2022/07/27 - 2022/07/29
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公共交通トラベラーkenさん
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7月27日~29日の2泊3日、初めての愛媛旅行に行ってきました。今回は初めてということでオーソドックスに道後温泉と松山市内観光がメインになります。
旅行記その1は道後温泉です。真夏の観光でさすがに温泉に入る気にはなれなかったので、又新殿の見学のみにしておきました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- JALグループ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
羽田空港から出発です。
朝が早かったので、空港で朝食です。
ランチパックは腐らないと有名なので、賢い消費者は賞味期限切れギリギリの物を購入します。 -
夏休みに入って、羽田空港も割と混みあっていました。
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松山空港に到着しました。
出口でなぜかみかんジュースを配っていました。どうやら「えひめシトラスフライト」というキャンペーンらしいです。 -
空港からリムジンバスに乗って道後温泉まで移動します。
歴史ある観光地は交通機関がしっかり整備されているので大変助かります。
駅前に坊ちゃん列車が展示されています。 -
道後温泉駅。
1911年に建築された旧駅舎を復元したものなんだそうです。温泉街の雰囲気に良く合っています。 -
駅前から続く道後商店街のアーケードの中を歩きます。
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アーケード内の高そうな飲食店を通り過ぎて、商店街を抜けたところにある「すし丸 道後店」でお昼ご飯にします。
松山鮓とそうめんのセット。別名「もぶり鮓」とも称され、夏目漱石も好ん食べた郷土料理らしいです。そうめんに乗っている油揚げはたぶん松山名物の「松山あげ」だと思います。どちらも大変美味でした。 -
ぶっかけ鯛めし。
松山の有名な料理です。これも大変美味です。
私たちの旅行にしては珍しく最初からグルメ要素が高めです。 -
食事中から外で激しい雨が降り始めていました。
しばらく商店街アーケード内をウロウロして雨が小降りになるのを待ちました。 -
商店街の中にも歴史がありそうな店舗がいくつかありました。
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しばらく待っていると雨が止んだので、観光を再開します。
今回の旅行で一番有名な観光スポット、道後温泉本館にやって来ました。
道後温泉本館は現在改修工事中で、外観の大部分はカバーに覆われています。
正面入り口は見られるようになっていました。 -
暑い季節なので温泉に入る気にはなれませんでした。事前に予約しておいた又新殿の見学をさせてもらいます。
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又新殿・霊の湯棟は皇室専用の御湯殿として明治32年(1899)に建設されたものです。
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日本で唯一の皇室専用浴室ということで、とにかく豪華です。
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スタッフのおじさんの案内付で見学させてもらえます。
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御居間。
襖には部屋を一周するように鳥が飛ぶ様子が描かれています。 -
玉座の間。
天皇のみ使用することができる部屋です。 -
急な階段を降ります。入り口が2階にある作りになっているようです。
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洞の間。
襖の銀箔は張り替えられています。 -
雨はあがったようです。明るくなってきました。
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御湯殿。
庵治石という香川県高松市東部の庵治町・牟礼町でのみ産出される高級石材で作られています。 -
御厠。
漆塗りです。一度も利用されたことはないそうです。
又新殿は規模はそれほど大きくはないのですが、細部にまで贅を尽くした密度の濃い施設でした。 -
道後温泉本館を出て、向かいにある道後振鷺亭という休憩所に来ました。
道路を挟んで反対側から道後温泉本館の全体を眺めるためです。 -
見ごたえがあります。
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右側が又新殿の御成門です。
屋根は下から軒唐破風(のきからはふ)、千鳥破風(ちどりはふ)、起り破風(むくりはふ)でできています。とにかく豪勢なものをてんこ盛りにした感じです。 -
道後振鷺亭のベンチで休憩です。
空港でもらったみかんジュースを飲みます。美味しい。 -
もう一つ貰いました。味が違うみたいです。
これは後で飲みます。 -
何か展示されています。
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すこし道後の町を散策します。
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圓満寺というお寺にやってきました。
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湯の大地蔵尊というのがあります。
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奈良時代の僧・行基(ぎょうき)が彫ったと言われているそうです。
なかなかの迫力です。 -
今は恋愛祈願のお寺として人気があるようです。
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臥牛洞狂平(がぎょうどうきょうへい)の仮名詩碑。日本で三基しかない珍しいものなんだとか。良くわかりませんが一応カメラにおさめておきます。
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続いて宝厳寺。
上人坂と呼ばれる坂道を登ります。 -
ここは夏目漱石の『坊っちゃん』で松ヶ枝遊郭として登場する遊郭街があった通りらしいです。かつては「ネオン坂」と呼ばれていたこともあるようですが、現在は当時の様子をしのばせるものはほとんど残っていないようです。
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坂の上にある小さな家。
「ひみつジャナイ基地」というところらしい。「道後アート2019・2020」で製作されたものなんだそうです。 -
宝厳寺にやってきました。
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ここは一遍上人の誕生の地とされています。
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柳宗悦著「南無阿弥陀仏」という本を昔読んで以来、何となく一遍上人のファンなんですが、時宗のお寺を訪れる機会はあまりないですね。
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一遍上人堂というお堂がありましたので入って見ました。
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小さな資料館になっていました。
一遍上人に関する巻物などが展示されていましたが、室内に冷房がなく、大変蒸し暑かったのでじっくり見ることはできませんでした。 -
宝厳寺を出て左手の森に続く道を進みます。
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伊佐爾波神社(いさにわじんじゃ)の境内に出ました。
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全国に3例しかない八幡造の神社なんだそうです。
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なかなか雰囲気がある神社です。
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社殿を囲う廻廊に色々展示されています。
算額というものを初めて知りました。江戸時代の日本で、額や絵馬に和算の問題や解法を記して、神社や仏閣に奉納したものなんだそうです。 -
伊佐爾波神社には22面の算額が奉納されており、これは1箇所で確認されているものとしては最多なんだそうです。
算術の問題を神様に奉納するという発想がなんだかとても面白いと思います。 -
その他にも古そうな絵馬などがたくさん飾ってありました。
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やはりお寺より神社の方が派手で楽しいです。
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急な階段の先に道後温泉駅の方までまっすぐに参道が伸びています。
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美しい石段です。
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道後温泉本館の方に戻ります。
