知床・ウトロ旅行記(ブログ) 一覧に戻る
今日からレンタカーで道東の観光スポットを巡る。しかし、悲しいことに1日雨模様だ。こんな日は屋内で過ごす時間を増やすことがベスト。博物館を見学している間に天気が回復してくれることを祈るのみ。<br />6月29日(水)ホテルをチェックアウトして、ニッポンレンタカーで自動車をレンタルして出発。まず能取岬に行くが、小雨に濡れながら岬を巡るのはあまり楽しいものではない。屋内施設を求めて北海道立北方民族博物館を見学。次に小清水原生花園 インフォメーションセンターHanaに行き野鳥観察デッキを歩いて花を見るが、雨に打たれてうなだれている様な感じだった。知床半島を目指して走り、斜里町立知床博物館と姉妹町友好都市交流記念館、野外観察園を見学。さらに進んで、オシンコシンの滝を見学して、その後ホテルにチェックイン。道の駅うとろ・シリエトクに寄って知床世界遺産センターを見学。知床五湖に行き高架木道コースを歩く。ウトロに戻ってオロンコ岩、三角岩を見学。キッチン三代目千葉商店で夕食。

2022年、コロナ感染が下火の初夏に北海道東部へ一人旅 2.雨の一日、博物館と滝と高架木道ウォーク

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2022/06/29 - 2022/06/29

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37

旅四郎さん

今日からレンタカーで道東の観光スポットを巡る。しかし、悲しいことに1日雨模様だ。こんな日は屋内で過ごす時間を増やすことがベスト。博物館を見学している間に天気が回復してくれることを祈るのみ。
6月29日(水)ホテルをチェックアウトして、ニッポンレンタカーで自動車をレンタルして出発。まず能取岬に行くが、小雨に濡れながら岬を巡るのはあまり楽しいものではない。屋内施設を求めて北海道立北方民族博物館を見学。次に小清水原生花園 インフォメーションセンターHanaに行き野鳥観察デッキを歩いて花を見るが、雨に打たれてうなだれている様な感じだった。知床半島を目指して走り、斜里町立知床博物館と姉妹町友好都市交流記念館、野外観察園を見学。さらに進んで、オシンコシンの滝を見学して、その後ホテルにチェックイン。道の駅うとろ・シリエトクに寄って知床世界遺産センターを見学。知床五湖に行き高架木道コースを歩く。ウトロに戻ってオロンコ岩、三角岩を見学。キッチン三代目千葉商店で夕食。

旅行の満足度
4.5
観光
4.5
ホテル
4.0
グルメ
4.0
交通
4.0
同行者
一人旅
一人あたり費用
1万円 - 3万円
交通手段
レンタカー 徒歩
旅行の手配内容
個別手配

PR

  • 6月29日(水)宿泊した東横INNオホーツク・網走駅前は午前6時30分から朝食開始。ビュッフェスタイルで写真の簡易なランチボックスに好きなものを入れる形になっている。食堂で食べても、部屋に持って帰って食べてもいい。午前6時30分に行っても何人かは並んでいる。午前9時少し前にチェックアウト。

    6月29日(水)宿泊した東横INNオホーツク・網走駅前は午前6時30分から朝食開始。ビュッフェスタイルで写真の簡易なランチボックスに好きなものを入れる形になっている。食堂で食べても、部屋に持って帰って食べてもいい。午前6時30分に行っても何人かは並んでいる。午前9時少し前にチェックアウト。

    東横インオホーツク 網走駅前 宿・ホテル

  • ホテルの向かいにあるニッポンレンタカー 網走駅前営業所に行ってネットで予約した自動車の手続きをする。車は白のトヨタ・ライズだった。バックパックから傘とレインパーカーを出して、午前9時20分頃に出発。降りしきる雨の中を道道76号線を北に向かって走る。途中で、写真の「二つ岩」が見えてきた。駐車場に車を停めたが近づけるそうになかったので諦めた。

    ホテルの向かいにあるニッポンレンタカー 網走駅前営業所に行ってネットで予約した自動車の手続きをする。車は白のトヨタ・ライズだった。バックパックから傘とレインパーカーを出して、午前9時20分頃に出発。降りしきる雨の中を道道76号線を北に向かって走る。途中で、写真の「二つ岩」が見えてきた。駐車場に車を停めたが近づけるそうになかったので諦めた。

