初四国！台風直後の高知旅行③【ごめん・なはり線での観光、お土産編】

2022/09/23 - 2022/09/23

最終日は、18時のフライトまで「ごめん・なはり線」に乗って、伝統的な建造物が残る奈半利と田野の町をブラブラします。
買ったお土産も紹介します。

＜スケジュール＞
9月21日（水）　朝のフライトで羽田空港→高知　
　　　　　　　　佐川町、中津渓谷観光（高知泊）
9月22日（木）　観光タクシーで、にこ淵、安居渓谷など観光（高知泊）
9月23日（金）　ごめん・なはり線乗車、田野・奈半利観光
　　　　　　　　夕方のフライトで高知→羽田空港　★この旅行記★

エリア 北川・奈半利・田野(高知)

＜3日目：2022年9月23日（金）＞

18時の帰りのフライトまで、「ごめん・なはり線」に乗って観光します。
ホテルをチェックアウトし、荷物を持って高知駅へ。
そういえば、路面電車撮ってなかった！と最後に撮ってみた。

ところで、1日目に高知駅前の観光協会でこんなチラシを発見。
なんと、高知龍馬空港に到着した人には、公共交通利用券をプレゼントすると！
買おうと思っていた1日フリー切符（1670円）が貰えるという、ありがたい太っ腹企画！
（搭乗券の確認必要です）

という訳で、こちらいただきました。
ありがとうございます。
やなせたかしさんの描いた各駅のキャラクターが並んでいるのも嬉しい。
本日使わせていただきます。

9：19発の奈半利行きに乗ります。
おぉ！ごめん・なはり線は開業20周年なのか。

改札を通ってすぐのこの階段、楽しい♪
やなせたかしさんが高知出身ということで、高知はアンパンマンで溢れている。

階段を上った所にもアンパンマン！
（写真は21日に撮ったもの）

「アンパンマン列車ひろば」なんてスペースもあったり。

電車も、やなせたかしさんキャラが描かれていて可愛い。

社内から撮ったので遠いけど、後免駅のキャラクター。

さて、奈半利へ行く前に途中の「のいち駅」で一旦降ります。
空港までここからタクシーで行くので、荷物をコインロッカーに預けます。
荷物を預けて身軽になったのはいいけど、問題は、次の電車が来るのが1時間後ということ(-.-;)
駅の周りをブラブラしてみましょう～。
のいち駅のキャラクターは「のいちんどんまん」。

駅前に大きなスーパーがあるのが見えたので、まずはスーパーへ。
昨日タクシーのドライバーさんが
「家庭でも普通にカツオのたたきはよく食べますよ。」と言ってたので、魚コーナーを見てみたけど、確かにカツオが沢山並んでいた。
自分の地元のスーパーでは見かけない商品があったりするので、面白い。

こちらの居酒屋さんは、インパクトある店構え。

では、奈半利へ向かいましょう。
高知駅方面に向かう電車は、阪神タイガース模様。

私が乗る、奈半利方面行きはこちら。

海側（右側）は外にデッキがあるタイプ。
奈半利方面へは1日1本しか走っていないらしい。

私は窓側の席に座り、デッキには出ず。
なんせ蒸し暑い日だったので、湿度の高い風を浴び続けたくなくて(-.-;)
涼しい～（むしろちょっと寒い）車内で外を眺めておりました。

しかし、デッキの人が自分の横立つと、一気に視界が悪くなるのが難点。
私が窓にへばりついて外を眺めていたので、外にいた方も気を使って横にズレてくれているけど。

隙間から撮影の香我美駅。
うーん、ちょうどキャラクター名が見えない。

海沿いを長いこと走るので、美しい眺めを楽しめます。

和食と書いて「わじき」と読むとは。
キャラクターは「わじき　カッパ君」。

のいち駅から1時間10分で、終点の奈半利駅に到着。
キャラクターは「なは　りこちゃん」。

ここでは、レンタサイクルで奈半利とお隣の田野駅近辺を周る予定。
時間があれば、海の方にも行ってみよう。
・・・って、あれ、もしやお店閉まってる？？？

まさかの休業日だった！
祝日なのに？！
案内文を読んでみると、「9月も人員不足のため休業」と書かれていた。
コロナの影響？何だろう。
うーん、予定狂うなぁ。
足が無い～。

