2022/10/08 - 2022/10/09
203位(同エリア1428件中)
さるおさん
10月1日水際対策緩和。これで外国人入国者総数の上限が撤廃された。とは言え本格的にインバウンドが戻るまでにはまだ時間があるだろう。その前にもう一か所ぐらい温泉行っとくかと駆け込みで旅行を計画。スローガンは"インバウンドが戻ってくる前に!"。シュプレヒコールのように、このスローガンを繰り返す。
まずは行先。聞くところによると由布院温泉はコロナ前、外国人観光客が大挙押し寄せてきていたとか。これはコロナ後もヤバいな・・・という事で、今回のスローガンに適した場所に認定。距離的にも無理せず行ける場所だし、特に興味を惹かれる観光地は無いが、その分ゆっくり温泉が満喫出来るだろうと由布院の宿を予約した。
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博多から「特急ゆふ」に乗車。先週まで台風の影響でバスが代行輸送していた区間。復旧が間に合って良かったです。
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お昼は列車内で駅弁。只、この路線、揺れが激しい。後部座席の家族連れも"この列車、やけに揺れるなぁ"とボヤいていた。
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由布院到着。駅を出たら真ん前に「由布岳」。
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チェックインまで時間があるし、とりあえず町を散策。由布院名物「辻馬車」とすれ違う。
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金鱗湖まで歩いてみる。メインストリートの「湯の坪街道」を通らず、長閑な景色が楽しめる大分川沿いの遊歩道を選択。正面に「由布岳」。
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30分程で「金鱗湖」到着。
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暖かな午後の「金鱗湖」。多分冬の早朝だったら湯気の出る幻想的な風景が見れたのだろう。30年ぐらい前に来た時は、そんな景色を楽しんだと記憶している。
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金鱗湖湖畔の"亀の井別荘"敷地内にあるカフェ「天井桟敷」を訪問。江戸末期の造り酒屋の屋根裏を改装したレトロなカフェ。
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人気店だけに行列が出来ていることが多く、時間に限りのある観光客はタイミングが合わないとなかなか入店できない。私が訪問した日も店内は満席。テラス席なら直ぐに案内できると言われた。時間に余裕も無かったしテラス席でも案内してもらえるならと承諾。この日は天気が良かったので、テラス席でも快適は快適だったのですが、・・・正直、コレは失敗。
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抑々、このお店を訪れたのは、店内に"グレゴリオ聖歌"が流れていると聞いたから。私、"グレゴリオ聖歌"好きなんですよ。でも日本で聞ける機会は少なくて。それが聴けると思って行ったのにテラス席には流れていなかった(笑)。
会計時に店内の見学をさせてもらったら、そしたら立派な梁があって凄く素敵だった。時間がかかっても中の席にするべきだったと激しく後悔。
注文したのはコーヒー。"モンユフ"というデザートが有名らしいが、スイーツ好きでない私は食指が動かなくて・・・。コーヒーだけ注文する人は珍しいのか店員さんに"エッ、コーヒーだけですか"と確認された(笑)。やっぱり"モンユフ"も食べるべきだったかなぁ。二つ目の後悔。
※グレゴリオ聖歌
ローマ-カトリック教会で修道士や聖歌隊によって歌われる単旋律の典礼聖歌。 -
カフエを出ると、どこからともなくグレゴリオ聖歌が聞こえる。もしかしたら一階の土産物店でも聞こえるんじゃないかと思い、お土産見る振りして聖歌を聴こうと入店。でも店内に入ったら聞こえなくなった。一体、どこから流れているのだろう?
