2022/06/04 - 2022/06/05
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温味楽さん
この旅行記のスケジュール
2022/06/04
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こんばんは。6月は梅雨らしく天気に恵まれない日が多くて、旅行を取りやめたりしているこの頃。その関係もあり、今後しばらくは旅行記投稿のペースがやや低下することになるかと思いますが、ご了承のほどお願いします。
そんな訳で遅れに遅れた6月1回目の旅行記は、上旬に出かけた「川治温泉」方面への旅模様になります。これは東武の沿線で日曜午後に用事が入り、それなら鬼怒川方面の温泉に泊まって、午前中宿をに出て直行すれば十分間に合うことから周囲で宿探し。結果川治温泉の「坂聖 日光」さんの部屋温泉付き和室に目が留まりました。
天気予報はずっと悪い予報だったのに、当日は良い方に外れてまさに散策日和に。という訳で宿までの道中には東武のSL「大樹」に乗ったり、龍王峡を1時間以上歩いたりなど、鬼怒川の魅力を存分に満喫することが出来ました。それではしゅっぱつ~
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★8:00
まずはSL大樹の始発駅、下今市を目指します。大宮駅から東武直通特急の「日光」に乗車。しかし私の席に特急券持たずに乗車した「キセラー」らしき人が座っていて、ちょっとトラブル気味になってしまいました。皆さん、切符は正しく買いましょうね。大宮駅 駅
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最初はゆっくりでしたが、途中駅で先行する普通列車を追い越すと一気にスピードアップ。
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あっという間に東武との接続駅、栗橋に到着。
栗橋駅 駅
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東武線に入っても快調なペースで走り、あっという間に目的地下今市へ。
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下今市駅に到着前、入れ替え作業中の「SL大樹」の客車を発見。これからよろしくね★
下今市駅 駅
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★9:20
大宮から1時間ちょっとで着いちゃうだなんて、流石特急ですよね。このJR⇔東武直通特急は料金がちょっと高めなのですが、「えきねっとトクだ値」を使うと30%オフで乗れるので、そうすると東武特急と同じくらいになるのです。
更に鬼怒川や日光までの切符で下今市下車も可能なので、今回のように鬼怒川方面へ行くときに「特急日光のトクだ値」も使える訳。(下今市~鬼怒川の運賃は別途必要です)下今市駅 駅
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★9:30
下今市到着から約10分後。汽笛一声やってきた「SL大樹」。ここ最近はコロナ禍のせいでみなかみへ行くSLが殆ど走っていなかったので、SLに乗るのは実に2年弱振りのこと。なので嬉しいですねぇ。SL大樹 (DL大樹) 乗り物
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乗車する14系客車の車内には「簡易リクライニングシート」が並び、昔の雰囲気が良く残っています。14系といえばストッパーがないイメージがありましたが、私が座った座席はストッパーが効いていました。勿論この方が快適ですが、気を抜くと戻るスタイルを体験してみたかったので、ちょっと残念かな。
SL大樹 (DL大樹) 乗り物
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国鉄型客車の旅の始まりに相応しい「ハイケンスのセレナーデ」が放送前に鳴るのも昔と変わらず、国鉄型ファンの私にはたまりません!
