2022/09/27 - 2022/09/28
158位(同エリア1509件中)
はなまりんさん
- はなまりんさんTOP
- 旅行記152冊
- クチコミ77件
- Q&A回答17件
- 331,057アクセス
- フォロワー54人
長年の憧れだった湯布院の亀の井別荘に一泊しました。
亀の井別荘は湯布院御三家の筆頭に数えられる老舗中の老舗旅館です。
実は、9月は誕生日の月。日頃は手の届かない高級宿=亀の井別荘に、思い切って予約を入れたんです。その一泊の経験をご紹介しましょう。
結論から先に言いいます。
この宿が別荘と名乗る意味がやっと分かりました。ほんとに、昭和30年代の田舎の別荘のような佇まい。シンと静かな一軒家にただのんびりと滞在する、そんな夢を叶えてくれるお宿でした。
- 旅行の満足度
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
駐車場に車を入れた所から、スーツ姿の男性スタッフの丁重なお出迎えを受けました。ここから既に特別感ありあり!
ロビーにてチェックイン。大分割り適用のため、ワクチン接種証明書を提示します。なんなくパス。亀の井別荘 宿・ホテル
-
1万坪と言われる広大な敷地に、離れが点在しています。
庭の木々はうっすらと紅葉が始まっていました。もう少ししたら、きっと見事な秋景色になるのでしょうね。 -
通路のあちこちに野の花が活けてあります。
-
通路にも部屋にも壁にも、さりげなく可憐な野の花々が。
-
自然と一体になった宿の敷地。
緑の中に住まう・・・そんな宿です。 -
つくばいが涼しげ。
-
「〇号室はこちら」のような案内は一切ありません。
その代わり、曲がり角にはこんな象さんがいて、目印なってくれています。 -
今夜の部屋に向かいます。
-
宿はすべてが昭和の追憶そのもののよう。
-
一番奥の五番館が今夜の部屋。お隣は六号館。棟続きのようでした。
音や人の気配はまったく感じられませんでしたが、女性のお客さんらしい後ろ姿を、通路で一度だけちらっと見かけました。
今夜は満室だそうです。というか、予約の取りにくい宿として知られています。 -
五番館。
-
玄関はすっきりシンプル。
-
主室は畳にダイニングテーブル。
椅子の座り心地が好みではなかったのですが、すぐに取り替えてもらえました。
こういうリクエストに、笑顔ですぐさま応えて下さる姿勢に、さすが老舗だと感心しました。 -
庭を望むソファ。
-
ソファから眺める五番館専用の庭。
緑の木々や苔に気持ちが和みます。 -
寝室はツインのベッド。
-
洗面所からデッキに出られるんですが、朝までの激しい雨でチェアが濡れていて座れず、残念でした。
-
部屋の内風呂。小ぶりです。お一人様用かな。
温泉の湯がかけ流しだったのですが、最初は熱くて、かなり水で薄めることになりました。ちょっともったいなかったなぁ・・
大浴場の方が気に入ったので、この内風呂に入ったのは一度だけでした。 -
寝室の窓にはカーテンなどありません。こんな、昔の雨戸のような引き戸を引っ張り出して部屋を暗くします。
ああ、昭和な感じ・・ 懐かしい・・・ -
全部閉めるとこうなりました。
-
お風呂に行く前に、談話室でちょっと休憩。
奥にあるのは暖炉ですね。冬には火が入るのかしら? -
温泉ですもの、何はともあれ、お風呂に行かなくっちゃ!!
こちら、大浴場です。外との間の戸は開け放してあるので、ほとんど露天風呂。
お湯はトロトロ、美肌になれそう!!
独り占めの時間帯があったので、写真を撮ることが出来ました。
ラッキー!! -
気持ちいいなぁ・・日本人に生まれたら、やっぱ温泉だよね?!
つい、脚まで写っちゃいました
え?…美脚とは、お世辞にも言えない…って??
・・まあね・・ "(-""-)" -
こちら、大浴場の外の露天風呂です。
もう一つの大浴場の方には、丸い木桶の露天も付いているのですが、時間帯により男女入れ替えとなり、そちらは撮影できませんでした。
個人的には丸い方が好み (*^。^*) -
かけ流しのお湯。 はぁ~~ 癒される~~ (*^▽^*)
-
お待ちかね、夕食です。
食事は朝夕とも、お部屋で。仲居さんがタイミングよく料理を運んで来てくれます。 -
料理の美味しさに惹かれて、この宿のリピーターになる方も多いのだとか。
お誕生月だと伝えていたので、カラスミをあしらった一品をプラスしてありました。
嬉しいです。 -
〆のご飯に移る前、「よろしければお蕎麦をお持ちしましょうか?」
との仲居さんの言葉に、食いしん坊の私たちはつい"お願いします″と言ってしまいました。
かき揚げのついた美味しいお蕎麦でしたが、これでお腹がいっぱいいっぱいになってしまい、最後のご飯とデザートが苦しくてたまりませんでした。
でも、ついには完食!美味しいものはなんとかお腹に収まるものなんですね。
(;´∀`) -
お腹をさすりさすりふとテーブルの上を見ると、こんなお知らせが・・
レコード鑑賞会ですって。 談話室で9時からか。ふうん、ちょっと覗いてみようかな。 -
あの、薪を積んである建物が談話室。冬はやっぱり暖炉に薪をくべるんですね!
