささやかに自宅で祝う結婚記念日。今年はちょっと趣向を変えて旅先で迎えることに。行先は12年ぶりの上高地がメインだが、早朝から現地入りしたかったので、前泊することにした。
このところ、我が家のマイブームとなっている混浴露天風呂がある秘湯巡りも欠かせない。ということで、白骨温泉で日帰り入浴を楽しみ、ちょっとおしゃれな乗鞍高原入り口のプチホテルで前泊でした。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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自宅を夜明け前に出発、北関東道、関越道、上信越道と乗り継ぎ、姨捨SAで休憩。このSAは、千曲市を見下ろす高台にある。
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眼下にはたわわに実ったリンゴの木。長野県らしい風景だ。
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白骨温泉の公共浴場がある付近に到着。小さな滝だが、竜神の滝という立派な名前が付けられている。
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岩の隙間から流れ出す伏流滝である。
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紅葉はちょうど見頃
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公共浴場は閉鎖されていた。その入り口の隣りの土産物屋の水車と黄葉。
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紅葉と黄葉が青空に映える
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風がないのに、付近の木の枝がざわざわと揺れた。ふと見上げると猿が木の実を食べようと枝をゆすっている。
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ここから本日の日帰り温泉目的地、泡の湯まで車で数分だが、オープンまで少し時間があったので、付近の紅葉風景をパチリ、パチリ
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よく手入れされた庭園の紅葉も美しいが、玄白は、こういう自然のままの風景の方が好みである。
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もう一枚、林間のモミジの紅葉
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オレンジ、黄色、緑と木々の色のパッチワーク
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白骨温泉泡の湯。まもなくオープンの時間だが、駐車場には十数台の車が停まっている。白骨温泉の人気の温泉宿だ。
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白骨温泉と言えば、2004年に入浴剤を温泉に混ぜた温泉偽装事件を想い起す。これがきっかけで、日本各地の有名温泉地で、温泉偽装が問題になった。たとえば、伊香保温泉の偽装事件は水道水を沸かした湯を温泉と偽り入湯税を取っていたという悪質な事件だった。だが多くは忘れられたものの、最初に温泉偽装が発覚した白骨温泉だけは派手にメディアで取り上げられたこともあり人々の記憶に残り、事件後白骨温泉は苦難の長い年月が続いたようだ。しかし、今ではそんな試練を乗り越え、事件以前にも増して自然に恵まれた素晴らしい秘湯温泉に生まれ変わっている。
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紅葉に囲まれた泡の湯。大勢の入浴客がいて、撮影はできないが、白濁の硫黄泉で、比較的ぬるい湯温が心地よい。人気は混浴の大露天風呂だが、女性用更衣室まで湯舟が延長されていて、湯につかったまま、露天風呂に入れるという配慮がされている。しかも白濁しているので、湯浴み着なしで入浴している女性客も結構いる。
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イチオシ
たっぷりと白骨温泉を堪能してから、林道安曇奈川線経由で今宵の宿がある乗鞍高原へ向かう。
途中、乗鞍岳を遠望できる峠で、全山が黄葉で埋め尽くされた絶景に出会う。後で宿で聞いた話だが、昨日の降雪で、乗鞍エコーラインは前倒しで通行止めになったらしい。 -
手前の見事に黄葉した白樺(ダケカンバ?)を入れて。
左下に見える建物が先ほどまで入浴を楽しんだ泡の湯だ。 -
所々、素晴らしい山の黄葉が現れるので、逐一撮影しながらのドライブである。三角錐の木々はカラマツだろうか
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ここも見事な黄葉
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最近連れ合いが蕎麦に嵌っている。訪れたのは、今宵の宿の近くにあるそば処中之屋。そば農家が経営する蕎麦屋で、近くにある水車で挽いた自家製蕎麦粉を使っているという。
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つなぎなしで手打ちした十割蕎麦。お通しとして赤かぶと野沢菜の漬物が出てきた。
十割蕎麦らしからぬ滑らかなのど越しだが、香りはちょっと弱めかな。
紅花豆の煮物とデザートにわらび餅まで付いてきた。 -
まだ宿のチェックインまで時間があるので、一ノ瀬園地でミニハイキングだ。ネイチャープラザ一ノ瀬前の駐車場から、あざみ池、牛留池まで往復。善五郎の滝、白樺の小道経由で一周してもよかったのだが、ちょっとチェックインが遅くなりそうだったので、こんな中途半端なミニハイキングとなった。
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イチオシ
あざみ池。黄葉真っ盛り。
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ハイカーが数人いたが、静かで野鳥の鳴き声だけが聞こえる。
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牛留池まで行ってみる。白樺の黄葉がきれいだ。
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牛留池。残念ながら乗鞍岳は、雲がかかって見えない。残念。ここまで足を延ばしたのは、池に映り込む乗鞍岳が見たかったのだが・・・
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イチオシ
池のそばに、こんな奇妙な形をした木がある。通称ねじねじの木と言われ、ちょっとした観光名所になっているようだ。一回転した幹は地面すれすれのところで持ち上がり、すっくと伸びている。樹種はチョウセンゴヨウマツという木だという。
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帰りは、誰とも会わない静かなミニハイキングだ。
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黄葉が多いが、ところどころ紅葉もある。
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ふたたびあざみ池に戻ってきた。
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少し風があって、くっきりとした映り込みにはなっていない。
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車を移動してドジョウ池まで足を延ばしてみた。池はあまり絵にはならないが、ガスがただよう山の斜面をパチリ
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ドジョウ池のそばにあるオオカエデの木。これもガイドブックに載っている観光スポットだが、すでに半分ほど落葉していた。
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まだ落葉していないところをアップで。
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イチオシ
林立する白樺の木々
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今宵の宿はプチホテル「グーテベーレ」(宿の全景写真を撮るのを忘れたが、スイスのシャレーを思わせるようなこじゃれた外観だった。)
ペンションのようなホテルだが、セールスポイントは、この乳白色の濁り湯の温泉だ。この日、宿泊客は3組だけで、ほとんど貸切状態。白骨温泉の濁り湯は少し青みがかったようだったが、ここのは真っ白で、濁りは少ないような感じ。写真右上から、そのまま露天風呂に通じている。いい湯だ! -
夕食。和洋折衷の料理だが、手作り感があり、なかなかよろしい。右上は岩魚のパイ包み焼きで、これがこの宿のシンボル料理の一つ。信州牛のステーキは、むやみに脂っぽくなく、柔らかい上品なステーキだった。本来なら、当然ワインとともに頂くところだが、今宵は、再度一ノ瀬園地に出かけて星空撮影を計画していたので、ワインは連れ合いのみ。
ただ、夜になって雲がでて、一ノ瀬園地での星景撮影は撃沈! こんなことならワイン飲めばよかったと後悔しきり(^ ^); -
翌日の朝食。フレンチトーストが、もう一つのこの宿のシンボル料理ということで、連れ合いはオーダーしていたが、玄白は、パンはそのまま食べるほうがよいという好みなので、普通の食パンの朝食。
料理、風呂、スタッフの接客など、どれも十分満足のいく良いホテルだった。
7:00にチェックアウトして、上高地行のバスに乗るべく、さわんどバスターミナルに向かう。
~続く~
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