2022/10/06 - 2022/10/12
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3年ぶりの開催となった那覇大綱挽。
今年の参加は事前登録制で人数制限が設けられていましたので、綱も短ければ太さも細い大綱でした。
★くす玉の垂れ幕が下りてこない★&★綱が切れる★というハプニングがあった2022年の那覇大綱挽。
前回のような迫力はありませんでしたが、イベントが戻ってきたのは喜ばしいことではないでしょうか。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 同行者
- 家族旅行
- 交通手段
- レンタカー ANAグループ 徒歩
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3年ぶりの開催となった那覇大綱挽。
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今年の参加は事前登録制でしたので、人数も少なければ綱の長さも短く、また太さもかなり細いという印象でした。
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参加者が持つのは、横に出ているこちらの綱。
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久茂地交差点に集まった旗頭は圧巻。
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東の旗頭だけ撮影しましたが、交差点の反対側には西の旗頭7旗も並んでいます。
風が吹き、水平になったふちながし(吹き流し)。
それはそれは美しかったですよ。
14旗の旗頭が勢揃いする様子は本当に素晴らしいので、皆さんも是非ご自分の目でご覧になってください。 -
クレーンで持ち上げられるくす玉。
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こちらも準備が整いました。
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祝辞の後は空手我栄(からてがーえー)と旗頭我栄(はたがしらがーえー)。
それが終わると各旗頭は東と西の応援に回るのですが、なかなか所定の位置につこうとしない旗頭もあり進行役泣かせ。
アナウンスを担当している男性の口調も、徐々にタメ口に変わっていきます。
前回は綱を引く楽しさと、アナウンスの面白さに爆笑していた私。
画像左は久米の旗頭。
沖縄戦の前は4旗を所有していましたが、戦争で焼失。
今年に入りようやく4旗目となる旗頭の青龍刀(せいりゅうとう)を復活させましたので、いつも以上に長く舞わせていたいというにーせーたー(青年たち)の思いもあったのかもしれませんね。
しかし、時間になっても移動しないのはいつものこと。 -
久茂地交差点、そして後方にある建物(画像左)は沖縄県庁。
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いよいよ東西の綱を1本に繋げていきますが、綱の横にいるのは結合作業で活躍する棒突(棒を持った人たち)。
しかし、今年は本数が少ないようです。
気のせいかしら? -
「ハーイヤ!」の掛け声で、久茂地交差点の中央に進む東の綱。
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今年は1回で、交差点中央付近まで移動してきましたよ。
西の綱も同じように移動してきましたが、いつものような迫力は感じられません。 -
前回は「ハーイヤ」で東の綱が動き、同じように「ハーイヤ」で西の綱が動くというのを繰り返していましたが、今年は東西とも1回で終わり。
後はかぬち棒で繋げるだけです。
西の女綱を東の男綱の上に載せる作業もかなり時間がかかるのですが、こちらも前回より早かったように感じました。 -
黄色いTシャツを着ている人たちは、イベントを手伝っている米軍関係者。
この大綱挽は市政50周年を記念して復活した伝統行事ですが、米軍との親睦も兼ねているようです。 -
綱引きを楽しみにしている子どもたち。
3年ぶりですから、子どもだけでなく大人もワクワクしていたのではないでしょうか。 -
この画像では良く分かりませんが、東の綱と西の綱をかぬち棒で結合させているところ。
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綱が1本になりましたので、次は歴史上の人物による演舞が行われます。
こちらは支度と呼ばれる人たち。
メインとなる人物(今回は2人の王さま)、お供そして旗持を指しますが、主役の2人は毎回変わりますよ。
昨年は阿麻和利(勝連城)と護佐丸(中城城)でしたが、今年は尚巴志(しょうはし)王と糸満の他魯毎(たるみい)王が見栄を切っていました。
尚巴志王が所有する金の屏風を欲しがった他魯毎王。
尚巴志王もまた他魯毎王の土地にあるガデシガー(水/泉)を欲しがっていましたが、「これをあげるからそれ頂戴!」「はい、どうぞ!」という訳にはいかなかったようです。 -
実は私…大綱挽会場へ行く前に、お二方そして事務局の方と一緒に写真を撮らせていただいたのですが、王様二人は化粧もしていますしどちらも凛々しいお顔だったので区別することが出来ませんでした。
しかし演舞を見ると羽織の色が黒っぽい方が他魯毎王でしたので、恐らくこちらが他魯毎王役。 -
そしてこちらが尚巴志王役。
胸の紋は、どちらも同じように見えました。 -
演舞が終わるとくす玉が割れるのですが、今年は紙吹雪は舞ってきたものの垂れ幕が下がらないというハプニング発生。
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一旦下ろして
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再び上へ…。
ここは歓声が上がる場面でしたが、今年は「あららっ。」のくす玉となりました。
取り敢えずくす玉も割れましたので、いよいよ大綱挽の始まり始まり~と思いきや突然のアナウンス。
移動中に西の綱が切れ、綱引きをせず引き分け。
前回は東西の綱が繋がり綱引きも行われたのですが、途中で西の綱が切れて引き分け。
2回続けての引き分けとなりました。 -
綱が切れたというアナウンスが流れた時は、「本当なの?」と疑った人も多かったようですが、これを見たら納得するのではないでしょうか。
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本来はこの状態ですが、
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切れた箇所の近くは綱が緩み、ご覧のような状態になっていました。
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流石にこれでは、綱引きは出来ません。
今年はあっけない幕切れとなりましたが、大きな行事が戻ってきたというのは私たちにとって喜ばしいことではないでしょうか。
今はまだ感染症に対する不安を取り除くことは出来ませんが、来年は迫力ある大綱挽を期待したいと思います。
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