2022/06/12 - 2022/06/13
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beachさん
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デュッセルドルフから1泊2日で、ハレ、ナウムブルク、ライプツィヒと周ってきました。
今回の旅行の目的は、ハレで開催された「ヘンデル音楽祭」ですが、翌日は、バッハが弾いたオルガンが残るナウムブルク、そしてライプツィヒで行われている「バッハ音楽祭」にも立ち寄ってきました。
---Reiseplan---
□6/12 ハレ
■6/13 ナウムブルク・ライプツィヒ
▼HOTEL
Halle泊「B&B Hotel Halle(Saale)」:EUR 55.00
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通
- 4.5
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
■Montag, 13, Juni 2022
昨晩のヘンデル音楽祭の感動冷めやらぬまま、2日目も音楽散歩をしていきたいと思います。今回は寄り道ぶらり旅です。 -
本日は、最初にナウムブルクという小さな町に向かい、その後ライプツィヒに立ち寄り帰宅の途につきます。
ハレからナウムブルクまでは電車で約30分。ナウムブルクからライプツィヒまでは1時間。乗り放題9ユーロチケットをここぞとばかりに使います。 -
Naumburg (Saale) Hbf(ナウムブルク中央駅)
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今回ナウムブルクに訪れた目的はひとつ、バッハが演奏したヒルデブラント・オルガンを見るため。
ナウムブルクと言えば、世界遺産のナウムブルク大聖堂があり、哲学者ニーチェが子供時代を過ごした町としても知られていますが、今回は時間の都合でオルガンのみの見学です。 -
町の中心部までは、駅から徒歩で20分程度。バスやトラムもありますが、ほとんどあって無いようなダイヤです。
今回は、運良くバスに飛び乗ることができました。(何だかんだ言って、9ユーロチケットがかなり便利) -
Jakobsstr.(ヤコブス通り)
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ナウムブルクでは毎年6月に「Hussiten Kirschfest(フス派のさくらんぼ祭り)」が開催されます。遡ること16世紀には開催されていたという、歴史ある伝統のお祭りです。
1432年のフス派によるナウムブルク包囲と関連付けたお祭りで、町の至る所には、その出来事を描いた影絵芝居が飾られていました。 -
観光案内所や町のお土産屋さんには、さくらんぼグッズが沢山。
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続いて現れたこの方、どなたか分かりますでしょうか。
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Nietzsche Denkmal(ニーチェ像)
ドイツの哲学者ニーチェです。ニーチェは、子供時代をナウムブルクで過ごしたことで知られており、当時住んでいた家は現在博物館として公開されています。
すみません「ニーチェ」「哲学」全く知識がありません…(苦笑)
強いて言うならば、R.シュトラウスの交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」が、ニーチェの同名の代表作からインスピレーションを得て作曲されたということくらいしか…。 -
Marktplatz(マルクト広場)
町の中心部にやって来ました。 -
Wenzelsbrunnen(ヴェンツェルの噴水)
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マルクト広場では、青空市場が開かれてました。
ところで、世界最古の見本市都市と言えばライプツィヒですが、実はナウムブルクはかつて見本市都市としてライプツィヒと対を張っていたと言われています。 -
朝市の雰囲気って良いですよね。どうです、この美しい町並み!
