2022/09/26 - 2022/09/26
44位(同エリア707件中)
akikoさん
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- 旅行記394冊
- クチコミ9件
- Q&A回答2件
- 1,093,715アクセス
- フォロワー324人
この旅行記のスケジュール
2022/09/26
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バスでの移動
阪急 六甲駅発 ー 六甲ケーブル下駅(16号系統バス)20分ほど乗車
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その他での移動
六甲ケーブル下駅 ー 六甲ケーブル山上駅(10分ほどケーブルカーに乗車)
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バスでの移動
六甲ケーブル下駅 ー ミュージアム前(10分ほど乗車)
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バスでの移動
ガーデンテラス ー 風の教会前(10分ほど乗車)
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六甲山芸術センターで「六甲ミーツ・アート芸術散歩」鑑賞
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六甲スカイヴィラで「六甲ミーツ・アート芸術散歩」鑑賞
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風の教会で「六甲ミーツ・アート芸術散歩」鑑賞
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この旅行記スケジュールを元に
この日は朝から快晴で、家にいるのはもったいないと思える日でした。予定もなく、どこかに行こうかなと空を見ながら考えを巡らせていると、ふと行きたいと思っていた六甲山で行われているアート展『六甲ミーツ・アート芸術散歩2022』のことを思い出しました。
六甲山は、山上には高山植物園や六甲山牧場など魅力的なスポットがたくさんあり、「ピーターラビット」などのイベントも季節ごとに行われていて、いつ行っても楽しめるレジャースポット。山上からは雄大な眺めが望めるのも大きな魅力で、天気に誘われ、雄大な眺めとアート散歩を楽しむ"大人の遠足"に出かけてきました。
- 旅行の満足度
- 5.0
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六甲山に電車で行くなら、「六甲・まやレジャーきっぷ」(阪急版 2100円/阪神版 1950円)がお得です。私の場合、阪急の駅でこのきっぷを購入すると、写真右のような使う順に切り離していくチケット&往復切符(各駅~六甲駅または三宮駅)がついてきました。(切り離していくチケット:市バス+ケーブルカー+山上のバス乗り放題+ケーブルカー+市バス)
まずは自宅最寄り駅から阪急六甲駅へ行き、市バス16系統に乗り「六甲ケーブル下」まで乗車。 -
バスを降りると、すぐケーブルカー乗り場が目の前に...。
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レトロな山小屋風デザインの駅舎の階段には、『六甲ミーツ・アート芸術散歩 2022』の文字が描かれていました♪
『六甲ミーツ・アート芸術散歩』は、神戸・六甲山上の各施設を舞台に展示される数々のアート作品を、ハイキング気分で周遊しながら楽しめる現代アートの展覧会です。 -
乗車時間の少し前に、このターコイズグリーンの車両がケーブル下駅に下りてきました。この車両に乗車したのですが、ケーブルカーは2種類あって、これは明治末の路面電車をイメージしたレトロタイプで...
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帰りに乗った車両は、緑と赤のオシャレな欧州風のクラシックタイプでした。
六甲ケーブルは、ケーブル下駅から六甲山上駅までの約1.7km、高低差493.3mを約10分間で結びます。 -
窓がないユニークなオープン型の車両で、爽やかな風を感じながら、ケーブルカーは山の斜面の木々の間を縫って上へと上がって行きました。
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そして、六甲山上駅に到着。この駅舎は昭和7年の創業当時のもので、昭和初期に流行したアール・デコ様式の建物。「近畿の駅百選」に選ばれ、さらに経済産業省が定める「近代化産業遺産」にも認定されているのだそうです。
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駅構内の2階に上がる階段もレトロな造りになっています。階段を上がるとカフェがあり、さらに上がると...
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六甲山「天覧台」と書かれた地図がある展望台に出ました。
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展望台に併設されたカフェ「TENRAN CAFE」。
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展望台からは、大阪湾~神戸市街までを一望。とても雄大な眺めに思わず息をのみました。ここは六甲山の夜景スポットとしても知られ、日本夜景遺産にも選定されているそうです。
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イチオシ
こちらは大阪方面の眺望。写真に写っているのはキジ(雉)のモニュメント。神戸の大空を飛んでいるイメージですね。
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山上駅を出たところにはバス停があり、山上バスでさまざまなスポットに行くことができます。
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バスルートは2つあり、この「六甲ガーデンテラス/ロープウェイ方面行き」に乗ると、『ROKKO 森の音ミュージアム』や『高山植物園』に行くことができます。
私はまず『ROKKO 森の音ミュージアム』に行きたかったので、このバスに乗車しました。 -
「ミュージアム前」でバスをおり、坂を少し下ると『ROKKO 森の音ミュージアム』が見えてきました。
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木の橋の手前に、アート作品がありました。
この摩訶不思議な作品は、空から落ちて池に刺さった車の半分で、車の底にキノコが生えていました。
フィンランドを拠点に活動するアーティストネットワーク「ビデオカフェ」によるもので、北欧では再生の象徴とされる菌類(キノコ)が池に刺さった車から育つとされているらしく、岸辺の小さなキノコに話しかけると... 車のキノコが光と音で応えてくれる仕掛けが施されていました^ ^ -
チロルにあるような山小屋風の施設は、以前は「六甲オルゴールミュージアム」でしたが、リニューアルされ『ROKKO 森の音ミュージアム』になっていました。
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エントランス前にはシュウメイギクが咲いていました。
シュウメイギクといえば、秋に咲く可愛い花ですが、白く見えるのは花びらではなく萼片で、花弁を持たない花なんだそうです^ ^ -
パラソルの下には、自由に演奏ができる手回しオルガン「ハーモニーパン」がありました。
写真を撮っていると、初老の男性がやってきてハンドルを回し演奏を始めました。思わず踊り出したくなるような陽気な曲が流れ、その方と顔を見合わせ笑顔になったのでした。 -
この施設の案内板がありました。
山小屋風建物には「森の音ホール」があり、その先には「SIKI ガーデン~音の散策路~」が広がり、森のCafeやアート作品があるとのことでした。 -
建物内に入り、受付でチケットを買う際にアート展に関わったチケットがあるとの説明が。『六甲ミーツ・アート芸術散歩』の鑑賞パスポート(2,500円)を購入すると、有料会場(六甲枝垂れ・六甲高山植物園・ROKKO森の音ミュージアム・風の教会・六甲山サイレンスリゾート)に会期中1回入場ができ、アート作品も鑑賞できるとのことで、これを購入し入場しました。
