下野赤羽ポタ・栃木県は旧赤羽村。面白いモノあるかなっ？

2020/10/01 - 2020/10/31

ポタリング＝ゆるい散策サイクリングのコト。
今日の舞台は栃木県。

栃木県の南東部にある市貝町。
市羽村と小貝村が合併してできました、

さらにその前の時代。
市羽村は5つの村が合体してできました。
その一つが赤羽村です。

今日は、かつて赤羽村と呼ばれていた辺り。
ココをチャリで流します(*´▽`*)

▽使用機材：SONY α55(初号機)
　　　　　　TAMRON AF18-200mm F3.5-6.3 XR DiII
　　　　　　CANON IXY 150

エリア 氏家・高根沢(栃木)

秋晴れの中、本日も快走中。

とと。なんか立派なお屋敷があるよ？
お寺さんかなぁ？(*´▽`*)

屋敷門がすっごい迫力。
威風堂々すぎ！

でも、門前に看板出てないから。
お寺さんってわけでもないよね？

たぶん、庄屋さんとか名主さんとか。
旧家のお屋敷かなぁと。

敷地も広いんだけど。
やっぱり屋敷門がタダモノではなさすぎ！

蔵だってすごいんだもん。

なんかフツーに人が住めそうだよ！（笑

後からゲットした情報。
こちらのお屋敷の裏には、むかしお城があって。
赤羽城といって、益子氏一族の赤羽氏が居城としたみたい。

お城は廃城になったけども。
末裔の方がずっとこの地に住んでるのかもしれない。
武士が帰農して名主になったってパターン、よくあるしね(☆＾▽＾☆)

ほんでもって。
分かれ道に差し掛かり。

なんかあるなーって、目を凝らすと・・・

なんか建ってた！

石が大量にある！(σ`･ω･)σ

南無阿弥陀仏って書いてあるから、仏教系。

や、昔は神仏習合の時代だから。
線引きは意味ないんだけど(*´艸｀*)

ただ、塔婆が立ってるのは不気味だー！
ﾋｨｰ(>ω<ﾉ)ﾉ

基本的には、お墓にしか立ってないようなものだもん。
あんまり縁起よさげとは思えない・・・

じゃ、ココって墓地なの？

いやいや。
フツーに道端です(≧ｍ≦)

屋敷林の一角にも見えるし。
入会地ってゆーか、自治会管理のぷちスペース？

お地蔵様とかお堂とかを町内会で面倒見てますよ。
そんなカンジにも見える。

道祖神ってゆーのがあって。

道端や道路の辻に立てられて、悪霊や疫病などを防ぐ神さまなんだけどね。
そーゆーノリなのかな？

結構な数の石碑や仏像があるので。
今後増えていくのかどうかは興味深いトコ。

にょっきり現れる森。

平地の中にいきなり森とか。
めちゃめちゃ不自然。

どことなく富山県の砺波平野っぽい。
散居集落を思わせるような？

で、こんなときのパターンは大抵２つです。

神社とかお寺さんの杜があるとか。
あるいは、風が強いので屋敷林たてました。
みたいなカンジ。

正解は屋敷林。

むかしむかしの名主さんのお家。
それがココにありまして。
これはその屋敷林なの。

この辺りは基本、田園地帯なので。
めちゃめちゃのどかです。

田んぼや畑しかないのです。
ホント、それしかない(≧ｍ≦)

にゃんこ、はっけん！

私はチャリ散歩だけど。
キミもおさんぽ中？ (*´ω｀*)

目が合って固まるにゃんこ（笑

ネコって、動画の一時停止みたく。
微動だにしないで固まる。

面白いよねー(｡･ｗ･｡ ) ﾌﾟﾌﾟｯ

なんか立派な蔵をはっけん！

名所じゃないよ。
フツーのお家の軒先にあった蔵。
でも、なんかステキなんだ (〃'▽'〃)

栃木市は『蔵の街』として有名。
でも実際は、栃木市以外にも蔵はいっぱいあるのです。
むしろ栃木県全体が蔵の街。

旧家が多いせいもあるんだろうけど。
石造りの蔵がやたら多いのです。

大谷石ってゆーのがありまして。
宇都宮の北西部で採掘される石なんだけど。

これがまた耐火性に優れてて、その上軽量。
優秀な建材として、昔からこの地方ではよく使われてきたの。

そういった地理的影響もあったんじゃない？
それで蔵文化が発展した・・・
そんなトコかなぁと(*´▽`*)

ちゃーんと家紋も入ってたり。

立派な取っ手も付いてたり。

蔵ってゆーぐらいだから、倉庫なんだけども。
こんな立派な蔵を物置に使うのはもったいない！

私なら絶対、離れとして使っちゃう！
それか秘密基地として使う（笑

母屋も立派なんだよね。
まるでお寺の本堂みたい。

こちらも名主さんなのかしらん？
それか豪農とか（・・？

お隣は花王の工場。
周りが林で囲まれてて。
大型公園か鎮守の森かなって。

結構、目隠しが絶妙でね。
観光スポットかと思っちