2025/08/17 - 2025/08/19
31位(同エリア325件中)
Pomfiさん
- PomfiさんTOP
- 旅行記42冊
- クチコミ3件
- Q&A回答1件
- 67,108アクセス
- フォロワー47人
今年は10年ぶりでにっぽん丸の熊野大花火クルーズに行ってきました。
陸地では猛暑が続く中でしたが、海の上は意外に風が涼しくて過ごし易かったです。
また、花火は10年前よりも見た目のよさや迫力がだいぶパワーアップした感じで、見応え十分でした。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 船 タクシー JRローカル
-
8月17日の朝、前泊のホテルからタクシーに乗り、9時10分ごろ四日市港千歳地区第3埠頭に到着。
で、乗船開始は9時半からなのに、なんとにっぽん丸はまだ港に着岸していませんでした。珍しいこともあるものですね。 -
9時22分、やっと係留ロープが出てきました。
-
そして9時25分ににっぽん丸は着岸。しかし手荷物の預かりなどは着岸してから準備が始まったため、乗船開始は20分くらい遅れました。
-
部屋に入ったのは10時10分でした。今回の部屋は下から2番目のコンフォートステートです。
-
コンフォートステートのベッド。
-
デスク、クローゼットなど。
-
トイレ(ウォシュレット付き)、洗面所。
-
シャワーブース。
-
部屋に荷物を置くと、まずはリドテラスに行ってハンバーガーなどを。
-
10時半頃に避難訓練をしたら、いよいよ出航の銅鑼です。
-
岸壁では四日市市の「諏訪太鼓」のみなさんによるお見送りの演奏がスタート。
-
コロナ前のような紙テープは完全に廃止のようで、今回も旗を振りながらの出航になりました。
-
本日のタグボートは四日市曳船(有)の末広丸(三代目)です。
●三代目末広丸
就航: 平成22年9月
馬力: 3,500馬力
建造: 金川造船
その他:船のサイズなどは不明 -
末広丸がにっぽん丸をグングン曳いています。
-
そしてにっぽん丸は四日市港を離岸。
-
さよ~なら~。
-
「諏訪太鼓」のみなさん、ありがとうございました。
-
そしてにっぽん丸は方向転換をします。
-
方向転換 その2。
-
方向転換 その3。
-
方向転換 その4。
-
方向転換が完了しました。
-
船尾の海はちょっとドス黒い感じでした。
-
ところで、にっぽん丸の「熊野大花火クルーズ」は毎年予約が超困難で、発売の瞬間からキャンセル待ちが発生というのが常態化しています。
例えば今回の場合ですと、プラチナ会員(乗船通算30回以上)の人でさえ、いちばん安いスタンダードステートは取れなかったそうです。
そのため商船三井クルーズでは「三井オーシャンフジの熊野大花火大会と夏の高知・佐世保クルーズ」もありますよ、と訴えていたのですが・・・・ -
三井オーシャンフジは全室ジュニアスイート以上の広さで、しかも熊野大花火が見られるコースは8泊9日と長めなため、いちばん安いオーシャンビュー(ベランダなし)の部屋を早割で利用しても758,000円で、もしこれに株主優待が併用できたとしても606,400円とかなり高価です。
そのせいか、フジのほうは発売から数ヶ月してもほぼすべてのカテゴリーの部屋に空きが多数ありました。 -
一方、これがにっぽん丸だと2泊3日のショートクルーズなこともあって、いちばん安いスタンダードステートは154,000円(株主優待を使えば123,200円)で済みます。
他では、飛鳥Ⅱの熊野大花火クルーズ(3泊4日)が定価283,000円でアスカクラブの会員割引を使えば254,700円、ダイプリは料金体系が複雑なので正確な金額は分かりませんが、海側のいちばん安い部屋は237,000円で、これに港湾税などの15,500円、チップ1,600ドル(約24,000円)、出国税1,000円、日本船なら無料のサービス(ソフトドリンク、コーヒー、ビンゴゲーム、大浴場、洗濯機の利用など)が有料になる分を合わせると30万円以上かな、と思います。
にっぽん丸に予約が殺到する最大の理由は、やっぱりこの他船に比べてダントツで安い料金にあるんじゃないのしょうか?
