初めましての四国は高知県へ「2日目は奇跡の清流、仁淀川の青！」にこ淵・四万十川

2022/10/02 - 2022/10/04

高知2日目もいいお天気！
にこ淵の美しいブルーは想像以上で、見る角度によっても色が変わる。
見ているそばから色が変化してくる。
なんて神秘的。
見に来た甲斐がありましたヽ(*´ｖ`*)ﾉ
その後は、四万十川へ。
道中の山越えが思っていた以上に距離があって・・・
高知県って山深いんだなぁ。

高知リカバリーキャンペーン、たまたま宿泊したホテルが対象宿で、一人5000円のキャッシュバックがあり、宿泊証明書を出してくださった。
帰ってから、しっかり申請させていただいて、お得な高知旅になりました。

エリア 中村・四万十川周辺(高知)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: レンタカー JALグループ

10/3　9：20　
ＪＲ高知駅南口に高知を代表する幕末の志士の像。
坂本龍馬、中岡慎太郎、武市半平太。

台座を含め全高８・３メートル！

こうち旅広場 名所・史跡

駅前のこうち旅広場には「とさてらす」という観光案内所があって、お土産の販売もしている。

高知県の各エリアが案内されており、これから行く仁淀川の美しいブルーの写真が目に入った。
「今日はお天気がいいから、とても綺麗なブルーが見られると思いますよ」と女性職員の方に言われ、ますます期待は高まる。
ルートや途中の見どころなど教えてもらって、いざ出発！

今日もあちこちで撮り忘れ・・・
写真はHPから拝借させていただきました。

高知観光情報発信館 とさてらす 名所・史跡

ここにも坂本龍馬さん。

高知観光情報発信館 とさてらす 名所・史跡

今年ほど、自然の美しさに癒されたことはない。

空、海、木々、月、星、空気・・・
自然の万物が持つ力は偉大。
何も考えない”無”になる事って、意識しないとなかなかできないもんね。

やたらと仕事のメールが来てる夫。
道の駅土佐和紙工芸村のパーキングに車を停めて、返信したり連絡したり。

私は連なる山々と仁淀川を撮ってから、お店を覗きに。

「けずり芋荒けずり」という芋けんぴを見つけた。
うまいもの大賞受賞と紹介されている。

ちょうどいい大きさだったので5箱買った。
子ども達や友達のお土産にちょうどいいわ。

芋けんぴのような硬さはなく、紙のような薄いお芋でまさにお芋を削った感じ。
パクパク食べても罪悪感なくあっという間に食べられちゃう。

休日なんだから、仕事はやめてよね、と心でつぶやく。
気をもんで振り回されても、結局仕事は回るし、何とかなるし、大事にもならないし、会社もつぶれないし、取るに足らない事に過ぎないんだから。
すべて、私の心の声。

11：10
道の駅633美の里（むささびのさと）

こちらでも、高知県の美味しいものを物色。
塩ぽんずや小ぶりのゆずのドレッシングを購入。

道の駅 ６３３美の里 道の駅

地元の食材やお土産の他、軽食コーナーも。
こちらもHPから写真を拝借。

11：30　にこ淵到着。

手前の駐車場に停めて、ここから降りて行く。
細くて急な階段なので、絶対スニーカーや運動靴で。
スカートも避けてくださいって書いてあったくらい。
もちろん、しっかり下調べしてきたので問題ないけれど。

夫は、また仕事のメールに忙しい。
待っていたけれどなかなか終わらないので、もう一人でさっさと行きます(#`Д´)

本当に急な階段。
コロナ対策でつかまりたくないけれど、しっかり手すりにつかまって。
除菌シートは持ち歩いているからね。

見えてきた～！

お～、見えてきた見えてきた♪

ひゃぁ！
これが仁淀ブルー☆

なんて幻想的な青！

地元の人は近寄らない神聖な場所って看板があったけれど、まさに神聖な空気が漂っている。

にこ淵 自然・景勝地

自然が生み出した幻想的な色に、たくさんの観光客が押し寄せる。
大事にしていかなきゃね。

水際まで下りている人もいるけれど、ここからは階段がなく岩場だけ。
下りてみたいけれど、岩場は運動靴でも危険なくらい足場がない。

ほとんどの人が階段で下りてきたこの場所で写真を撮る。
でも、とても狭い場所なので、みんなで譲り合って。

まだ混雑していなかったのでゆっくり青の時間に浸っていたら、夫がようやく下りてきた。
・・・現実に引き戻された。

滝壺の左側の方は青の色がまた違って見える。

だんだん人が下りて来たのでそろそろ戻ります。

娘が作ってくれた愛犬の羊毛フェルト、どこに行くにも一緒。
変なオバサンでもいい。

夫は頭の中は仕事の事を考えているようなので、にこ淵から四万十川へは私が運転することにした。

ナビの設定を適当にやったから、なんと四万十川の源流に設定されてしまい、まるで”ポツンと一軒家”のような山道をひたすら走る羽目に(ﾟДﾟﾉ)
こんなに時間がかかるわけないと思ったけれど、時すでに遅し。
戻るに戻れない山越えになった。

