2022/08/12 - 2022/08/13
77位(同エリア265件中)
エスペラさん
『遠野物語』との出会いは、小学校の時の読書感想文の課題図書だった、平野直著『「遠野物語」の国へ』だった。
子どもだったから細かいことは分からないものの、九州とは違う不思議な雰囲気を感じた。
やがて『遠野物語』も読んだが、ついぞ遠野を訪れることはなかった。
行って驚いたのは、街の大きさ。
遠野市立博物館の説明によると、かつては盛岡に次ぐ大きな街だったそうだ。
だからこそ佐々木喜善が生まれ、遠野の物語が文字となったのだろう。
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翌日は朝から雨。
ちょっと弱くなったところで出発。 -
時間的にも距離的にも余裕があるのでまずは早池峯神社を目指す。
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時々ざーっと降ってくる。
まずは、早池峯神社に行く途中にある「遠野ふるさと村」がちょうど開店時間だったので寄ることにした。時代物のロケなどにもよく使われている場所らしい。
お客さんは誰もおらず貸し切り状態だった。 -
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実際に火をおこしてあるのは珍しいと思う。
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炭焼小屋。放置されっぷりがむしろ本当っぽい。
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自宅内にある馬屋
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ふるさと村を出ようとするとまた雨が降ってきた。
雨雲レーダーを見ると結構な雨雲が近づいている。
上りも下りもかなりつらくなりそうなので早池峰神社は諦めて伝承園の方に戻ることにした。
途中にあったら福泉寺に立ち寄り。 -
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本堂を見学している途中で猛烈な雨が降り出した。
さいわい本堂から五重塔までは屋根付きの通路があったのでそこをのんびり下る。
くだり終わっても雨はやみそうにななく、多少は弱くなってきたので駐車場まで濡れながら戻る。ちょうど自転車のところに着くと雨が上がった。 -
カッパ淵近くにある伝承園。
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伝承園の中にある「佐々木喜善記念館」は小さいが内容は非常に面白かった。
お昼近いので伝承園の中の食堂で昼食。観光施設の中だが値段も手頃で味もなかなかだった。 -
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カッパ淵へ。
キリンのホップ畑があった。たぶん、ここは見せる用の畑だと思うが。印象には残る。あと、遠野市内の飲み屋は当然のようにキリンビールの生を出す店が多かった。 -
伝承園の方から行くと自転車を止める場所がなかったので、ぐるっと回って川下の方に自転車を止めて再アプローチ。
変なオブジェがあった。 -
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カッパを釣るには「カッパ捕獲許可証」が必要。伝承園に売っていたので買おうかと思っていたが、イラストだらけのデザインがいまいちで買わなかった。昔あった「なめ猫」の免許証みたいな感じだとよかったのに。
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カッパ淵から東に向かい、山口の水車へ。
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山口の水車。
途中には佐々木喜善の生家もあった。
なぜか写真が残っていないが、この水車のすぐ下あたりにザシキワラシが出て行き滅びたという山口孫左衛門の屋敷の跡があった。現在も空き地になっていて、なんとも言えない不思議な雰囲気があった。 -
水車から下り始めるとまた土砂降りに。
ちょうど何もないあたりで雨宿りもできずまいった。 -
60歳を過ぎると連れてこられたという「デンデラノ」。
集落のすぐそばでむしろそのことが驚きだった。
説明板には「日中は里へ降り農作をし、夕方になるとここに戻った。里へ降りることを「ハカダチ」、戻ることを「ハカアガリ」という話が残っている。」とあった。 -
土淵郵便局で風景印をゲット。
予想通りカッパの絵があった。 -
夕飯は駅前の「民話やしき」というお店へ。
地のものをいろいろ食べてみようと思っていたが、観光客の方にサービスですといきなりソース焼きそば(推定二人前)がどーんと出てきてお腹いっぱい。あまりいろいろは食べられなかった。それでも田舎らしい雰囲気のいいお店だった。
そして夜は濡れたものを乾かしながらおねむに。
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