-
う~む、昭和の雰囲気。
-
昔の喫茶店を思い出しますね!
-
ゆったりした椅子とたくさんの本が並んでいます。コーヒーのサービスも。
-
おや懐かしい。麗江の写真集が! 9年前の中国旅行の思い出にしばし浸って・・・
-
おお、今夜の主役、蓄音機のラッパです。
スピーカーはありません。SPレコードの溝を針がなぞって音を再生し、大きなラッパで増幅するという仕組みです。 -
で、でっかい!
-
今夜用意されているレコードの一覧表が配られました。
お客は5~6人からスタートしましたが、徐々に増えて、椅子がいっぱいになりました。 -
スタッフさんが、リクエストに応えてレコードを次々にかけてくれます。
ショパンあり、ドビュッシーあり、ラベルなども。
写真がぶれちゃって、申し訳ない (/_;)
私も、蝶々夫人の「ある晴れた日」をリクエストしました。
こう見えても、年季の入ったオペラファンなんですぅ ♪(#^^#)♪ -
うわ~~懐かしいナ~~ 子供の頃はウチにもこんなのあったもんね!
ラッパじゃなくて、スピーカーから音が出てたけど。
この蓄音機は、昭和10年頃にイギリスから輸入したものだそうです。
きっと、相当高価だったんでしょうね?! -
ヘッドに鉄の針を装着して、SPレコード盤の上にそっと置きます。
この力の按配が難しいんですよね。竹の針もありました。 -
蓄音機はもう1台ありました。こちらはラッパが見えません。内蔵されているのか、あるいはスピーカー式なのでしょうか?
横にハンドルの付いているタイプは、ウチにあったものと同じです。ハンドルを回すのは私の役目でした。子どもは親の言いつけには逆らえないものです。いつも必死で回していました。だって、中のばねが緩むと、途端に音がヨヨヨヨ~~ンと下がって、止まりそうになるんですから。
赤坂小梅さんから上海帰りのリル、カルメン、シャリアピンまで、無節操なウチのSPレコードコレクション達。ああ、懐かしい~~♪♪ -
この方が蓄音機専属のスタッフ、佐藤さんです。実に詳しく、丁寧に説明をして下さいます。談話室の上階にはなんと、8500枚ものレコードが収蔵されているんだそうです。クラシックから浪曲、歌謡曲まで幅広く。そんじょそこらの博物館なんかには負けませんよね?!
この蓄音機では、エンリコ・カルーソーのオーソレミオをかけて下さいました。
カルーソーを聴いたのは初めてです! 感激 (≧▽≦) !
週に2~3回の鑑賞会ですが、宿泊日とリクエスト曲を連絡すれば、スタンバイして下さるとのこと。
素晴らしい!!! -
蓋の裏側に、あの、ビクターのワンちゃんがいました!!
昭和世代にはおなじみですよね?!
亡くなったご主人の声を一生懸命に、でもどこか不思議そうに聞いています。
けなげな姿ですね~。。。。
ハチ公みたいね、という声がお客さんの間から聞こえました。
たしかに・・・ -
記念写真はセピア色に加工してみました。
-
こっちもいかが?
-
どうぞ音を聴いて下さい、とのお誘いに乗って、ラッパの中に頭を入れて聴いてみました。 スピーカー無しのアナログの音は、いまどきのCD等の音とはまったく違っていました。
奥の方ほど、よい音が聴こえます♪ スゴーイ!!
雑音だらけだけど、なんとも暖かい音です。 いいなぁ・・・
この1時間の蓄音機の夕べのおかげで、亀の井別荘の印象ががらりと変わりました。ただ高級だというだけじゃなくて、文化の担い手としての存在感の凄さです。
う~む、亀の井別荘、ただものじゃないなぁ。。。 -
さて翌朝、もう一度お風呂にも浸かり、お腹をすかせて朝ご飯を頂きます。洋食か和食を選べます。
-
最後に売店「鍵屋」でお買い物。大分割りについてきた商品券ではちみつと豆菓子を購入。得した気分です♪
-
実は、こちらの門から出ると、
-
金鱗湖が目の前!お隣だったんですね!
あいにく由布岳は雲がかかっていてぼんやりとしか見えませんでしたが、金鱗湖にご挨拶できたので、湯布院に来たんだという満足感に浸れました。
湯布院にはいったい何度来たことか。数えきれないほどです。それでも、今回はまた違った湯布院の一面を知ることが出来て、満ち足りた気持ちになれました。
福岡県民にとって、親しみを感じる温泉ナンバーワンと言っても言い過ぎではないほどの湯布院。
またね~~~ (^^)/金鱗湖 自然・景勝地
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (4)
-
- ねんきん老人さん 2024/07/25 11:39:16
- 蘇る悪夢?
