2022/07/13 - 2022/07/14
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East of Edenさん
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この時期のローマは、暑く、観光客が多く、旅行にはあまりいい時期ではないのですが、でも、とっても楽しめました。
ローマは初めて来たとき、汚いガレキの山という印象で好きではありませんでしたが、今は大好きな街です。美術品や建築の宝庫です。食事もおいしいですし。
ミケランジェロとラファエロの比較、これも今回のローマ旅行の目的の一つです。
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1か月いたアパートを出て、ニースセントオーガスチン駅から、徒歩でニース空港へ。第二ターミナルは本当に遠かった。路面電車に乗ればよかったと後悔。これからローマへ飛行機で移動。
ニース空港の路面電車の線路を覆うこの綺麗な草の絨毯は育てているんですね。 -
前回と同じようにリパブリック駅の南のホテルを取りました。
ローマに来てビックリするのは、ローマのモニュメントの規模が大きいこと。
壮大ですね。 -
お部屋で冷房をかけてベッドの上でのんびりしていたら、12時半になってしまいました。2時にVilla Farnesinaが閉まるので、急いで出かけます。
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ヴェネチア広場の前をとおり、
壮大ですね。何度見ても感動します。 -
あまりにもおなかが空いたので、途中のカフェで、アランチーニとエスプレッソで簡単にお昼ご飯をすませます。とてもおいしかったです。ローマ最初の食事です。
あっためてください、って、イタリア語でなんていうんだろう、と思って、フランス語でRéchaufferって言ってみても、通じず、英語Reheatでも通じず、Re-Caldoとか言ったら、何とか通じました。Réchaufferは登るという意味かと思ったって。正しくはRiscaldmentoなんですね。 -
Villa Fernesinaは午後2時まで開いているってGoogle Mapに書いてあったけど、1時30分には既に閉まっていました。
入場は午後1時まで、退場は午後2時まで、なのでしょう。
せっかく35分炎天下の中歩いたのに、残念でした。
途中にたちよった美術館からナボナ広場を見ます。 -
トレビの泉、すごい人です。コロナ前と同じか、それ以上かも。
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ちょっとトホホな気分でホテルに帰って、果物とチーズを食べます。
イタリアはフランスに比べて果物が安いです。
翌日の午後からTivoliに行くので、今回のローマ旅行のお目当てヴィラ・ファルネジーナにはいけないかも~とがっかり。 -
洗濯屋さんに行った途中で見た建物。
ローマの建築物は本当にすごいです。
ところで、洗濯屋さんの中、猛烈に暑かったです。働いている人は気の毒ですね。 -
Google Mapで比較的評判のいいレストランで夕食。
何か、ローカルのもので、お勧めは?、ってきたら、
Cacio &Pepeだって。
ペコリーノと胡椒を沢山かけたパスタです。
このあといくつかのレストランに行きましたが、地元の料理でお勧めは?って聞くと、Cacio & Pepe、って言われることが多いです。 -
面がモチモチで本当においしいです。
本当にすごいです。 -
洗濯ものをもって、ホテルに戻ります。
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翌朝7時のジョギングです。
朝のローマは、本当に、本当に素晴らしいです。
モナコからの海沿いのジョギングも素晴らしいのですが、ローマのジョギングも素晴らしいです。 -
フォロロマーノを通り、
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コロッセオを通り、
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ローマの水道橋を通り、
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途中で立ち寄った、Chiesa Santa Maria della Consolazioneという教会です。
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ここの美術品はすごいです。
15世紀ころの作品だと思います。 -
色使いが見事です。
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マグダラのマリアなのか、とても美しく描かれています。
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マリア像もルネッサンス時代の作品だと思います。
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コルドナータ・カピトリーナ
ミケランジェロ設計の広場です。 -
なんか、中世の世界にいるような不思議な気分がします。
人はほとんどいませんでした。
やっぱり、早朝はいいですね。 -
ジョギングのあと、シャワーを浴びて、早速
バチカン美術館に行きます。
朝ごはん食べている時間はありません。 -
バチカン美術館は、これで3回目だと思います。
でも、まだまだ見ていないものが沢山あります。 -
ラファエロのフレスコです。
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すばらしいです。
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色彩が豊かです。
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ガイドの人によれば、この女性は、ラファエロの彼女ではなく、Julius IIの姪だということです。
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このフレスコが大好きです。
ギリシャの英雄たちが登場します。 -
黒い帽子をかぶったラファエロもこっちを見ています。
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ミケランジェロは、孤独です。気難しそうです。
ラファエロはミケランジェロに敬意を払っているのでしょうが、一方で、ミケランジェロは過去の人、自分は将来の人だ、って思っていたようです。 -
バチカン美術館から30分炎天下を歩いて、Villa Farnesinaに来ました。念願がかない、ついに入ることができました。
ラファエロのフレスコは本当にすごいです。
バチカン美術館の作品よりもすごいです。 -
描かれているのは、キューピットとヴィーナスの愛のストーリです。
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ここのラファエロのフレスコはエロいのです。描きながら絵を見て興奮して我慢できなくなり、家にかえって彼女としたこともあったそうです。
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こんなところに住んでみたいです。
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昔はガラスが無く、オープンだったそうです。
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漫画っぽいですね。
フィリッポ・リッピ、ボティッチェリ、の作品も、漫画っぽい作品がありますね。 -
ラファエロは、ミケランジェロのシスティーナ礼拝堂のフレスコが完成する前に、システィーナ礼拝堂に入れてもらい、ミケランジェロの解剖学的に正確な人間の身体の描き方を学んだそうです。ミケランジェロは、ラファエロに盗まれた、と思ったそうです。
これにより、ラファエロの人間の身体の描写がかなり上達した、ということです。 -
Villa Fernesinaを出て、3時前、近くのレストランで今日最初の食事です。かなり体重が減ったと思います。ナスの中をくりぬいて、ラタトゥイユを作り、ナスの皮にもどして、チーズを掛けて、オーブンで焼いたものです。本当においしかったです。イタリア料理は本当に奥が深いです。
食べながら、ラファエロはミケランジェロを超えたか、をずっと考えていました。
私は超えたと思います。ミケランジェロは500年前に解剖学的に正確な人体を描いたことはすごいです。パイオニアです。でも、すごいね!で終ってしまうのです。
ラファエロの絵を見ていると、すごいね、っていうよりも、ファンタジーの世界に入っていきます。フィリッポ・リッピの作品も、ボティッチェリの作品も、ティッツァーノの作品もそうです。見ているとファンタジーの世界に入っていきます。でも、ミケランジェロの作品にはそれがありません。すごいね!で終わってしまうのです。
システィーナ礼拝堂のミケランジェロのフレスコを見に入りきれないほどの人達がいましたが、私たちは本当に解剖学的に正確な人体の描写を求めているのでしょうか?ティッツァーノのウルビーノのビーナスのように、美を追求するには、解剖学的に正確ではない方がいいのかもしれません。アニメのキャラクターも解剖学的に正確ではない方がかわいいし、かっこいいと思います。
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