  • 午前9時45分頃に「能取岬」に到着。傘を差しながら岬を回るが、道はぬかるんでいて、水溜まりで靴を濡らしながら歩かなければならないという最悪のコンディション。海上から50mの能取岬の断崖上に写真の能取岬灯台が立っている。岬に立つとオホーツク海や天候が良ければ知床の山々が一望できる。

    午前9時45分頃に「能取岬」に到着。傘を差しながら岬を回るが、道はぬかるんでいて、水溜まりで靴を濡らしながら歩かなければならないという最悪のコンディション。海上から50mの能取岬の断崖上に写真の能取岬灯台が立っている。岬に立つとオホーツク海や天候が良ければ知床の山々が一望できる。

    能取岬灯台 名所・史跡

  • さらに進むと写真の「オホーツクの塔」が立っている。高さ10mのコンクリート製の2本柱と3mの漁民の像で構成されている。碑文には「百余年の苦難をこえて培われたオホーツク沿岸漁業は、海洋法の制定など国際情勢の変化に伴って、新しい時代を迎えるに至った。ここに開拓先人の業績を讃えると共に、その霊を慰め、水産日本の発展を希求し、この塔を建立する。」と書かれている。

    さらに進むと写真の「オホーツクの塔」が立っている。高さ10mのコンクリート製の2本柱と3mの漁民の像で構成されている。碑文には「百余年の苦難をこえて培われたオホーツク沿岸漁業は、海洋法の制定など国際情勢の変化に伴って、新しい時代を迎えるに至った。ここに開拓先人の業績を讃えると共に、その霊を慰め、水産日本の発展を希求し、この塔を建立する。」と書かれている。

    オホーツクの塔 名所・史跡

  • 雨の日は屋内で過ごす方が良いと考え、「北海道立北方民族博物館」を目指す。午前10時50分頃に到着。1991(平成3)年に開館し、グリーンランドから北欧まで、アイヌ文化を含めた北方民族の文化とオホーツク文化を紹介する我が国唯一の博物館。博物館の入口の特徴的な円錐形は北方地域に広く見られるテントをイメージして作られたもの。

    雨の日は屋内で過ごす方が良いと考え、「北海道立北方民族博物館」を目指す。午前10時50分頃に到着。1991(平成3)年に開館し、グリーンランドから北欧まで、アイヌ文化を含めた北方民族の文化とオホーツク文化を紹介する我が国唯一の博物館。博物館の入口の特徴的な円錐形は北方地域に広く見られるテントをイメージして作られたもの。

    北方民族博物館 美術館・博物館

  • 常設展示の「北のクロスロード」では、北方の厳しい環境に適応した人たちの技術や文化を紹介。「衣を通してみる民族の広がり」のコーナーでは様々な素材を利用して暖かい衣類を作った。写真左に北西海岸インディアン儀礼用衣装、右はカナダのイヌイットの女性用衣装。野生トナカイのカリブーの皮が素材。「北方民族の食」のコーナーでは、長い冬に備えた食料を保存する技術を発達させたことを紹介。

    常設展示の「北のクロスロード」では、北方の厳しい環境に適応した人たちの技術や文化を紹介。「衣を通してみる民族の広がり」のコーナーでは様々な素材を利用して暖かい衣類を作った。写真左に北西海岸インディアン儀礼用衣装、右はカナダのイヌイットの女性用衣装。野生トナカイのカリブーの皮が素材。「北方民族の食」のコーナーでは、長い冬に備えた食料を保存する技術を発達させたことを紹介。

    北方民族博物館 美術館・博物館

  • 「北方の精神世界」のコーナーの中心に高さ10m以上の鮮やかなトーテム・ポールがある。北西海岸インディアンの彫刻柱で、屋根を支える「家柱」だった。後方左はモンゴルとロシア連邦の国境付近に暮らすドゥハのシャマンの装束である。頭飾りを着け、太鼓を持っている。右に北西海岸インディアンのクワキウトルが「冬の儀式」で踊り手がかぶるワタリガレスをモチーフにした仮面が展示されている。

    「北方の精神世界」のコーナーの中心に高さ10m以上の鮮やかなトーテム・ポールがある。北西海岸インディアンの彫刻柱で、屋根を支える「家柱」だった。後方左はモンゴルとロシア連邦の国境付近に暮らすドゥハのシャマンの装束である。頭飾りを着け、太鼓を持っている。右に北西海岸インディアンのクワキウトルが「冬の儀式」で踊り手がかぶるワタリガレスをモチーフにした仮面が展示されている。

