雨の遠野（3）遠野～一関（了）

2022/08/13 - 2022/08/15

三日目もやはり雨。
少し早めに出発して一関を目指すが、やはり時々強い雨が通り過ぎる。
あまり寄り道はせず、今日の宿、一ノ関駅近くの「蔵ホテル 一関」へと向かった。
お風呂などすませてから食事に出かけようとすると激しい雨。いくつか除いたお店はどこも一杯。諦めて駅のど真ん前の「ごっつおや」というお店に入ったら、魚がおいしく、クラフトビールや日本書も充実していてあたりだった。
その後、ホテルに併設の「蔵のバー エビス」で強い酒を少し。アイテム数は少ないが、かなりこだわったラインナップ。ただ、もう少しお酒の説明などできればもっと面白いのになぁとは思った。

翌朝は、ピーカン。
一関から新幹線で帰るだけの日にこの仕打ち。

エリア 一関(岩手)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 旅行の手配内容: 個別手配

雨であまり風景を楽しむ感じでもなく、道路付近のキョロキョロ見てもいつまで経っても河童推し。と思ったら、いつの間にかわさびに変わっていた。

11時過ぎに「増沢ドライブイン」に到着。しばらくの間は雨がやみそうなので雨具を干す。

この辺りはジンギスカンがおいしいとのことでジンギスカン定食を注文。
臭みもなくボリュームもあってなかなかよかった。

昼食の後「歴史公園えさし藤原の郷」に行ってみたが、どうもオッサン一人で来るようなところではないようなので、華麗にスルー。
そこから川沿いにちょっと行くと不思議な建物があった。「旧岩谷堂共立病院」だという。ドラマ「鐘の鳴る丘」のモデルになった建物だそうだ。
中に入ることができて解説をしてくれる人もいた。

窓から見える丘の上にある「及政旅館」に菊田一夫が疎開してきてこの建物を見て着想を得たとのこと。

寄り道をほとんどしなかったせいで少し早いので「平泉文化遺産センター」へ。
雨のせいか観光客的な人はほとんどいない。
平泉観光の際はここをまず見るといいのではないかと思った。

有名なジャズ喫茶「BASIE」。
現在閉店中

昼過ぎの新幹線を予約していたので市内を自転車でぐーるぐる。

謎のお墓。
近くで見てみたら、「明治天皇行在所」とあった。

「旧沼田家武家住宅」

世嬉の一酒造。

併設の「酒の民俗文化博物館」と「いちのせき文学の蔵」。
古くは島崎藤村が寄寓し、 中学生であった井上ひさし一家が土蔵で暮らしていたという。いかにも地方の名士という感じで興味深かった。

「浦島公園」

こういう公園が公設で無料というのはやはり文化の豊かさを感じさせる。

鉄道理容

お昼は「じゃじゃ丸」というお店で盛岡名物「じゃじゃ麺」。

JRの定期券を使っているため、JREポイントがかなり貯まっている。
せっかくなのでそれを使ってグランクラスにしてみた。
軽食は付かない車両だったが、広くくつろげた。