仕方ないので、歩きで回ってみることにした。
住宅地のあちらこちらに、伝統的な建造物が残っています。

「野村家住宅　1922年頃築」って、100年前だ！
年貢米を集める地主だったそう。
中には入れないので、門のあたりから中を見てみると・・・

えーっ！
ココが今にも倒れそうになってるけど、大丈夫なのかしら。

こちらの塀は・・・

この「奈半利ガイドブック」表紙の写真の場所だ～！
思わず一緒に写真撮ってみた。

森家住宅　1918年頃築

こちらは、今も人が住んでいるらしい。

木製郵便受け、味があって可愛いなぁ。

たまたま通りかかって見つけたこちらの柿の木は・・・

こんな看板が。
要は、思いやりのある優しい柿ということでしょうか。
見た目では全く分からないけれど

藤村製糸株式会社　
「大正6年に創業の四国で唯一の製糸会社であったが、現在はブラジルで操業している」とのこと。

「西尾家住宅　江戸時代の旅籠屋」
普通に人が住んでる感。

1時間弱で奈半利観光終了。
次は、なはり川を渡って、田野駅へ向かいます。

草がどっぷり水に浸ってるけど、きっと台風の影響での増水なんだろうなぁ。

黄金色の田んぼが美しい。

歩道がちゃんとあるので歩きやすいけど、歩いてる人なんて全然いない。

20分位歩いたかな？
田野駅に到着！
駅のすぐ近くに道の駅があるので、ここでお昼にします。

田野駅のキャラクター、「田野　いしん君」。

とりあえず、歩いてかなり暑くなったので「ゆずサイダー」を。
滲みる～。

タクシーのドライバーさんオススメの「田舎寿司」を買いたかったのだけど、売ってなかった・・・。
祝日で商品を納品する人が少なかったのか（？）、そもそも販売している商品があまり無くて残念。

食堂で「すりみ丼（850円）」を食べてみた。
親子丼の鶏肉が魚介のすりみに替わったようなもの。
美味しいけど、普通の親子丼の方が私は好きかなぁ。
どうでもいいけど、丼の蓋に沢庵を載せて出て来た事にビックリした。
この窪みにそんな使い方があったとは！

食後は、田野の町歩きへ。

旧岡家住宅
豪商の家だったらしい。

岡御殿
藩主の宿泊用に建てられたお屋敷で、当時の建築様式がそのまま残されているそうです。
田野で一番の見どころっぽい。
有料で中を見学できるけど、そんなに時間も無いので外観を見たのみ。

広い！

浜川家住宅

という訳で、本当に超サクッと歩いて終了です。

田野駅に戻って来て、ちょっとまだ時間があったので、高知名物「アイスクリン（350円）」を食べてみた。
味はなんと言うか・・・乳酸菌飲料のシャーベットのような？
私はあまり好きな感じではなかった。

15:03の電車で、のいち駅に戻ります。

田野は、「四国一小さな町」だそう。
「ようきタノ～」と駄洒落になってる感じ、好きです。

今度はオープンデッキの無い、普通の車両。

でも、中はやなせたかしさんのキャラクターが溢れていて超可愛い。

壁もキャラクターがいっぱい。
ちなみに、整理券があったりして、バスみたいで不思議。
降りる時に運転手さんが切符を回収するのも。

車窓から見える海は、陽が射してキラキラ！
しかし、疲れが出たのと、のどかなゴトンゴトンという揺れで、眠りの世界へｚｚｚ

のいち駅に戻って来ました。
コインロッカーに預けていた荷物をピックアップし、予約していた「乗合タクシー」で空港に向かいます。
「乗合」と言っても、他に乗客がいなければ貸し切り。
それで通常より安い500円で空港まで行けるのだから、ありがたいシステムだ。

そして、のいち駅から空港までは、たったの10分ほど。
高知駅から空港までは30分ほどかかるので、最終日に「ごめん・なはり線」に乗るなら、のいち駅利用がオススメです。

展望デッキに上がってみると、ここにもアンパンマンキャラ達が！

プロペラのＡＮＡ機。

田野の道の駅で買えなかった田舎寿司を、空港の売店で買えた！
やった！
持って帰って、夜ご飯です。

よさこい祭り、名前は聞いたことはあるけど、そういえばどういうお祭りか知らないなぁ。

坂本龍馬がお見送りに来てくれています。

18時のフライトで東京へ帰ります。
連休初日だったので混んでるかと思いきや、搭乗率は半分位だった。
高知っ子は東京へ遊びに行かないのかな。

高知は人も良く、のどかでいい所でした！
中津渓谷をろくに歩けなかった事だけは心残りなので、また行きたい。

家に帰り、田舎寿司をいただいた。
田舎寿司とは、魚介の代わりに野菜を使用した高知の郷土料理。
軽いのでペロッと完食。
美味しかった！

【お土産紹介】

フェイスマスクと入浴剤。

会社のバラ撒き土産。
ちなみに、ミレービスケットは銀座の高知アンテナショップでも色々な種類が売られていて、かさばるし銀座で買っちゃおうかなぁとちょっと頭をよぎった。
（が、ちゃんと高知で買いました！）
パッケージのイラストはやなせたかしさんが描いてます。

ふりかけ、スープなど。
こちらは自分用。

栗のお菓子、お茶、ドレッシング

＜おまけ＞
今回の旅で使用したガイドブックは全て、銀座の高知アンテナショップ（B1Fの奥）と、高知駅の観光案内所でいただいたもので事足りた！
観光に力を入れているんだなぁ。
また行きまーす！

（おわり）