2022/06/27 - 2022/06/30
49位(同エリア1339件中)
TKさん
何事にも、発端(きっかけ)というものがある。
今回のきっかけは、世界一周旅行中に、スペインのトレドのパラドールで食事中に知り合いになったYMさんよりのお誘い。
超グルメで旅の達人であるYMさんより「美味しいものを食べながら、お互いの旅行話に花を咲かせませんか?」のご連絡。もちろん速攻でOK!
旅程は、まずは、名古屋にて。
YMさんご用達の地元の隠れ家ビストロ「Innover」で、シェフの調理室内に一席あるテーブル席に座り、フランス料理を楽しみながら、第一回目の「美味しいものを食べて、旅を語る会」開催。
次の日は近鉄特急で松阪にて。
和田金で美味しい松阪肉三昧をしながら、第二回目の「美味しいものを食べて、旅を語る会」開催。その日は志摩観光ホテル・ベイスイートに宿泊。が基本日程。
さらに私たちは、せっかくの機会なので、その前日に、犬山・灯りや迎帆楼にて前夜祭を2人で追加計画。さっそく宿泊可能かアクセスしたら、最後の一部屋が予約できた。ラッキー。
暑くならない、梅雨明け前の6月下旬を計画した。
しか~~~し、結果は、皆様ご存じの通り、予想外の気象庁より早めの梅雨明け宣言。もう、暑くて、大変だったけど、これが日本の夏。旅程概要は以下のとおりです。
6/27 新幹線で名古屋へ。バスで明治村へ。犬山・灯りや迎帆楼泊
6/28 犬山城、有楽苑、名鉄で名古屋へ、名古屋城、ビストロ「Innover」で宴会、ヒルトン名古屋泊
6/29 近鉄で松阪へ、松坂城、本居宣長記念館、御城番屋敷、「和田金」で宴会、志摩観光ホテル・ベイスイート泊
6/30 伊勢神宮内宮、おかげ横丁、近鉄・新幹線で東京へ
今回は、
犬山・名古屋・松坂・志摩・伊勢めぐりのリアルな旅と、
神代の時代・江戸時代・明治時代・大正時代・現代をまたぐ、時間的旅行と、
美味しいグルメ三昧の、盛りだくさんの実り多い旅でした。
それでは、(テーマの関係でちょっと料理写真が多いですけど)旅行記をお楽しみください。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- タクシー 新幹線 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
犬山へ着いて、訪問したのは、ご存じ明治村。
明治村は素晴らしい。全て、由緒ある建物で実際に使われた建物ばかりで、全部で67か所以上ある。一日で全部を廻るのはかなり難しいが、自分の興味ある建物に集中して見学すればよい。
早速、循環バスにて、是非行って観たかった初代帝国ホテルへ。 -
途中、明治時代の交番の前を過ぎる。
当時の制服のおまわりさんの丁寧な敬礼を受けて、思わずこちらも、「敬礼」 -
明治村のハイライトはここ、旧帝国ホテルの中央玄関部。
20世紀建築界の巨匠フランク・ロイド・ライトによる設計。大谷石をふんだんに使っていて石造りなのに、なぜか少し日本風。日本の伝統木工技術「組子細工」に似た、透しテラコッタを用い、和のテイストが感じられるのが素晴しいし、すごい。 -
内部のメインロビー中央は、3階までの吹き抜け空間。透しテラコッタを通じて、優しい光が入ってくるように設計されている。
なに、暗くてよく見えない?はい分かりました。=>次のページへ -
これです、透しテラコッタとは。光を巧みに使っていますね。
(写真は明治村のHPより) -
テーブルの左右には「ピーコックチェア」と呼ばれる、大変座りやすい6角形の背もたれの椅子。これも、フランク・ロイド・ライトによる設計。
帝国ホテルの喫茶室もあり、ピーコックチェアとそっくりな椅子とテーブルでお茶が飲める。もちろんお茶をしました。本物そっくりで確かに座りごごちが良い。 -