ちなみに、私は10年前にもにっぽん丸で熊野の花火を見ているのですが、その時の値段は88,460円(株主優待と旅行会社の割引で23%引き)でした。これはちょっと上等な花火鑑賞バスツアーとさほ変わりません。そしてバスツアーなら花火が終わったあとのホテルがすごく遠いけど、クルーズ船ならすぐ部屋に戻れます。
●2015年のにっぽん丸熊野大花火クルーズ乗船記
https://4travel.jp/travelogue/11518157 -
<追記> 今年の飛鳥Ⅱの熊野大花火クルーズのパンフです。ご参考まで。 (2025/9/14追加)
-
今回のにっぽん丸では、近年にしては珍しい生花もありました。
-
記念撮影スポットのひまわりは造花です。
-
お昼ごはんは2デッキの「瑞穂」で和食に。窓の外の海は引き続きどす黒いです。
まあ、10年前は黒くて臭い海だったけど、今回は黒いだけなのでいいですけど。 -
山菜とろろうどん。きしめんのようは麺でした。
-
豚肉の生姜焼き、赤魚のオランダ煮、ごはん。4
-
デザートはレモン葛スープ。
なお、この日の「春日」のランチはオムライスでした。 -
ランチのあとはお気に入りの図書室へ。
-
船内はほぼ満室なのに、図書室のテーブルはすごく空いています。いつもこうですけど。
-
お1人様の読書コーナーも全席空いてました。
-
13時からは図書室に併設の「eライブラリーカフェー」がオープンします。せっかくなので、有料のほうじ茶ラテと抹茶ラテを注文してみました。
-
ラテができるまでは10分以上あったので、ちょっと船内を散歩。すると、7デッキの丸窓の向こうに伊勢湾の神島が見えていました。
-
にっぽん丸の左舷側には渥美半島の伊良湖あたりが見えます。
-
図書室にも戻ると間もなく、抹茶ラテができあがりました。おいしかったです。
-
ほうじ茶ラテも出来上がりました。これもおいしい。
-
13時30分からはドルフィンホールで、前回(6月の神戸~金沢クルーズのとき)にはなかった「ホースレース」が開催されました。これはちょっと嬉しい・・・。
シンプルなゲームですが、他の乗客のみなさんも十分に楽しんでいて、けっこう歓声が沸いておりました。 -
ホースゲームが終わった頃のにっぽん丸の右舷側の風景。たぶん志摩の沖だと思います。
-
15時からは6デッキのラウンジ「海」でハウスバンドの歌を聴きながらアフタヌーンティーに。
-
そのあとまだ外に出て海を眺めたら、だいぶ水の色がきれいになっていました。いい眺めです。
-
今日は花火があるので夕食(二交代制)は早めで、1回目の人たちは16時半からです。
とうことで、早々に2デッキの「瑞穂」へ。今晩は和食です。 -
前菜はとうもろこし豆腐、鯛龍飛巻き、鶏松風、枝豆。ラディッシュと土佐酢ジュレを添えて。
お造りはカンパチといかそうめん。 -
海老、紋甲イカ、アスパラ、南瓜の天ぷら。
-
豚の角煮、じゃがいも餡かけ。
-
桜海老ごはん、なめこと豆腐の赤だし、はりはり漬け、山葵茄子。
-
抹茶の浮島(小豆と栗の香り)、イチジク、マンゴー。
-
17時半ごろ、熊野沖に着いて船室の窓の外を見たら、飛鳥Ⅱが先に来ていました。
-
飛鳥Ⅱはにっぽん丸と同じくらい古い客船ですが、まだまだ現役を続行のもようです。
なお今回の熊野大花火クルーズでは、飛鳥Ⅱも満室だったようです。ただし早めに予約を入れておけば、キャンセル待ちなしで予約が取れたようですが。 -
この日のにっぽん丸と飛鳥Ⅱの位置関係はこの写真のとおり。にっぽん丸の右側に1kmくらい向こうだったかな。
-
にっぽん丸の左側には三井オーシャンフジが来ていました。距離はこれまたにっぽん丸から1kmくらいの感じでした。
-
今回の三井オーシャンフジにご乗船の方によると、この日乗っていたのは約300人(定員の約3分の2)だったそうです。