*芸術散歩のアート作品は撮影可で、SNSなどで紹介しても良いとのことです -
1Fにはミュージアムショップやオルゴール組立体験室があり、2Fに上がる途中、モノトーンを基調とした絵画作品が3点展示されていました。
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これらは、はやしだちかさんによる「記憶の断片」という作品でした。
六甲は自然豊かで、時間によって印象が変わる景色がはやしださんの心に残り、その時の感覚や思い出を散りばめ繋ぎ合わせるように描かれたとのことです。 -
この作品の中央には丸く輝くものが見えますが、ハスが咲く池の水面に月が映り込んでいるのでしょうね。女性の視線が見る者の方に向けられ、ドキッとさせられます。不思議な魅力を持つ絵で、思わず見入ってしまいました。
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2Fに大きなコンサートホールがあり、19世紀から20世紀初頭にかけて製作されたヨーロッパやアメリカの様々なアンテークオルゴール(シリンダーオルゴール、ディスクオルゴール)、自動演奏オルガンなどの自動演奏楽器が展示されていました。
正面の大きくて華やかなオルゴールは、ダンスホールなどで楽団の代わりとして活躍した自動演奏オルガン”ケンペナー”(1938年 ベルギー デカップ社製)」。毎時、解説スタッフによるコンサートが開催され、この時は「演奏家のいないオータムコンサート」を楽しむことができました。
ケンペナーは穴の開けられた厚紙“ブック”の穴によって、送風機が作り出す空気の流れを制御しパイプに空気を流して演奏する仕組みとなっているとか。驚くほど大きな音で演奏は迫力満点!真ん中のアコーディオンが伸び縮みしたり、ドラムも人間が叩いているように見え、カラクリ人形も動き出し、見た目でも楽しめるコンサートでした。 -
コンサート中は撮影禁止ですが、終わった後は自由に写真を撮ることができました。
このオルゴールはアンティーク家具のような美しいもので、ガラス窓から穴が開いたディスクが見えていました。 -
これはアコーディオンの音を奏でるオルガンのようです。
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これはヨーロッパのお祭りなどで大道芸人が演奏する手回しオルガンで、華やかな装飾が施されています。スイスの風景でしょうか、四季の風景も描かれていて素敵でした♪
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この自動演奏楽器にもヨーロッパの田舎の水辺の風景が描かれていて、その扉絵にとても魅かれました。
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コンサートホールを出て、庭の方に出てみました。大きな池があり、その周りを回遊するようにお庭が広がっていました。このお庭は『SIKI ガーデン』で、四季折々の風景と音の展示を楽しみながら散策できるナチュラルガーデンなんだとか。
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池には水草が覆い尽くすように浮かんでいて、水際に立つ道標に従って左に進んで行きました。
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森のCafeのテラス席☆
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カフェの先を歩いていると、樹木にこのような笑顔が描かれた果実袋がたくさんぶら下がっていました。
これは≪ひかりの実≫というもので、袋の中にLEDの小さな光が入った光の作品でした。夜には沢山の笑顔が光り、癒やしの風景が見られるんだそうです。 -
周囲の樹木には"ひかりの実" が無数に下げられていて、この木にはバーカウンターのようなものと、木の上に遊び場のようなもの作られていました。
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ハンモックも設置されていました。"木漏れ日を浴び、鳥や風のささやきに耳を澄ましながら、日々の喧騒を忘れて穏やかな時間をお楽しみいただけます"とのこと♪
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「輪奏のオルゴール」
箱にはハンドルが付いていて、それを回し、3台のオルゴールをタイミングをずらして演奏することで、輪奏ができるんだそうです。 -
散策路には木道が敷設されていて、木道を進んでいくと...
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このような半球状の透明ドームが現れました。これは『SIKI ドーム』で、有料で貸切ることができ、"室内でありながら自然の中にいるかのような不思議な空間でピクニック気分を味わえる"のだそうです。
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ドームの近くに、「アセビの切り株と想望」という作品がありました。
会場に生育していたアセビの切り株を中心に、この木が生きていたらという想像を膨らませ制作されたんだとか。
切り株の周りには、イノシシ・シカ・タヌキがいて、切り株の横から伸びた若木の枝の上を鳥が飛んでいる様子が表現されていました。 -
上を飛ぶ鳥を見つめるシカとタヌキの眼差しがとても可愛くて、作家さん(村山大明氏)の優しさが透けて見えるようでした。
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森の中の木道を歩いて散策するのは、とても気持ちが良いものです♪
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木道の先に、このようなウッドデッキがあり、そこにハンモックチェアが2つ。カップルシートですね!
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チェアに座ると、このような景色が見えました^ ^
ゆらゆらブランコのように揺れるチェアで、いつまでも座っていたくなるような快適なものでした。こんなハンモックチェア、我が家にも一つ欲しいです(笑)
森の音ミュージアムのHPには、"ベンチやチェアなど、ゆっくりと自然をお楽しみいただけるスペースを設けています。本やドリンクを片手に、森の音に包まれながら贅沢な時間をお過ごしください"とありました。 -
散策路には秋の花も咲いていましたが、この日はじっくりお花を楽しむよりアート作品やスポット優先で進んで行きました。
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これは新しくできたツリーハウス.:*☆*:. 自生する栗の木を土台として設置されたんだとか。
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期間限定で、ハウス内はハロウィン仕様の飾り付けがされていて... 斜めに伸びた木がハウスを突き抜けていました。
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天井部分を見てみると、開口部から栗の木が空に向かって伸びていました。
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ハロウィンの飾り付け.:*☆*:.
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このツリーハウスは本格的なもので、ここからは...
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このような池とミュージアムハウスが見えていました。
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イチオシ
時季的にちょっぴり先取りのハロウィン飾り(*^^*)
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4種の小ぶりのカボチャも仲良く並んでいました。
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木にはライトや小物がたくさん飾り付けられていました。
右の写真のグラスボールの中に何が入っているかわかりますか?