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所々に古そうな看板などが残っています。
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湯神社のある高台に登ります。
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主祭神は大己貴命 (おおなむちのみこと)と少彦名命 (すくなびこなのみこと)。
道後温泉にはこの二人の神様の逸話が残っています。 -
ここはすっきりとした神社でした。これはこれで良いものです。
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湯神社の境内社「中嶋神社四国分社。
お菓子の神様なんだそうです。 -
駅前に戻って来ました。坊っちゃんカラクリ時計の前に人が集まってきています。
毎正午にカラクリが動くようです。まだ少し時間があるので周辺を見て回ります。 -
坊ちゃん列車の奥に進みます。
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なんだか貧相な鳥居があります。
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道後稲荷神社という神社でした。
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ここの狐さまはなかなか個性的で良かったです。
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道後温泉第4分湯場という施設が境内にあります。地下から源泉を汲み上げる様子を見学することができます。
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カラクリ時計のある放生園という駅前の公園に戻って来ました。
カラクリ作動時間まで足湯で休憩します。 -
動き始めました。
まぁ、それなりに楽しいかな。 -
道後温泉旅館協同組合の入り口にあった小さな社。
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神縁ポータルというらしい。
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何だかよくわからないおみくじみたいなものが印刷されてきました。
道後のお店を紹介してくれるみたいです。 -
ちょっと時間が余ったので道後公園まで足を延ばすことにしました。
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湯釜薬師。
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749年に作られた全国最古の湯釜なんだそうです。
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公園は湯築城跡の小高い丘にあります。
東屋の屋根になんか書いてあります。 -
湯築城資料館という施設があります。
入場無料なので入って見ました。湯築城跡からの出土品などが展示されていました。 -
資料館の隣には発掘調査の成果をもとに推定した間取りを当時の工法で復元した、16世紀中頃の武家屋敷があります。
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先ほどの資料館の中でこの建物の復元の様子を紹介したビデオを上映していました。細部までこだわった大変な労作なのですが、素人にはちょっと地味な建物です。
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温泉街に戻って来ました。
道後温泉別館。 -
中庭がとてもきれいです。
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ニュー道後ミュージックというストリップ劇場があります。
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四国最後のストリップ劇場なんだそうです。
この日は定休日でした。まぁ営業していても入りませんが。 -
コンビニで今日の夕食弁当を購入してホテルに向かいます。
この辺り一帯は風俗街になっているようです。
業務スーパーの1階に風俗案内所が併設されています。なかなか珍しい風景です。 -
道後ヘルスビル
ここまで下品な看板が堂々と掲げられているとかえって清々しい。 -
風俗店が並ぶ通りを歩きます。呼び込みのお兄さんがいますが、まだ時間が早いのか、のんびり立っているだけという感じです。
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道後Hakuroというホテルに宿泊します。
わざわざ風俗街を通って来ましたが、別にいかがわしい場所に建っているホテルではありません。 -
とてもオシャレな外観のホテルです。
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フロント横のフリースペースもとてもオシャレです。
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お部屋の中もオシャレです。
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レコードなんかもありました。オシャレです。
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廊下もオシャレです。
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荷物を部屋に置いてもう一度外に出ました。
また風俗街の方に降りてきました。 -
雑然とした風俗街から離れて静かな住宅の並ぶ細い路地を抜けると松山神社という神社あります。
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徳川家康公と菅原道真公が祀られています。松山平野の鬼門の位置にあたるそうです。長い石段を登って行きます。誰もいない参道が神秘的な雰囲気を醸し出しています。
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蝉の鳴き声しかしません。
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松山の町を見渡すことができます。
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家康公と道真公が松山を守っています。
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廃墟の屋上にできた水たまりに空が映っています。
こんな風景も美しく見えます。 -
神社に到着。
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小さな社ですが、かなり立派です。
権現造という建築様式なんだそうです。 -
松山市内を見つめる狛犬さん。
観光名所というわけではありませんが、雰囲気があって素晴らしい神社でした。 -
松山神社の隣にある常信寺に来ました。
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松平定行公と松平定政公の霊廟があるそうです。
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本堂の奥に霊廟らしきものがありました。
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さらに奥にもう一つ霊廟がありました。
ここはあまり面白くなかったので、すぐに出てホテルに戻りました。 -
ホテルの部屋で夕食です。やっぱりコンビニ弁当は最高。
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少し暗くなってから再び温泉街に降りてきました。
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先ほども訪れた湯神社のある高台にやって来ました。
空の散歩道という所があります。 -
足湯設備のある展望台になっています。
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道後温泉本館が一望できます。
改修工事が完全に終わってからもう一度来たいですね。 -
道後温泉別館椿の湯にやって来ました。
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ライトアップがきれいです。
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とても良い雰囲気です。
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そして再び風俗街。
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四国最大規模の風俗街なんだそうです。
それなりににぎやかでした。 -
ホテルに戻って来ました。
試しにレコードをかけてみましたが、音飛びがひどくてダメでした。
本日はこれにて終了です。明日は電車で内子観光に出かけます。
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旅行記グループ 2022年7月27日~29日 愛媛旅行
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