ということは、出発の2~3週間前でも予約はできたようですね。 -
にっぽんより800mくらい沖のほうにはダイヤモンドプリンセスが来ていました。
なお、にっぽん丸は船尾に花火鑑賞スポットがあるため、船首を沖に向けて停泊していました。
そのため、後ろのダイヤモンドプリンセスはにっぽん丸の船首の先に位置しています。 -
ダイヤモンドプリンセスは今日来ている客船の中でダントツの大型船です。
コンパクトなにっぽん丸に慣れていると、さすがに迫力を感じる大きさですね。 -
以上をまとめると、なぜかにっぽん丸は花火の打ち上げ地点の真正面にいて、その右は飛鳥Ⅱ、左は三井オーシャンフジ、後ろはダイヤモンドプリンセスというのがこの日の船の配置でした。
いちばん安いにっぽん丸がいちばんいい場所を取れるのは不思議な気もしますけど。ひょっとして、この日のにっぽん丸は四日市発だったから?
熊野も四日市も三重県だから、四日市から来た船に熊野でいい場所を与えるということはあり得ますね。
ちなみにこの日の他の客船は3隻とも横浜発でした。 -
花火の始まる数分前、飛鳥Ⅱは向きを90度転換していました。花火鑑賞スポットが船の横にあるからです。
-
ダイヤモンドプリンセスは20度くらい右に回転した感じ。
-
三井オーシャンフジも20度くらい右に回転。この船は船首のほうに花火鑑賞の人が集まっているようですね。
なお、この船はにっぽん丸より大きいのに乗客はにっぽん丸より少なかったため、花火鑑賞はかなりラクラクだったそうです。 -
今回は船内で花火のスケジュール入りのチラシが配布されていました。
2時間近くに渡って続く花火なので、このプログラム表はとてもありがたかったです。
なお、この日の19時35分には、今晩ここに来ている4隻の客船の会社から奉納の花火も出るとのことでした。 -
19時12分、第1号の花火が上がりました。
-
カラフルな花火が次々と上がります。
-
大きめの花火。
なお、この日最大の花火は三寸玉の「会場自爆」でした。それは幅600m(にっぽん丸の横幅の20倍以上!)にも及ぶ大花火なのですが、にっぽん丸のすぐ前で炸裂したので、音もビジュアルもかなりすごい迫力でした。 -
夜空が賑やかです。
-
迫力。
-
きれい。
-
涼し気な青。
-
フィナーレ。
気のせいかもしれませんが、今年の花火は10年前よりもだいぶ見応え度がアップしていたように思えます。
それと、客船の上から眺める花火は障害物なしで見やすいし、にっぽん丸の船上はスペースがいっぱいで場所取りの問題も皆無だし、花火が終わったら1分で部屋に戻れるという気軽さはやっぱり本当に有難いです。
なお、今回は花火の動画も少し撮ってあります。とりあえず2分ちょっとのダイジェスト版を下記のリンク先にUPしました。
https://sissi-net.com/2025/kumano/hanabi.htm
それと、熊野大花火は観光向けのイベントではなく、お盆の供養の花火です。
そのため、1グループの花火が終わると、次の花火が始まるまでけっこう時間が空いてきます。
それを知らないで鑑賞すると、この花火は間延びしていると感じることも多々あります。(実際、この日のにっぽん丸でもそういう人がいました。) -
花火のあとはドルフィンホールでオトボケ南京玉簾とビンゴゲームがありました。
この日の会場は空席もけっこうありましたが、ビンゴの賞品の数は第1ラウンドも第2ラウンドも約30個ありましたから、当たる確率はわりと高そう(たぶん20%~25%)でした。 -
いちばん最初にビンゴになった人にはハウスバンドからお祝いの歌があり、賞品は自分の好きな物を選べます。
2番目以降にビンゴした人には、番号札を引いて商品が決まります。 -