ここは呉羽座。明治期の歌舞伎や落語を上演した、庶民の娯楽場所。
江戸時代から続く伝統建築で、正面の高い切妻には太鼓櫓が突き出し、入口の上には上演品目の絵看板を掲げ、お客の興味を引いている。 -
中に入ってみると、昔ながらの舞台と観覧座席が。いいねえ~~。
-
この美しい西洋建築は旧三重県庁舎 。 国の 重要文化財である。
明治村は、写真で紹介した建物以外も見どころはたくさんあります。
しか~~~し。暑い! 聞けば、気象庁からは、「(いつもとおり、誰から見ても梅雨明けの状態になったのが明らかになってから)今日から梅雨明けです。」宣言。
熱中症になる前に、早めに今夜のお宿へ。 -
はい着きました。今日のお宿は、犬山市の老舗旅館、
木曽川と犬山城を臨む客室と温泉の大人の宿「灯屋 迎帆楼」。
(ご参考情報)名鉄犬山駅から、名鉄タクシーまたは犬山タクシーに乗ると、無料サービスが受けられます。 -
テキパキしたスタッフがさっそく、ロビーに案内してくれた。
ここでチェックイン手続き完了。 -
お部屋も広々。清潔、こぎれい、快適。
-
隣の次の間からは、二階(展望室になっている)への階段が。
-
上がると、2階の和室とテラスからは、国宝犬山城(木曽川も)が眺められます。写真は夜になって撮った、ライトアップされたお城。これも美しい。
-
部屋付きのヒノキの温泉風呂。とろんとした水質で、大変柔らか。お肌がつるつるになります。格子戸をあけると露天風呂になり、ここからも犬山城が観えます。が、ということは向こうからも見える(?)ということ?
でも、後述の(天守閣からの写真)から判断すると、遠すぎてその心配はなさそう。 -
ひと風呂浴びて汗を流して、夕食タイム。まずは美味しい9種類の前菜。牛肉・アナゴ・サクランボ似の卵・アユの甘露煮・ヒラメ・マリネ・豆腐・ムース・ささみ。
-
これはびっくり! お好きなお猪口をお選びください、と。
-
私は、涼しげな切子細工のお猪口を選択。
-
升の中の氷の上に置かれた、能作の金箔片口にお酒がたっぷりと。この錫製の片口は冷酒にピッタリ。ず~~と良く冷えているのです。一味も二味も美味しくなりますよ。実は我が家の晩酌も、この能作の片口・ぐい呑です。でも、残念ながら、金箔ではありませんが。。
-
はい、「美味しいものを食べて、旅を語る会」の前夜祭(日本食編)をスタート。
カンパ~~~イ! -
最初は、かますと干し海老の椀物。コクがあり食欲が増しました。
-
出ました、本鱒・かんぱち・つぶ貝の御造り。
これが、新鮮で、歯ごたえも良くとても美味しい!
普段頂いている地元のスーパーのお刺身とは別次元のお味でした。 -
次は、太刀魚の赤酢焼き、燻製の香り付き。白魚の旨味がお口いっぱいに。
-
海老団子と季節野菜のセイロ蒸し。
-
その次は、和牛ロース幽庵焼き、玉ねぎソース。柔らかくて、お肉の美味しさが。
-
生姜と梅の炊き込みご飯が、赤だしお椀と一緒に。
いつも思うのですが、赤だしの味噌汁って、締めのご飯の旨味を一段とUPさせますね。 -
さらに、海苔やお新香と一緒に。これが日本食の締め。おいしい!
-
デザートは、升に詰めたブランマンジェとほうじ茶のムース。
大変さっぱりして、すっきりいたしました。
眼で楽しんで、お口で味わう日本料理。ごちそう様でした。 -
さて、食事の終わりに登場したのは、包みの入ったこの籠。
なんでしょう? -
なんと、お夜食の、小粒のお稲荷さん。
お部屋に持ち帰り小腹が空いてから頂きました。これが、ジューシーで美味しかった。粋なお心遣いですね。 -
オハヨウ!朝です。
木曽川を眺めながら=>次の写真へ -
豪華で、ボリュームいっぱいの美味しい朝食。
さすが、老舗の灯屋 迎帆楼。期待以上の満足感でした。 -
チェックアウトして(荷物を預けて)、まず行ったのは、ご存じ国宝犬山城。歩いて5分。行ってみましょう!
