３０代プチ韓国留学記＊2 いざ出発！ → 最初からトラブル！

2010/07/28 - 2010/08/28

仕事を辞めてしばらくゆっくりしようと思い、念願の韓国プチ留学をすることに。
成均館大学の夏期短期コースを選択しましたがまわりは日本の大学生が多く、その他は50～60代の女性や日本以外の国から来た若い生徒たち。
少数派（クラスでひとりしかいませんでした）の30代から見たプチ留学記です。

エリア ソウル(韓国)

成田で18時の飛行機に乗り、20時には仁川空港に着いたのですが
金浦と違って入国審査も混んでるし荷物が出てきたのが21時くらい。
のんびり地下鉄で向かったらコシテルのある駅に着いたのは22時半を過ぎ。
途中地下鉄に乗りながら疲れがドッときて意識が朦朧としました･･･

降りたい出口にはエレベーターがなく（かなり回り道をしたらあるようです）
階段を見上げて登る覚悟をします。
スーツケースを少しだけ持ち上げてみると、あまりの重さにクラクラしました。
でも途中、男性が手伝ってくれたのです！
しかも声をかけるでもなくサッと持ち上げてくれて、そのさりげなさにびっくり。
（どう考えても泥棒には思えないので）
実はこの駅に来るまでの乗り換え時も同じことがありました。
本当に助かりました！カムサハムニダ～
韓国ナムジャのやさしさに感動です。

10時半過ぎても週末ということもありこの賑わい。
環境としては･･･と思いつつ、駅から近いという理由で選んだのは自分だし便利でいいかとすぐに切り替えました。

こちらのビルの中のコシテル。
想像していたのと違う･･･こんな雑居ビル系だとは。
窓開けたらかなりうるさそう。（実はこちらのコシテルは窓なし）

でも管理人のバイトの男の子（学生さん）はすごく親切で
あの恐ろしいほど重いスーツケースを4Fまで運んでくれました。
途中はぁはぁと息切れしてたので、あれはやっぱり男性でも重いしキツイよね･･･ミアネ。

というかエレベーターがないということにびっくりでした。
で、部屋に案内してもらうと、うん？なんだか条件と違う。
私はシャワー＆トイレ付、窓付きの４畳半くらいと聞いていたのに
シャワーしかついていないめちゃくちゃ狭い部屋でした！
窓もないし壁は近いしかなり息苦しい･･･
はっきり言って１泊もキツイかも、という狭さです。

これはまずい、と思いすぐに先生に電話をして管理人の子と話してもらうと、なんだか怪しい雲行きに･･･
実は日本で先生にお願いした時に2つの候補のコシテルのプリントを渡しました。
その中で今回の所は第1希望だったので、先生が電話で「○○ハウス」と言った時によかった～と思ったのを覚えているので間違いありません。

でもどうやら先生はもうひとつの「××ハウス」に予約を入れていたようで！
それがわかるのに私は管理人室で30分くらい何もできずに
ただ先生と管理人の子のやり取りを聞いていただけでした。
何を話しているのか全然わからなかったけど。

で、結局やっぱり間違いだったということがわかりそこから移動することになりました。
その管理人の子はまたスーツケースを下まで降ろし（本当にミアネ！）
韓国語のわからない私の為に××ハウスの人と電話で話までして
タクシーまで拾ってくれて行き先も伝えてくれたのでした。

お別れの時は「いろいろ大変だと思うけど頑張ってくださいね」と言ってくれたんです（←これはわかった）
本当にいい子でそこのコシテルではなくて残念だなぁと思いました。
（後日お礼にアイスを買って訪ねてみましたが別のバイトさんでその後一度も会えませんでした）

そして無事着いたコシテルは繁華街から離れた住宅街。
静かで環境も良さそうです。
駅から５分なのでこちらも便利だし、管理人の男性もやはり親切で
部屋も最低限の広さだったので安心したのでした。

ほっとしたら急に疲れが襲ってきてそのまますぐに眠りにつきました。

今日はちょっと近所探索と必要な物の買い出しに行くことに。
昨夜は暗くてわかりませんでしたがコシテルの表はこんな感じです。
1Fがコンビニだったので本当に便利でした！

夜はこのテーブルでアジョッシ達がチャミスル飲んでますが
韓国では普通の光景なので特に害はありません。

こちらのコシテルは2Fが管理人室と数部屋？あり、3Fが女性専用フロアになっています。
一度間違えて男性専用の4Fフロアに行ってしまった時は（造りが一緒だし、ドアが開いていました）
廊下を歩いていると急にむさい雰囲気になりバラバラに散らばっている男性用のスポーツシューズを見て気づきました。男子寮のような臭い･･･やっぱり違いますね･･･

