2022/08/11 - 2022/08/11
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ぶたずっぺさん
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2022年8月中旬、休暇を1週間ほど取れることになりました。本来であれば1年で最も混雑する時期であり旅行は避けたいのですが、この先これだけ長い休暇はなかなか取れないので思い切って旅に出ることにしました。
1週間の休暇とは言え、いろいろやることもありすべでを旅行に費やすことはできません。そこで休暇の前半に3泊の旅行を計画しました。
行き先は島根県の奥出雲町です。以前から亀嵩という場所は訪問してみたいと思っていました。きっかけは松本清張の小説「砂の器」です。亀嵩には特に見るべきものがあるわけではないのですが、むしろそういう場所に行ってみたいのです。旅行の日程は以下の通りになりました。
2022年8月11日
新幹線で岡山を経由し松江へ。市内観光をして宿泊
2022年8月12日
山陰線、木次線で奥出雲へ。途中の木次で下車して街歩き。亀嵩で宿泊
2022年8月13日
奥出雲町三成の町を散策。木次線、芸備線、福塩線を経由し岡山へ
2022年8月14日
岡山から所用のある静岡へ移動
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2022年8月11日。朝の東京駅。新型コロナウイルスの感染拡大以降、旅行を控えていた人たちも依然としてマスクなど感染防止の措置は取ったうえで普通に外出はするようになり、この時期らしい混雑が見られた。
東京駅を7:21に出るのぞみ127号博多行きに乗車。指定席は品川を出た時にはすべて満席となっていた。こんな状態の列車に乗るのは久しぶりだ。隣の席に人がいると飲食などはしづらい状態なので買っておいたパンは席に着いたらさっさと食べてしまい、岡山までのほとんどの時間は居眠りして過ごした。東京駅 駅
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岡山駅では乗り換え時間が30分ほどあったのだが、のんびりしているわけは行かない。実は岡山から松江まで利用する特急のチケットはJR西日本のネット予約システムで購入したのだが、これはJR西日本の駅でないと発券ができないのである。そのため、岡山駅到着後に改札を出て券売機で発券処理を行わなくてはならなかったのだ。
幸いにも券売機は空いていてスムーズに発券処理ができた。さて岡山から利用する特急やくも9号はかつての国鉄時代の古い車両で近々に引退が決まっている。そんなこともあってか写真撮影をする人たちが大勢いた。岡山駅 駅
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特急やくもはとても揺れるという話だったので乗り物酔いをしやすい私は食事を控え薬を飲んで万全の体制で乗車したが、こちらも幸い何事もなく松江まで到着した。
最初に松江城へバスで向かおうとバス乗り場で待つ間、激しく雨が降り出したが、バスがやってくるころには雨は小降りになった。乗車したバスは「ぐるっと松江レイクライン」というバス。路線バスだが、観光スポットを回るので旅行では使い勝手が良さそうだ。 -
国宝松江城大手前というバス停で下車した。目の前には堀がありその向こう側には立派な石垣が見えている。
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堀尾吉晴の像を横目に見ながら城内に入ると目の前に天守が見えてきた。現在では数少なくなった現存天守。黒を基調にした美しい姿だ。天守の入場料は680円。
松江城 名所・史跡
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急な階段を登って天守最上階まで上がる。天守に入る時はリュックサックに荷物を入れて両手を空けることにしている。特に松江城に限らず現存天守は急で滑りやすい階段を上り下りすることになることが多いので注意が必要だ。
松江城 名所・史跡
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天守最上階からは松江の町を見渡すことができる。残念ながら天気はすっきりしないが、それはそれで良いと思う。
松江城 名所・史跡
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松江城の二の丸には島根県指定有形文化財となている興雲閣がある。興雲閣は、1903年に松江市工芸品陳列所として建てられ、1907年には皇太子嘉仁親王(後の大正天皇)が旅館として利用したとのこと。
興雲閣 美術館・博物館
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入館料無料で内部の見学ができる。写真は2階の大広間。
興雲閣 美術館・博物館
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興雲閣に隣接している松江神社。立派な神社だが参拝客は少なかった。狛犬がマスクをしていた。