天守閣は室町時代に建てられ、長い歴史があり、現存している日本最古の天守閣。
小牧・長久手合戦の時には、羽柴秀吉が犬山城に入り、小牧城に入った徳川家康と対峙したのは有名。 -
実は、日本の国宝の天守閣は5つしかありません。
ここは、天守閣の3階にある、その5つの写真。
国宝の天守閣は、この犬山城(愛知県)と姫路城(兵庫県)・彦根城(滋賀県)・松本城(長野県)・松江城(島根県)だけなんですよ。と、有難みを訴えていました。 -
天守の最上階から見た木曽川の景色。ライン大橋の向こうに、美しい伊木山が。左側には、昨晩泊まった灯屋 迎帆楼が川岸に。
蛇足ですが、あ~~、よかった。気になっていた部屋のお風呂なんて小さくて見えませんね。 -
御城の下には、いくつか神社がありますが、ここは三光稲荷神社。
お~~、朱塗りの鳥居がたくさん。豪華。実はここ、知る人ぞ知るパワースポット。縁結びに効果絶大。
ここの右側を見てみると、おやまあ=>次の写真へ -
なんか書いてありますよ!なんでしょう?なになに。
「女の願い、なやみごと等お願いしてください。狐女郎神」だって。怪しげだけど、お~~便利。イージイ。
乙女がたくさん悩み事を相談していました。見てください=>次の写真へ -
ほら、乙女の悩みがこんなにいっぱい。
こんなにたくさんの悩みをいっぺんに解決するなんて、ここの神様すごい! -
次は、御城の隣にある、日本庭園、有楽苑国宝茶室如庵へ。
織田信長の弟、織田有楽斎が建てた茶室で、日本に3つしかない国宝茶室の一つである。行ってみましょう!
(閑話休題):最近できた、ホテルインディゴの隣にあります。(当日このホテルで藤井 聡太棋士が王位戦第一局戦を開催していたそうです。) -
敷地内には、有楽斎ゆかりの茶道関連の建築物が、日本各地から集められている。
ここは、元庵。有楽斎が大坂・天満に構えていた茶室。
いかにも庵という感じで雰囲気が良い。 -
有楽園の奥に行って、ここは弘庵。
ここで、お抹茶が頂けます。さっそく、お茶にしましょう。 -
係りの方が、まず和菓子を。そのあと本格的な犬山焼の茶器に入った抹茶を、正式な作法に則って、提供してくれます。
私は、茶道を知りません。そこで、隣の家内の動きを盗み見しながら、お茶碗を回したり、茶器の模様を眺めたり、両手で飲んだり、指で茶器のふちを拭いたり、また回して、手前に置いたりしながら、茶道の奥深さを味わいました。 -
如庵の建物内部は非公開(入場不可)。なので、茶室内部の説明写真をパチリ。
なになに、窓の外側に竹を詰め打ちにして、独特の採光を実現した有楽窓など、独創的な工夫で、価値を高めているとのこと。奥が深いですね。 -
庭には、「釜山海(ふざんかい)」と呼ばれる手水鉢のつくばいが。
この石がすごい。戦国大名の加藤清正が、文禄の役で朝鮮半島に渡った際に持ち帰った石。しかも、この穴は波の浸食によって自然にできたもの。 -
庭の先の森(借景)のさらに先(右上)には、犬山城が観えます。落ち着きますね。初めて犬山へ来たけど、見所いっぱいの城下町でした。
-
さて、その後名鉄で名古屋へ。
荷物を今夜のホテル、ヒルトン名古屋へ預け、名古屋城へ。
写真は、手前が隅櫓で、奥が名古屋城。 -
お~、表二之門の手前で、前田利家殿が。
「これはこれは、TK殿、よくいらっしゃいました。早速記念写真を撮りましょう!」
「承知」 -
イケメンの前田利家と、ツーショット「エイエイオ~~~!」
後ろの旗持ちの足軽さんも、ご苦労さん! -
残念ながら、天守閣は耐震性強化工事のため入場できません。ので、見学したのは、この名古屋城本丸御殿。
ここは尾張藩主の住居かつ藩の政庁。太平洋戦争で焼けた後、最近、資料に則って正確に復元したもの。400年の時を超えて、設立当時の鮮やかさが細部まで見事に蘇った、大変豪華な御殿である。 -
最初の部屋は、玄関を上がったところ。完成当時の豪華さが再現されている。
本丸御殿を訪れたお客は、ここに通され、まず、この豪華なトラや豹の襖絵に驚かされる。当時の徳川家の凄さを思い知らされたことだろう。 -
欄間もカラフルで豪華。完成直後はこんな豪勢だったのか改めて実感できる。さらに、左右下の釘隠しのなんと繊細で豪華なことか!