たぶん、イヤホンでした(笑) -
「心地よい音に出逢う音のベンチ」
ツリーハウスの道を進んでいくと、このようなベンチがありました。土、日にこのベンチに座ると、どこからともなく聴こえてくる音楽(=森のラジオ)に包まれるとのことでした。 -
この辺りにはたくさんの可愛い花が咲いていて、目を愉しませてくれました。
左上の房状の花は、フサウジウツギのようです。小花がいっぱいついた可愛い花でした。
右下は、まだ咲き残っていた薄ピンクのバラで、とても愛おしく感じました♪このあたりはローズガーデンにもなっているらしく、バラの季節にはもっとたくさんのバラが楽しめそうです。 -
左上の写真は、小菊と黄色の野草が一緒に咲いているのが可愛くて撮ったものですが、画像検索をしたら、白い小菊がノコンギク(野紺菊)で、黄色のアーチ状の花はソリダゴ・ルゴサのようでした。
右下の珍しい花は、トウワタ(唐綿)という色鮮やかな花で、種に白い綿毛がつくことから「唐綿」という名になったんだとか。 -
後で知ったことですが、ガーデン内には巣箱型のオルゴールもたくさんあって、紐を引っ張ると、オルゴールの音色が流れる楽しい仕掛けもあったそうです。
お庭を散策して、お腹がちょっと空きました。ミュージアムハウスに戻り、コンサートホールの前にある『森のカフェ』にやってきました。 -
『森のカフェ』という名の通り、森に佇むカフェで、大きな窓から木々の緑が見え、店内には可愛い小物も飾られていました。
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「アートと六甲山に出会う一日」のモデルコースのランチで紹介されていた"ねぎ味噌バーガー"を注文しました。
ねぎ味噌バーガーにはミニサラダ、スープ、そして平日はコーヒーなどのドリンクも付いていました。かぼちゃが練り込まれ少し甘みを感じるバンズに、ビーフ100%のパテ&シャキシャキの白ネギとレタス、そしてそこに豆板醤と六甲味噌を使ったピリ辛特製ソースがかけられていました。とても食べごたえがあるバーガーで、普段はあまり食べないハンバーガーですが、美味しくいただきました。
*アートと六甲山に出会う一日のWebサイト:https://www.rokkosan.com/art2022/course/ -
次にバスに乗ってやってきたのは、アート展の会場にもなっていたガーデンテラスと六甲枝垂れの展望台があるエリアでした。
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標高およそ880mから絶景を楽しめる『六甲ガーデンテラス』の入口にショップがあり、屋根の上にアートが施され、羊のオブジェも飾られていました。
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眺めのよいレストラン「グラニットカフェ」があり...
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その前に、スカイブルーの可愛いブランコベンチが設置されていました。
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その奥に、ヨーロッパの古い建物をイメージして造られた「見晴らしの塔」が立っていました。
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階段をくるくると登った先には展望台があり、とても雄大な景色が広がっていました。それは明石海峡から大阪平野、関西国際空港まで広がる大パノラマの眺望でした。
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グラニットカフェが入る建物や...
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ギリシャの遺跡の階段状のアリーナのようなものも見えていました。
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下に降りて、上から見えた階段がある「見晴らしのテラス」に来てみました。
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ここにも白い牛のアート作品が!「六甲の乳搾り」(kammy+OK! 作)というタイトルの作品で、"神戸は1868年の開港以来、西洋文化がもたらされ、先駆けて酪農が始まっさん背景があり、神戸の食文化を豊かにした原点を六甲山で感じて欲しい"とのことです。
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この白い牛の反対側を見ると、お尻が牛乳パックになっていて、パックから牛乳がずっと流れ落ちていました。どんな仕掛けになっているのか不明ですが、大変ユニークな作品で「神戸市長賞」を受賞したそうです。
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見晴らしの塔から六甲枝垂れの展望台へ向かう小道に、今度はピンクのブランコチェアがありました。
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すぐそばに、こんな耳を使った面白い作品を発見!
「Persian」という作品で、星谷モモ、マオさん姉妹の作だとか。"耳の顔"は特定の人ではなく、"感じる"為の表現方法で... そこに織を組み合わせ、"写実と具象が調和する作品"となり、二人が寄り添い持つのは一輪の花(愛情)なんだそう。ちょっと難解ですね(^_-)-☆ -
これがその一輪の花です!←オレンジ色の花で、トンカツじゃありませんよ、念のため^ ^
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次に、「シダレミュージアム」にやってきました。
会場となるのは、『自然体感展望台 六甲枝垂れ』。ここには5人のアーティストによる作品が展示!入場料は500円ですが、鑑賞パスポートを持っていればスタンプを押してもらって入場できます。 -
この六甲枝垂れ展望台は、建築家・三分一博志の設計により、2010年に完成。自然循環の仕組みや六甲山の歴史を紐解き、六甲山の自然そのものがアートとして体感できるよう設計されたのだそうです。
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なだらかな坂道を歩いていると、造花が入ったガラス瓶が吊り下げられていました。これは「ミドリノアカリ」という光るビンで、"ソネングラス"というビンに造花と六甲山で採集したドライフラワーでアレンジされているのだとか!
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イチオシ
ススキと六甲枝垂れのコラボ.:*☆*:.
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まず目に入ったのは、このイノシシのような作品でした。これは淀川テクニックさんによる「六甲山ムツコ(ムッティ)」という作品。廃棄物を素材に製作した立体作品で、よく見ると、金属製のカトラリーやお皿が組み合わされていました。
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これも同氏が製作した作品「グリボウ」で、おそらくイノシシの赤ちゃんの「うり坊」を捩ったネーミングだと思います。スキー板や焼き肉網、空き缶など様々なものが一体となって「グリボウ」を作り上げていました。
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これは、佐川 好弘作の「カウチポテト君(愛と平和)」という作品。
「愛と平和」「人生」「ワクワク」「まだ始まってもいねえよ」などの言葉が並び、ロッキング乗り物となり遊べるようにもなっていました。 -
さて、これがメインの建造物の「六甲枝垂れ」。2010年に自然体感展望台として建てられました。
六甲山の上に立つ一本の大きな枝垂れの樹をモチーフに製作され、展望台はフレームや壁、床に奈良・吉野の森のヒノキを使用して造られているんだとか。
設計した三分一博志氏は、建築が“いかにして地球の一部になりうるか”を一貫したテーマとして広島を拠点に活動されている建築家だそうです。 -
檜の木材で組まれたフレーム越しに、いろんな風景が望めます。
このフレームからは隣のアスレチックパークが見えていました。 -
イチオシ
大きな樹の幹と枝葉を下から撮影!
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枝葉の間から、抜けるような秋晴れの空が見えていました。
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イチオシ
木漏れ日がつくるフレームの影も芸術的に感じられました♪
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冬になれば、「湿度」「気温」「風速」など気象現象がそろえば、ヒノキのフレーム全体に、結晶化した樹氷が見られることもあるんだそうです。その様子がWebページで見ることができます。https://www.rokkosan.com/gt/shidare/
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フレームから見えた「#Rokko」の文字モニュメント.:*☆*:.
