1991 バックパッカー 夜明け前　上海行き 鑑真号

1991/06/04 - 1991/06/04

それは ～ 30 名の　強腕 バックパッカーが
横浜 から 世界へ 出発 致しました。

日本人 バックパッカー 諸君
君達は　素晴らしい
今でも　君達を　忘れない

...... 約 30年 以上前の お写真の為、 フィルム に カビが 生えて おります。 ご了承 くださいませ。

エリア 上海(中国)

1991年 横浜港の 大さん橋 ～ 我々の 乗りました
中国 上海 行きの ～ 　鑑真号 は ～
今まさに 出発を 致します
汽笛が　鳴り　　悲しくなり
そして ホタル の 光り が 流れ ～
あちらの 横浜の 人々が みなさま ～ 泣いている ～ ！ ..... 信じられない この 光景 ～ ..... こんな事でも 泣くのかな ～ ？ ...... 　日本人は 優しい のかな ？
お別れの　時なんです
しかし　我々は　ワクワク していましたが

この 当時の 中国 行きの 航空券は たいへんに 高く、 安い ものでも 東京 ～ 上海 往復で 70000 円 以上は 致しました。 ... 更には 便が とても 少なくて、 我々 バックパッカー諸君 には ～ 縁の 無い 飛行機 もろもろ。 ..... どうしても 船などに なびいて しまう！ ..... 中国旅行が 解禁されて 間もない 事も あり、 中国旅行は 非常に 難しく、 そして 難度 Z ！ 英語を 話す 人も 無く、 漢字の 筆談 のみ 無論 日本語 など 通じない！ .... 我々の 鑑真号！ それは ～ 2等の 和室 大部屋 雑魚寝。 １番 安い部屋。
片道 7000 円 でした！ ～ 横浜 から 上海 までは 三泊四日 ～ ！ 時間の 有り余る バックパッカー諸君には ピッタリの 上海 行きの 鑑真号 で ありました。 ..... 大浴場も あるし、 ミニ ゲーム コーナーも あるし　　青島ビールも　浴びるほど　飲めました

当時の この 上海 行きの 鑑真号 には、 リアル・バックパッカー諸君が 約 50 名！ そして 、 一般の 日本人 旅行者 が 約 10 名。 あとは すべてに 中国人 と 外国人 でしたが！ .... 50 名の 中でも 派閥が 分かれて おり、 我々の 仲良し 20 代 パッカー グループは 約 15 名。 写真に 写らなかった 凄腕 パッカー諸君も、 多々 ございます。 .... 当時 多かった 女性 パッカー諸君も 約 10 名ほど おりましたが、 この お写真に 写り込む 女性こそ、 わたくしが たいへんに 驚いた おひとり 様。 ..... 彼女は ご自身の お荷物などは 何も なく、 あるのは ～ 40 cm ほどの 、 まるで プール にでも 行くような ミニ バック のみ！ .... あえて、 この人を、 プール ちゃん と お呼び しましょう ！ .... この 船は 上海に 到着 致しますが、 こちらの バックパッカー 先生 たち の 終着点は あくまでも ～ 世界！ ..... 中国が 終着点 なのは、 わたくし くらいな もので ～ この プール ちゃん も、 まさしく その おひとり様！ ..... 中国から シベリア へ 抜けて、 目的地は ～ 雄大な ヨーロッパ。 ...... そう、 パリ まで 行くのよ この プール ちゃん ～ ！
お手ぶら で ～～ 狂ってるわ ～ この娘。

旅行会社を 通して とる 当時の 中国 観光VISA 60 日間 有効！ ... 7000 円 高 ～～ 爆 ！

彼は 早稲田の 学生で ありました。 .... 彼は 休学を しており、 大学を お休み中で、 1980 年代に ～ 自転車で 台湾を 一周 して しまった ～ つわ者 バックパッカー で ありますが、 今回も ～ この 船旅に 自転車を 積んでおり ～ それは、 マダガスカル まで 行くと 言った。 そして 自転車は マダガスカル の 誰かに あげちゃうんだよ ～ と。 とても インパクト ある めがね の 青い ジャンパー の 学生 ～ ！ ..... ある 女の娘 二人 組み も、 バックパッカー女子！ .... 取り合えず ～ 中国 入れば お安いわ ～ と！ 大陸 入れば こっちの ものよ ～！ と！ 南 廻りの アフリカ 行き ～ お茶の水 女子大生 二人組が とっても 困り ます ～ この娘 達 なんて、 ピクニック 気分で この船旅 しておりますから ～ ビックリ 致しますが！ 荷物も 遠足 みたいに なんにも 無いわ ～

ひとり の 彼は ～ 今までに、 世界へ 出なかった 事を たいへん に 悔やんでおり。 ..... 国内旅行は ほとんど まわって いるのだが、 外国へは 初めてなんです。 と！ ...... そんな事は 無いですよ ～ 今日 から 君も 世界へ 旅立ちだよ ～ 今日は 始まりの 日 なんだよ ～ と、 励ます わたくし ..... そして 彼は　
奥地　 ネパール へ 行って しまった。
バックパッカー　夜明け前