SL大樹 (DL大樹) 乗り物
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そして2号車にはこんなオープンデッキもありました。ここは結構な人気なので、譲り合っての利用を心がけましょうね。
SL大樹 (DL大樹) 乗り物
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そんな充実した設備ですが、乗車時間が短すぎるのはやっぱり残念。
SL大樹 (DL大樹) 乗り物
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それもそのはず、下今市→鬼怒川温泉間の所要時間は僅か36分。東京駅からだと戸塚や大宮位までの時間とほぼ同じで、ゆっくり「旅情」を楽しむことも叶いません。
SL大樹 (DL大樹) 乗り物
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★10:09
添乗員さんのサービス精神もすごく良いので、余計に36分が短く感じたSL大樹の旅。次に乗る時はDLでも良いので「会津」の方まで行ってみたいなぁ。鬼怒川温泉駅 駅
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15分ほど待って、新藤原方面へ向かう普通電車に乗車。ちなみに近年トイレ付ボックスシートの6050系電車がほぼ引退し、元地下鉄仕様のトイレなしロングシート車ばかりになってしまいました。この界隈の普通電車に乗る時は、トイレに要注意です。
鬼怒川温泉駅 駅
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といっても今回は1駅なので特に問題はありませんが。鬼怒川温泉の景色を楽しみます。
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★10:30
鬼怒川温泉の隣駅、鬼怒川公園駅で下車。鬼怒川公園駅 駅
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今日は天気が良いので、ここから龍王峡まで歩いてみたいと思います。
鬼怒川公園駅 駅
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実は龍王峡までの距離は、新藤原の方を回っていく旧国道や鉄道よりも、トンネルで山をぶち抜くバイパスの方が近いのです。
鬼怒岩橋 名所・史跡
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そのバイパスへは鬼怒川公園駅近くに架かる橋を渡ると、行くことが出来ます。
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橋から少し歩くと、トンネルがあるのですが…
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新しいトンネルなので中は明るいし、歩道もとっても広いので非常に歩きやすかったです。
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個人的には歩道が狭い新藤原駅からの徒歩ルート(1月に経験済み)よりも快適に感じました。
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しかも橋の上からの景色も良いですし。野岩鉄道の運賃は1駅でも高いので、秋とかにやっても良いなぁ。このルート。
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★11:00
鬼怒川公園駅から30分ほどで龍王峡の入口に到着。龍王峡 自然・景勝地
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まだお昼にはちょっと早かったので、龍王峡の入口にある東屋で少し一息。
龍王峡 自然・景勝地
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新緑と青空に滝の清流…音に視覚に空気と、まさに「五感で癒される」最高のコンビですよね。
龍王峡 自然・景勝地
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★11:30
そろそろお腹が減ってきて、飯が食べたくなってきたので再び入口に戻りました。龍王峡 自然・景勝地
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いくつか食堂があるのですが、その中でも一番雰囲気が良さそうだったこちらのお店に入店。
旬菜蔵せんや グルメ・レストラン
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さて何にしようかな…
旬菜蔵せんや グルメ・レストラン
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麺類よりも飯が食べたかったので、1500円の「ゆば刺し定食」を注文。メインのゆば刺し以外にもおかずが沢山付いてきて、とても食べごたえがありました。しかも和のおかずなので体にも優しい味で、食後の満足感も抜群です。
旬菜蔵せんや グルメ・レストラン
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★12:10
さて、お腹が膨れたところで龍王峡ハイキングに出発~!龍王峡 自然・景勝地
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緑の中に流れる清流には、マイナスイオンたっぷり。
龍王峡 自然・景勝地
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冬に来た時の最終到達地、虹見橋へ。この先はいよいよ「未踏」のエリアとなります!
龍王峡 自然・景勝地
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すると道の状況が一気に変わり、アップダウンの続く登山道のような道に。
龍王峡 自然・景勝地
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このように所々足元が悪い場所もあったので、特に雨上がりの日なんかは危ないかもしれません。
龍王峡 自然・景勝地
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そんな道に四苦八苦すること20分余り。
龍王峡 自然・景勝地
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★12:40
休憩を挟みつつ、龍王峡の中間地点にあたる「むささび橋」に到着。むささび橋 名所・史跡
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ここは川と森に挟まれた険しい場所ですが、トイレに加え何と茶屋まであるんです!
むささび茶屋 グルメ・レストラン
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今回は食べたばかりだったのでスルーしましたが、次に来たときは立ち寄っても良いもの。
むささび茶屋 グルメ・レストラン
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さて、更に先を目指しましょう。
むささび茶屋 グルメ・レストラン
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この先は急激なアップダウンはない一方、より自然が深くなる印象で更に凄い道に!
