2022/07/24 - 2022/07/26
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porculsさん
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仕事で島根県の松江に行ってきました。岡山で前泊して、松江で1泊して、翌日は帰るだけなので松江市内をサクっと観光…というほどでもなく本当にサクっと見て、特急やくもで大阪に帰りました。涼しい土地のイメージでしたが、夏はかなり暑く、何なら大阪より暑い?というほどのダメージを受けながら、国宝の神社を見て、市内をぐるっと巡る観光バスに乗って松江城のお堀だけ見て(ダメダメ)、見どころたくさん過ぎて焦って何も見られず、今回時間がなくて足を延ばせなかった出雲や境港や柿本人麻呂ゆかりの地などと共に、いつかプライベートで再訪を誓いました!
夏バテ日記をご笑覧ください。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 3.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 3.5
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 観光バス JR特急 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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島根県松江市への出張3日目は、帰るだけなので、まずは泊まっていたホテルの朝食バイキングで、地元の食材を中心にゆったりと朝ごはんから1日のスタート。
松江エクセルホテル東急 宿・ホテル
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出雲神社に行こうかなあ…それとも境港で水木しげるロードも見たいなあ…と、色々下調べしたものの、帰るだけとはいえ平日なので大阪に戻って勤務せねばならないので、あまり遠出も無理…となり、松江市内の神社を1つ見ることにして、「神魂(かもす)神社」と「八重垣神社」の2つを巡りたいけど、私は運転できないダメ人間…バスで両方サクっと行けるかなあ…と、駅前の観光案内所で相談してみました。
松江国際観光案内所 名所・史跡
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ものすごーく親切な担当の女性が、「路線バスか観光バスで神魂神社と八重垣神社をサクっとめぐりたい」とアホな相談をする私に、地図とバスの路線図を見せて、「両方サクっと回れる路線バスがないこと」「タクシーかレンタカーかなら可能」「現地でレンタサイクルという手もあるが、今日は現地のレンタサイクル屋さんが休みの日であること」を、とても親切に丁寧に説明してくれました。地図上では神魂神社と八重垣神社は近いのですが、一度に2つを回る路線バスがないのでした…
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時間もないし、二兎を追うのをあきらめ、神魂神社だけに行くことにしますと言うと、2種類の路線バスで行けると時刻表のコピーをくれて、一畑バスの方が本数が多いので、バス停は少し離れるけど、その方が便利と教えてもらいました。
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ちなみにタクシーだとどれくらい(料金が)かかりますか?と聞くと、2500円くらいかなあとのことだったので、往路だけタクシーで行ってみました。入口の大分手前でタクシーを下ろされて、こんなところから歩き始めます。すごーく蒸し暑い…
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「神魂神社」の碑。ここから本殿には、緩い坂の回り道か、やや急な階段の二択です。
神魂神社(大庭の大宮) 寺・神社・教会
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これも手水舎かな…鄙びた風情がいい感じ。
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ちょっと廃墟っぽい。誰もいないと不安になるところ、たまたま親子3人連れの人が目の前を歩いていて、ほっとするの巻。
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こっちが回り道の方。
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こっちが急な階段。体力も筋力も全く自信がないけれど、単に短期なので、こちらを選びました。
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階段を登り切ったところの、こちらが本殿かな。
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出雲神社っぽい、太いしめ縄。でも、かなり鄙びた神社なのです…
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ちなみに社務所も閉まっていて、お守りとかも買えず、説明を聞くこともできず。
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説明書きは、こんなサクっとした感じ。国宝なんだけど、この神社。
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小泉八雲ことラフカディオ・ハーンのゆかりの地でもあるようです(松江は八雲ゆかりの地だらけです)。
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ちなみに松江にも色々神社がある中で、1つだけなら神魂神社、と選んだ理由は、ネットで下調べしていて見かけた写真が古代の出雲神社みたいな造りに見えたからでした。でも、来てみたら思ってた感じとは違いました。
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この、高床式みたいな社殿に急こう配の階段がかかっている感じが、古代の出雲大社(今の倍以上の高さだったという!)みたい…と思って「見てみた~い」と思っただけの理由だったので、酷暑の中、汗だくになって来てみたら思ったよりこじんまりしていて、誰も神社の人もいなくて、周りは山と畑だけの土地だし、不安しかなくなってきました…
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でも、国宝なんですよね。国宝って、なかなかですよね。
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ちなみにこの神社は古代出雲の神話時代に起源があるとはいえ、この建物は室町時代に造られたものだそうです(看板に書いてあった)。
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ちゃんとした予備知識もなく勢いで来てしまったので、少し見て、すぐ帰ってきたのですが、周りも山と畑に囲まれた、古代遺跡だらけの地帯だそうで、そんなパワースポットな雰囲気はありました。
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外は風にさらされて疲れた風情ですが、中にはこんな素晴らしい壁画があるらしい…!!(見たかった!!)