私は第2ラウンドでビンゴし、19番の札を引いたらにっぽん丸のストラップが当たりました。
-
ビンゴゲームのあとは2デッキの「瑞穂」で夜食。
-
フルーツと饅頭もいただきました。
-
「瑞穂」の内側の造花セットは6月に乗った時と同じものでした。
-
夜中のデッキにちょっと出てみたら、三井オーシャンフジ姿がありました。この船は明日、高知港に寄港します。
それにしても、今日はとても密度の濃い1日でした。
それでは、おやすみなさい。 -
3日目の朝は6時40分に起床。今日もいい天気です。
-
比較的早起きをしたので、今日はホライズンラウンジのモーニングコーヒーに余裕で間に合いました。
-
ラウンジのデッキに出たら、正面には小松島が見えていました。風は夏のわりに涼しめです。
-
陸地が近づくと、なんだか空気が暑くなってきたような・・・。
-
岸壁が迫ってきました。
-
着岸態勢に入ります。
-
にっぽん丸から係留ロープが出てきました。
-
係留ロープが繋がれました。
-
この日のタグボートは勝南海運(株)の第十五勝南丸です。
●第十五勝南丸
総トン数: 198トン
全長: 30.47m
型幅: 9.20m
定格出力: 4,400PS
竣工: 2018年7月30日
建造: (株)ダイゾー -
それはさておき、さあ朝ごはんです。この日の和食セットは・・・
カマスの火取り、温度玉子の茸あんかけ、魚メンチんぼ含め煮。 -
豆腐と小松菜の味噌汁と本日のお粥(赤米粥)。もちろん白いごはんも選択できます。
-
洋食ビュッフェからは、サラダ、茄子の麻婆味噌掛け、キャベツと蛸のオムレツ風(?)。
-
ビーフカレー。
-
カットフルーツとヨーグルト。
-
ミルクとパンいろいろ。
-
コーヒー。
-
にっぽん丸は午前9時、小松島港に着岸。ちょっと外に出てみましょう。
-
徒歩10分くらいでタヌキの公園に出ました。写真はタヌキ侍その1。
-
タヌキ侍その2。
-
いちばんの名物のタヌキ像。
-
タヌキ公園の向こうにはSLが置いてありました。
-
ポストの上にもタヌキ。熊に見えますが、タヌキです。
なお、今回は港から徳島市街地などへのシャトルバスはなかったし、小松島港の近くは買い物をするところもなかったので、観光は以上の30分くらいで終了としました。 -
にっぽん丸の停泊するところまで戻ったら、そこにもタヌキの造作物が置いてありました。
-
今回のおみやげ。他に店がなかったので、にっぽん丸の前のテント販売コーナーで買ったわかめとお菓子だけですが。
-
お菓子はばら売りのも各1個づつ買いました。
あとは船内でのんびりすごしましょう。 -
さて、お昼ごはんの時間になりました。今日はオプショナルツアーに出ている乗客も多いため「春日」の洋食ランチはお休みで、「瑞穂」の和食のみとなります。
で、「瑞穂」ではまず、蕎麦とコロッケが出てきました。 -
胡瓜のタタキと香の物。お腹は空いていなかったので、白いごはんはパスしました。
-
デザートはぶどうゼリーとフルーツ。
-
15時からは昨日と同じくラウンジ「海」でハウスバンドの歌を聴きながら午後のお茶の時間に。
-
そういえば、今回の船内アートは前田茉里さんの「FLOWTING FLOWERS」でした。
-
いつものように別フロアでは、お持ち帰り用のアート絵葉書2枚もありました。
-
夕方が近づくと、タグボートが出てきました。
帰りのタグボートは内海曳船(株)の有田丸です。
●有田丸
総トン数: 208トン
全長: 34.50m
型幅: 8.90m
定格出力: 4,400PS
速力: 14.7ノット
就航: 平成23年9月13日
建造: (株)ダイゾー -
夕食の時間はもう始まっているのですが、岸壁では地元のみなさんによる阿波踊りでのお見送りがあったので、しばらくそれを拝見することに。