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Rathaus(市庁舎)
16世紀に建てられたルネサンス様式の市庁舎。市庁舎 (ナウムブルク) 建造物
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Tourist Information(観光案内所)
観光案内所 (ナウムブルク) その他の観光・遊ぶ
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St.Wenzel(聖ヴェンツェル教会)
マルクト広場の南側に建っているのが今回の目的、聖ヴェンツェル教会です。ヴェンツェル教会 寺院・教会
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お目当ての教会が開くまでの待ち時間に、観光案内所でヒルデブラント・オルガンのガイドブックを購入しました。
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そして、やってきました。教会のファサードに掲げられたプレートを見て既に感動。
2017年に放送された、鈴木雅明氏の「ドイツ・オルガン紀行」でも取り上げられたオルガンのひとつです。 -
中部ドイツのオルガンビルダーの巨匠ジルバーマンの愛弟子ヒルデブラントが製作したオルガンが有名です。
実は、製作に際して師匠と弟子の間でひと悶着あり、結果弟子が仕事を獲得するという…モヤっとエピソードがありますが、その仲介をしたのがバッハ。プレートには、鑑定に携わったバッハとジルバーマン、そしてヒルデブラント御三方の名前がしっかりと刻まれています。
この名前の並びを見ただけで、鳥肌もの!! -
1426年に建てられた後期ゴシック様式の教会です。教会の内部は、バロック様式装飾が施されており、シンプルな造りです。
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主祭壇。
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■Stadtkirche St. Wenzel @Naumburg (Saale)
Die Hildebrandt-Orgel
Hildebrandt 1746
音の宝石と称される、ナウムブルクの聖ヴェンツェル教会のオルガン。
オルガンビルダーの巨匠ジルバーマンの弟子ヒルデブラントの作品。J.Sバッハが鑑定に携わり、実際に弾いたことでも知られています。当時バッハが追い求めた理想の音色を今もなお受け継ぐ大変貴重なオルガンです。
そして、中部ドイツではあまり見かけない、リュック・ポジティフ(二層構え)オルガンがさらに印象的です。 -
オルガンのファサードにはザクセンの紋章。
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教会内部を見ていると、「ん?」と思うようなものがチラホラ。キモカワ的なブロンズ像。
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理解するのに時間がかかりました。どうやら、現代アートの特別展示会が開催されているようでした。
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聖ヴェンツェル教会では、水曜日と土曜日の正午から30分のオルガンコンサートが開催されています。ぜひ、次回はコンサートに合わせて来てみたいと思います。
にしても、美しい…。中部ドイツ周辺には、まだまだ見てみたい聴いてみたいオルガンが多くあります。
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ドイツのオルガンに関しては、下記旅行記で特集しています。
◆ドイツ パイプオルガンの旅
https://4travel.jp/travelogue/11708473 -
さて、ヒルデブラントのオルガンも見ることができたので、この後はライプツィヒに向かいたいと思います。
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Naumburger Dom(ナウルブルク大聖堂)
11世紀から13世紀にかけて建築、拡張された大聖堂で、ロマネスク様式からゴシック様式への移行期にあたる教会建築として知られています。
2018年に世界遺産に登録されました。
西の内陣にある12体の寄進者の像が特に有名で、ドイツ・ゴシック彫刻の代表作とも言われています。また、あのグリム兄弟も「ドイツ伝説集」でこのナウムブルク大聖堂を取り上げていたりします。
今回は時間がないため外観のみ。大聖堂 (ナウムブルク) 寺院・教会
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Kapelle der Ägidienkurie(エギディエンクリエの礼拝堂)
13世紀初頭に建てられたナウムブルク大聖堂付属の住居及び管理用の建物のチャペル。歴史のある面白い町なのですが、勉強不足なので出直すことにします(笑) -
Oberlandesgericht Naumburg(裁判所)
この辺りから、雲行きがあやしくなってきたので駅に向かうことに。本当は今日は雨の予報だったので、今までお天気が持ってくれただけで感謝。 -
行きにバスに乗って楽ちんをすると、徒歩で戻る際に訳の分からない場所に出ることは日常茶飯事。
なかなか良い景色!ナウムブルクがいかに長閑な場所にあるかが伝わりますね(笑) -
Leipzig Hbf(ライプツィヒ中央駅)
再び聖地に降り立ちました。 -
今回の目的は、3年前にも訪れた「バッハ音楽祭」の視察です。ということで、街歩きの写真が中心になるので、コンサートの様子や詳しい情報は以前の旅行記をご参照ください。
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◆Bachfest Leipzig 2019(バッハ音楽祭)
https://4travel.jp/travelogue/11510102 -
2年の中止を経て、今年のバッハ音楽祭は6月9日から19日まで開催されました。
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毎年展示される小学生によって絵付けされたバッハたち。
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やはり、駅ナカ及び街なかの装飾はヘンデル音楽祭の比ではないですね。
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Leipzig Hbf.(ライプツィヒ中央駅)
もう何度目か分からないので、最近駅舎の写真のアングルは変えるようにしています(笑) -
4月にマタイ受難曲を聴きに来た時はまだ肌寒い日が続いていましたが、たった2ヵ月ですっかり爽やかな夏の陽気です。