古い城下町の由緒ある建造物を見学しても、なん百年という時間がったていて、色がくすんでいて変化している。いつも、これが完成した当時の色彩はどうなっているのだろう、観たいものだと思っていた。今回完成時期にきわめて近い形で再現されているのを、眼のあたりに見られて、大変うれしかった。こんなに鮮やかだったのだ! -
ここは、本丸御殿で最も絢爛豪華な「上洛殿」
三代将軍家光が京都に向かう途中、名古屋城に宿泊する。そのために増築されたのが、この上洛殿。天井が、二段になっているの見えますか?折上二重格天井(おりあげにじゅうごうてんじょう)です。襖絵は狩野探幽の作品。もう見ているだけで溜息が。。。来てよかった! -
さて、お時間になり、YMさんと合流するため、ヒルトン名古屋へ。
今回、名古屋宿泊はYMさんの奢りです。YMさんは、ヒルトンポイントが使い切れないほど溜まっているので、ポイントを使って、エグゼクティブルームへどうぞ!と気前の良いオファー。ありがとうございます。 (写真はホテルのHPより) -
早速行ったのは、第一回目「美味しいものを食べながら、旅を語る会」会場、YMさんお気に入りの隠れ家ビストロ「Innover」。
シェフの調理場がリアルに眺められる特別席(一席のみ)を予約。こんな経験初めて。 -
さっそく、調理場にいるイノーヴェ店主の井上さん(店名に発音が似ている:本名と革新をかけている)とご挨拶。
「いらっしゃ~~~い!」「お世話になります」 -
まずは、オーストラリアのシャンドン ブリュットで。
あ、ここのYarra Valleyのワイナリー行ったことがある。試飲で美味しかった記憶あり。その時の旅行記は以下のとおりです。お時間があったらご覧ください。
「世界一住みやすい街メルボルンでのんびり滞在10日間」
https://4travel.jp/travelogue/11462142 -
YMさんを中央に、再会に乾杯!
この暑さの日、冷えてキンキンの泡は極楽極楽。
さあ~、「美味しいものを食べながら、旅を語る会」スタート!
