女満別の旅 オンネトー、アイヌコタン、美幌峠

2022/10/12 - 2022/10/13

女満別空港から美幌峠を見たくて、計画した格安旅行です。
直前に全国旅行支援が始まったので、予約していたホテルの料金が安くなった上に、二人で6000円のクーポンも貰えました。
今回の旅行は北海道の紅葉を絶景スポットで楽しもうと、美しい景色の名所を回りました。最初にオンネトーに行き、その日はニュー阿寒ホテルに宿泊。夜にアイヌコタンを散策しました。
翌朝ご飯を食べる前に、ボッケの小道を散策。阿寒湖や雄阿寒岳を眺めながら、ボッケまで行きました。
ホテルをチェックアウトした後、摩周湖第3展望台からの景色を見た後、道の駅ぐるっとパノラマ美幌峠に向かいました。
美幌峠から屈斜路を眺めて景色を堪能したあと、道の駅にある海空のハルというお店で、山わさび醤油ラーメンをいただきました。
1泊2日の短い旅ですが、お天気も良く素敵な場所が眺められたのでとても良かったです。

エリア 北海道

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 3.5
• 交通: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: レンタカー 徒歩 Peach
• 旅行の手配内容: 個別手配

はじめ女満別空港におりました。
女満別空港は道東旅にはとてもいい場所にあります。
今回は、阿寒湖、摩周湖、美幌峠を、1泊2日で巡ります。
セールでゲットした格安航空券なので、到着は15時、出発は翌日15時40分と滞在時間の短い旅です。
それでも思ったより色々楽しむことができました。

女満別空港 空港

最初の目的地はオンネトー。
途中で道の駅あいおいに立ち寄りました。
クマヤキと書いてある旗がたくさん立っていたので、1つ買ってみました。

道の駅 あいおい 道の駅

これがクマヤキ。
見た目からはたい焼きみたいなパリッとした感じかなと思いましたが、食べてみるともちもちしていて、丸い今川焼きと同じような味です。
因みに関東では今川焼ですが、中部では大判焼、関西では回転焼、北海道ではおやきと呼ぶらしいです。
これは、それが熊の形になってる感じの味でした。
とても可愛いですね。

道の駅 あいおい 道の駅

道の駅あいおいの隣に相生鉄道公園がありました。展示車両が白樺に生えていい感じです。
キハ22 69と表記されています。

相生鉄道公園 公園・植物園

こちらも素敵です。スハフ42 502です。
このほかにも除雪車などが置かれていました。

相生鉄道公園 公園・植物園

旧北見相生駅があります。鉄道好きにはたまらない場所なんでしょうね。

相生鉄道公園 公園・植物園

オンネトーには夕方に着きました。
夕日に赤く染まる雌阿寒岳と阿寒富士が美しいです。

オンネトーはアイヌ語で年老いた沼という意味らしいです。
湖面に映った木々の色が神秘的で素敵すぎます。

オンネトーを見た後は、宿泊予定のニュー阿寒ホテルに向かいました。
ホテルに着くと、団体客がたくさんいてビックリしました。
阿寒湖の中ではかなり大きめのホテルでした。
直前に全国旅行支援が始まったおかげで、40%オフでクーポン付きで泊まれました。

ニュー阿寒ホテル 宿・ホテル

エレベーターの中から写したホテルのロビーです。

ニュー阿寒ホテル 宿・ホテル

お部屋はおまかせのプランだったので期待していなかったのですが、目の前が阿寒湖で6階のお部屋だったので、景色もよかったです。
夜でも窓の右側の方角にホテルがあり、停泊している観光船に、光があたっていたので、真っ暗ではありませんでした。