こちらは下駄箱です。鍵付き。
2足くらいしか入らないのでメインで履く靴を入れていました。

セキュリティはきちんとしています。

こちらが廊下。
最初に間違えたコシテルの廊下はこの半分くらいで人がひとり通るのでやっとでした。その割に入り組んでいたので火災があったら怖いと感じたくらいです。
ほんとこっちでよかった。

私の部屋は突き当たりを手前で右に曲がったところです。

部屋の前。ドア上部横には小さな小窓があります。

ドアを開けるとすぐ目の前に見えるのは収納。
部屋の広さは4畳半です。
そこにシャワー＆トイレがあるので狭いといっちゃ狭いですが
コシテルの中ではかなり良い部屋。
最低限の広さはあるのでこちらなら長期滞在でも苦にはならないと思います。
室内にシャワーとトイレがあるのはこのフロアでも2部屋のみで
他の部屋は共同になります。
その分家賃は高くなりますが私はどうしても譲れない部分だったので
部屋が空いていてよかったです。
ちなみに1ヶ月650,000ｗです。（部屋のみ共同トイレ＆シャワーは480,000
ｗ。部屋も少し狭いです）

こちらは扉を開けると洋服を掛けられるようになっています。

ベッド。狭いですが私には十分でした。

ドラマでもよく見ますが韓国の壁紙はラブリーです。

こちらはテレビ、冷蔵庫、机のコーナーです。
こちらで主に勉強をしていました。

こちらは共有スペース。キッチンです。

炊飯器には常にご飯（黒米）が入っています。

辛ラーメンはもちろんいつも数種類のラーメンがありました。

冷蔵庫にはキムチが入っています。のりも卵も食べ放題です。

他にも韓国のスティックコーヒーやお茶なども飲めます。
私は滞在中はこの韓国の甘いコーヒーにはまって毎日飲んでいました。
辛ラーメンが辛いので直後は甘いものが飲みたくなるんですよね！

こちらの食事は本当に助かりました。
部屋で勉強している時は外に行くのが面倒なのでさっと済ませられましたし、ちょっと外食続いて使い過ぎた、って時も節約できました。

こちらのパソコンは自由に使えます。

こちらのスペースは常に洗濯物が干してあって使えません。
何日もほったらかしになっているので
乾いたらすぐに持っていってほしいなぁ。
干せなくて本当に困っています。（その場合は部屋干し･･･これがなかなか乾かないのです）

コシテルの目の前は小学校。
私がいる間は夏休み中だったので小学生の姿を見ることはありませんでした。

コシテル周辺は駅前と違って落ち着いた雰囲気。
とても良い環境で気に入りました。
地元のレトロなお店もいっぱいあります。

懐かしい雰囲気の駄菓子屋＆文房具屋さん。
昔の日本みたい。

駅に向かう途中、撮影部隊に遭遇！
誰かいないかな？とキョロキョロしちゃいましたが結局わからず。
ステキなテイクアウト専門のカフェスタンドがあって
その前で撮影をしていました。（知らない女優さんでした）

こんなかわいいカフェスタンドあるんだ！後で行こう！と楽しみにしていたのに、帰りに見たらカフェどころか何にもない駐車場に。
あれはセットだったようです。残念。

この辺りは駅に近く飲食店が多いです。

大学路駅周辺。

明洞に来た目的はダイソー。
日本から持ってきていないコシテルに必要な物を買いました。
やっぱり現地じゃないとわからないことも多いです。

・廊下用サンダル　3,000ｗ
・お風呂マット　2,000ｗ
・タオル１枚　1,000ｗ
・ゴミ箱　1,000ｗ
・プラスチックのコップ２個セット　1,000ｗ
・殺虫剤（蚊用）　2,000ｗ
・アクセサリーやカギなど置くトレー２枚セット　1,000ｗ
以上で12,000ｗでした。

買い物したらお腹が空いたのでキンパでも食べようかとお店を探していると
美味しそうなあさりのカルグクスのお店を発見！

お店のアジュモニが一生懸命私に「あさり（パジラｋ）」という
発音を教えてくれました。
賑やかな通りの裏にあるお店なのですが
明洞には珍しく日本語のメニューがありませんでした。
店内には日本人は私だけ。
ひとりで食べているのも私だけ。
韓国ではひとりで外食は寂しく見られてしまうようです。

あさりの出汁が出ていてやさしい味のカルグクス。
おいしかったです！