(以下、写真のコメントと旅の話題を並行して、記載していきます)
<旅の話題:旅の達人YMさんの旅スタイル>
一度に紅組(ワンワールド)のファーストクラス世界一周航空券と、その反対周りの青組(スターアライアンス)のファーストクラス世界一周航空券を同時に購入して、世界各地を東西南北自由自在に気ままに歩き周るスタイル。 -
上の写真にもある、スタータはこれ。
高知産赤パプリカムース・北海道産生ウニ・コンソメジュレ、旨味がお口に。
<旅の話題:旅の達人YMさんの旅スタイル>
常時使用可能な二枚の一周航空券で、ベルリン・ウィーンのコンサートへ行ったと思えば、アメリカのアナハイムへ大谷を応援に行ったり、また東へ戻って、スイスのグリンデルワルドでのんびりリゾート気分。一枚しか購入しない(できない)私たちには無理。 -
熊本産ホロホロ鳥のテリーヌ。食欲がわいてきました。
<旅の話題:YMさん、急患乗客を助ける>
お医者さま(今は退任)の、YMさん。旅行中、空港で急患が発生した時、「お客様の中でお医者様はいらっしゃいますか」の緊急アナウンス。的確に対応して、その後航空会社支店長より、大感謝を受ける。 -
三河佐久島のアオリイカのマリネ・葛沢町徳八農園の野菜・静岡産ミディトマト。新鮮で歯ごたえもしっかり。美味し~~~イ。
<旅の話題:アメリカでも、SFC修行が流行っている>
TK:沖縄へ行って4時間でまたとんぼ返りするSFC修行は、私たちに無理。
YMさん:私は、アメリカにいたときよくやりましたよ。フライトポイントを稼ぐため、当時の最短Flight、もう無くなりましたが恐らく現存していれば現在も最短フライトであろうSFO-OAK(Oakland, CA),を飛んだ経験があります。最終フライトの日から前1週間程Double Mileage Campaign をやったところUSA全土からマイルオタク!押し寄せが毎日SFO-OAK往復を楽しみ?全国的ニュースになりました。
(注):SFO-OAK間のフライトは、日本で言えば、関空から神戸空港へ行くようなもの。しつこく言うと、ものすごく近い。
-
三河佐久島の渡り蟹・天然車海老のガーリックソティー。エビカニの旨味がたまらん!
<旅の話題:イタリアでスリに、その後の領事館の対応>
イタリアで、現金・クレジットカード・パスポートを同時に盗まれました。イタリア領事館へ助けを求めに行ったけど、対応が遅くて。。。。でも、日本の友人に連絡したら、すぐ、領事館へ電話連絡。次の日また、領事館へ行ったら、手のひら返しの、超丁寧なご対応を受け、無事日本帰国へ。というお話。コネってすごい! -
三河一色産スズキ、スープ仕立て。ジューシイで白身のおいしい魚でした。
<旅の話題:ニューヨーク911テロ後のボランティア>
911の大惨事後の医者としてのボランティア活動へ、韓国からはたくさん来ているのに、日本からは少ない。と言われた。空港での患者救助でコネができた某航空会社幹部より、規制解除後一番日のフライトチケットを優先購入して、ニューヨークへボランティアー活動へ向かった。大活躍です。 -
フランス産鳩パイ包み焼き・名古屋産トウモロコシピュレ・ニンニクコンフィ。しっかりした味付けで、ボリュームたっぷり。
<旅の話題:クレジットカードを忘れて海外旅行へ>
私の大失敗:成田空港へ着いて、チェックインするとき、クレジットカードを忘れたのに気が付いた!家まで戻る時間もないし、もう、大パニック!しばらくして、家内より、「スーツケースの内袋に、いつも予備のクレジットカードをしまっておいている」と、言われ。あ~~、そうだ。助かった! -
本日のデザート、生クリームのムース。
満足、お腹いっぱいになりました。大変美味しかったです。ごちそう様。
<旅の話題:プラハでスリに囲まれる>
プラハのトラムに乗っているとき。結構ガラガラの車内なのに、私の周りだけ、若者の5人ぐらいが集まってきた。窓の外を眺めていたが、そのうち、左のズボンのポケットのあたりに違和感が!
条件反射的に、左腕がパ~~~ンと、ポケットの方へ振り下りた。そしたら、ポケットに怪しげな若者の手が入ろうとしていて、手にぶつかった。腕には、お約束の、目隠しの新聞紙をかけていました。彼らは、知らなかったふりをして次の駅で下車していきました。ポケットには5ユーロ入っていましたが、無事。5人で5ユーロを狙っていたなんて、なんと効率の悪いことか。 -
これは、2階の「Innover」のお席。
このレストランは、値段も良心的であり、ボリュームも十分。そのため若い人たちもたくさん来店していた。(写真はHPより) -
美味しいグルメと、面白い旅の話に花を咲かせ、楽しい時間はあっという間に過ぎてしまう。
もうすでに、かたづいた厨房の向こうから、井上シェフがご挨拶。クリエイティブで美味しいグルメをありがとう!また来たいです! -
外から、夜のレストランをパチリ。雰囲気も抜群の、絵にもなるレストランでした。
全てのお料理がクリエイティブで美味しくて、しかもリーゾナブルなお値段。若い人にも人気になるのにも納得。 -
おはようございます!今日は近鉄特急でまず松阪へ。
あらかじめ名古屋在住のYMさんが大変親切な駅員さんと電話で事前確認して、さらにわざわざ名古屋駅近鉄電車窓口まで行って、割安な【伊勢神宮参拝切符】を購入しておいてくれました。 -
とっても暑い日だったので、松阪駅からは、涼しいタクシーで蒲生氏郷の松坂城へ。はい、ここは松坂城入り口の看板。
閑話休題:松坂城は(坂)を使い、松阪駅は(阪)を使う。なぜ?