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とにかく暑いし、社務所も閉まっていて誰もいなくて不安だし(自分以外に唯一いた親子3人連れも帰ってしまい、ぽつんと一人になっており)、せっかくの国宝でパワースポットなので、すうーっと大きく息を吸ったり、目を閉じて気を感じようとしたり…を少しだけして…
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拝めるところは全部拝んで…
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お参り終了。かんかん照りの酷暑の道を、バス停めざしてとぼとぼ歩き出します。
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この辺りは「風土記の丘」とか「出雲かんべの里」という地帯で、たくさんの古墳と古い神社とはにわロードとか色々あるようなのですが、とにかく暑くてバテバテのぼろぼろで、バス停だけをめざして歩きます。写真に暑さが表現できていないのですが…
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10分も歩かないうちに、バス停発見!思ったより近いやん!…と喜んだのもつかの間、事前に観光案内所で「近い方は本数の少ない松江市営バス」と言われていたとおり、とても待てる時間内に来そうにない本数の少なさなので、一畑バスのバス停めざして、とぼとぼと先に進みます。
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歩いていると、「松江市街まで5キロ」の表示が。5キロって、涼しい季節なら歩ける距離ですよねー。なのにこの日は暑くて暑くて、10分ほどの道のりでも身体中の脂肪が溶けて出るかと思うほど…
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自分が来た方が「風土記の丘」だったと思われます。風土記は読んでないけど、今回島根に来る前に、梅原猛先生の「葬られた王朝-古代出雲の謎を解く」という本を読んできたので、観光の予備知識はないものの、古代出雲への憧れだけは満載で来たのですが…しかしこの暑さでは憧れも蒸発してしまうくらい。(ちなみに写真左下の「古代出雲と世界の文字」という展示はとても興味がありました。アッシリアの楔形文字とか、マヤの文字とか、古代文字好きなんです。)
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古代文字展のアップ。めっちゃ興味ある!!
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この辺りの地図。自分の住んでいる関西地方も遺跡とか多くて、こんもり小山があると全部古墳だったりするわけですが、古代文明好きなんで、いつかプライベートで、暑くない季節に、アッシー見つけて、ゆっくり見て回りたいです。
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15分ほど(気分は1時間くらい)歩いて、一畑バスのバス停に到着!!ああ。
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近くに「出雲国府跡」とかあります!いつかゆっくり見て回りたい。
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バスが来るまで10分以上ありましたが、バス停で待っている年配の女性が一人いて、めっちゃ話しかけてきました。最初は「冬ならあそこに雪景色の大山が見える」とか、地元の人ならではの話で良かったのですが、途中から「今日、島田陽子さん亡くなったよね」と芸能ネタになって、「大谷直子も亡くなったっけね?」と話がそれて、「すみません、ちょっとわかりません」、「山本富士子はまだ生きてたっけ?」「いや、ちょっとわかりません」と2人連続で古めの女優さんのことを聞かれて答えられないと、「自分のことしか興味ないんかいな」と怒られました。そんなことないんだけど…バスが来るまでの10分の長かったこと。暑いし受け答えは辛いし。
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ちなみにおばさんいわく、こっちの方向に冬なら雪の大山が見えるそうです。
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やっと松江駅方面行きのバスが来て、酷暑から逃れられる安堵と共に、さりげなくおばさんから離れて座るように頑張りました。
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バスで松江駅に着いたら心身ともにクタクタで、禁断の「旅先でスタバ」「スタバのホワイトモカ」をやってしまいました。(何が禁断かというと、①旅先ではなるべくその地ならではの飲食店に入りたいので、チェーン店は極力避けたいのに…、②高カロリーのホワイトモカは、疲れたときの自分のダメな定番)
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コーヒーを飲み終わって、あと数時間だけ松江市内を見て回りたいがどうすべきか…を、再び観光案内所に相談に行くと、朝、神魂神社への行き方を丁寧に教えてくれた女性が「おかえりなさい」と迎えてくれて、「あまり元気も時間もないけど、何となくくるりと松江市内を見て回りたい」というダメな私の要望に、「それなら松江レイクラインバスがお勧め」と、また時刻表のコピーをくれて、乗り場も教えてもらいました。
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これがレイクラインバスです。自分の住んでる関西でも、神戸に似たような巡回観光バスがありますが、こういうバスに乗るの、初めて。
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出発したときは私しか乗っていなくて、心配になったものの、途中から次々に(女性ばかりが)乗ってきました。
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今回は往復とも鉄道での移動でしたが、飛行機だと松江ではなく出雲に空港があり、空港バスは鬼太郎のイラスト。
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バスの中から見たのみですが、松江城のお堀をめぐる船の乗り場。時間があったら(暑くなければ)乗ってみたかったなー。
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ここ数か月、出張で松山、高知、松江、岡山とお城のある街ばかり巡っているのに面倒で1つもお城を見に行ってなくて、今回もバスからこんなサイズで見たのみ…松江城。名城だそうです。
松江城 名所・史跡