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Nikolaistr.(ニコライ通り)
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ニコライ教会に貼られた2022年のポスター。今年のテーマは「We Are Family」でした。
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Markt(マルクト広場)
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野外特設ステージは最初の3日間のみ開催されます。只今、絶賛解体中。
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Altes Rathaus(旧市庁舎)
旧市庁舎のバルコニーでもファンファーレが演奏されることがあります。 -
Goethe-Denkaml(ゲーテ像)
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Alte Börse(旧証券取引所)
ライプツィヒで最も古いバロック様式の建物です。今日では普段からコンサートや講演会などで使われる建物ですが、ここでもバッハ音楽祭のプログラムが開かれます。 -
インフォメーション兼チケットセンターで来年のパンフレットを入手します。
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Thomaskirche(トーマス教会 )
またまたやって来ました。 -
バッハのお墓参りは欠かせません。
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教会に足繫く通えば何かしら良いことがあるものです。
今回は特にチケットを取らずに来たのですが、オルガンのリハーサル中でした。しかも2000年に設置された、バッハのオルガン作品を再現するために製作されたバッハ・オルガンの演奏を30分にわたり聴くことが出来ました。
これは本当にラッキーでした。 -
●Bach-Museum / Bach-Archiv Leipzig(バッハ博物館 / バッハ資料財団)
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2022年1月27日に逝去した、第16代トーマスカントルを務めたゲオルク・クリストフ・ビラー氏の功績を称え、彼に関する書籍が発売になりました。トーマスショップやバッハ博物館で購入することができます。
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Café Gloria(カフェ・グローリア)
さて、今回はバッハ博物館併設のカフェに入ってみることにしました。 -
入口には、カツラが馴染んでいない思わず「ヅラ」と呼びたくなるような、バッハ…。
そういえば、大学時代にバッハのカツラを再現する授業があったのですが、あの白髪は小麦粉で仕上げるという衝撃の事実を当時知りました。厳密には、髪粉というものですが、現代で言えば、片栗粉や小麦粉の類です。
こんなことも教えてくれる大学って本当に楽しかったな。 -
今回は、カフェ・グローリア一押しの「ショコラーデン・クーヘン」を注文しました。
とっても濃厚なチョコケーキです。美味しいですが、個人的には、ライプツィヒのカフェならばカフェ・カンドラーをおすすめします。 -
カフェ・グローリアでは、バッハ一族の紋章がデザインされたコーヒーや手作りジャムが購入できます。
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それでは、バッハさん!またね!
毎回トーマス教会を離れる時は、何度も振り返ってしまいます。今回もサプライズの素敵なオルガン演奏をありがとうございました。 -
すっかり夏の空色に。運良くカフェタイムに夕立がありました。何となく、これまたバッハに守られたような…^^
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Grimmaische Str.(グリマイッシェ通り)
つくづく思いますが、ライプツィヒはどこを撮っても絵になります。 -
最後に今まで取り上げたことのなかった、ライプツィヒ駅構内のスタバをご紹介。もうこの重厚感凄くないですか(笑)
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まさかの内装がゴージャスすぎて、スタバが追いつけないパターンですね(笑)
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来年2023年のバッハ音楽祭は、6月8日から6月18日まで開催予定。テーマは「BACH for Future」になります。
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そしてそして、ここでバッハファンの皆さんに朗報です!
毎年バッハ音楽祭の最終日を締め括るトーマス教会での「ミサ曲 ロ短調」ですが、来年2023年の演奏は、日本を代表する鈴木雅明氏が率いるバッハ・コレギウム・ジャパンが務めることになります!!!
素晴らしいことです。今から楽しみですね! -
伝記を読むことから始まったバッハの生涯。3年かけてバッハゆかりの地を巡り、これからは、バッハが音楽に込めた神髄に迫る旅をしていきたいと思います。
それではまた。Tschüss : )
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この旅行記へのコメント (4)
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- keikorgelさん 2022/09/19 10:15:57
- 美しい街並みですネ
- beachさま、おはようございます。
日本は台風な連休です。
ナウムブルクやライプツィヒの美しい写真を沢山!見ることができて幸せです。今夏経験した衝撃のヒルデブラントのオルガンコンサートでしたが、それを目掛けて行き、腰を抜かしたままの帰路で、風景を観るに及びませんでした。早くも再訪して街を堪能できた気がします。そして、ナウムブルクにしてもライプツィヒにしても、複数の同じ写真が私のスマホに納められていて、オルガン好きの共感ポイントに笑いが漏れてしまいます笑
ライプツィヒでは聖トーマスのコンサートも聴きましたが、個人的にニコライ教会のポルシェオルガンも予想外に良かったことが思い出されます。
来年のBCJ!心から行きたいのですが、年に一度しか渡欧はかなわないので、時期の選択が本当に悩みどころです。もうチケット販売は始まっているのでしょうか…
…また長くなりそうなので、クールダウンタイムに入ります笑
では良い一日を!
keikorgel
- beachさん からの返信 2022/09/19 20:44:59
- RE: 美しい街並みですネ
- keikorgelさま
おはようございます。
コメントありがとうございます!