ニュー阿寒ホテル 宿・ホテル

夕飯前にアイヌコタンを散策しました。
あたりは暗かったのですが、灯りがともっていい雰囲気でした。

阿寒湖アイヌコタン 名所・史跡

アイヌ特有の彫刻の入った建物の一つ一つが目を惹きます。

阿寒湖アイヌコタン 名所・史跡

フクロウのオブジェも素敵でした。

阿寒湖アイヌコタン 名所・史跡

奥の方まで歩いて行くと、アイヌの踊りが見られるというアイヌシアター、イコロがありました。
屋外にも音楽が流れていました。
夕食やお風呂のこともあり、今回は外から建物を眺めただけでホテルに戻りました。

阿寒湖アイヌシアター イコロ 名所・史跡

戻ってすぐ、展望風呂に直行しました。
天空スパが素敵すぎました。
天空スパは湯浴み付きの混浴で、夜空の星がよく見えました。夜空の下では静かな素敵な音楽も流れていて、お湯の温度も程よいので、つい長湯をしてしまいました。。
50mプールかと思われるほど広くて、泳ぎ回りたくなりました。
時を忘れるほど心地よい空間だったので、夕食の時間が少なくなってしまいました。
バイキングだったので、慌てて色々持ってきました。

ニュー阿寒ホテル 宿・ホテル

ホテルの中は、模様のある絨毯が床にはめ込まれ、エレベーターのところには金色の和柄の模様が入っていました。
昭和バブルのホテルな感じがしましたが、昭和世代の私たちのには何故かしっくりきました。
朝目覚めると、天空スパに入りたくなって、朝風呂に行きました。
天空スパに行ってみると、あたりは霧に包まれて幻想的な感じでした。
でも晴天の景色の中でも入ってみたかったです。

ニュー阿寒ホテル 宿・ホテル

お風呂に入ったあとは朝食バイキングに行きました。
目の前の阿寒湖を眺めながら食べられる、素敵な朝食会場でした。

ニュー阿寒ホテル 宿・ホテル

朝食を済ませた後、ボッケの小道を散策しました。
ボッケは数日前に行った別府の鬼石坊主地獄と同じような感じかなと思い、とても興味がありました。
ボッケとはアイヌ語で煮え立つという意味だそうです。

散策路に弁慶の足湯がありました。
隣町の本別町まで弁慶が来たということで作られた足湯で、実際に弁慶が使ったというわけではなさそうです。
弁慶や義経が北海道まで来た？という北行伝説は信憑性が問われていますが、そこにはロマンがありますね。

ボッケ(泥火山) 自然・景勝地

足湯の近くで、野生のリスを何匹も見ることが出来ました。
動きが早いので、カメラで捕らえるのが大変！

紅葉が進む林の中を、阿寒湖を眺めながら歩くのは、とても気持ちがいいものです。

湖の奥に雲のように見えるのはなんと表現したら良いのでしょう。
山から見たら雲海かな⁈

正面に雄阿寒岳が見えてきました。

湖に突き出た写真撮影スポット。
せっかくなので降りてみました。

湖の目の前に1つ目のボッケを見つけました。

ボッケ(泥火山) 自然・景勝地

写真撮影スポットからボッケの方を見たところです。
水際のとても近くにボッケがあるのがわかります。

同じ撮影場所から反対を見ると、雄阿寒岳の手前に見えるいくつかの岩のあたりが、少し渦巻いているような感じに見えました。
湯気も上がっています。
そばに近づくことはできませんでしたが、あの辺りは温度が高いのでしょうか⁈
何故かとても気になりました。

再び林の中に上がって行くと、紅葉がとても綺麗でした。

湖から少し上に上がったところに2つ目のボッケを見つけました。
こちらのボッケは、1つ目ののボッケより激しくボコボコと音がしていました。
別府の坊主地獄のような感じですが、商業施設がない林の中にあるので、より自然のエネルギーが感じられます。
私たちとは逆の道から来ている人もいましたが、その場合はこちらのボッケを先に見ることになります。