初めて目の前で見る阿波踊りはとてもよかったです。 -
そしてにっぽん丸は離岸。しかしなんだか不思議に長い係留ロープは、まだ港につながったままでした。
-
そのあとも時々ディナーの席を立って海のようすを眺めたりしました。
-
なお、この日の「瑞穂」のフレンチディナーは、6月に乗った金沢クルーズの時とほぼ同じ(今回のスープのみ撮り忘れ)だったので、メニューの紹介は省略します。
また、味のほうですが、前菜は今回のほうがよく、魚料理は前回のほうがよかったと思いました。
それと、今回私は胃に激重なサシいっぱいのローストビーフをパスとし、メインディッシュなしのディナーにしました。 -
なお、今回のにっぽん丸のフレンチはちょっとガッカリだったので、ここでお口直しとして、今年京都で食べたランチの中から、昔のにっぽん丸の華やかだった食事を彷彿とさせる料理の写真をUPしておきます。
それは「レストラン ひらまつ 高台寺」のランチで、平日限定の「Plaisir」(お値段は今年4月の段階では6,000円プラスサービス料10%、その後値上がりして今は7,260円プラスサービス料ですが・・・。また、ドリンクはすごーーーく高いです。)というコースです。 -
アルザス地方のザウアークラウト(ドイツよりも優しい味)ときのこ(だったと思う)。そしてもう一つの品は桜海老のパイ風の料理。
ちなみに、アルザスといえばノーベル賞受賞者のアルベルト・シュヴァイツァー博士が生まれたところですね。
そして、シュヴァイツァー(Schweitzer)という苗字は日本語に訳すと「スイス人」という意味です。
しかしアルザスがスイスの領土だったことは一度もありません。なんだかややこしいなあ・・・。 -
宮津のアオリイカとグリーンアスパラのサラダ仕立てと、るり渓の「やぎ農園」の山羊の乳のアイスクリーム(砂糖はほとんどなし)。
さらに小さなカップに入った「生ハム薫るコンソメスープ」もついていました。
ここで出たアスパラはサッと湯通ししたみたいでしたが、パリパリで歯応えがよく、鮮度も大変によい味がしていました。 -
パンもおいしかったです。
-
魚料理は低温調理した鰆のポワレでした。これに「春キャベツのエチュベ(何のことか知らないけど)と豆野菜の庭園風、フランス産プシポワのスープ」と称するものがついていました。
これも豆野菜が大変に新鮮で歯応えも味もよかったし、春キャベツも素材のクオリティーがすごく高かったです。 -
肉料理は京鴨のローストで、メニューには「アンティーブのブレゼとほうれん草の若草添え、オレンジ風味の甘酸っぱいソースビガフート」との書き添えがありました。
肉の焼き方は鴨にしては珍しくミディアムレアくらいの感じだったのですが、これが今まで食べた鴨のなかでいちばんおいしくて、ちょっと驚きました。 -
デザートは京都産の苺のジュレとアイスクリーの上に乗せたお菓子の桜の木でした。おいしいのはもちろん、見ていて楽しいデザートでもあります。
-
ラストはコーヒー(または紅茶)です。コーヒーはホットなら中煎り、アイスは深煎りとのことでした。
マカロンなどの小さなお菓子も添えてありました。
それと、私はコーヒーをアイスにしたのですが、これも腕の立つ人が淹れたという感じで、飲み応えは十分でした。
以上、今回のひらまつのランチは味も見た目も非常に素晴らしく、まさにプロの作品と言える料理でした。
そして、私がにっぽん丸に初めて乗った日(2012年4月、JTBの広島~神戸のワンナイト・チャータークルーズ)に食べたフレンチ(レストランは6デッキの「春日」、コーヒだけはハズレでしたが)のインパクトは、まさにこの日のひらまつのランチに匹敵するくらい大きなものだったのです。
以上、ちょっとご参考まで。 -