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樹の幹の内部に入れるところがありました。一部風化して苔が生えた壁面に、とてもほのぼのとしたイラスト画の作品が展示されていました。
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この作品は、Saigetsuさんが描かれたものでした!六甲山を題材に作成されていて、どこか、わたせせいぞうさんの絵と似ていて、とても心魅かれるアート作品でした。
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円を描くようにぐるぐるとスロープを下りていくのですが、写真の左下のところに開口部がありました。
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展望台北側にある「風穴(ふうけつ)」から見られる景色で、まるで一枚の絵画を見ているようでした。
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さらに下りていくと「風室」が現れました。雲のような水蒸気が立ち込め、円形に設置された「風の椅子」に座って観察できるようになっていました。
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説明板によると、"水と空気の循環"がここで体感できるのだそうです。
とてもヒンヤリ感じたので温度計を見ると、17℃をさしていました。 -
外に出ると、このような網かごのようなブランコチェアがあったので、座ってみました。
ブランコに乗っているように、ゆ~らゆ~らと目の前の景色が上下するのが楽しめました(^^)♪ -
次は、また山上バスに乗って「風の教会エリア」に向かいました。
「風の教会エリア」会場には、建築家・安藤忠雄氏の設計で有名な「風の教会」と、「六甲スカイヴィラ」、「六甲山芸術センター」の3箇所に11の作品が展示されているとのことでした。
アート展に全く関係はないのですが、近くに「ネコバス」があったのでパチリ! -
「六甲山芸術センター」
鑑賞マップを見ると、この会場には7人のアーティストの作品が展示されていると書かれていました。 -
施設内に入ってまず目にしたのは、はやしだちかさん作の「光注ぐ廃墟」でした。閉鎖された摩耶観光ホテルの、額縁の間と呼ばれている一室が再現されていました。旧摩耶観光ホテルは、よくTVなどで廃墟ホテルとして紹介されていて、廃墟ツアーなるものもあると聞いたことがあります。
はやしだちかさんは、最初に訪問した「ROKKO 森の音ミュージアム」の階段のところで見たモノクロ基調の絵画の作者でもありました。
ここでもモノクロで窓の外を見つめている儚げな女性が描かれていました。室内には座面のなくなった椅子やゴミが散乱していましたが、女性の絵が美しいためか、どこか惹かれるアート作品でした。作品のねらいは、"朽ちゆくものの美しさ、暗闇があるからこそ強く感じた光の強さなどを表現した"ということです。 -
比較のために、廃墟となった旧摩耶観光ホテルの写真も展示されていました。
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この作品は、吉澤ハナさんによる「Conflicts」。
少し緑がかった黄色の世界に蝶や昆虫が無数にいる空間で、"人が生きることへの苦しみ、葛藤"が表現されているのだそう。 -
蝶や昆虫は1200度以上の高温で焼成された陶器で作られているとか。黒光りする色が、生き辛さ、痛み、矛盾、不条理などの表現に使われているのですね。
美しい蝶も密に集まれば、少し気味が悪く、その気味悪さもこの作品の表現したいねらいかもしれないですね。 -
この部屋では、「未来郵便局 in 六甲」(開発 好明 作) が設置されていました。
土日祝日限定で参加できる参加型のアート作品で、1年後の自分や大切な人へ手紙を書いて投函するんだそうです。すると1年後に宛先に届けられるんだとか。 -
この建物には7人のアーティストの作品がありましたが、私は、園田 源二郎さんによる「まよなかの博物誌-六甲夜話-」に一番興味が引かれました。
展示室は、このようになっていて、次の言葉が掲げられていました。
"六甲山にはまよなかにだけ
その姿をあらわすいきものたちがいるという
長い間、ひそやかに、いきものに関する
調査研究が行われてきた
とある場所から発見された調査資料をもとに
まよなかのいきものたちを紹介しよう
というのがこの展覧会である" -
机の上やデスクライトの横に、想像上の生き物が描かれた作品が!
作者はこのようにも書いていました。
"まよなか
山道をひとり歩いていても
まったくさびしくはないのだ
色々な気配が
わたしを包んでくれているように
さえ思った" -
壁に"ロッコーさん"が描かれ、その周りに独特なタッチで描かれた想像上の生き物の絵が掛けられていました。どの絵もストーリー性があって、不思議な魅力がありました。
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別の部屋です。ここにも作品がたくさんありました。
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この絵は「花車」で、"押し手のいないにぐるまが花をつんでやってくる" というキャプションがついていました。
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右の作品は「にこみ姿」というタイトルで、"いつもなにかを大なべでにこんでいるかは不明" だそうです。黄色の丸顔はお月さまですよね?
左の作品は「おちばきって」。"おちばでできたきって、てがみにはると、風がとどけてくれる" んだそう。落ち葉の切手という発想がとても気に入りました♪ -
黄色の丸顔は、やはり月のようで、右の作品名は「つきのおっさん」でした。ポップでファンキーな絵ですね!
左の作品には、次の言葉が書かれていました。
"こわれた時計をなおして持ち主にとどけている。
こわれる原因は、世の中が急ぐあまり 時計が
ついていけないからだそうだ"
うん、うん、言いたいことがわかるような気がします! -
六甲山芸術センターをあとにし、歩いてすぐのところにある、もう一つの会場である「グランドホテル 六甲スカイヴィラ」へも立ち寄りました。
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ここで展示されているのは一作品で、盛圭太さんによる「Bug report (Tissue)」でした。この作品は糸をグルーガンで貼る独自の方法でドローイングされた作品だそう。
六甲山系全域を、古代から近代にかけて織りなされた一枚の布になぞらえて描かれた作品で、自然の縦糸に人為の横糸が織り混ざる薄い布、なんだそうです。 -
正面からは分かりにくいですが、横から見ると、糸が使われていることが一目瞭然でした。とても独創性があるアートだと分かりますが、正直なところ、描かれているものはよく分かりませんでした。。。
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最後に、以前からずっと訪れたいと思っていた安藤忠雄氏が設計した『風の教会』にやってきました。
安藤忠雄さんが設計を手掛けた『安藤忠雄 教会三部作』は、光の教会(大阪・茨木市)/ 水の教会(北海道・トマム)/ 風の教会(兵庫・六甲)の3教会。すでに「水の教会」と三部作ではないですが、淡路島にある「海の教会」を訪問したことがあり、「風の教会」も見たいと思っていたのでした。普段はウェディング以外入ることができないそうで、とても良い機会でした!
話は戻って、ここが入口だったことにまず驚きました。まるで建築現場のようだったんです。 -
受付でスタンプを押してもらって、白い鉄のアーチで構成された回廊を進んでいきました。これも作品の一つで、タイトルは「道程」。インスタレーションを得意とする中島和俊さんの作品なんだそうです。ここから鐘の音が鳴り響いていて、ムードが高まりました。
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この教会は、元々は隣接していたホテルの礼拝堂として建てられたのですが、既にそのホテルは無くなり、礼拝堂だけがポツンと残されたそうです。
現在は一般公開はされていなくて、今回のような「六甲ミーツ・アート芸術散歩」などに限ってアートの展示場として公開されてきたそうです。 -
これが礼拝堂の鐘ですが、約20年鳴っていなかったそうです。今回その鐘を用いて、作者は新しい試みをしたのだそうです。
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礼拝堂へと向かう通路は、すりガラスのアーチで作られ、まだ見えぬ礼拝堂に期待が高まる造りになっていました。
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そして、これが礼拝堂へのエントランスで、赤く筋が入ったところを右に進むようになっていました。
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コンクリートの打ちっぱなしの壁の向こう側に、赤い光が見えていました。
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この空間が、礼拝堂の内部でした!
