諏訪高島城

2022/07/22 - 2022/07/22

日根野織部高吉が築いた湖畔の城。

エリア 諏訪(長野)

諏訪湖は、水深が浅いので藻が発生しやすいそうです。8月は、花火大会が有ります。

内堀と角櫓。1590年、当時の諏訪領主諏訪頼忠が徳川家康の関東転封にしたがって武蔵国へ移った後、豊臣秀吉の家臣日根野織部正高吉が諏訪に転封。

冠木橋。1598年まで7年かかって築城。

諏訪の殿様よい城持ちゃるうしろ松山前は海と歌われた。

関ヶ原の戦いで徳川軍に属した諏訪頼水(頼忠の子)は、1601年家康の恩恵によって旧領諏訪に帰り藩主となる。

10代270年にわたり威容を誇った。

茶色い木のような所もコンクリです。餅を水に浸して凍らせたものを寒風に晒して乾燥させた保存食を保管する氷餅部屋が中に有ったそうです。

屋根は、寒冷地対策として瓦でなく檜の薄い板を葺いた柿葺(こけらぶき)だけと、今は銅板葺きです。

今は、諏訪湖まで距離が有ります。

江戸時代は、今の御神渡り処でわなく湖の上を歩けた。

左、諏訪湖。右、数条の河川が城の周囲を巡りだんだん土砂がたまっていった。

庭の池。

三之丸御殿裏門。わたしの城下町は、平尾昌晃が諏訪の療養所に居た時の思い出から出来たそうです。

外側から見た川渡門。

三之丸御殿裏門(御川渡門跡)。すぐ先が諏訪湖で船に乗れた。

石集配湯枡。城内三の丸に引湯のため木樋を継ぎ集湯、配湯した石枡。

諏訪護国神社にも御柱が建ってました。

市役所屋上にも御柱。市役所は駄目だけど職員が建てるのは良いみたい？

南の丸、高島藩が江戸幕府の罪人を預かった所。周囲は湿地で堀と柵で厳重に囲われただひとつの橋があるのみ。

今、武道館があるのが南の丸。徳川家康の六男で謀反を企てた松平忠輝は、家康から勘当されてここに入ったが93歳まで生きた。!!吉良上野介の養子義周は、3年で亡くなった。

流刑地、信濃と伊予が同じとは。おわり