2022/08/04 - 2022/08/04
261位(同エリア11695件中)
yameさん
上海の最高気温は連日37℃~40℃
日本であれば”猛暑日””熱中症””特別警戒”とのニュースで大騒ぎの事と思われます。
でも上海では当たり前のことで、「今年の夏は暑いね」程度で過ごします。
でもでも暑い熱い篤い厚い!
暑いからと部屋で涼んでばかりでは面白くない。
あえて平日に休暇を取り、地下鉄で行ける郊外の水郷(小さな運河が少しある程度)南翔へ。
この街は水郷より小籠包で有名。
上海の数少ない観光処の一つの”豫園”にあって有名な、”南翔小籠饅頭店”発祥の地、らしい。
10年位前に家族で日本から上海に来て以来の再訪。
目的はただ一つ、小籠包を食べるのみ。
当時の記憶は極わずかで、少しだけネットで情報を収集し目指す店を決定。
ネット情報なので当然王道な店ばかりですけど、結果はどうなのか?
※現在は上海在住者です。
2022年8月16日投稿
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 自転車 徒歩
PR
-
南翔までは公共交通機関で。
地下鉄ながらこの南翔駅からは地上の高架軌道。 -
地下鉄(軌道交通)11号線
11号線は多くの地下鉄路線と接続しているため、上海中心部からのアクセスもスムーズ。
中心地の人民広場からだと2号線に乗車し江蘇路(上段写真黄色丸)で11号線に乗り換え。
赤丸の南翔駅までで合計約35分。
南翔駅の先の青丸はF1が開催される上海サーキット駅。 -
駅から出ると人工地盤で、建物でいうと2~3階相当の高さ。
-
駅の出口は2か所だけど、どちらも大差ない同じような方向に出てきます。
写真右上は2番出口を出たところで、右側の黄色い看板が下のバスターミナルへ降りる階段。
写真左下は南翔老街や古猗園へ行くためのバスの路線案内。119路だと南翔老街や古猗園の近くまで行くも少し遠回り、111路だと南翔老街まで行くも下車後少し歩く必要あり。 -
シェアサイクル
結局バス乗車はやめて距離もないので自転車で上海古猗園餐庁を目指すことに。
スマホの付支宝(アリペイ)で自転車のQRコードを読み込めば解錠されます。
乗車約8分間で1.5元。 -
上海古猗園餐庁
立派な門が出迎えてくれます。上海古猗園餐庁 中華
-
有名な庭園に併設されている古典的なたたずまい。
-
店内は新し目で明るく綺麗ですが、作りは古典的(安っぽい)な中国料理店的です。
上段写真の右奥が注文するカウンターの様で、メニュー看板も張られています。
でもそこにはスッタフは居なく、店内の人に声かけるも「?????」理解できず。
すると一人の優しそうなおばちゃんが、好きな席へ座れと案内してくれて、テーブルに貼れたRQコードを指さします。
そうか、携帯で注文しろとの事だったのか。今は何処でもこのようなシステムなんだ。 -
実はまだ10時前で店はがらがら。
順番待ちなどは無縁で蒸しあがるのを待つこと10数分、熱々なのが出てきました。
期待に反することなく美味しいい逸品で満足。ご馳走様でした。
原味鮮肉小籠15個30元と青島純生10元、計40元 -
食後にトイレに行くと、奥には活魚類を入れる生簀や少し高級な部屋があるような。今はコロナ騒動で来客が少ないせいなのか、その部屋には誰も通す気配は無し。
また別の一角では、スタッフのまかない食事中で大混雑。客の人数とスタッフの人数のバランスが悪くないのか? -
1店目で満足した後は直ぐ隣にある”古猗園”へ。
当初はこの庭園を鑑賞するつもりでいたものの、この暑さでは危険と感じパスすることに。古猗園 広場・公園
-
次は老街を目指すも、小籠包屋が軒を連ねる古猗園路を散策することに。
この通りの片側は小籠包を中心とした食堂が並びます。
どこの店でもカルテルが締結されているかのように15個30元。 -
小籠包屋を散策していたら結局歩いて老街へ行くことに。
途中は田舎町的な光景が随所に。 -
公衆トイレ
中国ではどこの街でも公衆トイレは何処にでもあります。
街中にはこっちに50m、あっちに200m、そっちに500mとの標識が随所に立っています。
トイレも以前と比べれば、、、、、格段と綺麗になっています。使用に対しては許容の範囲?でしょうか。 -
やっと水郷的な光景が見えてきました。
-
老街の入口。
今ではほとんど意味をなさないと思われる、コロナウイルス対策の場所コードを登録しての入場。