「そらのあな」というタイトルで、日本を代表する現代アーティスト大巻 伸嗣氏によって赤い光のアート作品に変貌したのだそうです。 -
ちなみに、これが通常の礼拝堂の様子だそうです。
天井から差し込む木漏れ日が、礼拝堂内をキラキラと照らし、光が礼拝堂内を演出する空間。
この礼拝堂が、赤い光に包まれ、太陽の動きとともに変容し、積み重ねられた過去と現在をつなぐ役割を果たし、鐘の音の余韻は、時間の移ろいや遠い記憶を見る者にもたらすのだそうです。 -
大きな窓に張り付けられた美しい切り絵を通して、赤い光が礼拝堂内に差し込んできます。そして床に、影を落とします。
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説明板に次のように書かれていました。
"作品のモチーフには進化や歴史、自然の恵みや災害、そして多様な文化を象徴するいくつもの種類の花も見られます。 もれ広がる光と音の振動に包まれて、思い思いの時間を過ごしていただきたい作品です"
この作品も素晴らしいもので、赤い光に包まれた空間を楽しめました。安藤忠雄さんのコンクリートと石とガラスによって構成されたシンプルな造りの空間に、天井から差し込む木漏れ日が感じられるというようなコンセプトとは違う、再解釈された別の空間でした。
これで、芸術散歩の見たかったスポットとアート作品を見終えました。 -
良いお天気に誘われて、六甲山を訪れましたが、雄大な景色や、多くの素敵なものに出会え、愉しい一日が過ごせました。
長い旅行記につきあっていただき、ありがとうございました♪
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この旅行記へのコメント (16)
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- salsaladyさん 2023/05/06 11:10:55
- 六甲の初夏は~can't meet Art ?
- ☆以前akikoさんが六甲を訪れた記録が素敵で、今月末(五月)神戸転勤中の長男誕生日にかこつけて遊びに行くのですが。。。あの「六甲ミーツアート」は秋に催されるそうですね❣
☆それでも六甲展望台からの眺めとグラネットカフェがお気に入りなので、「森の音ミュージアム」だけでも行ってみたいと思っているのです。自然は常設ですよね。お天気次第ですが~
- akikoさん からの返信 2023/05/06 20:17:16
- RE: 六甲の初夏は?can't meet Art ?
- salsaladyさん
今月、関西に来られるそうですね。六甲山の山上で開催される
六甲ミーツ・アート芸術散歩は、今年は8月26日〜11月23日に
行われるそうです。
夜間鑑賞作品とライトアップが楽しめるイベントは 9月23日〜
11 月23 日の土日祝の夜間だそうです。
> ☆それでも六甲展望台からの眺めとグラネットカフェがお気に入りなので、「森の音ミュージアム」だけでも行ってみたいと思っているのです。自然は常設ですよね。お天気次第ですが?
もうチェック済みだと思いますが、『ROKKO森の音ミュージアム』
のウェブサイトに詳しく書かれています。
https://www.rokkosan.com/museum/
オルゴールミュージアムだけでも興味深いのですが、お庭のSIKIガーデン
音の散策路はとても自然に癒される素敵なところです。
5月だと新緑が美しくて六甲山の山上は気持ちが良いと思います。
よかったらお訪ねくださいね。
akiko
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- るなさん 2022/10/07 22:13:43
- 芸術の秋♪
- akikoさん、こんばんは☆
すごいなぁ~青い空を見上げてよし!!っていきなりお出かけしちゃうんだから。しかもド平日じゃないですか?ってあまりakikoさんには関係ないのかな?
私は今はもうそのガッツがありません(;^ω^)
ふむ...でもケーブルカーとか雰囲気見てると、東京圏でいうなれば高尾山ってところかしら??伊勢原の大山ってところも結構いい感じなんですが。
はやしだちかさんってアーティストは知りませんでしたが、ミステリアスでちょっと怖いタッチ?
ホント、最近はお出かけする気力がなくて美術館とかイベント物にも全然行かなくなっちゃいました。映画も観たいのあったんですが行けずに終わり...ダメですなぁ(苦笑)
緑の中に色んなアート作品があっていいですねぇ♪
まぁこの時期はどこもハロウィン仕様が多いかな?
あはは(笑)確かにトンカツ見える~
実はこの前神戸に行った時に「六甲枝垂れ」が気になっていたんです。でも行くにはちょっと遠いなって思って諦めました。
真っ赤な礼拝堂はインパクト大ですね@@;
芸術の秋を満喫されましたね♪
9月も10月も3連休があるからどこか出かけようかなぁ?なんて思っていたのですが、有言実行には至りませんでした。
るな
- akikoさん からの返信 2022/10/08 14:15:42
- RE: 芸術の秋♪
- るなさん、おはようございます^ ^
天気が不順な日が続くと、ついピーカンの空の朝は、家にいるのがもったいないと思ってしまいます。平日がお仕事で忙しいと、天気に誘われて出かけるなんてお気楽なことはできないですよね。それにしても、元気印のるなさんが、お出かけする気力が薄れてきたなんて... きっと忙しいせいよね。もしかしたら、今は次の旅への充電期間かな(^_-)-☆
高尾山ってよく紹介されていますね。伊勢原の大山って、都心からアクセスしやすくてケーブルカーで山を上がっていくのが六甲山に似てるみたいですね〜。六甲山はドライブでもよく行くところで、ハイキング登山というより、簡単に山上に行けて眺望を楽しむ観光施設がたくさんあります。たまに行くと山に来た感じがして、とても良い気分転換になるんです♪
> はやしだちかさんってアーティストは知りませんでしたが、ミステリアスでちょっと怖いタッチ?
私も知らなかったアーティストさんでしたが、一見怖いタッチだけど引き込まれる不思議な魅力があるでしょう。色使いも独特で今後の注目株かも!?
六甲山上には高山植物園もあって自然を感じながら眺望も楽しめる観光スポット。アート作品もあっていいでしょう!「森の音ミュージアム」は以前になかったツリーハウスやドームができていて、お庭も楽しめるようになっていました。「六甲枝垂れ」は、とてもユニークな施設なので六甲山に行くならマストだけど、山上に上がってからバスに乗って行かないといけないので、そこだけ目的に行くのはもったいないですよね。
「風の教会」は通常一般に公開されていないので、芸術散歩期間で訪問できてよかったです^ ^ 多分、るなさんも見たことがある南仏プロヴァンスの「セナンク修道院」に影響を受けてできたコンクリート打ち放しの教会なんですって。真っ赤な礼拝堂はインパクトあるでしょう!私もビックリしました。芸術作品としては素晴らしいんでしょうが、シンプルな建物の天井から差し込む木漏れ日がチャペル内をキラキラと照らし、光がチャペル内を演出する空間が見たかったような...(笑)
今日から今年最後の3連休ですね。お天気がイマイチのようで残念ですが、ハッピーなお休みが過ごせますように!
akiko
-
- yokoさん 2022/10/02 13:24:32
- 秋の六甲は芸術がいっぱい!