- はなまりんさん、こんにちは。
湯布院へのご旅行記、いくつか拝読していますが、いつもはなまりんさんの優雅な滞在ぶりに、我が家との違いを実感しています。
私が最初に湯布院へ行ったとき、いつも修学旅行でお世話になっている旅行社の人に宿をお願いしたのですが、目の玉が飛び出るような高級旅館を予約されてしまい、滞在中はお金が足りるかという心配ばかりしていました。(当時はカードも持たず、旅行社の人も値段を言いませんでした)
2度目に行ったとき、前回のような宿は困ると言ったのですが、その人は笑っただけで、今度は亀の井別荘を取ってしまいました。 滞在中、生きた心地がせず、帰ってから文句を言ったところ、「湯布院で民宿というわけにはいかないでしょう」とやっぱり笑うばかりです。
今回、はなまりんさんのご旅行記を拝読しながら、ああそうだ、ここだここだ、そうそう、そうだったな、というように逐一思い出しましたが、それにつけても高かったなと、懐かしさよりも悪夢が蘇ったような気分でした。
やはり、貧乏人は貧乏人で、身の丈に合った宿を取らないと、せっかくの旅行が楽しめませんね。 加えてあのときは台風何号かとぶつかり、金鱗湖も向こう岸が見えないほどの雨の中でした。
その後も湯布院へは行きましたが、自分で安宿を取り、大分各地への拠点として楽しみました。
お誕生月のお祝いに高級旅館! なにからなにまで、はなまりんさんの世界が眩しく見えます。
ねんきん老人
- はなまりんさん からの返信 2024/07/25 14:08:48
- RE: 蘇る悪夢?
- 年金老人さん、こんにちは。
久しぶりにコメントを頂いて嬉しいです。ありがとうございます。
そうですか、悪夢が蘇ったのですね?! お気持ちよく分かります。私も、いくらなんでも高すぎやしないかと思っています。
実は、旅好きのお友達の中に、ご夫婦揃って亀の井別荘が大好きと仰る方がいて、是非一度泊まりに行ってみて、と薦められたのです。あの、田舎の家に帰ったような安らいだ雰囲気が気に入っているのだそうです。私の誕生月でもあり、友人の推しも一度は経験してみたいと思って一泊してみたのですが。
たしかに、宿の造りと言い、スタッフのおもてなしと言い、独特の雰囲気はありますよね。でも、そこまで惚れ込むか、と問われれば、う〜〜ん・・・というところでしょうか。
"身の丈に合ったお宿”ほんとにそうですね。落ち着きますものね。
ただ、最近は、旅に出たら多少の贅沢をしよう、というように嗜好が変わってきてもいます。たとえ普段の生活費を切り詰めてでも、です。もちろんメリハリをつけて、一点豪華、他はほどほどに、ではありますけれど。
若い時のように体力でカバー出来ない分、お金で何とかしようという感じかな? 観光はアレもコレもと欲張らず、のんびりとした行程でゆったりとした滞在を楽しみたい、と思うようになっているのです。なので、一泊だけはちょっと高級な宿を選ぶようにしています。以前にも書きましたが、お宿も旅の大きな目的だと思っているので。
それにしても、さすがに亀の井別荘は二度目はないかな・・・
私から見れば、年金老人さんの旅のスタイルはほんとに素晴らしいなと思います。どこへでも出かけてしまう行動力、車中泊も平気という体力、旅の選択肢が広いですよね。とても真似できません。羨ましいです。
次のご旅行はどちら?? 旅行記を楽しみにしています。
はなまりん
-
- くわさん 2022/10/08 11:03:39
- 蓄音機の音
- はなまりんさん、こんにちは。
蓄音機の音はいかがでしたか。
私は普段は真空管アンプで音楽を聴いています。
よく言われるのですが温かみのある、なんともまろやかな音がします。
いまから10年前、京都の丹後地方で蓄音機のコンサートが開かれ聴きに行ったことがあります。
意外と大きな音で、なんか、もう目の前で演奏しているような不思議な感じがしたのを覚えています。
http://kuwa72.cocolog-nifty.com/blog/2012/06/post-bb60.html
湯布院へ行ったときはこの亀の井別荘一択ですね。
くわ
- はなまりんさん からの返信 2022/10/12 11:35:14
- Re: 蓄音機の音
- くわさん こんにちは
コメントありがとうございます💕
デジタル音源の音楽はクリアでシャープですけど、どこか作られた感が否めませんよね。蓄音機で聴いた音は、雑音だらけでしたが、温かみがあって、人が演奏してるんだよね、としみじみ感じられました。いいですよね~🎶
由布院は、全国区になってから料金がずいぶん上がったような気がします。亀の井別荘は上質の宿ですし、田舎でのんびりしたい方には良いかもですが、エクスペンシブ過ぎて、私自身は2度目はないかなと思います。
今日から北海道です。全国旅行支援適用に間に合いました🙌💡
はなまりん
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったスポット
湯布院・由布院温泉(大分) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
4
50