お城を造成した蒲生氏郷が、豊臣秀吉の大坂城の(当時、「坂」の漢字を使った)(坂)を拝領したため。明治になって、市の名称は阪を使うようになった。大坂城も大阪城になったように。 -
知らなかった!松阪からは、こんなにたくさんの偉人たちが、育ったのですね。蒲生氏郷や本居宣長しか知らなかった(恥)。
-
ここは、歴史民俗博物館。入場しましょう。
-
蒲生氏郷が戦いに使った、銀の鯰尾(なまずお)の兜。
優秀でかつ勇猛な蒲生氏郷がこの目立つ兜をかぶり、先陣を切って大活躍。
確かにこの兜、目立ちますねえ~~。でも、かっこいい。 -
2階は、松阪が生んだ、黒沢と並ぶ、世界の巨匠小津安二郎記念館。
-
松阪は小津安二郎の青春時代の街。映画への情熱を培った街。
映画にも使われた、その時代の生活ツールセット。 -
ここは、本居宣長記念館。
宣長ご愛用の黒の着物。大変お気に入りのようで、自画像には、必ずこのファッションで登場ですよ。(右下の自画像見てください) -
ここの展示場には江戸時代の国学者でお医者様、宣長に関する数々の資料が展示。宣長その人なりがよく分かる。大変面白い。これは、彼が使っていた薬箱(久須里婆古)。
松阪は、伊勢詣での途中の街でもあり、日本国中の学者が多く立ち寄り、当時の知のHUBにもなっていたようだ。 -
松坂城址の外に、現在も堂々と美しい景観を残す、お城番屋敷。
-
現在も生活している方いますが、一部の家は公開しています。
-
中は、凛とした、質素な武家屋敷そのもの。
-
なんと、話題の映画、「るろうに剣心:最終章 The Beginning」の撮影にも使われました。
-
さて次は、本日のメインアクティビティ、第二回目「美味しいものを食べながら、旅を語る会」会場、松阪和田金へ。
-
お~~。豪華なエントランス。期待が高まります。
-
早速、和室へご案内。
料理コースは、和田金へは今回8回目になるYMさんがすでにオーダー済。 -
外は大変暑かったので、まずビール。
身体に浸み渡ります。 -
まず、和田金三種盛(そぼろ煮・季節のゼリーよせ・野菜のムース)。
-
和田金肉すまし。
コクがあって、食欲が増します。 -
テーブルの上では、もう炭火の準備OK 。本格的。いつも行くお店のガス火とは趣が違う。
-
まず、シャトーブリアンの網焼き。
これが、やわらかい。でも普通のヒレ肉とのお味の違いは、少し微妙、分かりませんでした。修行不足ですね。すいません。 -
その後は、寿き焼きの準備へ。全て仲居さんが仕切ってくれます。楽ちん。
少し、落ち着いたところで、
第二回目「美味しいものを食べながら、旅を語る会」スタート!
<旅の話題:YMさんの若かりし頃のアマゾンジャングル探検>
道無き道をガイドの鉈(ナタ)で木の枝を払いながら進軍、と云った感じで、夜は適当な木の枝を探してハンモックを吊る。その上、ハンモックの下は直径3m程の溝を掘りそこの重油等を流して夜どうし火を燃やしヘビ等を避けながらの、さらに超日常的3日間でした。まさに、アドベンチャーそのもの! -
びっくりしました。本格的な寿き焼きは、砂糖をまぶすのですね!お肉の上の白いもの見えますか?