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暑いし時間もないのでバスに乗ったっきりでぐるりと回るだけのつもりでしたが、どこか1か所くらい降りてみようか…と、「塩見縄手」というバス停で降りたものの…
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松江城のお堀と、暑さでしなびてきたアジサイ。
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お堀沿いに咲いていた、夏らしい白い花。
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塩見縄手の辺りには武家屋敷とかあったようです。暑くて歩いて見に行く元気なし。
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お堀の鴨も暑さにぐったり。
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お堀沿いにお屋敷が並んで風情ある街並み。お屋敷というか、小泉八雲記念館とか、そんなものが並んでいました。
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由緒ありそうなお蕎麦屋さん。
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こんなものありました。飲食店と、塾(?)。
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「日本の道100選 塩見縄手」と書いてありました。季節が良ければ、歩くのに良い道なのね…(暑くて苦痛でしかなかった…)
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松江ゆかりの作家・小泉八雲ことラフカディオ・ハーンの像。こんな顔なのか…この近くに記念館とか屋敷跡などもありました。
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小泉八雲の住居跡。
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お堀を巡る船。
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あまりに暑くて、目の前のお店に飛び込み、冷房の効いたところでお茶でも…と思ったのに、お堀沿いの外の席にうっかり「お堀を眺めながら風流にお茶!」と座ってしまい、すぐに暑さに耐えきれず、室内に退散しました…(お抹茶と和菓子は美味しかったです。)
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結局、塩見縄手で降りたものの、お茶飲んだだけですぐにまたレイクラインバスを待つ…
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これはバスの窓から見ただけですが、「はじめ人間ギャートルズ」とかを描いた漫画家・園山俊二先生の碑がありました。ご出身地なのか。
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時間があれば、この電車(一畑電車)に乗って出雲大社に行きたかった…
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こんな写真しかないのもいかがなものか…宍道湖。
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これは、バスのアナウンスを聞いて「すごい神社だ!」と思って写真を撮ったのに、何だったか失念(ダメダメ)。
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時間があればここも行きたかった、「カラコロ工房」。古い銀行の建物をリノベしたスポット。
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…と、レイクラインバスの車窓の写真の次にいきなり「特急やくも」の写真しか残っていませんでした。疲労の極致で、ぐったりと帰阪の途につきます。帰りは飛行機で?とも考えたけど、適当に飛び乗れる鉄道がやっぱり楽で。
松江駅 駅
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ここからは往路と少し違う車窓の記録。1つ目の安来駅。
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「月山富田城跡」とか、そそられます。
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米子駅はラブリーなしつらえ。
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安来駅に「境港 水木しげるロード」の看板が。ここが最寄駅なのか??(松江から距離的には近いのに、交通の便が悪くて行くのをあきらめた)
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これって大山かな?と撮ってみたけど、全然違うかも。
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安来を超えた辺りから、また「濡れた色の瓦に、シャチホコ」の屋根の家が!
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ロケ地になりそうな、風情ある新見駅。
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復路は疲労で車窓の写真魔の私も全然写真撮ってなくて、写真上はあっという間に岡山に到着。
岡山駅 駅
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岡山から大阪に戻る新幹線が、なぜか途中で二度も止まって動かなかったので、止まっていた場所の車窓。結局、倍くらい時間がかかって大阪に戻る羽目になりました…
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職場と家族と友人へのお土産。職場へのお土産は一部宅急便で会社に送ったりもしたので、これでも一部です。買いすぎ。
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島根は子供の頃に修学旅行で1度(津和野)、仕事で今回を含めて2度行っただけで、ちゃんと観光したことがなく、古代文明好きで遺跡好きなので、行きたい場所はたくさんあり(柿本人麻呂終焉の地とか、古代出雲文明ゆかりの地とか)、暑くない季節に、ゆっくりと来直したいです。
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