- akikoさん こんにちは(^^)
私は、昨年の夏に六甲に宿泊したことがありました。ガーデンテラスはその時、「アルプスの少女ハイジ」の世界になっていました。下より10度くらい気温が低いので避暑にはぴったりでした。六甲枝垂れのライトアップや夜景が綺麗でした。
akikoさんは「六甲ミーツ・アート芸術散歩2022」をお目当てに出掛けられたのですね。私が行ったときは、ホテルの送迎バスをお願いしたのでケーブルを利用しなかったのですが、レトロなデザインで素敵ですね。
「ROKKO 森の音ミュージアム」エントランス前には、シュウメイギクが咲いていたそうですね。優しい雰囲気の花びらと思っていたら、あれも萼片なんだそうですね。白も綺麗だけれどピンクも可愛いですよね。手回しオルガンは思わず踊り出したくなるような音楽を奏でていたそうで、私も聞いてみたくなりました♪ 自動演奏のオルガンコンサートも楽しそうです。
ツリーハウスには興味があります。ハロウインの飾りが可愛いですね。ランチは「ねぎ味噌バーガー」を召し上がったということで、和のバーガーかしら?と思ったら、豆板醤で中華風なのね。。と思いました。どちらにしても、とっても美味しそうです!!
凡人の私には、トンカツ。。ではないオレンジ色の花を持った作品など、現代アートは脳みそがついていきませんわ(^^;) akikoさんのお陰で、多分自分では足を運ばないであろう芸術の世界に触れさせて頂きました。ありがとうございました!(^^)!
yoko
- akikoさん からの返信 2022/10/02 17:27:44
- RE: 秋の六甲は芸術がいっぱい!
- yokoさん、こんにちは♪
yokoさんが昨年、EXV六甲に泊まられて「アルプスの少女ハイジ」のイベントを楽しまれたり、六甲枝垂れの美しい夜景をご覧になった旅行記のこと、覚えています。夜の六甲山もとっても素敵でしたね!
私は3年間にも芸術散歩に行ったことがあって、また行きたいと思っていたんです。朝、突然思いついて、六甲行きを決定!最寄駅で「六甲・まやレジャーきっぷ」を買って、レトロタイプのケーブルカーに乗って、ワクワク遠足気分でした。ケーブルカーのデザイン、素敵ですよね。
「ROKKO 森の音ミュージアム」は、素敵にリニューアルされていました。体験型の施設になっていて、手回しオルガンも演奏できるんですって。ハンドルを回すスピードで曲のスピードも変わり、とっても楽しめました。コンサートは、楽器の説明や当時の様子などの解説もあって、実演も含めて聴きごたえがありました。
エントランス前のシュウメイギク、花ビラのように見えるのは萼片で、花弁は退化しているなんて思えないですよね。薄ピンクのものも可愛いですね!
お庭も広くて、いろんな楽しみ方がありました。ウッドデッキでハンモックチェアーに座ってゆらゆらするのも気持ちよかったですし、ツリーハウスの造りも面白くて、ここでもワクワクしました。ハロウィンの飾り付けも可愛いでしょう!森のカフェはテラス席も素敵でした。食べ物は何にするか迷ったのですが、モデルコースで紹介されていた「ねぎ味噌バーガー」をオーダー。ソースに豆板醤はほんの少ししか入っていなかったので、やはりどちらかといえば和風かも。パテが分厚く、白ネギがたっぷりで美味しかったです^ ^
六甲枝垂れは外見を楽しむだけでなく、中も見学ができるんですね。夜の姿もぜひ見てみたいと思いました。
今回、ハイキング気分で芸術散歩を楽しみましたが、私も芸術に詳しいわけじゃ全くなくて、ただ見るのが好きなだけなんです(^^ゞ
これからはまた秋の花が楽しめそうですね(^_-)-☆
akiko
-
- あまいみかんさん 2022/10/01 23:11:37
- 気持ちの良い風が吹いてるような六甲山頂。
- akikoさん、こんばんわ。
六甲山には子供が小さい頃、夫も若かった頃、車でよく行ったんですが、
ケーブルカーには乗ったことがないので、こんなレトロや現代的な洒落た
乗り物に乗ってみたいなっとまず思いました。山上駅が昭和初期のアール
ヌーボ様式の産業遺産だなんて、そう言うの誇らしいな。
高山植物園や六甲牧場、六甲山ホテルだったかな~くらいしか覚えてない
けど、楽しい施設が沢山あるんだア。
天覧台から見る神戸、大阪の眺めは雄大。「ROKKO 森の音ミュージアム」
のオルゴール立派ですね。一人旅オランダのユトレヒトで見た、数々の
オルゴールに引けを取らない、大掛かりなものだわ。パンチ穴のあいた紙
で、演奏するストリートオルガンとかは、孫達と一緒に楽しんでみたいわ。
シュウメイギクもピンクの薔薇もノコン菊も、akikoさんならではの美しい
コラージュですね。『SIKI ガーデン』の森の木道の散策、ハンモックチェア
ツリーハウスなど、とても心地良さそう。ギリシャの遺跡のような階段劇場
も、ピンカーンの青空に映えますねえ。「シダレミュージアム」の奈良・
吉野のヒノキ材を使ったと言う大っきな木も、発想がスゴイ。
園田 源二さんが一番気に入られたそうですが、物語性に加え、色の使い方
もいいな。akikoさんは、どんどん未知のものも受け入れる能力と許容力
に長けていると感心します、いつも。
安藤忠雄さんの「風の教会」が赤く染まっているのも見ものでした。切り絵
が光に踊って、とても素敵。安藤氏の教会シリーズを全踏破されたようで
今回、六甲山を目指されたのは、akikoさんの心が「六甲山に行ってごらん」
って示したからだ・・・っと思います。
お天気にも恵まれ、良い一日となりましたね。六甲山はロマンティックだわ。
またまた行きたい場所が増える~。
あまいみかん
- akikoさん からの返信 2022/10/02 15:17:17
- RE: 気持ちの良い風が吹いてるような六甲山頂。
- あまいみかんさん、こんにちは〜
六甲山はひと昔前は、みかんさんの仰るように牧場があって、高山植物園と六甲山ホテルがあるくらいでしたよね。でも今は様変わりしていて、いろんな魅力的なスポットができているんですよ。六甲ケーブルも車両が素敵になりました。全部が新しく生まれ変わったのではなく、山上駅なんかはできた当時の建物を維持保存されていて、見どころの一つになっているんですよ。駅舎の屋上にある天覧台から見る神戸、大阪の眺望もとても雄大でいいでしょう!