白岩半島展望台 名所・史跡
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もはや左手に見える景色は「登山」をしているかのような景色そのものに。
白岩半島展望台 名所・史跡
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急峻な断崖に張り付くような狭い道を、慎重に進んでいきます。
白岩半島展望台 名所・史跡
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間もなく半島状に突き出た「白岩半島」に到達。この辺りまで来るともう、深い大自然の中に取り込まれてしまいそう。
白岩半島展望台 名所・史跡
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人口の小さなダムから勢いよく流れる、綺麗な清流。
白岩半島展望台 名所・史跡
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その凄まじい轟音と姿に、つい目を奪われてしまうもの。
白岩半島展望台 名所・史跡
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半島部分の手前には「危険なので速やかに通り抜けろ」なる看板すらあり、ここはもう、予想以上に凄い場所なのです。
白岩半島展望台 名所・史跡
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★13:05
この白岩半島のあたりからは、国道に抜けることが可能。その場所にはバス停もあるとのことなので、今日の龍王峡歩きはここで終了。そちらを目指します。白岩半島展望台 名所・史跡
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この分岐から国道までは、ひたすら上り坂が続きます…
白岩半島展望台 名所・史跡
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大半の区間で舗装されているのが意外でしたが、つづら折りの片勾配の坂道は、やっぱりこたえます。
白岩半島展望台 名所・史跡
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★13:20
登り続けること15分。やっとの思いで最上地点に到着。ここは一応「白岩半島展望台」との愛称が付いているのですが…白岩半島展望台 名所・史跡
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残念ながら「展望台」と呼べる景色は皆無。ただベンチのある休憩スペースといったところで、「展望台」なんて名前、外して良いと思います。
白岩半島展望台 名所・史跡
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その偽展望台から、階段で下に降りると旧国道に合流。ちなみに川治方面の旧国道は通れないので、一度鬼怒川温泉側を経て、トンネルを経由する必要があります。
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約90分の龍王峡ハイキング、楽しかったなぁ…
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次は紅葉シーズンにでも、再訪できたら良いな~と思います。
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★13:30
トンネル手前にあるバス停「白岩」から、湯西川温泉行バスに乗車。1時間半も歩いた身にとっては、バスの有難みが染み渡ります。 -
そして川治温泉街にあるバス停で下車。後は宿のチェックイン時刻まで、適当に時間を潰します。
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最初にやって来たのは川治温泉の中心部にある「川治ふれあい公園」。駐車場が少ないので、車で来るとタイミング次第では停められないかも。
川治ふれあい公園 公園・植物園
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川治温泉のキャラクター「かわじい」の像があり、園の様子を見守っています。
川治ふれあい公園 公園・植物園
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かわじいの脇から下に降りると、2か所の足湯があります。こちらはサブの足湯で、比較的空いてる印象。
川治ふれあい公園 公園・植物園
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サブの足湯から下に降りると、メインの足湯「かわじいの湯」があります。こちらはサブの方よりも広い分、数人程度先客がいる感じ。ですが一度に8人は余裕で入れる感じなので、滞在時待つことは有りませんでした。
川治ふれあい公園 公園・植物園
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かわじいの湯からも更に下に降りることができ、鬼怒川沿いの遊歩道に出ることが出来ます。
川治ふれあい公園 公園・植物園
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温泉と清流のコラボは、これ以上ない位に合うものです。
川治ふれあい公園 公園・植物園
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その遊歩道を南に少し歩くと、公共浴場「薬師の湯」に行けます。混浴風呂などなかなか良さそうな感じでしたが、今日はこの後温泉に泊まるのでスルー。
川治温泉 薬師の湯 温泉
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こちらは川治ふれあい公園の入口にある「かわじいの家」。なんかカフェでもあれば、ここで休憩していったのですが…川治にはカフェが殆どないそうで、時間つぶしに難儀します。
川治ふれあい公園 公園・植物園
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ということで後はのんびりと、今宵の宿を目指します。