    北方民族博物館 美術館・博物館

  • 北方民族が使う楽器が展示されている。写真の右端にワタリガラスが描かれた太鼓、その横に五弦琴が展示されている。北方地域のシャマンが超自然的な世界の神霊や精霊と接触するために、我を忘れたトランス状態になるには、太鼓が不可欠だった。長い冬の間、人々が健康的に過ごすために祝いや祭りで楽器を伴って歌ったり、踊ったりした。

    北方民族が使う楽器が展示されている。写真の右端にワタリガラスが描かれた太鼓、その横に五弦琴が展示されている。北方地域のシャマンが超自然的な世界の神霊や精霊と接触するために、我を忘れたトランス状態になるには、太鼓が不可欠だった。長い冬の間、人々が健康的に過ごすために祝いや祭りで楽器を伴って歌ったり、踊ったりした。

    北方民族博物館 美術館・博物館

  • 「北方の生業」のコーナーでは海獣狩猟文化などを詳しく解説している。写真の左はトリンギットの丸木舟で、木の幹をくりぬいたもの。右奥はエスキモーのカヤックで、流木を素材とした骨組みに海獣の皮を張った皮舟。狩猟道具や移動手段のかんじき、スキーなどが展示されている。「文化の伝承」コーナーでは子どもと遊び道具、北方民族の作る現代の工芸品が展示されている。

    「北方の生業」のコーナーでは海獣狩猟文化などを詳しく解説している。写真の左はトリンギットの丸木舟で、木の幹をくりぬいたもの。右奥はエスキモーのカヤックで、流木を素材とした骨組みに海獣の皮を張った皮舟。狩猟道具や移動手段のかんじき、スキーなどが展示されている。「文化の伝承」コーナーでは子どもと遊び道具、北方民族の作る現代の工芸品が展示されている。

    北方民族博物館 美術館・博物館

  • 北海道立北方民族博物館を出て国道391号線を東に走り、午前11時50分頃に写真の「小清水原生花園 インフォメーションセンターHana」に到着。1999(平成11)年にオープン、5月~9月のシーズンを通して咲く約200種類の花々の開花状況や見どころを案内。施設内には、原生花園の花々を紹介する映像ルームやフォトギャラリーもある。

    北海道立北方民族博物館を出て国道391号線を東に走り、午前11時50分頃に写真の「小清水原生花園 インフォメーションセンターHana」に到着。1999(平成11)年にオープン、5月~9月のシーズンを通して咲く約200種類の花々の開花状況や見どころを案内。施設内には、原生花園の花々を紹介する映像ルームやフォトギャラリーもある。

    小清水原生花園インフォメーションセンター Hana グルメ・レストラン

  • オホーツク海と濤沸湖の間の砂丘に小清水原生花園が広がっている。インフォメーションセンターの前の道路を渡ると野鳥観察デッキがある。エゾスカシユリやエゾキスゲ、ハマナスなどの花が見られるはずだったが、ほとんどがハマナスだった。ここで軽く昼食。知床博物館を目指す。

    オホーツク海と濤沸湖の間の砂丘に小清水原生花園が広がっている。インフォメーションセンターの前の道路を渡ると野鳥観察デッキがある。エゾスカシユリやエゾキスゲ、ハマナスなどの花が見られるはずだったが、ほとんどがハマナスだった。ここで軽く昼食。知床博物館を目指す。

    網走国定公園 小清水原生花園 自然・景勝地

  • 小清水原生花園 インフォメーションセンターHanaを出て国道391号線から国道241号線を走って斜里町に入る。午後1時過ぎに写真の「斜里町立知床博物館」に到着。斜里の由来はアシの生えている所を意味するアイヌ語の「サル」、「シャル」より転訛したもの。1978(昭和53)年に、斜里町の開基100年を記念して開設された。

    小清水原生花園 インフォメーションセンターHanaを出て国道391号線から国道241号線を走って斜里町に入る。午後1時過ぎに写真の「斜里町立知床博物館」に到着。斜里の由来はアシの生えている所を意味するアイヌ語の「サル」、「シャル」より転訛したもの。1978(昭和53)年に、斜里町の開基100年を記念して開設された。

