【東京散策132-2】OPENから閑古鳥鳴く『東京国際クルーズターミナル 』(^▽^;) はエエとこでした

2022/09/23 - 2022/09/23

2020年9月10日、新たな首都の玄関口・東京国際クルーズターミナルがオープンしました。
新交通ゆりかもめの駅名も『船の科学館前』から『東京国際クルーズターミナル』に変わり、高さ52mのレインボーブリッジを通過できない大型クルーズ客船が寄港できる巨大国際ターミナルです。

鉄骨造4階建てで高さ35ｍ、延床面積 約19,000㎡、 岸壁延長430m、幅30ｍ、水深11.5mの巨大ターミナルですが、新型コロナ騒動で海外からのクルーズ客船での観光に至っては　2020年の開業から2022年8月までで0件とスタートから芳しくない状態です。
それでも開館はしていて9：00～17：00無料で館内へ入れます。

東京国際クルーズターミナル
https://www.tptc.co.jp/terminal/guide/cruise

エリア お台場(東京)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• 交通: 4.0

• 交通手段: 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

最寄りのゆりかもめの駅も『船の科学館駅』から『東京国際クルーズターミナル駅』 に駅名が変わっていました。

東京国際クルーズターミナル駅 駅

右は2011年に閉館してしまった『船の科学館』

潮風公園アプローチもターミナルオープンに合わせて完成しました。

船の科学館 美術館・博物館

施設案内はこんな感じ。

これが『東京国際クルーズターミナル』屋根がウェーブしてますね。

東京国際クルーズターミナル 乗り物

閑散とした建物前、自動車も人もまったくいない。

草木に覆われた入口。

これ中に入れるんか？？

お～どうやら開館しているようだ、これ見てホッとしたわ。

順路があるんかな？

2023年の3月まで海外からクルーズ船の入港は予定がないので人は全くいない。。
期待されていた役割を果たすことが出来ていない残念な施設ですが、今だからこそ空いてるから訪れておくべき。

建物は4階建ての構成。

前の旅行記で歩いた『ARTBAY TOKYO ART FESTIVAL』のポスターが貼ってある。

ここにもその作品アートあった。

これもです。

閑散としていましたが、大きくてとても立派な施設。
これだけの施設を放置するだけでも維持費かかりそう。

柱にはアルファベットでコードが振られていた。

正面の6A～6B面は壁で締め切りになっている。
ここも開業すれば向こうまでつながる空間になりそう。

手荷物宅配とあるが当然営業していない。
1階は自動販売機とスタンプラリー台、受付窓口くらいしか無い。

年内の入港予定は国内船舶のみであと4回。
12月10日（土）のにっぽん丸は見てみたいな。

トイレの案内はピクトグラムと英語でされているため、視覚的に分かりやすそう。
中も綺麗でした。

吹き抜けの2階へ上がるエスカレーターは人が近づくと動き始めるタイプ。
この前のソファーで読書している人がいた（笑）
確かに空調効いてるし、寝てても快適で良さそう。

2階に上がり、外を見ると東京タワーや日本一の森ビルタワーが見えた。
夜景も良さそう。

東を見るとやらかした芸能人が謝罪を玄関ですることでちょっと有名な湾岸警察署。

観光案内所があったが、当然閉まってる。
なかなか良さそうな雰囲気なんですけど・・・

招き猫とハローキティ、浮世絵と初音ミク等分野ごとの過去と現代の対比がなされたポストカードがあった。　
東京の離島のパンフレットも多数置いてある。
メモ用に少し戴きました (^^ゞ

1DAYPASSを販売している自販機は電源が入っているが準備中で隔離されていた。
電源入れとくの無駄にも感じるが・・・

OPENから殆ど利用が無いターミナルはとにかくきれいでだだっ広い。

使われていないの勿体ないというかOPENタイミング悪かったというのか・・・

椅子多い～～外周がガラス張りなので眺めも良く、人もいないので休憩にちょうどいいです。

海風を受けながら外通路を歩くこともできます。

天井には木材がふんだんに使用されている。
隈研吾さんの設計かな？
最近、木材組みあわせる建物って増えてますね。

ゴミの分類は色でもわかるようにしています。

誰もいない中で巨大モニターがひとり舞台（笑）

モニターでけ～
誰もいないのに大音量で流れる映像は電気代掛かりそう。

吹き抜けの上にも何かあるな。

送迎デッキのようです。

エスカレーターで4階に上がると真っ先に出迎えてくれるのが昨年閉幕した五輪のモニュメント。
記念撮影用のお立ち台付き　＼(^o^)／

撮影ができるようですが、人がほぼ居ないので撮影をしている人は勿論ゼロ。
今なら気兼ねなく独占できますよ。

公営施設にありがちなスタンプラリーも完備。
大の大人が人目をはばからず楽しむことが出来るのが良い (*^▽^*)

試し押し、なかなか緻密にできてるな。
スタンプなんて何年振りか記憶にもないわ（笑）

エレベーターは3台ありますが利用者がいないのが寂しい。

パラリンピックモニュメントもあった。
五輪と違って背景が配慮不足では？

これも撮影用モニュメント。
オープンから今日まで何人くらいがここで写真撮影をしたのか、使用感が見られず想像もできません。

4階はオリパラモニュメント、旅行者には関係ない会議室や送迎デッキに続く通路で構成。

通路には現代の東京を浮世絵風に描いた絵画がある。

江戸時代に現代がミックスされた日本に入国した外国人向けの絵画かと・・・

クルーズ船と外国海軍の記念楯のようなものも飾られていました。
これはアメリカとペルー海軍のもの。

これはイギリス海軍。

ブラジルと中国海軍。

4階の送迎兼ねた展望デッキからは、開放感あふれる景色があった。

屋内は閑散としていたおかげで開放感モリモリに加えて外に出たら気持ちいい。

湾岸エリアの景色も一望。

青海コンテナ埠頭のクレーンが並んでいます。

そこに巨大コンテナ船も眺められる。

40Fコンテナ6段積みされてますね。

クルーズ船が着岸するふ頭。

クルーズ船から下船する際の通路。

東京湾アクアラインの風の塔も見えました。

風の塔 名所・史跡

これだけ間近でコンテナ埠頭を見られる面では閉鎖された晴海埠頭よりもいいかも・・・

操作部もアップ。

デッキの角を左に曲がり突き当りにある喫煙所。　
柵に囲まれていますが、東京で一番気持ちよく喫煙が出来る場所なのでは？

海に浮かぶ浮標も・・・

向こうに見える管制塔らしきのは羽田空港かと・・・

羽田空港(東京国際空港) 空港

入国時のチェックゲートも日の目を見ず、隅っこに置かれていました。

ここがセンサー部ですね。

テーブルには東京の木材が使用されているそう。
なかなか座り心地よいソファーでエエもんかと・・・(*^▽^*)
家から近かったら空調も効いてて静かで景色も良い環境なので頻繁に足を運んでそう。

そんな新ターミナルでした。

それでは、お台場歩きを再開します。
湾岸所前に停泊している博物館の南極観測船『宗谷』

ここは自動車専用の連絡橋とは思ったんですが、自動車も来ないので歩いてみることに・・・

次回、クルーズ船入港時に来てみたいと思いました。
たとえ人が増えても定期的に行きたいと思うほど素晴らしい施設でした。