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それでもなお、チェックイン時刻より早かったので一旦川治湯元駅で待機。周囲の景色からは想像がつかないような、立派な駅ですねぇ。
川治湯元駅 駅
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★15:00
チェックイン時刻になり、今宵の宿に到着。「坂聖 日光」さんに、本日はお世話になります!坂聖 日光 宿・ホテル
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部屋は3階にある特別室。やや年期は感じますが、空調が全館式と個別式の2つでうまく調整できる広い和室で、快適に過ごせます。そしてこの特別室左手にある襖を開けると、そこには大きな仕掛けが…
坂聖 日光 宿・ホテル
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そう。隣接していた客室を潰して、そこになんと「お洒落な部屋温泉」を作ってしまったのです!脱衣スペースには綺麗な洗面台もあり、快適に使えます。
坂聖 日光 宿・ホテル
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木でできたお洒落な浴槽には温泉・お湯・水の3つのハンドルがあり、温泉のハンドルをひねりっぱなしにしておけば、「かけ流し」の温泉をいつでも堪能できる贅沢…こんな素晴らしい温泉が部屋にあって、休前日で1泊2食2万4000円はかなりお得でしょう。
坂聖 日光 宿・ホテル
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ただトイレは和室の玄関側にあるもの1か所のみで、風呂側の旧客室にあるものが使えなかったのはちょっと不便。年季も感じるし、温泉手前の洗面左手に新しいトイレがあると便利かも。
坂聖 日光 宿・ホテル
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トイレ手前にある洗面は、ごく普通の温泉宿らしいものでした。
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その他和室には「マッサージチェア」も付いていて、もう至れり尽くせり。コンセントの配線がちょっと無理やりで、プラグがやばい状態だったのはあれでしたが。(使用前にチェアを少し前に出しました)
坂聖 日光 宿・ホテル
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さて、1階にある大浴場にも行ってみましょうか。坂聖さんの敷地内には、こんな中庭もあって、落ち着く雰囲気があります。
坂聖 日光 宿・ホテル
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ロビーにつながる廊下だって、この通り。金色の壁紙が、特別感があって良いもの。
坂聖 日光 宿・ホテル
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そしてこちらが1階にある大浴場。部屋温泉同様、こちらも源泉かけ流しです。癖のない良い温泉で最高でした。
坂聖 日光 宿・ホテル
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★18:00
夕食は1階のレストランで。今回は特別室だからか、庭側の良い席を案内してくれたよう。これは嬉しいですね。坂聖 日光 宿・ホテル
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夕食はコース料理のように見え、お品書きがあるにも拘わらず一部を除いて一斉提供。
坂聖 日光 宿・ホテル
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これは正直「安いなりの食事」といっても良いのかな…「量」は十分だと思うのですが、刺身や肉などの味は普通。「料理の質」を求める方には満足出来ないと思います。
坂聖 日光 宿・ホテル
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まあ庭を眺めながら、とちぎ名産の「いちごワイン」と一緒に頂けたので良しとしましょう。
坂聖 日光 宿・ホテル
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★8:00
翌朝はあまり早く出る必要がないので、部屋温泉に入ったりしながらのんびり。朝食も昨夜同様、庭側の席で頂けました。坂聖 日光 宿・ホテル
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そして食後はフロント脇のロビーでコーヒーサービス。安いなりの部分はありましたが、それを割り切って泊まるならかなり「アリ」だと感じた坂聖日光さん。部屋の温泉は本当に良かったので、機会があったら又来たいもの。
坂聖 日光 宿・ホテル
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★10:00
今日は東武線の沿線で大事な用事があるので、どこにもよらずに首都圏に直行。 -
川治湯元駅はどう見ても無人駅にしか見えないのですが、この建物の中に駅員さんがいて、ちゃんと切符を売ってくれるのです。目的地にあたる、首都圏の東武線まで直通する乗車券も買えました。(特急券も一応買えますが、電話対応など結構手間になるらしいので、特急券はネットもしくは東武の駅等での事前購入がオススメです)
川治湯元駅 駅
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★10:20
そしてやって来たのは待望の6050系!やっぱり東武ローカルと言ったらこの電車に限ります。川治湯元駅 駅
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鬼怒川温泉→下今市→特急と、定番ルートで乗り継ぎあっという間に首都圏入り。足早に次なる用事へ向かい、旅はフィナーレとなったのでしたとさ。
野岩鉄道 乗り物
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