    斜里町立 知床博物館 美術館・博物館

  • 1階は歴史・民俗の展示で、860万年前の知床半島の生い立ち、縄文文化と縄文後期の朱円周提墓群、続縄文文化、擦文文化、オホーツク文化、トビニタイ文化の土器や越川遺跡出土の北海道最古の細石器を含めた石器が出土品が展示されている。写真は続縄文時代の土器の展示の様子。

    1階は歴史・民俗の展示で、860万年前の知床半島の生い立ち、縄文文化と縄文後期の朱円周提墓群、続縄文文化、擦文文化、オホーツク文化、トビニタイ文化の土器や越川遺跡出土の北海道最古の細石器を含めた石器が出土品が展示されている。写真は続縄文時代の土器の展示の様子。

    斜里町立 知床博物館 美術館・博物館

  • アイヌ文化と生活が紹介されている。ヒグマはアイヌ語でキムンカムイと呼ばれ、山の神として最高位に位置付けられている。ヒグマを殺してその魂であるカムイを神々の世界へ送り返す一連の儀式をイオマンテといい、飼育した子熊による飼熊送りと狩猟で得た成獣による猟熊送りの2つに形態がある。写真は熊送りで捧げられた収穫物であるイナウ。

    アイヌ文化と生活が紹介されている。ヒグマはアイヌ語でキムンカムイと呼ばれ、山の神として最高位に位置付けられている。ヒグマを殺してその魂であるカムイを神々の世界へ送り返す一連の儀式をイオマンテといい、飼育した子熊による飼熊送りと狩猟で得た成獣による猟熊送りの2つに形態がある。写真は熊送りで捧げられた収穫物であるイナウ。

    斜里町立 知床博物館 美術館・博物館

  • 近世の斜里と明治期以降の歴史を解説。漁業、農業、林業、商業、鉄道、生活の歴史に関わる物が展示されている。写真は斜里駅の看板で2代目のもの。斜里駅はその後改築され、駅の名称も1998(平成10)年に知床斜里駅に変更された。1970(昭和45)年に廃止となった根北線の終着駅となった越川駅の看板も隣に展示されている。

    近世の斜里と明治期以降の歴史を解説。漁業、農業、林業、商業、鉄道、生活の歴史に関わる物が展示されている。写真は斜里駅の看板で2代目のもの。斜里駅はその後改築され、駅の名称も1998(平成10)年に知床斜里駅に変更された。1970(昭和45)年に廃止となった根北線の終着駅となった越川駅の看板も隣に展示されている。

    斜里町立 知床博物館 美術館・博物館

  • 2階は知床の自然・動物の展示で、海や陸、流氷の動物、昆虫、植物、鳥類、標本庫などがある。写真はミンククジラの全身骨格の標本。ヒグマ、エトピリカ、オジロワシ、オサガメなどの剥製、ウバザメの巨大な顎の骨などが展示されている。標本庫には3m近いニュウドウイカやオオカミウオの標本などが収められている。

    2階は知床の自然・動物の展示で、海や陸、流氷の動物、昆虫、植物、鳥類、標本庫などがある。写真はミンククジラの全身骨格の標本。ヒグマ、エトピリカ、オジロワシ、オサガメなどの剥製、ウバザメの巨大な顎の骨などが展示されている。標本庫には3m近いニュウドウイカやオオカミウオの標本などが収められている。

    斜里町立 知床博物館 美術館・博物館

  • 博物館に隣接して「姉妹町友好都市交流記念館」がある。沖縄県竹富町との姉妹町盟約20周年、青森県弘前市との盟約10周年を記念し、1993(平成5)年に開館。日本列島の東北端の「知床国立公園」と西南端の「西表石垣国立公園」を抱える両町が豊かな自然の保護に寄与しようと姉妹町盟約した。交流展示室に入ると、写真の沖縄の赤瓦民家、その手前に帆掛のサバニが展示されている。

    博物館に隣接して「姉妹町友好都市交流記念館」がある。沖縄県竹富町との姉妹町盟約20周年、青森県弘前市との盟約10周年を記念し、1993(平成5)年に開館。日本列島の東北端の「知床国立公園」と西南端の「西表石垣国立公園」を抱える両町が豊かな自然の保護に寄与しようと姉妹町盟約した。交流展示室に入ると、写真の沖縄の赤瓦民家、その手前に帆掛のサバニが展示されている。