「ROKKO 森の音ミュージアム」では、いろんな大型オルゴールが展示されていましたが、みかんさんはユトレヒトで同じようなものをご覧になられたのですね。私も場所は思い出せませんが、華やかな装飾が施された手回しオルガンをみた記憶があります。ここには触って良いオルゴールもあるので、ぜひお孫ちゃんと一緒に行って演奏してみてください。きっと喜ばれると思います。お庭のハンモックチェアーもツリーハウスもお孫ちゃんたちのお気に入りになること間違いなしです^ ^
ギリシャの遺跡のような階段劇場と六甲枝垂れ展望台は同じエリアにあるんです。ここもおすすめです。
六甲枝垂れは、檜の木材を組み合わせてあのような造形物を作り上げるなんてすごいですよね!幹の中も興味深かったですよ。
園田 源二さんの作品は、パッと見、子供が描いた絵のように見えましたが、見れば見るほど味がある作品でした。みかんさんの仰るように、物語性に加え、色の使い方が素晴らしく、ひらがな混じりの説明文も作品の一部となって"いいわぁ"と思いました。
「風の教会」は、内部が赤く染まっていてかなり驚きました。誰もいない礼拝堂の中で一人きりで鑑賞していると、作者のねらいはあまりよくわからなかったのですがとても不思議で幻想的な気分になりました。正直なところ、安藤忠雄さんが、無機質な教会内に差し込む光を重視した、通常の礼拝堂を見てみたい気もしたのでした^ ^
akiko
-
- パディントンさん 2022/10/01 22:12:08
- 秋の六甲山
- akikoさん、こんばんは!
秋の六甲は、やはりいいですね~。
ケーブルカーの駅からもうワクワクしますね。
”六甲ミーツ・芸術散歩” 昨年娘が行き、とても良かったと言っていたので、ぜじ行ってみたいと思っていました。
芸術も色々な形があり、とても興味深いです。
一つ一つの芸術品を紹介して下さって、説明もして下さっているので、よくわかりました。ありがとうございます!
お花もきれいですね。
とんかつですか!私はチキンカツに見えました(;^ω^)
ハローウィンの飾りつけも素敵でしたネ。
昔はオルゴールミュージアムと言っていましたが、今は森の音ミュージアムと言うのですネ。
大きなストリートオルガン、楽しくていい音だったでしょうね(^O^)/
一番印象に残ったのは”月のおっさん”です。
”モモ”にも共通するものがあるなぁ…と思いました。壊れた時計、持ち主に直して持って行き、そこでみんな気が付いてくれるといいですね。
これは自戒を込めてそう感じました。
山の上の芸術祭、本当に素敵でした。
パディントン
- akikoさん からの返信 2022/10/02 13:58:22
- RE: 秋の六甲山
- パディントンさん、こんにちは〜
真夏の暑い盛りは、外にも出たくなかったですが、ようやく外出が楽しめる気候になりましたね。あまりに天気が良かったので、行きたいと思っていた六甲山のことを思い出したのでした^ ^
パディントンさんも行こうかと思われていたのですね!お嬢さんが昨年行かれたとか。私も3年前に行き、また行きたいと思っていたんです。
芸術散歩のアート作品は現代アートが中心で、なかには難解なものもあり、旅行記でアート作品のねらいを書きながら、はてながいっぱいのものありました(笑)でも芸術は頭で理解するものでなくて、感じるものですよね(^_-)-☆ 山上の広々した会場でハイキング気分で芸術も楽しめるって素敵だと思いました。
はてなと感じたものの一つは、耳を使ったアートで、寄り添い持つのは一輪の花(愛情)というものでしたが、パディントンさんにはチキンカツに見えたのですね!ふふふ、言われてみれば...(笑)
「ROKKO森の音ミュージアム」 は、以前は「オルゴールミュージアム」でしたね。ミュージアム自体はあまり変わっていませんでしたが、お庭が「SIKIガーデン」となり、"音の散策路"ができていました。ツリーハウスも新設され、バージョンアップ。大きなストリートオルガンは、かなり大きな音にまずビックリしました。楽団代わりの自動演奏機なので、いろんな音を楽しむことができたんですよ^ ^
「まよなかの博物誌−六甲夜話−」で 一番印象に残ったのは”月のおっさん”でしたか。ファンキーなおじさんですよね!"こわれた時計"は、時があまりに早く進み、人々のゆとりが無くなり、不調をきたしていることを暗示していて、、、パディントンさんが言われるように、私たちみんながそのことを気づくべきですよね!
丁寧に読んでくださって、メッセージもありがとうございました。
akiko
-
- たらよろさん 2022/10/01 21:25:21
- アート満載
- こんばんは、akikoさん
以前は六甲山も結構よく行ったんですよ。
でも、いつ頃だろうか??
なんとなく、寂しい雰囲気になってきて、
何だか足が遠のいてしまったのですが、
最近はまた色々と試行錯誤をされている様で、
元気を取り戻している感じなのかな?
フォトスポットもたくさんあって、お天気が良いと展望スポットとしても素晴らしいし、
気持ち良いですねー。
久しぶりに行ってみたくなりました…。
あ~、でも来週からグッと冷え込むんですよねー。
寒いの…嫌い。
どうしようかなー(笑)
たらよろ
- akikoさん からの返信 2022/10/02 11:28:05
- RE: アート満載
- たらよろさん、こんにちは〜
六甲山は、一時あまり注目されなくなって
寂しい雰囲気になった時がありましたよね。
でも阪急・阪神電鉄が後押しして魅力的なイベント
を開催したり、「六甲ミーツ・アート芸術散歩」も
10年ほど前から毎年開かれるようなったようで、
最近はまた人気が出ているみたいです。
特に若者がたくさん来ていて、インスタスポットも
たくさんできていました。
お天気が良いと眺望が素晴らしくて、胸がスゥーと
してとても良い気分転換になります(^^)♪
「六甲ミーツ・アート芸術散歩」は11/23(水)まで
やっているので、よかったら暖かい日にお出かけ
してみてくださいね。
akiko
-
- takaさん 2022/10/01 16:08:54
- アンティークオルゴール。
- akikoさん、こんにちは。
「六甲ミーツ・アート芸術散歩」とても、いい雰囲気ですね。私もそばにあったら是非行きたいと思いました。
まず、クラシックタイプのケーブルカー、レトロでいてピカピカの塗装、レトロなのか現代の最新デザインなのかわからない位きれいですね。六甲山上駅舎は近代化産業遺産なんですね。こういうの大好きです。北海道にも特に、炭鉱施設などの近代化産業遺産が多くあります。薄汚れて鄙びて当時を彷彿とさせるもの大好きです。
展望台からの景色もいいですね。先日小樽の天狗山からの夜景もきれいだろうなと思いましたが、やはり大阪の夜景は比べ物にならないですね。
森の音ミュージアム、こんな施設大好きです。絵画作品も幻想的で惹かれるのですが、特にオルゴールはいいなあ。私も小樽でオルゴール博物館へ行きましたが、巻物のような長い紙に穴の開いたシートを入れるパイプオルガンのように大きなオルゴールの煌びやかな、そしてダイナミックな演奏を聴いて感激で圧倒されたのを思い出しました。
昔のレコードのLP盤のディスクのようなものも入れて演奏もありましたね。それらを聞いて俄然欲しくなりました(買える訳ないのですが)。骨董品なので高いものは100万円以上するものもあるんでしょうね。からくりオルガンもありましたか。小樽のからくりオルガンも凄かったので思い出しました。
庭園の中のアート作品も楽しそうなものもたくさんありますね。1回見てみたいなあ。ツリーハウスは、ハロウィン仕様なのですね。上野ファームもオカボチャの展示がいっぱいでハロウィン仕様になるころです。
芸術センターや展望台周辺もアートを楽しむ大人だけでなく子供も楽しめるような施設がいっぱいあるんですね。いつも言いますが、都会はいいなあ。目いっぱい楽しませていただきました。ありがとうございました。
taka
- akikoさん からの返信 2022/10/01 23:56:12
- RE: アンティークオルゴール。
- takaさん、こんばんは〜
六甲山の芸術散歩の旅行記を見てくださってありがとうございます。
六甲山は観光地化されて見所がたくさんあり、このような芸術のイベントがあると、さらに行きたくなります。takaさんにも興味を持ってもらったようでうれしいです♪
六甲ケーブルの車両、 仰るように、"レトロなのか現代の最新デザインなのかわからない" ピカピカさですが、どちらのタイプも綺麗でしょう!トロッコ電車みたいで、乗車も楽しめるんですよ。山上駅舎の鄙びた感じは、私も好きです。駅舎の中に、A.H.ヘスケス氏という英国人の胸像が飾られています。彼は神戸港開港の年に貿易商人として来日し、六甲山に魅せられ、六甲山初の住宅を建てたそうで、それがリゾートの山「六甲山」の始まりなんだそうです。そんな歴史がある六甲山には現代風の駅舎より、昔のままの建物が似合うんだと思います。近代建築を大切にしたいですね!
