2022/10/21 - 2022/10/21
605位(同エリア4228件中)
愛吉さん
東京国立博物館は明治5年の創立、令和4年で150年を迎えます。
それを記念して開催されたのがこの展示会。
東博が所有する89件の国宝全てが展示されます。
それならば何を置いても見に行かざるを得ません、早速見に行きます。
以下はそのレポートです。
”パンフレットの表紙”
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- JRローカル
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創立150年を迎えた東京国立博物館。
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国宝展の会場平成館。
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国宝展第一会場入口。
-
パンフレットの表紙裏。
会場内は撮影禁止の為、朝日百科日本の国宝より抜粋します。
尚パンフレットに掲載されている作品中心です。 -
先ず入口劈頭を飾るのは、長谷川等伯筆 ”松林図屏風” 安土桃山時代。
情感豊かな日本的水墨画、水墨画の最高傑作。
六曲一双、右隻。 -
左隻。
国宝の一番人気として巻頭を飾ります。 -
二番目に並ぶのは、久隅守景筆 ”納涼図屏風” 江戸時代。
気品と脱俗、二曲一隻。 -
三番目は、渡辺崋山筆 ”鷹見泉石像” 江戸時代。
和洋が渾然と調和した肖像画の大傑作。 -
目を背後に転じると、"孔雀明王像” 平安時代。
優美な彩色、妖艶な画面、院政期仏画を代表する逸品。 -
”平治物語絵巻、六波羅行幸巻” 鎌倉時代。
-
同上
これと対をなす三条殿夜討巻は明治期にボストン美術館に流失。
今春里帰りしたのを見ました。 -
東洋絵画、南宋李適筆 ”紅白芙蓉図” 紅芙蓉 南宋 1197年
繊細で鮮烈な優れた作品、現存する南宋絵画の最右翼。 -
上掲と一対をなす白芙蓉。
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雪舟筆 ”秋冬山水図” 秋景 室町時代
明快で堅固な構図、 水墨画の代表。 -
上携と一対、冬景。
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狩野永徳筆 ”檜図屏風” 安土桃山時代
生命力に満ちた樹勢、桃山武将の剛毅な好みを表現した逸品、元は襖絵、現在は六曲一隻の屏風。 -
狩野秀頼筆 ”観楓図屏風” 安土桃山時代
風俗画の誕生を告げる記念碑的作品、六曲一隻の屏風。右編三曲部分 -
同上左編三曲。
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右編の部分、紅葉を楽しむ女性達。
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法隆寺献納宝物、”竜首水瓶” 飛鳥時代。
明治初期法隆寺より朝廷に献納された宝物、推古天皇が使用したと伝わる。
胴に二匹の天馬が毛彫りで描かれ、頭は竜頭の拵え。 -
本阿弥光悦作 ”船橋蒔絵硯箱” 江戸時代。
蓋の甲が山形に盛り上がった異形の硯箱、中央に鉛板の橋を掛け二十一文字を散らした完成度の高い逸品。 -
”埴輪武装男子立像” 古墳時代、 群馬県太田市出土。
古墳時代の武装を表現、当時の武装の実態や埴輪生産のあり方を教えて呉れる重要な資料。 -
国宝展最後の特別展示室です。”金剛力士立像” 平安時代。
かって滋賀県蓮台寺の仁王門に置かれていましたが、昭和9年の室戸台風で倒壊廃寺、昭和43年その部材を美術院が譲り受け保管、今回2年を掛けて修理完成、改めて東博が購入しました。
初公開になります。
特別展示室のみ撮影可でした。 -
それでは一体づつ見て行きましょう。
”阿形” -
”吽形”
-
特別展示室には見返り美人図も展示されています。
菱川師宣筆 ”見返り美人図” 江戸時代。
瞬間的動きの中に美しさを表します。
では見返り美人に見送られて国宝展を退室。 -
本館1階に降りて来ました、
見返り美人の修復が行われるようです。 -
本館正面階段、東博を後にします。
終
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