    斜里町立 知床博物館 美術館・博物館

  • 1807(文化4)年、ロシア船に対する警備を命じられた津軽藩士72名が斜里で飢えと寒さで死亡した「津軽藩士殉難事件」が起こった。1972(昭和47)年に慰霊碑が建立され、これを縁に弘前市と友好都市盟約が交わされた。「弘前ねぷた」が伝授され、1983(昭和58)年に初めて「しれとこ斜里ねぷた」開催された。写真は斜里と友好都市の弘前市にちなんだ「組ねぷた」で迫力満点。

    1807(文化4)年、ロシア船に対する警備を命じられた津軽藩士72名が斜里で飢えと寒さで死亡した「津軽藩士殉難事件」が起こった。1972(昭和47)年に慰霊碑が建立され、これを縁に弘前市と友好都市盟約が交わされた。「弘前ねぷた」が伝授され、1983(昭和58)年に初めて「しれとこ斜里ねぷた」開催された。写真は斜里と友好都市の弘前市にちなんだ「組ねぷた」で迫力満点。

    斜里町立 知床博物館 美術館・博物館

  • 野外観察園には鳥類保護舎があり、写真のように傷ついたオジロワシやオオワシが保護されている。周囲には観察池、高山植物園がある。午後1時45分に博物館を出てウトロに向かう。

    野外観察園には鳥類保護舎があり、写真のように傷ついたオジロワシやオオワシが保護されている。周囲には観察池、高山植物園がある。午後1時45分に博物館を出てウトロに向かう。

    斜里町立 知床博物館 美術館・博物館

  • 国道334号線を東に走ると、午後2時25分頃に「オシンコシンの滝」の表示が現れてきたので駐車場に入る。駐車場から少し歩くと、轟音とともに写真の滝が見えてきた。知床八景の一つで「日本の滝100選」にも選定された人気の観光スポット。この時間になっても小雨はが降り続いている。滝の近くまでは階段が設置されている。

    国道334号線を東に走ると、午後2時25分頃に「オシンコシンの滝」の表示が現れてきたので駐車場に入る。駐車場から少し歩くと、轟音とともに写真の滝が見えてきた。知床八景の一つで「日本の滝100選」にも選定された人気の観光スポット。この時間になっても小雨はが降り続いている。滝の近くまでは階段が設置されている。

    オシンコシンの滝 自然・景勝地

  • 階段を上って行くと、滝の中ほどまで近づくことができる。滝の流れは写真のように途中から2つに別れることから「双美の滝」とも呼ばれる名滝。落差約40mで知床最大の滝。新緑の季節には雪溶けで水量が多くなるが、この日は1日雨が降っていたのでさらに水量が多くなったようだ。力強く流れ落ちる滝の水しぶきを間近で見ると迫力満点。

    階段を上って行くと、滝の中ほどまで近づくことができる。滝の流れは写真のように途中から2つに別れることから「双美の滝」とも呼ばれる名滝。落差約40mで知床最大の滝。新緑の季節には雪溶けで水量が多くなるが、この日は1日雨が降っていたのでさらに水量が多くなったようだ。力強く流れ落ちる滝の水しぶきを間近で見ると迫力満点。

    オシンコシンの滝 自然・景勝地

  • オシンコシンの滝を出て国道334号線の途中の脇道に入って海岸沿いに走ると午後3時前に写真の「いるかホテル」に到着した。チェックインして部屋の窓から外を見ると、雨で見晴らしが悪かった。荷物を置いて、市内散策に出かける。

    オシンコシンの滝を出て国道334号線の途中の脇道に入って海岸沿いに走ると午後3時前に写真の「いるかホテル」に到着した。チェックインして部屋の窓から外を見ると、雨で見晴らしが悪かった。荷物を置いて、市内散策に出かける。

    いるかホテル 宿・ホテル

    ウトロの中心から少し離れるが、部屋の窓からの眺めが良いホテル by 旅四郎さん
  • ホテルから2分程走ると、「道の駅うとろ・シリエトク」に着く。ここには知床観光案内所があり、観光船の予約ができるが、朝一番の便は予約なしで乗れるとのこと。他にレストラン、ウトロ漁協直売店がある。隣には写真の「知床世界遺産センター」がある。ヒグマやエゾシカといった知床半島に生息する野生動物や、知床の自然に関する情報を扱う施設。