六甲山の魅力の一つは山上からの眺望です。小樽の天狗山からの眺めも素晴らしかったですね!私は高いところからの眺めが大好物で、大阪湾から神戸までの大パノラマの景色を楽しむことができ大満足でした^ ^
「森の音ミュージアム」は、以前「六甲オルゴールミュージアム」という本格的なオルゴールに特化した博物館だったんです。今はお庭に魅力的なものを増やしてリニューアルしたようですが、ホールは以前のままで欧米のアンティークオルゴールや自動演奏楽器が置いてあり、とても見応えがあります。オルゴールって音色が素敵ですよね!大きなパイプオルガンのようなものは、迫力があって何度でも聴きたくなります。からくりオルガンと言えるか分かりませんが、写真でも紹介した楽団の代わりとして活躍した自動演奏オルガンは、いろんな愉しい仕掛けがあって、人形なども登場するものでした。
お庭のアート作品や、自然の中で楽しめるハンモックチェアー、ツリーハウスなどもいいでしょう!もうすぐハロウィンで、上野ファームも可愛いカボチャを使ったハロウィン飾りが見られるようになるんですね。私も旭川に行きたいです〜〜!
北海道はそろそろ紅葉が始まるのではないですか。秋の旅行記を楽しみにしています♪
akiko
-
- cheriko330さん 2022/10/01 14:29:09
- 素敵な一日 ☆.。.:*・゜
- akikoさん、こんにちは~♪
その日の朝に、ぱぱっと行き先を決めてお出かけ☆ 本当に
フットワークが軽くて良いですね。それだけ良いところにも
お住まいってことね。行ってからまだ一週間も経っていないのに
これだけの旅行記を書きあげて、本当に素晴らしいです。
私、いつも四苦八苦しています。
六甲山は、車で2回ほど夜景を見に行ったことがあるだけです。
夜景も感激しましたが、日中も遊べるところが色々とあるのですね。
『六甲ミーツ・アート芸術散歩 』は毎年行われているのですね。
ハイキング気分で楽しめて、良い運動にもなりますね。
2種類のケーブルカーも楽しそう☆
日中の景色も素晴らしいです。チロル風の山小屋もあり、テンション
上がりますね。シュウメイギクやススキに、秋も感じます。
たくさんの現代アートを楽しめて、イチオシのハロウィン写真も素敵。
これから秋バラの季節ですね。
ブランコチェアーも可愛いね。オレンジ色のお花、やっぱりトンカツに
見えます(笑)
「六甲枝垂れ」も、ほんと影がまた良いね。
「六甲山芸術センター」では、奥深い作品の数々。最後には、この夏の
「水の教会」に続いて「風の教会」も。赤い光のアートに変貌して
幻想的で、安藤さんもびっくりしたかもね。雄大な景色と共に芸術も
堪能できて、素敵な一日になりましたね。
ご紹介下さり、ありがとう――*◆*ヾ(゚∀゚*)
cheriko330
- akikoさん からの返信 2022/10/01 22:27:36
- RE: 素敵な一日 ☆.。.:*・゜
- cheriko330さん、こんばんは〜♪
まだ日中は暑いことが多いですが、ようやく過ごしやすくなり、お出かけもしやすくなりました^ ^ 秋になってきたのか、空も高くなったような気がしますよね。
この日は快晴で、どこか眺めの良いところに行きたくなり六甲山のことを思い出した次第なんです(^^ゞ
『六甲ミーツ・アート芸術散歩 』は、毎年行われているんですよ。こういうイベントがあると、六甲山がより魅力的に思えます。六甲山はかつて100万ドルの夜景と言われ、夜景が美しいことが有名でしたね。cherikoさんも見に行かれたことがあるのですね。お昼間も見どころ多いでしょ!例えば、ROKKO森の音ミュージアムだけでも、いろんな楽しみ方があって半日楽しめると思います。季節的にツリーハウスではハロウィンの飾り付けがされていて、あれもこれもと写真を撮りたいものがいっぱいでした。
六甲ガーデンテラスのブランコチェアーもお花が飾り付けられてフォトジェニックでした♪ 芸術作品を茶化してはいけないのは分かりつつ、あのオレンジ色の花はトンカツに見えますよね〜〜
「六甲枝垂れ」はとてもよくてきていました。夜のライトアップも素敵なんですって!宿泊しないと、なかなかライトアップまでは滞在するのは難しいんですが、機会があれば見てみたいです。
最後に訪れた「風の教会」はびっくりしました。赤の空間もアートとしては素晴らしいのかも...。でも、cherikoさんがおっしゃるように、安藤忠雄さんも目にされたらびっくりされるでしょうね〜 かなり想像とは違っていたけれど、普段は公開されていない教会に入れて良かったです♪
長い旅行記につきあってくれてありがとう〜〜(#^.^#)
akiko
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