結局、一番グレゴリオ聖歌が聞こえたのは一階のトイレ前でした(笑)。場所が場所だけに、ゆっくりと耳を傾けるわけにもいかないので早々に退散。 -
湯布院駅までの帰りは「湯の坪街道」を通って。結構な人出でした。韓国語なども聞こえてきたのでインバウンドは戻りつつあるのだと思います。
写真は猫グッズのお店。二階に可愛い子ちゃんがいると聞いて足取りも軽く階段を上がる。待ってろよ! 可愛い子ちゃん! -
可愛い子ちゃん、ケージの中。そっか、触れ合えるわけではないのだな。観光客が多いので、その方がストレスにならなくていいっか。でも猫好きオバサンは少し寂しい。
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暫く歩いて「湯布院フローラルヴィレッジ」。由布院ガイドでは必ず紹介されている場所。英国のコッツウォルズ地方の街並みを再現しているとか。コッツウォルズは、私も大好きだが・・・。
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フローラルヴィレッジ「ハイジの泉」。コッツウォルズ地方を再現ねぇ・・・。ここまでチープだと逆にウケる(笑)。他にもムーミンとかポケモンとかお猿のジョージとか。お子ちゃま用の施設です。家族連れには宜し。アラ還のオバサンには用の無い場所。
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大分名物"柚子胡椒"のお店など。
「湯の坪街道」には興味を惹かれるお店が並ぶ。アッチに寄ったりコッチを見たり。私にしては珍しくお買い物を楽しんだりしていたが、その内お店の写真を撮るのも面倒になってきたので・・・。 -
いきなり旅館にワープです。本日のお宿「由布のお宿 ほたる」さんです。由布院の駅からは離れています(徒歩で50分ぐらい、駅までは宿の送迎あり)。宿の周りは何もありません。ちょっと隔離されてる気分です。
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由布院温泉のお宿は、こじんまりした離れのお宿が多いですが「ほたる」さんも全12室の離れのお宿です。各棟は、このような屋根付きの通路で結ばれています。
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私が泊まった二号棟。3つの部屋が連なった長屋づくり。
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じゃーん、これが本日のお部屋だ!
8畳の和室に源泉かけ流しの露天風呂付。チェックアウトまで、この部屋に籠って温泉を楽しみます。先述したように駅前からも離れ、宿の外に出ても何も無いからね。
このコロナ禍でホテルのお籠りステイが流行っているらしい。マツコのTV番組で特集していた。韓国が発祥で、ポカ・ホンタスとか何とか・・・。うん? ポカ・ホンタス? ディズニーか? いや、基い、ホタンス・・・いや違う・・・ホカンス・・・そう! ホカンスだ! ホテル+バカンスでホカンス! 正確には、ココは旅館だからホカンスの定義には入らないのかもしれないけど。細かい事はイイや。今日は私もホカンスだ! -
4人ぐらいが入れそうな露天風呂。これを独り占めする。部屋で浴衣を脱ぎ散らかし、そのまま入湯。そんなヤンチャを繰り返す。こんなことが出来るのも一人旅ならでは。ビバ一人旅!
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そして今宵の宴。派手さは無いが、一品一品が美味しい料理。
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担当してくれた女性スタッフ、50代前半ぐらいか。ハキハキした人で、最初はキツい印象を受けたが、お話を聞いていると、とても熱心に温泉や料理の説明をしてくれる。自分の宿に愛情と自信を持っているのが伝わってきて、最初の印象は何処へやら、食事を食べ終わる頃には好感に変わっていた。
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今回、お宿を「ほたる」さんに決めた理由。由布院らしい離れの宿であったこと、露天風呂付で手頃なお値段(約30000円)だったこと。それに加え、料理が軽めのライトコースがあった事です。
旅館のお料理は、私には量が多すぎて・・・。CPが良いとか、そういう問題じゃないんですよね。せっかくの料理を残すのは勿体ないが、全部食べ切っては身体に悪い・・・という訳で、最近は"お夕食軽め"のコースがある宿を選んでいます。これも微々力乍らSDGsにつながるのではないかと勝手に思っています。 -
このお宿、いいお宿なんだけど、屋根付きのお風呂が貸切風呂の二つのみ。大浴場は露天だけ。天気の良い日はいいけど雨の日や寒い日は困るだろうなと思う。
丁度、私の部屋の隣が貸切風呂で、部屋の露天に入っていると、この貸切風呂の会話が聞こえてくるのよね。最初は、どこから声が聞こえてくるのか判らず、"誰の声?"と思って、部屋の壁に耳をあててみたり一人でアタフタしていた(笑)。 -