    ホテルから2分程走ると、「道の駅うとろ・シリエトク」に着く。ここには知床観光案内所があり、観光船の予約ができるが、朝一番の便は予約なしで乗れるとのこと。他にレストラン、ウトロ漁協直売店がある。隣には写真の「知床世界遺産センター」がある。ヒグマやエゾシカといった知床半島に生息する野生動物や、知床の自然に関する情報を扱う施設。

    知床世界遺産センター 美術館・博物館

  • 知床世界遺産センターに入ると、動物の実物大の大型写真パネルや解説パネル、 知床半島の地形模型、タブレット端末によるバーチャル体験、ヒグマの爪痕など動物の痕跡の模型や実物大の動物のぬいぐるみなどが展示されている。また、知床の見どころやリアルタイムな自然情報も発信している。知床関連の書籍の閲覧もできる。

    知床世界遺産センターに入ると、動物の実物大の大型写真パネルや解説パネル、 知床半島の地形模型、タブレット端末によるバーチャル体験、ヒグマの爪痕など動物の痕跡の模型や実物大の動物のぬいぐるみなどが展示されている。また、知床の見どころやリアルタイムな自然情報も発信している。知床関連の書籍の閲覧もできる。

    知床世界遺産センター 美術館・博物館

  • 知床世界遺産センターを出て、国道334号線から道道93号線に入って、午後4時前に2011(平成23)年に設立された写真の「知床五湖フィールドハウス」に到着。雨は止んでいたが、念のために傘を持ってウォーキングに出かける。この日は1日中、長袖シャツの上にレインパーカーを着ていたが、それでも涼しいくらいだった。

    知床世界遺産センターを出て、国道334号線から道道93号線に入って、午後4時前に2011(平成23)年に設立された写真の「知床五湖フィールドハウス」に到着。雨は止んでいたが、念のために傘を持ってウォーキングに出かける。この日は1日中、長袖シャツの上にレインパーカーを着ていたが、それでも涼しいくらいだった。

    知床五湖パークサービスセンター 専門店

  • 地上遊歩道コースは立入手続きが必要で時間もかかるので、簡単に行ける写真の高架木道を行くことにした。知床五湖の入口から一湖の展望台まで約800mの高架木道を歩く。木道には電気柵が設置され、ヒグマが入り込まないようにしている。

    地上遊歩道コースは立入手続きが必要で時間もかかるので、簡単に行ける写真の高架木道を行くことにした。知床五湖の入口から一湖の展望台まで約800mの高架木道を歩く。木道には電気柵が設置され、ヒグマが入り込まないようにしている。

  • 入口から最も近い展望台が写真の知床連山展望台である。知床連山の姿が見える場所だが、雨上がりで、雲が低く山はほとんど見えない。

    入口から最も近い展望台が写真の知床連山展望台である。知床連山の姿が見える場所だが、雨上がりで、雲が低く山はほとんど見えない。

  • さらに進むと、写真のオコツク展望台がある。標高254mの小高い丘の上にある展望台。知床連山や一湖、オホーツク海も望める。

    さらに進むと、写真のオコツク展望台がある。標高254mの小高い丘の上にある展望台。知床連山や一湖、オホーツク海も望める。

  • さらに進むと、湖畔展望台に着く。高架木道の最終地点で、ひな壇上の展望台になっている。写真の一湖が間近に眺めることができるが、ここからも知床連山がよく見えないのが残念。結局、雨は降らなかったのは救いだった。午後4時30分頃に知床五湖を出る。

    さらに進むと、湖畔展望台に着く。高架木道の最終地点で、ひな壇上の展望台になっている。写真の一湖が間近に眺めることができるが、ここからも知床連山がよく見えないのが残念。結局、雨は降らなかったのは救いだった。午後4時30分頃に知床五湖を出る。

    知床一湖 自然・景勝地

  • 道道93号線をウトロに向かって山道を走っていると、突然バックミラーに写真のヒグマが見えた。怖いと思いながらも車を停めて撮影したが、ヒグマはすぐに山の中へ消えて行った。

    道道93号線をウトロに向かって山道を走っていると、突然バックミラーに写真のヒグマが見えた。怖いと思いながらも車を停めて撮影したが、ヒグマはすぐに山の中へ消えて行った。

  • 国道334号線から脇道に入ると写真の「オロンコ岩」に午後5時前に到着。ウトロ港にある高さ約60mの巨岩で、上部は平坦になっていて展望台があり、知床八景の1つにも数えられている。昔、周辺に住んでいた先住民族オロッコ族に由来するといわれている。