場所コードとはコロナ感染拡大防止策の一つで、その地に誰が訪問したのかを把握するために(濃厚接触者の特定)個人情報を読み取られるシステム。 -
写真右側の星印が今回入場した東側のコロナチェックポイント。
狭い域内の各方向の入口部に検問所を設けています。(赤星印)
域内を封鎖するために運河にかかる小さな橋の数か所は通行止めとなっています。(赤ライン)
黄色丸は観光処の八字橋と双塔、黄色星は後程訪れる長興楼、黄色矢印の先は吾介小籠館。南翔老街 旧市街・古い町並み
-
八字橋
3つの橋と4つの運河(2つの河が直交しているだけ)が交わるこの地を八字橋と言うらしい。
3+4=7、何で8なんだろうか? -
八字橋の一つの太平橋
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太平橋北側の運河
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太平橋から西側に伸びる人民街。
この通りが老街のメインストリート的な所でしょうか。
ですが、人はほとんど居ません。土日であれば多くの人が居るのか? -
北側へ延びる共和街
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八字橋周辺にも”南翔小籠館”と記された看板が目立ちます。
似たような店名が多いのですが、これらは同じ系列なのか?? -
八字橋の一つの隆興橋から西側を望む。
この橋と奥に見える永安橋はコロナ規制のため通り抜けは出来ません。 -
小籠包と同じく”羊肉”の看板も多く見られます。
羊が名物なのでしょうか? -
双塔
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南翔老街のランドマーク的な存在です。
見た感じは七重の塔ですが、登頂できるような塔ではなくミニチュア的な塔です。 -
老街を西側から出て南華路を渡りそのまま進むと、お世辞にも綺麗とは言えない街が現れます。
そこに目的の小籠包屋があります。 -
吾介小籠館
店の周りも軒先も、綺麗とはいいがたいところに店はあります。
店前の約20mくらいだけ杉並木のある変わった地です。 -
店内も水郷古鎮風で趣があります。
古く見せるように作ったものでは無く、本当に古そうな良い感じです。
この店は10年位前に家族で来て、南翔の数少ない記憶に残っている場所です。 -
鮮肉小籠
黒酢をつけていただきます。 -
先ほどの店は15個入りが最小単位、こちらの店は10個が最小単位。
10個入り何だから、もう少し蒸篭全体を使って並べれば良いと思うのだけど。
こちらの小籠包も肉汁いっぱいでとても美味しい。 -
鮮肉小籠10個28元、青島純生10元、計38元
12時少し前ですけど、地元民ぽい方々を中心にほぼ満席状態。
ただし小籠包だけを食すテーブルは無く、各種料理と合わせて小籠包をつまんでいる感じです。
まだ2軒でおなかいっぱい状態。もう一軒は行きたいところなので、暑い中でも少し歩くことに。 -
雲翔寺
今一度老街へ戻り散策を続けます。
この暑さでゆっくり寺を見る気にもなれず、とにかく歩くことを優先。 -
檀園
こちらも数少ない観光処ではありますが、暑さには勝てずで素通り。 -
運河沿いの東屋で初老のおじ様が中国将棋を。
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尚賢廊
まだまだお腹はパンパン。一旦老街を出て散策を続けます。
写真の橋もコロナ規制の関係で通り抜けは出来ません。 -
上海は連日高温警報発令中。
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さすがに暑いのでたまたま見つけた運河沿いのアメ横的な屋内通路雑貨街的な路地を散策。生活雑貨で特別なものは無し。
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一向にお腹はすかないものの、使命感で老街にある小籠包店を目指します。
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長興楼
ここは有名店らしいのですけど、いかにも観光客向けの雰囲気。
2階席は少し凝った作りなのかもですが、食した1階席は安っぽい感じ。 -
こちらのお店も蒸篭の円周に10個並べるスタイル。これが常識なのか?