夕食を食べ終わった19時20分頃、にっぽん丸はだいぶ沖まで来ていましたが、ずっと向こうにはまだ小松島の町の光が少し見えていました。
-
夜のドルフィンホールではカクテルパーティーとDON ALMASのお2人によりギターのコンサート(撮影は禁止)がありました。
-
コンサートのあとは2デッキの「みずほ」で夜食です。お腹は空いてないけど、食べておきましょう。
今日の麺は味噌ラーメンでした。また、焼売は6月の金沢クルーズの時と同じ2種類です。 -
わらびもち、香の物、カットフルーツ。
-
夜食のあとはディスコタイムで汗をかき、大浴場でその汗を流して就寝しました。
以上、今日はさほど密度の高くない1日でしたが、昨日と今日を足して割ればほどよい塩梅ともいえました。 -
3日目の朝はちょっと遅めに起床。
-
しかし7時半までのモーニングコーヒーにはあと1分というところで間に合いました。
-
にっぽん丸の前方にはもう四日市の工場地帯が見えています。
-
ものすごく長い船が航行していましたけど、これは何の船なんでしょう?
-
この朝はモーニングコーヒーのクロワッサンとチョコクロワッサンでけでもお腹に十分だったので、和食のセットは取らず、ビュッフェのみにしておきました。
で、まず妻はカレー、サラダ、オムレツ、何かのすきやき風をセレクト。 -
私はサラダとパンとミルクを。
-
カットフルーツはスイカとグレープフルーツでした。
-
この日のタグボートは出航の日と同じく、四日市曳船(有)の末広丸(三代目)でした。
-
9時。にっぽん丸は定刻通りで四日市港に着岸。
私は他の乗客とのお話しに夢中になっていたため、着岸時の写真は撮りそびれました。 -
9時52分、にっぽん丸から下船しました。
しかし四日市港は公共の交通機関がまったくない港なので、ここから四日市駅に向かうのはけっこう困難でした。
タクシーを必要とする乗客は多かったため、順番待ちには40分以上かかったのです。
だたし、そのおかげで他のお客さんとの会話を楽しむこともできましたけどね。
クルーズ船のお客さんは概してお話し好きだし、お話上手でもあるので、会話をしていてとても楽しいです。
この日私が特に訊きたかったのは、どうやって今回の予約を獲得できたのかということです。
すると、その答えでいちばん多かったのは予想通りで、ドルフィンズクラブのリピーター会員(乗船10回以上)だから取れたというものでした。
しかし、リピーターじゃないのに取れた人も一部にいました。
その1人は、いろんな旅行会社に申し込みを入れたら、商船三井クルーズにダイレクトで申し込んだ分のキャンセル待ちが取れたと言ってました。
また別な人は、「2月に旅行会社から届いたパンフレットを見たらにっぽん丸花火クルーズが載っていたので、ふつうにそれを申し込んだ」と言ってました。
ちなみに今回のにっぽん丸の熊野大花火クルーズは発売前の1月22日に事前申し込みの受付が始まっていたのですが、その翌日に申し込んでも取れない人は取れずでした。
そんなわけで、2月を過ぎてから申し込んで取れた人がいるというのは驚きでしたが、これは事実です。
--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--
ところで今後の船旅ですが、にっぽん丸は来年の5月10日でとうとう引退することが決まったので、私も来年の春のショートコース1本が最後の乗船となります。
また、残る日本船はいずれも乗船単価がかなり高いため、にっぽん丸の引退後については長距離フェリーへのシフトを考えています。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
熊野(三重) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
137