日本のニュースを見ました。台風大丈夫でしたでしょうか?ドイツはこの1週間でいっきに冬になり、かなり冷え込んでおります。
そうなんですよね。なかなかオルガンコンサートに合わせて旅程を組むのは難しいですよね。でも、ヒルデブラントのオルガンでしたら、わざわざその音色を聴きに行く価値は十分ありますよね♪写真のアングル同じでしたか(笑)?もうオルガンを前にシャッターが止まりませんでした(笑)
ライプツィヒにも行かれたのですね(^^)まだニコライ教会のオルガンは聴いていないので、今度チャレンジしてみようかなと思います。
バッハフェストのチケットは11月下旬から先行発売になります。初日のオープニングと、最終日のロ短調ミサは良い席だと早々に売切れてしまうので早めに取ることをおススメします。とはいえ、私は以前結構遅いタイミングでも取れましたが、席は選べませんでした。
どうぞ、天候も不安定かと思いますのでお気をつけてお過ごし下さい。
それではまた(^^)/
beach
-
- frau.himmelさん 2022/07/05 21:53:07
- なつかしのナウムブルク
- beachさん、こんばんは。
ハレ、ナウムブルク、ライプチヒ、私にとってもみんなみんな懐かしい街です。
ハレではヘンデル博物館に行ったな~、ライプチヒも何度行っても思い出に残る街。
今回特に嬉しかったのはナウムブルク。前に数日間逗留した街ですので、beachさんの旅行記を、食い入るように見せていただきました。懐かしい~~。
私もバッハが弾いたオルガンを見るためにあの教会に行きました。閉館時間を過ぎていたのに気が付かずゆっくり見ていた私たちを、係の方は急き立てることもせず気が済むまで見せてくださった。
恐縮してお詫びを申し上げると、「今回はオルガンが聴けなくて残念でしたね。次回は是非コンサートを聴きに来てください」と。
そんな嬉しいこともあり、ナウムブルクはもう一度再訪したい街でした。
いつ行けるのでしょうね。
それにしてもbeachさんのバッハにかける思いにはもうただただ圧倒されます。
それから9ユーロのチケット、そんなお得なチケットが出たのですか!。
私はお得なチケットが大好きで、旅立つ前からそういうチケットを探しては、お安くドイツ旅をしていました。
ドイツ中乗り放題で9ユーロ!、最強のチケットですね。
ぜひ使いたい~~!
beachさん、いろいろな情報ありがとうございます。
himmel
- beachさん からの返信 2022/07/06 09:24:35
- RE: なつかしのナウムブルク
- frau.himmelさん
こんばんは。
コメントありがとうございます!!
私はどうやら、バッハと同時にfrau.himmelさんの足跡も辿っているようですね(^^)ドイツの町の風景は新市街はともかく、旧市街は何年経っても変わらないことがほとんどなので、一度訪れたことがある場所は思い出を重ねやすく懐かしい気持ちになりますね。私もfrau.himmelさんのコメントを読んでいて嬉しくなりました。
これまた遅ればせながら旅行記を拝読いたしました。私よりもじっくりナウムブルクを観光されていて大変勉強になりました。ニーチェがfrau.himmelさんにとっても身近な存在ではなかったことに少々安心(笑)ニーチェから、R.シュトラウスへのくだりも同じで…「そのくらいしか知らないですよね〜」と会話した気持ちになりました(笑)
そして、ヴェンツェル教会。「あんまり素晴らしすぎて、写真も遠慮したのかボケボケで
」のコメントに思わず笑ってしまいました。これも「そう!そう!そのくらいすんばらしいオルガンですよね!」と同調(^^)v
時間が過ぎても待っててくれた教会関係者の方たちのお心遣い。人の温かさに触れた旅はより素敵な思い出になりますよね。
そうなんです。この夏の7・8・9月限定なのですが、ドイツ国内の公共交通機関が1ヵ月9ユーロで乗り放題なのです。しかし、このチケットのお陰で週末のDBはあり得ないくらい混雑しています…。ナウムブルクあたりの地域なら余裕なのですが(苦笑)
こちらこそ、いつもありがとうございます!これからも旅行記参考にさせて頂きます(^^♪
beach
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