この宿は由布院温泉の中でも、その温泉の泉質に人気があるそうで・・・
お湯に入るとトロッとした感触があるのですが、これは、お湯がトロっとしているわけではなく、お湯の効能によって肌が溶けているそうなんです。"肌が溶けている"と聞くと何か恐ろしいような気がしますが、いわゆるピーリング効果というもので、古い角質を除去して新しいお肌に生まれ変わらせるのだとか。コレ、夕飯時にスタッフさんから説明を受けました。 -
朝御飯の前に旅館のお庭を軽く歩いてみた。見えるのは田んぼと、ご近所の農家さん家。
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大分名物「だんご汁」。
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露天の向こうに由布岳。絶好のロケーション。但し、お風呂に入ると由布岳は見えなくなる(笑)。
朝から温泉三昧。貧乏性だから、とにかく部屋の露天風呂に入っとく。今度はいつ、こんな贅沢な部屋に泊まれるか判らない。
この露天風呂、お気に召しているのは言うまでもないが、ただ一つ難点が・・・。確かに24時間源泉かけ流しなのだが、チョチョロとしか温泉が出ていない。このチョロチョろした温泉は一時間半で新しい温泉に入れ替わるので、一時間半経てば常に新しい温泉に入れる仕組みになっている。但し大きなお風呂なので冷めるのが早い。気温が低い夜などは温さに耐えきれず、熱湯を加水するので温泉が薄まってしまう。熱さを取るか、温泉を取るか、このジレンマ。 -
駅まで宿のスタッフに送ってもらう。宿のマイクロバスを下りた途端、フラッとした。身体が宙を浮いている感じ。間違いなく湯当たりだ。欲出して何度も何度も温泉に入るからこういうことになる。物事には"頃合い"ってものがあるのにな。
帰りの列車まで時間があるので、フワフワした身体のまま散策開始。 -
「ステンドグラス美術館」。駅から徒歩10分程。入場料1000円。ステンドグラス好きなので寄ってみたが、1000円は高いな(笑)。見せ方の問題かな。それとも私の体調のせいか。30分ぐらいで出てきてしまった。
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散策継続。"田園通り"から"櫟の小径"へ。コスモスと「由布岳」。今日は曇り空。
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"櫟の小径"で見つけたお洒落なお店。木の食器を扱うアトリエだった。"櫟の小径"は観光客の姿も疎らで良い散歩コース。由布院の中で一番気に入った場所。
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金鱗湖まで行くには時間が足りず途中で駅に引き返す。再び「湯の坪街道」を通過。
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帰りは「ゆふいんの森」に乗車。
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身体は、まだフワフワしている。列車の中で食べようと思ってテイクアウトした豊後牛重にも手を付けず。相変わらず列車は揺れが激しい。
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乗客も少なく他人目も気にならなかったので、ひたすら座席でグダーとしていた。「ゆふいんサイダー」飲んだら少し元気になった。
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オリジナルパネルを持ったスタッフが乗客に記念写真を勧めている。そういうことに興味が無い私はスタッフから目を逸らす(笑)。代わりに台形状の不思議な形をした伐株山を写真に収める。
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「湯の坪街道」で買ったもの。<一日目>
(右上から時計回りに)
・愛犬への土産。ワンちゃん用の鯛焼き。
・大分名物「柚子胡椒」
・干柿の和菓子。「鍵屋」で購入。
・ガラスの箸置き。"津軽びいどろ"。何で由布院で買うかね(笑)。 -
「湯の坪街道」で買ったもの。<二日目> 20分の道程で約5000円を散財。
(右上から時計回りに)
・「ジャズとようかん」さんの羊羹。コレ、美味しかった!
・「Kotokotoya」さんのジャム。知人への配布用。
・由布院土産では外せない? 名物スイーツ「Pロール」。
・櫟の小径にあるパン屋さんで購入したマフィンなど。 -
<オマケ>
湯当たりしていなければ「ゆふいんの森号」の中で食べた筈だった豊後牛重。結局、自宅で晩御飯に食べたが、この迫力、体調が万全でも一人では完食できなかった。
<オマケのオマケ>
食事しながら聞いてたTVのニュース。明日から旅行支援が始まるんだってさ(笑)。
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