ゴエモン熊野詣　Part2

2022/10/15 - 2022/10/17

コロナになってから久しぶりに飛行機による旅を楽しんできました。

行先は日本人なら一度は訪れたい熊野。いつもの旅のおとも桜文鳥雛のぬいぐるみゴエモンも一緒です。

Part2は那智の滝→熊野三社の一つ那智大社→オールインクルーシブの里山の宿。

エリア 熊野(三重)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: レンタカー JALグループ 徒歩

熊野三社の一つ、熊野那智大社はご本殿と飛瀧神社の２つからなります。

かつてはこちらの瀧がご本殿だったとか。

飛瀧神社 寺・神社・教会

華厳の滝を凌ぐ高さのある勇壮な那智の滝自身がご神体となっています。

那智の滝(那智大滝) 自然・景勝地

深山幽谷の中に突如現れる巨大な滝は、修験者たちにとってまさに神のお姿そのものに見えたことでしょう。

さらに近くから滝を眺めるには、入場料が必要です。

内部には延命長寿のための湧き水もあります。

ご拝所から眺める那智の滝。落差は１３３メートルもあり、９７メートルの日光華厳の滝を大きく上回り、一段の滝としては日本最大のもの。

ゴエモン「近くから見るとまた一段と迫力だね。」

さて、熊野那智大社のご本殿は滝から歩いて１０分程離れた場所にあります。

朝から歩き回って嫁がグロッキー状態なのでソフトクリームをかじりながら小休止。これは柑橘系のミックスソフト。さっぱりして美味。

気合を入れなおして熊野那智大社の御本殿へ向かいます。

ゴエモン「いきなりの急坂で気が滅入るな。」

参道にはなぜかガマガエル。

こちらは昔熊野詣をした偉い皇族や公家の方が宿泊された施設の跡地のようです。

やっと熊野那智大社の入り口にたどり着きました。

ゴエモン「立派な鳥居だね。」

熊野那智大社 寺・神社・教会

ご祭神は、家津美御子（けつみみこ）（スサノオ）・速玉（イザナギ）・牟須美（ふすび、むすび）（イザナミ）　となっています。

しかしさすがは熊野三大社、入り口を入ってもご本殿にはなかなかたどりつけないのでした。

ゴエモン「疲れたよ～」

朱塗りの立派な社務所があります。

こちらがご本殿。多くの人が参詣されています。

世界的な観光地ということもあって、おみくじもインターナショナル。

嫁のおみくじは末吉、goemonpは中吉でした。

こちらは那智大社に隣接する青岸渡寺。こちらもなかなか立派な社殿です。

仏教伝来以後仏教と日本古来の宗教である神道とを整合的に解釈するため、日本神話の神々も輪廻転生を重ねる衆生の一つとみなし、仏道の救済が重要であるとして、神社に隣接して寺院を建設する神仏習合の動きが起こりました。

この青岸渡寺と那智大社は当時の神仏習合の様式を残した社殿とされています。

ゴエモン「なんだかよくわからないけど仏様も神様もどっちもありがたいということかな。」

那智山青岸渡寺 寺・神社・教会

青岸渡寺から眺める熊野の山々。

ゴエモン「昔の人はこんな山深いところまで、徒歩でやってきたんだね。」

こちらは青岸渡寺に属する三重塔と、那智大滝。

那智大滝はそれ自体がご神体なので、この構図自体も神仏習合を表すものとされています。

ゴエモン「フォトジェニックだね。」

那智山青岸渡寺三重塔 名所・史跡

さて、歩き回って疲れたのでそろそろ本日の宿へ向かいましょう。

本日の宿は「里創人　熊野倶楽部」です。

とても広い敷地で、フロントから宿泊棟まではマイクロバスが出ているほど。

世界遺産リゾート 熊野倶楽部 宿・ホテル

ゴエモン「とっても広いね。地図が必要だ。」

こちらが客室内。

一番安いグレードの部屋ですが、広さは十分です。

和室と熊野の山々を眺められるテラスが附属。

冷蔵庫の飲み物はすべて無料です。ビールもありますね。

お茶とお茶菓子のセット。

サブレは上品で美味しかったです。

お風呂のある建物は歩いて５分以上かかるので、湯籠などももちろん完備。

この日は到着が遅かったので、お風呂は食後にすることにして、夕食会場へ直行しました。

食事会場には熊野の誇る美味しそうな食材やお酒がディスプレイされています。

本日のお献立。

一品目は熊野産南瓜の冷製スープ。

添えてあるのはたぶんゴボウとレンコンをチップスにしたもの。

ゴエモン「これは紙かな。巣材に使えるかな。」

二品目は地鶏有精卵のロワイヤル。

西洋風茶碗蒸しといったところ。

ゴエモン「有精卵だって？嬰児殺しじゃないか。殺鳥罪で逮捕だ。」

お造りはマグロと地魚2種。新鮮で美味。

そしてこちらの宿はオールインクルーシブスタイルなので、お酒は何杯飲んでも追加料金なし！（一部有料のものもあります）

これはまさに天国とばかり、次々と地酒を注文するgoemonp。

ゴエモン「飲兵衛はこれだから困るな。」

何杯目かの日本酒をちびちびやっていると、メインの伊勢エビと地元野菜の蒸し物到着。これは酒が進むなあ。

ゴエモン「「ちびちび」じゃなくて「ごくごく」の間違いじゃないか。」

〆は五穀ご飯とお味噌汁。漬物旨し。

最後にコーヒーとデザートをいただきました。

大変おいしゅうございました。

食後一休みしてお風呂を浴びた後、宿泊棟に戻ってきたgoemonp達。

しかしここ熊野倶楽部では、これだけでは夜は終わらないのです。

ゴエモン「いやな予感がするな。」

こちらにはドリンクフリーのロビーラウンジがあり、ちょっとしたおつまみとともに各種ドリンク（アルコールももちろんあり！）を追加料金無しで楽しむことができます。

ゴエモン「大変だ。goemonpがアルコール飲料を飲み干してしまう。」

おつまみはサバずしとスナック類など。

ノンアルコールドリンクの数々。

そして各種アルコール。ワイン、ウイスキー、日本酒、ビール等一通りそろっています。

日本酒のあてには目刺しも。

ということで、goemonp達が優雅に冷えた白ワインなどをいただくうちに、熊野の夜は更けていくのでした。

ゴエモン「うそつけ。このあと白ワインを３杯お代わりして、日本酒やらなんやら飲みまくったくせに。」

Part3はいよいよ今回の旅の目的地、熊野本宮大社に参詣。