14：20
ここはどこ？
鬼北町って愛媛県?
2時間半も運転して四万十町ってどこ？

大きな道の駅のように見えたけれど、レストランがあるわけでもなく、おにぎりやパンを買って、とにかく四万十町に向かおう・・・

さすがに険悪(#`皿´)
ここからの運転は夫に代わって。

15：40
日本最後の清流とうたわれている四万十川。
全長196キロ。
山々に囲まれてどこまでも川が続いてる景色は、日本の原風景みたい。

午前中に、にこ淵に向かう時も感じたけれど、山から声が聞こえた。
ひと昔前のパトカーのサイレンみたいな音・・・
最初、パトカーが近づいてるのかと思って、夫に「パトカーが来てるよ」って何度も言った。
夫はそんなサイレンなんて聞こえないと言う。

確かに、聞こえる場所と全く聞こえない場所があって、何の音なんだろうと思っていたけれど、山の声じゃないかと、勝手に思っている。

四万十川 自然・景勝地

15：50
四万十川にはたくさんの沈下橋（ちんかばし）が架かっている。
沈下橋とは、増水時に川に沈んでしまうように設計された欄干のない橋のことで、これはぜひ見たかった。

勝間沈下橋
全長171.4ｍ、幅4.4ｍ

勝間の沈下橋 名所・史跡

この勝間沈下橋は、3本の橋脚が特徴的だそう。
横から見ていなかったわ(≧▽≦)

『釣りバカ日誌14』の撮影もここで行われたんだとか。

勝間沈下橋から見た景色。

夏はカヌーやキャンプなどもできる沈下橋。

こんな景色の上に欄干もない橋が架かっている。

また車に乗って、近くの口屋内沈下橋（くちやない）に移動。
全長241.3ｍ、幅3.6ｍ。

沈下橋それぞれ違った顔があるんだね。

口屋内沈下橋 名所・史跡

こちらの沈下橋は渡る途中に車を停めることができる斜面がある。

陽が沈んで、四万十川も墨絵のように。

17：00
本日宿泊のホテル星羅四万十に到着。

四万十川の中間地点にあり、四万十川が部屋から見下ろせる。

ホテル星羅四万十 宿・ホテル

開放的な吹き抜けになっているエントランスホール。

四万十市天体観測施設がすぐ近くにあって、24時間開いている市の小さな天文台なんだそう。

明日は高知空港11：35発で、レンタカー返却が10：35。

ここから高知空港まで最低でも2時間半かかるらしい。
8時に出発する予定だったけれど、ホテルのスタッフの方はどこか不安そう・・・
帰る途中に、別の沈下橋も渡ってみたい、と言ったら、それだとさらに1時間は早く出発されないとちょっと不安です、と困った顔をされた(｡-人-｡)

朝食は7時から。
「では、朝食はキャンセルして早めに出ます」と言ったんだけれど、「いや、6時半に用意させます」と。
「いやいや、それは悪いから朝食はいいです」
のやりとりがしばし続く・・・