卵に付けて、頂きました。さすが、和田金。旨味のかたまりでほっぺたが落ちそう。幸せな気持ちになりました。
<旅の話題:南極探検>
YMさん:TKさんへ、是非お勧めの所は南極です。別世界です。ぜひ行ってみてください。
TK:行ってみたいけど、寒そうで。。。ニュージーランドのクライストチャーチの「南極体験センター」で、南極のマイナス18度のブリザードを体験しました。本当に寒かったです。でも、ここでは南極の青と白のモノトーンの静寂の氷の世界を疑似体験できる設備もあります。疑似でも素晴らしかったです。行ってみたいですね。 -
一枚目を焼いた後は、お野菜。タレをたっぷり。お肉のうまみが残っていて、これも美味しい!
<旅の話題:フォートラベル>
4Tには、本当にいろいろな旅行記が掲載されていて、大変楽しい。メンバーのお人柄も千差万別。また、旅と言っても、人それぞれの楽しみ方が違っていて、刺激になる。こんな楽しみ方があったのか。こんな面白そうな場所があるのか。と、次の旅行に役立つ情報が満載。 -
お後は、締めのお餅。ぷくっと膨れて。
<旅の話題:ロンドンで柔道スリに遭遇>
ロンドンの静かな通りを歩いていたら、向こうから、中近東系のお兄さんが近寄って来て、「日本人!私柔道できます」。「組み手はこうやります」と勝手に私に組み付いてきます。確かに少し柔道の経験ありそう。だが、その時異変が。ポケットのあたりに彼の指がピクピク。思わず、身体を離しました。カードが入っているポケットなので、すぐに確認。「あ~~良かった。まだありました」。じっと睨んだら、怪しい彼は、す~~~と離れていきました。 -
あんこと一緒に。もう~~~、満足。
<旅の話題:フォートラベル>
YMさん:TKさんの旅行記は、私が行ったところとダブるところもたくさんある。読んで、昔行った場所が鮮やかに蘇り、大変うれしい。
TK:ありがとうございます。私自身も自分の旅行記を読んで、その時の思い出が蘇って、再度楽しめます。その意味で、書いておいて良かったなと、思いますよ。 -
和田金で非日常の美味しいお食事体験をした後、満足感を楽しみながら、今日のお宿、賢島の志摩観光ホテル・ベイスイートへ。
広大な敷地で、伊勢志摩サミット(G7)もここで開催されましたよ。 -
エントランスロビーの真ん前は、広々としたタイドプールが、ウエルカム。
-
ベッドも広々。
-
リビングもゆったり。
-
部屋の大きな窓からの景色も素晴らしい。
お、丁度英虞湾にはスペイン船が航海中。 -
バスルームなんて、180度志摩英虞湾が見渡せられるほぼオープンビュー。快適。
-
このバスタブは優れもの。
お湯はりスイッチを入れた後、そのままにしても、お湯がいっぱいになると自動的にストップします。すごい!忘れっぽい私には助かる。 -
さて、夜も更け、ザベイスイートラウンジヘ行き、
-
第三回目「美味しいものを食べながら、旅を語る会」スタート!
今回の楽しかった「旅を語る会」にカンパイ!