松江神社 寺・神社・教会
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松江城の周囲の堀を遊覧する遊覧船があり、松江城を出てすぐの大手門広場に受付、乗船場があったが、時間の都合もあり今回は乗らなかった。
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その代わりに松江城北側の武家屋敷など歴史的な建物が立ち並ぶ塩見縄手地区を散策することにした。塩見縄手は堀に面した通りで、左には立派な松並木、右には武家屋敷が並び城下町の風情が感じられる。
塩見縄手 名所・史跡
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塩見縄手を進んだ先にある小泉八雲記念館を訪ねた。小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の生涯、功績などがわかりやすく紹介されているほか、収蔵品の展示などもあった。東隣には小泉八雲の旧居がある。
小泉八雲記念館 美術館・博物館
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塩見縄手を引き返し、市街の中心部へ戻ってきた。途中にあった「みしまや中央店」に入ってみる。地方のスーパーには地域色の強いものが売られていたりするので、それらを覗いてみるのは結構楽しいものである。私は関東地区ではあまり見かけない牛乳やパンを翌日の朝食用に買い込んだほか、アイスクリームを購入した。
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特に行きたい場所があるわけではなく、街中を歩いていたのだが、宍道湖が見たくなり湖畔にやってきた。辿り着いたのは宍道湖大橋。中海をつながる大橋川が宍道湖に合流する地点で宍道湖の東端にあたる。右手に宍道湖の眺望が広がっており気持ちがよい。
宍道湖大橋 名所・史跡
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再び市街地を散策する。市街地の茶町商店街は狭い通りの両側に飲食店が数多く並ぶ繁華街だが、さほど賑わっているわけではなく落ち着いた雰囲気を感じる。茶町の名前は、松江城築城の際に働く人々を励ますために、餅茶屋をつくり、女中達が餅を提供したり、お湯を振る舞ったことに由来するらしい。
京店通り 名所・史跡
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茶町商店街に北側に並行する京橋川に面した通り沿いに「西洋軒」というレストランを見つけた。考えてみると昼に大したものを食べていないので空腹である。オープンしているようなのでここで少し早めの夕食を食べることにした。
開店したばかりの時間だったようで店内には先客が一人もいなかった。1階のカウンター席に座る。店内は老舗洋食店らしく落ち着いた雰囲気だった。レストラン 西洋軒 グルメ・レストラン
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サラダ付きのカツライスセットを注文した。カツライスはライスの上にカツがのりデミグラスソースがかかっている。美味なり。
レストラン 西洋軒 グルメ・レストラン
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本日宿泊するホテルアルファーワン松江にチェックイン。
ホテルアルファーワン松江 宿・ホテル
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曇っていて夕日が見えないだろうが、宍道湖畔へ歩いていくことにした。駅前を横切る広い通りを西へ歩いていくと大きな灯籠がありその先に湖が見えている。
青柳楼の大燈籠 名所・史跡
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風が強く波が打ち寄せている。まるで海のようだ。残念ながら夕日が見えなかったが、確かにここから見える夕日は綺麗なのだろう。今後いつかまた松江を訪れ、宍道湖に沈む夕日を見ることはできるだろうか。
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薄暗くなってきたのでホテルへ戻ることにする。途中でコンビニによりホテルに入ろうと思ったところで、ルームキーのカードをなくしたことに気づいた。困ったことになった。間違いなくポケットに入れておいたので落としたとしたらコンビニで支払いをするときだろう。コンビニまで地面を見ながら来た道を引き返す。コンビニの手前で歩道に落ちていたカードを見つけた。間抜けなことをしたものだが、我ながらよく見つけたと思う。最近の旅行では何かとミスをすることが多くなっている。注意をせねば。
続く
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