シニアの２０２２年　紅葉の季節ですねっ［８］　寺泊・長岡花火ミュージアム・金沢　

2022/10/11 - 2022/10/19

2022年、紅葉の時期になったので白馬、栂池から裏磐梯、安達太良山、新潟、金沢というコースで紅葉を追っかけてみました。結構な距離のドライブになりました。最初は10月の初旬2日からの計画を立てていたのですが、急に全国旅行割が発表されたので、これは利用しない手はないだろうということで旅行割のスタートする11日からの出発に急遽変更し、ラッキーにもかなりの旅費の節約になりました。全体としてはこの日程の変更が幸いしたのかきれいな紅葉真っ盛りに出会うことができたように思います。また白馬や栂池で本当に久しぶりに軽いトレッキングにも挑戦しましたが、やはり歳には勝てません、へとへとになりました。

エリア 長岡・寺泊(新潟)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

金沢に向かって出発ですが、折角寺泊が近いので立ち寄ることにしました。日本海に面した国道402号線沿いに、通称「魚のアメ横」と呼ばれる海産物市場が軒を連ねています。

やっぱり、群馬などの店舗に魚を卸すテレビの番組で有名な「角上魚類」の店舗が目立ちます。

紅ズワイがずらりと並んでいます。紅ズワイはやっぱりあんまり好きじゃないですね。

朝が早かったのでまだまだお客さんは少なく、活気はなかったです。

新潟の寺泊と言いますが、店に並んでいる商品は、出雲崎などの地元産も並んでいますが、北海道や愛媛など全国からのものも並んでいます。地物が主流でもないんですね。次は長岡へ行きます。

新米が出回る季節に、米どころ長岡に来たので道の途中で農協に入り新米を買って帰りました。新潟県産「越後の華　コシヒカリ」です。

長岡に来た目的は、ここ道の駅、長岡花火館に併設されている「長岡花火ミュージアム」を見学し、１１時からのドームシアターでの上映を見るためです。
長岡大空襲の１年後、慰霊と平和への願いを込めて、長岡の復興を願って始まったものだそうです。打ち上げは、願いを込めて白一色の３発の花火で始まり、各寺院では慰霊の鐘を一斉にならすそうです。ここに来て初めて、この花火大会の意味を深く知れてよかったです。

前で人が手を挙げると、花火が打ちあがるスクリーンです。

打ち上げる筒です。この左側の正三尺玉（直径90センチ　重さ300キロ　使用する火薬は80キロ）というどでかいもので、600メートル上空まで打ち上げられ、直径650メートルもの大輪に広がるそうです。日本の花火は凄い！

長岡花火の結晶正三尺玉です。

花火の中身はこのようになっています。

ドームシアターです。上映が始まると、背もたれを倒すことができ、同時にかなりの振動が伝わります。迫力満点です。
わざわざこのドームシアターに来たかいがありました。とても記憶に残り、大変に良かったです。

次に「江口だんご」に立ち寄りました。蔵構えの長屋門に古民家が立つ風情のある店舗です。

中では女性たちがお団子を作っているのが見られます。

購入したみたらし団子などです。これははずれで、あまりおいしくなかったです。

長岡名物の赤飯もあったので購入しました。知らなかったのですが、この赤飯全国的にも珍しいお醤油味です。昔はささげ（豆）が手に入りづらく、ご飯に色が付かないのでお醤油で代用したそうです。車の中でいただきましたが独特ですね。

そのほか笹だんごやちまきも買い家に持ち帰りました。笹だんごです。

笹ちまきです。何か饅頭など甘いものばかり買っている印象ですね。食い意地が張っているのですみません。

西山ICから北陸道に乗り、金沢東ICで高速を降り今日のホテル「金沢東急ホテル」に到着しました。全国旅行割が始まっているせいなのか、チェックインにものすごく時間がかかりました。なんか書類を用意してない人が多いですね。

香林坊交差点のすぐそばに立地し、兼六園や武家屋敷など観光には大変便利なホテルです。

夜は金沢の寿司店で、ブログなどにも度々取り上げられる七尾から出たすし職人の店「鮨治」に予約を入れておきました。近江市場に近く、ホテルからも歩いて15分ほどでした。

店内の様子です。
この店はお任せしかありません。全部でおつまみが3点、握りが9貫ほど出ました。
相方はビール、僕は日本酒の「五凛」「天狗舞」を注文しました。

真鱈の白子です。

ぐじ（甘鯛）の焼き物。

蓮根のすり流しだったかな？乗っている魚は何か忘れました。

握りは全部UPしても仕方がないので一部分だけにします。この店の握りは大変に小ぶりです。
マハタ

アオリイカ

こはだ

大トロ

ガス海老
厳しいようですが、結論から言うと、金沢ではずいぶんと評価が高いようですがこの位のすし屋なら大阪や京都にいくらでもあり、関西で食べたほうがずっと実質的でいいなーという印象です。出されるタイミングも悪く、ネタもごくごく普通で感激がありませんでした。残念な結果でした。
金沢全体が新幹線バブルで、少し持ち上げられすぎなのかな。明日は大阪に帰る日になりました。

旅行九日目になりました。
朝はチェックアウトまでに、ホテル直ぐ傍の武家屋敷街を散策しました。
ホテルの部屋の窓からみていると、この地域の屋根だけが黒々しています。

壁の修復をされていました。維持は大変でしょうね。

香林坊の近くに立つ、石川四高記念文化交流館です。親族に旧制四高出身がいましたが、常に寮歌祭に参加し、放歌高唱していたのを思い出します。
今回の旅行もこれで終わりです。タイミングよく紅葉を鑑賞でき素晴らしい旅になったと思います。