旅行記に書けないような、旅の体験・楽しみ・失敗談・次の旅の計画に花が咲きました。 -
おはようございます!次の日です。
壮大な、リアス式の英虞湾の島々を眺めながらの、朝食会場も素晴らしい。 -
地元で採れる素材の醍醐味を活かした、ボリュームいっぱいの美味しい朝食。
今日も元気に頑張るぞ! -
食後は、館内見学ツアーへ参加。
ここは、伊勢志摩サミット会場。 -
志摩観光ホテル・ザクラッシックにある、伊勢志摩サミット会場のテーブルセットの再現。ふむふむ。
ここは自由に座れますよ。 -
せっかくですので、サミットメンバー記念写真を撮った場所で、我々も。
-
はい、チーズ。
-
チェックアウト後は、近鉄特急で、=>次の写真
-
伊勢神宮(内宮)へ
-
陽ざしが強烈。なのになぜか、五十鈴川は涼しげ。
-
さすが、ここは神聖な気分になるところですね。
-
正宮皇大神宮へ続く階段。ここからは撮影禁止。
神妙な気持ちになってお参りいたしました。
「早くコロナが終わるようにお願いいたします。」 -
内宮詣での後は、皆さん立ち寄る「おかげ横丁」へ。
-
赤福の本店もあります。
-
名物の赤福を食べようと思ったのですが、YMさんが「この暑い日に、もっと、ピッタリの美味しいものがありますよ!」
-
それが、これ!「赤福 氷」
抹茶シロップをかけたカキ氷の中には美味しい赤福が!これが、この暑さの中で、さらにおいしくなる。こんな美味しいカキ氷食べたことがない!東京じゃ絶対に食べられません。YMさんありがとう!
吉田兼好の徒然草ではないが、
「何事ことにも、先達はあらまほしき事なり」
今回は、全てにわたっておせわになりました、
超グルメで旅の先達のYMさんありがとう!
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (2)
-
- Takashiさん 2022/09/01 15:38:47
- 流石にTKさん!
- TKさん
こんにちは
私の地元の東海地方をご訪問くださり、ありがとうございます。センス抜群のTKさんの訪問先、評価はどうかと、興味津々、読ませて頂きました。そして、ビックリかつ安心しました。私たちが、ここはいいなあと思っている所、犬山城、本丸御殿、志摩観光ホテルベイスイート、などなどがいずれも高く評価されていることです。
そして新しい情報も一杯! 犬山の老舗旅館や名古屋の隠れ家ビストロなど、いつか訪問したいです。
旅行の達人さんとの会話も面白いですね。イタリアは危険なのか、私はローマで家族全員のパスポートを盗られたことがあります。40年以上前で、旅行者が少なかったせいか、翌日に再発行して頂けました。南極は、やはり印象的な旅先なのですね。それなりのリスクはありますが、お天気に恵まれれば素晴らしいです。夏なので、冬の北海道より暖かいと思います。
早速海外へ出かけられるTKさんの行動力に感服しています。私たちには到底無理で、当分、国内をウロウロと思っています。TKさんの次のご旅行先はどこか、楽しみです。
Takashi
- TKさん からの返信 2022/09/01 21:17:15
- Re: 流石にTKさん!
- Takashiさん
こんばんは!
早速のご訪問有難うございます。
いつも、Takashiさんの美しい鳥の写真と旅行記、楽しませていただいています。
Takashiさんの地元の東海地方を、速足ですが訪問いたしました。見所が沢山ありますね。各地、今回訪問した場所以外に、たくさんの素晴らしい史蹟・名勝がありますね。時間をたっぷりかけて、行くべきだったと深く反省しております。
犬山の老舗旅館迎帆楼や名古屋の隠れ家ビストロ「Innover」、是非行ってみてください。迎帆楼は、結構人気で、良い部屋から予約されていきますので、早めのアクションがお勧めです。今回行ったところで一番の掘り出し物は「Innover」です。料理はクリエイティブで大変美味しくて、しかも、料金はリーゾナブル。一休でも予約できますよ。
ローマで、家族全員のパスポートが盗まれたのですか!さぞかし、ショックで驚いたことと思います。しかし、翌日に再発行できたとのこと。当時の領事館の対応素晴らしいですね。良かったです。
Takashiさんは、南極も制覇していたのですか!すごい!私も、あの空気も凍り尽くような、モノトーンの美しい世界にあこがれます。でも、寒さが!冬の北海道でも十分寒いですよ。
9月7日からは帰国時PCR検査が廃止とのこと。海外への壁は低くなりましたが、コロナ・ウクライナ・円高・物価高の4重苦が待ち構えているようで、さて行けるかどうか?でも楽しみにしています。
今後ともどうぞ、よろしくお願いします。
TK
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
TKさんの関連旅行記
この旅行で行ったホテル
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
2
117