ボッケ(泥火山) 自然・景勝地

ボッケから帰ってくる途中に足湯がありました。
マリモのような丸いボール状のオブジェが面白いです。
ウレカリプと表示されていました。

散策から戻ってくると、ちょうど遊覧船が出るところでした。

阿寒湖遊覧船 乗り物

遊覧船の船着場からニュー阿寒ホテルを見るととても大きくて立派です。
屋上の天空のスパを下から眺めると、もう一度入りたくなります。

阿寒湖 自然・景勝地

部屋に戻って窓から外を眺めると、朝までかかっていた霧がすっかりなくなって、素晴らしい景色が広がっていました。
今の時間に展望風呂に入れたら素敵でしょうね。

阿寒湖 自然・景勝地

思ったより早くホテルをチェックアウトできたので、摩周湖(ましゅうこ)の第三展望台にやってきました。
以前の道東旅ではあいにくの雨で、ツアーだったこともあり、第一展望台からの摩周湖見学でした。
今回はレンタカーを借りてのドライブなので、大型バスが停めることのできない標高の高い第三展望台に行くことにしました。
雲は多いもののお天気がよく、素晴らしい摩周湖に出会うことができました。
カムイシュ島もはっきり見えます。

摩周湖第三展望台 名所・史跡

摩周湖の反対側で白樺越しに屈斜路湖(くっしゃろこ)が見えます。

摩周湖第三展望台 名所・史跡

オホーツク海側の景色まで一望できます。

摩周湖第三展望台 名所・史跡

摩周湖から今度は道の駅ぐるっとパノラマ美幌峠にきました。

ぐるっとパノラマ美幌峠 名所・史跡

美幌峠の展望台に向かって歩いて行くと、どちらを向いても絶景が広がっています。

美幌峠 自然・景勝地

日が照ったり陰ったりして、景色を表情を変えます。

美幌峠 自然・景勝地

美空ひばりさんの美幌峠の歌碑がありました。

ここでは何人もの人が記念写真を撮っていました。

美幌峠 自然・景勝地

一番上まで上がってくると、石が積み上げられている場所がありました。
何の意味かわからず、私もひとつ載せてきました。

美幌峠展望台 名所・史跡

頂上から降りてくる時に見える景色も格別です。

どこを切り取っても素敵な景色に圧倒されますね。、

降りてきた所にある道の駅の 海空のハルさんで、人気ナンバーワンの山わさびしょうゆラーメンをいただきました。

美幌峠レストハウス グルメ・レストラン

これがその山わさびしょうゆラーメン。
さっぱりかなと思ったら、案外コクのあるラーメンでした。
私は胃腸が弱いので油が苦手だから、もう少しあっさりした方が嬉しいのですが、一般的にこのくらいの方がいいのだと思います。

美幌峠レストハウス グルメ・レストラン

道の駅の中にある小麦の奴隷というお店で、三年連続金賞受賞と書かれているカレーパンを見つけました。
家で電子レンジで温めても良いとのことだったので、2つ購入しました。

美幌峠レストハウス グルメ・レストラン

袋に入れられていますが、クルトンがくっついたような感じのカレーパンでした。
ここでクーポンを使おうと思ったのですが、道の駅のお店はクーポン対応していませんでした。

美幌峠レストハウス グルメ・レストラン

いただいたクーポン6000円分をアイヌコタンで3000円利用しましたが、道の駅ぐるっとパノラマ美幌峠では使えなかったので、まだ3000円残っていました。
空港のお土産屋さんで色々探していたら、巨大な冷凍しじみを見つけました。
お店の人の話では、女満別湖で取れるしじみ だそうで、あさりのような大きさです。
1キロの大袋を購入し、ついでに小さな飲むヨーグルトも買ってほぼ3000円を使い切りました。

女満別空港 空港

これが、そのしじみ です。

今回の旅行で使った費用は2人分でも5万程度でした。そのうち6000円のクーポンも活用したので、実質45,000円以下の出費だけでした。
なかなかコスパの良い旅行ができました。

女満別空港 空港