    国道334号線から脇道に入ると写真の「オロンコ岩」に午後5時前に到着。ウトロ港にある高さ約60mの巨岩で、上部は平坦になっていて展望台があり、知床八景の1つにも数えられている。昔、周辺に住んでいた先住民族オロッコ族に由来するといわれている。

    オロンコ岩 自然・景勝地

  • オロンコ岩のトンネルを抜けるとウトロ地区公設駐車場があり、その先に写真の三角岩がある。右側に知床観光船おーろらの乗船場がある。

    オロンコ岩のトンネルを抜けるとウトロ地区公設駐車場があり、その先に写真の三角岩がある。右側に知床観光船おーろらの乗船場がある。

  • 三角岩の前には、森繁久彌が歌った写真の「知床旅情」の歌碑がある。森繁久弥が映画『地の果てに生きるもの』の撮影で知床の羅臼村に長期滞在した時に作詞、作曲したもので、1969(昭和44)年6月21日に知床国立公園指定5周年を記念して建立された。1970(昭和45)年に加藤登紀子がカバーして大ヒットした。

    三角岩の前には、森繁久彌が歌った写真の「知床旅情」の歌碑がある。森繁久弥が映画『地の果てに生きるもの』の撮影で知床の羅臼村に長期滞在した時に作詞、作曲したもので、1969(昭和44)年6月21日に知床国立公園指定5周年を記念して建立された。1970(昭和45)年に加藤登紀子がカバーして大ヒットした。

  • ここには「山にふし海に浮寝のうき旅も慣れれば慣れて心やすけれ」と記された松浦武四郎顕彰碑がある。1818(文政元)年、伊勢国に生まれ、1845(弘化2)年から6回にわたり北海道、千島樺太を探検した。北海道の名付け親であり、知床へは3度訪れ、顕彰碑の歌は「知床日誌」に詠んだものである。後ろの知床連山がかすかに見える。

    ここには「山にふし海に浮寝のうき旅も慣れれば慣れて心やすけれ」と記された松浦武四郎顕彰碑がある。1818(文政元)年、伊勢国に生まれ、1845(弘化2)年から6回にわたり北海道、千島樺太を探検した。北海道の名付け親であり、知床へは3度訪れ、顕彰碑の歌は「知床日誌」に詠んだものである。後ろの知床連山がかすかに見える。

  • せっかく知床に来たのだから、美味しい海産物を思って店を探すが、多くの店は早い時間に閉店している。道の駅 うとろ・シリエトクのレストランも午後5時に閉店。いろいろ探したが、結局道の駅の前にある写真の「キッチン三代目千葉商店」に午後6時過ぎに入る。

    せっかく知床に来たのだから、美味しい海産物を思って店を探すが、多くの店は早い時間に閉店している。道の駅 うとろ・シリエトクのレストランも午後5時に閉店。いろいろ探したが、結局道の駅の前にある写真の「キッチン三代目千葉商店」に午後6時過ぎに入る。

    三代目 千葉商店 グルメ・レストラン

  • メニューを見て、写真の「タンバルライス」を注文した。ターメリックとサフランで味付けしたライスに塩味ベースで味付した花咲蟹のハラミを乗せた料理。サラダと味噌汁が付いている。

    メニューを見て、写真の「タンバルライス」を注文した。ターメリックとサフランで味付けしたライスに塩味ベースで味付した花咲蟹のハラミを乗せた料理。サラダと味噌汁が付いている。

    三代目 千葉商店 グルメ・レストラン

  • 夕食を終えて、午後7時前にホテルの部屋に着いた。雨も止んで、外はまだ明るい。窓からは夕焼け空の下にウトロ漁港、オロンコ岩、プユニ岬がきれいに見えてなかなか良い眺めだ。明日は良い天気になってくれることを祈って床に就く。

    夕食を終えて、午後7時前にホテルの部屋に着いた。雨も止んで、外はまだ明るい。窓からは夕焼け空の下にウトロ漁港、オロンコ岩、プユニ岬がきれいに見えてなかなか良い眺めだ。明日は良い天気になってくれることを祈って床に就く。

    いるかホテル 宿・ホテル

    ウトロの中心から少し離れるが、部屋の窓からの眺めが良いホテル by 旅四郎さん
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