2022/07/13 - 2022/07/13
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みーみさん
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相国寺の承天閣美術館のチケットをいただいたので、行ってきました。
相国寺を訪れるのは初めて。同志社大学の奥のほうにお寺の門があるなーと
思いながらも今までお参りしたことがありませんでした。
行ってみると、大きな境内になかなか見どころの多いお寺でした。
7月の京都は祇園祭ですが、これまた今まで見学したことがなく。ハイライト
は山鉾巡行ですが、7月の初めから1ヶ月ほどに渡って様々な神事や行事が執
り行われます。
訪問時はちょうど山鉾の組み立てが行われている最中でした。
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まずは京都駅の拉麺小路へ。拉麺小路は名前のとおり、ラーメン屋さんが集まっていますが、その中で唯一ラーメン屋さんではない店「茶筅」が今日のお目当てです。
ちなみに写真は開店少し前の時間帯なので、人はいませんが、「茶筅」で食べ終わった昼ころにはどの店も行列ができていました。京都拉麺小路 グルメ・レストラン
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混雑を避けて、開店一番に入店しました。で、その「茶筅」ですが、ピザと和スイーツのお店で、カウンター席からは京都駅ビルの大階段がよく見えます。
茶筅 グルメ・レストラン
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イチオシ
こちらが看板メニューの「玉手箱」。箱を開けると玉手箱のように白い煙が出てくる趣向です。中身はミニ・アフタンーンティーみたいで、抹茶を使った色々なスイーツがちょっとずつ、きれいに並んでいます!
茶筅 グルメ・レストラン
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昼食はひさしぶりのとようけ茶屋で、湯葉丼をいただいました。右下はバター風味のお豆腐。酸味の効いたトマトのドレッシング(のようなもの)がとてもよく合っていました。
とようけ茶屋 グルメ・レストラン
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相国寺にやってきました。
相国寺総門。現在の門は1797年に建てられたもの。相国寺 寺・神社・教会
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イチオシ
総門を入ると、左手に勅使門と放生池があります。
相国寺 寺・神社・教会
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三門跡。
1788年の天明の大火で焼失し、その後再建されていません。
礎石などが残っています。相国寺 寺・神社・教会
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階段奥にあるのが重要文化財の法堂です。
現在の建物は1605年に豊臣秀頼が寄進したもの。法堂は法を説くための場=講堂ですが、1551年に仏殿が焼失した後再建されなかったため、相国寺では本尊を安置して本堂を兼ねています。相国寺 寺・神社・教会
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イチオシ
法堂内部公開は年中ではなく、期間限定で行われているようで、この時は公開されていませんでした。
相国寺 寺・神社・教会
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仏殿跡。
1551年に焼失し、その後再建されず、礎石だけが残っています。相国寺 寺・神社・教会
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経蔵は1860年建築の建物で、経蔵と宝塔を兼ねています。
相国寺 寺・神社・教会
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1596年に建造された浴室。
相国寺 寺・神社・教会
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法然上人が住んでいた功徳院神宮寺にあった池が、神宮寺旧跡に相国寺が建立されてからは、法然が閼伽水を汲んだ井戸として残っています。
相国寺 寺・神社・教会
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井戸は今は住宅街の中にぽつんとありますが、以前はここも相国寺の境内だったのでしょう。
相国寺 寺・神社・教会
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イチオシ
洪音楼と呼ばれるとても立派な鐘楼です。
江戸時代末期、1843年の建物。相国寺 寺・神社・教会
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庫裏。
相国寺 寺・神社・教会
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境内にはいくつもの塔頭寺院もありましたが、どれも一般公開はしていません。
美術館に向かいます。相国寺承天閣美術館 美術館・博物館
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美術館の前庭にはおもしろい形の灯籠などがあります。
相国寺承天閣美術館 美術館・博物館
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承天閣美術館です。
金閣寺、銀閣寺は相国寺の塔頭寺院だというのは初めて知りました。なので、展示品には足利義満の真蹟や義政の和歌など、金閣寺や銀閣寺所蔵の寺宝も多くありました。相国寺承天閣美術館 美術館・博物館
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「王朝文化への憧れ 雅の系譜」というテーマの展示でした。
展示品の撮影は禁止だったので写真はありませんが、源氏物語や伊勢物語、和歌などの王朝文学・文化への憧れから江戸時代などに製作された屏風などが展示されていました。千利休作の花入や俵屋宗達の屏風絵なども。相国寺承天閣美術館 美術館・博物館
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美術館の休憩スペースから眺める庭。
窓ガラスに伊藤若冲の鶏の絵が。
金閣寺の大書院障壁画は若冲の手になるもので美術館に常設展示されています。相国寺承天閣美術館 美術館・博物館
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せっかくなので、祇園祭を見に行くことにしました。山鉾の組み立てが行われている時期でした。地下鉄の烏丸御池駅で下車。駅からは地下で新風館につながっていました。
新風館 ショッピングモール
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新風館はリニューアルされて、すごくスタイリッシュな雰囲気になっていました。
新風館 ショッピングモール
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地下鉄烏丸御池駅から下っていくと、見えてきました、組み立て中の山が。