結局、6時半に朝食を用意してくださる事になった。
申し訳ないです・・・

早朝はフロントスタッフも不在になるとの事で、チェックインと同時にチェックアウトも(^-^;
夕食時の夫のアルコールも、食後にお支払い。

部屋は和室。

私はお布団が苦手なのでできれば洋室がいいけれどね。

それなりに宿泊客がいたけれど、夕食時には数組にしか会わなかった。
コロナ対策で時間差にしているんだろうね。

もちろん、今日もカツオのたたきは食べなくちゃ！

鮎の塩焼きや四万十あおさのりの天ぷらや陶板焼きなど、美味しくいただきました。

スタッフの方は、食事のペースをしっかり見計らって最後まで感じの良いサービスでした。

10/4　6：30

せっかく用意してくださったので、しっかりと和朝食をいただいて、6：45にはホテルを出発。

7：00

夜明けの空。
今日もいいお天気かな。

長生沈下橋（ながおいちんかばし）
全長120ｍ、幅3.1ｍ

昨日のフロントのスタッフが、個人的に好きな沈下橋ですって勧めてくださった。

昨日歩いた沈下橋の中で一番幅が狭いよ・・・

長生沈下橋 名所・史跡

さとぴ。さんのご主人様が沈下橋を運転したという旅行記を読んだ。

この沈下橋は幅3ｍだけれど、行ってみる？
私も、さとぴ。さんをマネて動画撮影。
アトラクションみたい。

渡ったら、そりゃ戻るしかない。

夫は、大したことないよ、みたいに余裕かましているけれど、そういう気の緩み、やめてよね～。
慎重に慎重に・・・

動画には、小さい声で、こわっ！こわっ！って私の声。

無事渡り切りました～

さぁ、一気に空港に向います♪

帰りも、夫には聞こえない山の声があちこちで聞こえた。

それにしても、まったく信号がない。
普通の道だけれどノンストップ！

8：35　土佐PAでトイレ休憩

ここから空港まで63キロ。1時間とちょっと。

土佐パーキングエリア 道の駅

レンタカーを返却して、10時には空港に着いた。

知らない土地では時間の計算が難しいけれど、余裕を持って動けたのは良かったね。

高知空港（高知龍馬空港） 空港

土佐料理 司
創業104年という老舗で、最後にまたカツオのたたきを食べて帰ります。

司 高知空港店 グルメ・レストラン

カツオのたたきの他、どろめ、茄子のサラダ。
そして、夫はビール。

高知県の茄子生産量は、全国一位なんだって！
お店の方に勧められて注文してみた。
冷たいお茄子だと思ったら、温かくて大きな揚げ茄子が美味しかった。

また写真を撮り忘れて、途中で気づくという・・・

毎日あちこちでお目にかかった坂本龍馬像。

お邪魔しました(*^-^*)

帰りの機内からも

綺麗に見えた富士山。

嬉しいな。

この旅行記へのコメント （4）

• G☆travelerさん 2022/11/07 18:27:14

  未踏の地

  comodoさん、こんばんは！
  
  タイトルのとおり高知県は我が家にとって未踏の地です。でも行くとしたら私も四万十川に行きたいな。あそこで釣れなくてもいいから竿を出して、のんびり過ごしてみたいです。妻を釣りに付き合わせるわけには行かないので、行くとしたら一人旅でしょうね（笑）。
  
  G

  comodoさん からの返信 2022/11/09 10:56:04

  RE: 未踏の地

  Gさん、こちらにもありがとうございます。
  
  実は、私は香川県の父母が浜に行ってみたい、と思っていたんですが、夫が四国で行った事ないのは高知県だけだから高知に行きたいと(旅行じゃなく転勤族だったからですよ）
  知ったこっちゃないわ、と思ったけれど、結局高知県へ(笑)
  
  にこ淵はこの目で見られて感動しました！
  四万十川は夕方と朝早い時間帯だったので、陽に輝く四万十川は見られませんでした。
  川の中まで入って釣りをしている地元のおじちゃん達、結構いましたよ。
  カツオのたたきは、本当に美味しかったです(*^-^*)
  
  　　　　comodo

• mirukuさん 2022/11/07 11:20:40

  大自然の逞しさ

  comodoさん、こんにちは!
  
  にこ淵のコバルトブルーは素晴らしいですね^^
  山の中を走る旅、自然を満喫?できて、素敵^^
  空気も違うのではないですか?
  
  沈下橋は初めて知りました。
  3.1mはかなり怖いですね・・・
  お写真でも十分、凄さが伝わってきます。
  
  たゆとう流れの四万十川、偉大。
  
  行ってみたいな、高知県です。
  
  　miruku
  

  comodoさん からの返信 2022/11/07 11:55:22

  RE: 大自然の逞しさ

  mirukuさん、こんにちは
  
  コメントありがとうございます。
  
  私も今さっき、mirukuさんの裏磐梯の紅葉の旅行記にお邪魔していたところです。
  どの写真も本当に美しい！
  さすがですね〜
  
  私は相変わらず、ホント写真撮ってないんです(/ω\)
  アップしてるのがほぼ全てなの〜
  撮影センスないし、私は「撮る人」ではなく完全に「見る人」だわ(笑)
  
  > 山の中を走る旅、自然を満喫?できて、素敵^^
  > 空気も違うのではないですか?
  
  私は運転は好きじゃないからだんだん機嫌悪くなって、険悪でしたよ。
  さほど下調べもなく高知に行ってしまったので、いろいろ不手際で。
  そんなスムーズにいかない旅も楽しめるようにならなきゃですね。
  旅行記を書いていて、そんな事を思いました。
  
  　　　comodo