鑑真号の レストラン などに 入って まいり ますと、 そこには 中国の 音楽が いつでも 流れていて
雰囲気こそ ～ もう そこは 中国で あります
.... タバコも ビールも 船内は 税が かからないから ～ とてもの 安い。 ..... 青島 ビール を 毎日 飲み まくる ～ 我らは バックパッカー諸君！
.... そして 日本とは 違う 中国 中華料理を 食べる ～ バックパッカー諸君！
この 横浜 から 上海 までの 三泊四日 の 船旅は、 最初は 良いのですが。 その後は ツラい。 .....
やることが まったくの 無くなるん ですよ ～
気が 狂いそうに なる ～ 　こんな お船
上海行き　　鑑真号　　凄過ぎる

何も やること が 無くなり ～ 甲板へ 出て みたり アチコチへ 移動 して みたり。 ...... そのうち 最終日に やっと 上海の 街が 見えて まいりました。 .....
海 から 川へ 入り。 水が 泥水に かわって ゆく ～
揚子江 の 黄浦江 に 入り ました。 .....
そして、 雰囲気こそ ～ もう！
まさしく 中国 に なりました

そして　ついに　現れる　古臭い　船着き場

もの凄い ～ 異次元 空間へ 来た ような 感覚に 包まれる ～ 　まるで　猿の惑星に 来たような
1991 年 の 上海
( これが カルチャー ショック と 言った もの なのだろう）
生まれて 初めて 体験した
超次元 的 感覚。 　カルチャーショック だ！

ついに 我々は、 上海 に 到着 致しました。 .....
バックパッカー諸君 は、 これから 冷たく 、 残虐な 、 メイヨー 攻撃を 受ける 事と なる。 .....
それは ～ 物が あるのに メイヨー ( 無いよ！) と！ ... 列車の キップ を 買おうと しても、 あるのに メイヨー ( 無いよ ～ ！) と！
人民達が めんどくさければ ～ 全部 メイヨー と！ .... なんでも かんでも 外国人には メイヨー と！ ..... 買う方が、 ペコペコ して、 売る方が 全面的に 偉い！ ..... お願いだから 売って ください。と！ .....
国営商店 などは 最悪 態度 悪いし、 国営レストラン は、 食べている 途中でも 皿を カタズケ 始めて、
早く 帰れと、言う
この 日本とは 全くの 違う 生活習慣！ 世界的にも 間違って おりますが！ ご本人 達は それが 正しいと 思っている。
世界を 知らない この お国
共産国家　中華人民共和国

イミグレ に 並ぶと ～ 人民警察が 恐怖の 威圧だ！ ...... そして 我々 バックパッカー諸君達は 闇黒の 対応を される。 ...... 古くさい 木で できた イミグレ の 列に 並んで いると、 前方の パッカー女子が、 何か ビックリ して 叫んで いる。 .... それは、 パスポート を ここの 係官が 投げ 帰す ので あります。 全員が 全員、 パスポートを ぶん 投げられて ムカついて おる。 まるでの ゴミを 投げる ように！ ..... ( パスポート ぶん投げるなよ ～！) とか、 言っては いけません。 しかし ここで 決して 怒っては なりません。 ..... 行儀の 良い 日本人 の ように ここは 少し 我慢を いたしましょう。 ここは どうみても 猿の 惑星 なのですから ～ by 長野の 女子 バックパッカー

この頃 ～ この 鑑真号 の 中でも 中国の VISA が とれました。
たしか？ 3000 円 だった かな？ ....
この 鑑真号の 横浜からの 便は 現在では 廃止 されましたが、 神戸 からは まだ 健在で ございます。 ( 神戸 ～ 上海 ... 新鑑真号 、要 ２泊３日 )
わたくしは この お船、 三回 乗りました ～ 笑

この 当時の 中国 観光 VISA は 60日間 滞在 可能 でしたが、 それを 過ぎる 場合。
公安部 出入国管理局 外事課 で VISA 延長を しなくては なりません。 これで 更に 30日の 滞在延長が 可能！ ..... これを 怠ると？ 逮捕 罰金刑

こちらは 当時 ～ 香港 より 深セン に 入る 為に 国境で 取得 できた 深セン のみ 5日間 だけ 滞在 できる、 特別 深セン 観光 VISA

船を 降りた バックパッカー諸君は、 みなさま方、 この 上海村を 目のあたりに して！
瞬間 ～ 青ざめ ～ そして 震え だす。 .......
倒れている 人間や、屋根の無い家
そう、 ここは ～ 横浜スタジアム の あの、 日本 よりも 文化が 50 年は 遅れて いるのだよ！
ふふふ ～

ここは 外舶渡橋 ～ ！ 前方の 赤い 建物の 奥に 見えるのが 浦江飯店 ( プージャン 飯店 ) 彼ら バックパッカー諸君 は 船着場を 出て、 みなさま方 ～ ここの ドミトリーを 目指した！
この 時代の 上海 には 浦江飯店 ドミトリー しか 、 安宿は 存在 しませんでした。

ふふふ ～ わたくしは 上海の 友人の 家に 泊まって いた。 ..... この 恐怖の 上海で！ 彼ら よりは、 恵まれて いたので あります

わたくしは この 上海の 親子の 家に ホームステイ する 事に なるのです。

　　... 特別枠 ボーナス ..... 中国 の ガラクタ

本旅行記は、 強制的に 削除 された 悲しい
Sting boy さんの　復刻版 旅行記で あります