チラシに書かれている地図によると「山伏山」のようです。祇園祭 祭り・イベント
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イチオシ
さらに南へ下ると、京都芸術センターがありました。
すてきな建物なので、立ち寄っていきます。京都芸術センター 美術館・博物館
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京都芸術センターは昭和6年建築の小学校建築を文化・芸術活動の拠点として整備し
た施設です。図書室やカフェなどもあって一般の人も入れます。京都芸術センター 美術館・博物館
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まず、事務棟のほうを見学。
京都芸術センター 美術館・博物館
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事務棟の入り口の上のロゴは小学校の校章でしょうか。
三角模様のガラス窓。
やはり京都、扉のところにちまきが。京都芸術センター 美術館・博物館
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その窓ガラスのデザインと呼応したステンドグラスが嵌められていました。
随分きれいな感じなので、リニューアルされたものなのかも。京都芸術センター 美術館・博物館
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床のタイル。
京都芸術センター 美術館・博物館
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外観は軽やかなモダニズム建築ですが、
京都芸術センター 美術館・博物館
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内部の廊下は腰板が濃い茶色なので、むしろ重厚な感じがしました。
京都芸術センター 美術館・博物館
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凝った階段の手すり。
京都芸術センター 美術館・博物館
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階段の手すりのデザイン。
京都芸術センター 美術館・博物館
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校舎内部。
京都芸術センター 美術館・博物館
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講堂外壁の模様。
京都芸術センター 美術館・博物館
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てすりのデザインも凝っています。
京都芸術センター 美術館・博物館
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京都芸術センターの向かいにある市立明倫幼稚園。こちらも味のある建物でした。
京都芸術センター 美術館・博物館
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山鉾の見学を続けます。
こちらは霰天神山。祇園祭 祭り・イベント
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霰天神山もちょうど今組み立て中でした。
祇園祭 祭り・イベント
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組み立て中の作業を見るのもおもしろかったです。
祇園祭 祭り・イベント
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占出山です。
こちらはすっかり組み立てが完了して提灯に灯りも入って、
ちまきや、お菓子、グッズなどを販売していました。祇園祭 祭り・イベント
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占出山では、装飾品を展示しており、見学できました。
祇園祭 祭り・イベント
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せっかくなので、ちまきを購入しました。
祇園祭 祭り・イベント
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四条通に面した函谷鉾は、この付近では唯一鉾に上がれるということなので、上がってきました。(1000円)
祇園祭 祭り・イベント
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イチオシ
鉾上からの眺め。
祇園祭 祭り・イベント
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鉾の上は狭いですが、風が通って涼しかったですよ。
祇園祭 祭り・イベント
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鉾の天井は、狩野探幽の原画「飛鶴図」をもとにした天井幕「長寿をもたらす夜明けの吉兆鶴」で、最近新調されたものだそうです。
祇園祭 祭り・イベント
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鉾の天井。
祇園祭 祭り・イベント
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鉾からの眺め。
祇園祭 祭り・イベント
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鉾上からの眺め。
祇園祭 祭り・イベント
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函谷鉾は籤取らずの鉾として、前祭りに鉾二番目に巡行するそうです。
祇園祭 祭り・イベント
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重要文化財に指定されている16世紀にベルギーで製作されたタペストリーなどは
室内に展示してあって、これも見学することができました。祇園祭 祭り・イベント
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同じ模様で新しく織られたタペストリー。
旧約聖書の「イサークに水を供するリベカ」の場面だそうです。祇園祭 祭り・イベント
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月鉾。
祇園祭 祭り・イベント
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鶏鉾。
祇園祭 祭り・イベント
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これが有名な長刀鉾ですね。
祇園祭 祭り・イベント
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長刀鉾。
たくさんある山鉾の中でも一部だけの見学でしたが、十分雰囲気を味わえました。祇園祭 祭り・イベント
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