-
こちらも肉汁あふれる美味しい逸品、、、、。
でもお腹いっぱいのせいなのか、3軒目のせいなのか、2件目のお店の方が美味しく感じます。
南翔小籠10個25元、光明ビール純生金ラベル12元、計37元
”上海サントリービール”
この透明なビール瓶にはサントリーの文字が浮き彫りになっています。
一時上海のビール市場でトップシェアを誇ったサントリーですが、オーストラリア系のビール会社光明ビールを買収し、青島ビールと合弁等するも、その後事実上の撤退を余儀なくされたビールです。瓶にだけサントリーを忍ところが。 -
おばちゃん達が外に見えるように並んで小籠包を包みます。
皮を手のひらでさっと簡単に伸ばし、箸で肉の餡をすくい素早く包んでいきます。それを蒸篭に10個並べて次々と作っていきます。今はそんなに客は居ないはずなんだけど、これは単なるパフォーマンスで、出てきたものは作り置きか?
13:30 客は少ないとは言えまだ食べてる途中。でもお構いなしにスタッフのまかないタイムに突入。
中国では特別珍しい光景ではないので、話のネタに1枚撮影。 -
西瓜=1斤(500g)1元
もう一軒小籠包屋へ行きたいところではありますが、お腹がギブアップ状態。
暑さでビールを毎回飲んだのが敗因か?
中国は何処でも1年中スイカがあります。特に夏はスイカが山積みで売られて安い。
冷たいスイカジュースが飲みたいところですが、ここは田舎町でそのようなお店は見当たらず。 -
次なる小籠包店は次回に持ち越しとし、シェアサイクルで地下鉄駅まで戻ります。
約7分間乗車で1.5元
駅前には無数の放置シェアサイクルが密状態。
先日行った蘇州のサイクルポートに返却スタイルでないとこうなりますよね。
南翔は水郷的には今一つ今二つ。観光処も今一つ。(雲翔寺等もっと調べれば価値があるのかも?)
でも交通の便も良いので、小籠包を食べるだけの目的でも十分満足する地です。
次回は涼しい時に再訪し、古猗園などをじっくり散策しながら楽しみたい街です。 -
【編集後記】
我が居住マンションで本日未明に大水害事故発生。
朝出掛けるためにエレベータ呼びボタンを押すも無反応。暫し持つも無反応。その後も待つも無反応。我が家は10数階なので原因不明のなか階段で降りて南翔へ向かう。
午後に戻るもエレベータ全台停止中。何やら緊張感ある雰囲気。
住民間の話によると、未明に20数階での水道管工事のミスにより大出水事故発生。
大量の水が階段を経由し各所へ浸水。その一部がエレベータシャフトに流れ込みエレベータカゴが浸水被害で故障。ほぼ丸一日停止状態で住民は階段で移動することに。我が家は10数階で何とか登れるものの、20階30階以上の方々は大変なことに。
ある意味事故は仕方ない面もあるものの、住民に何の説明もなく時が過ぎていくこの状況。一応高級な部類のマンションなのですが、、、、、、、。
中国「あるある」の一つなので怒る気もなくなってきます。
中国事情の紹介でした。
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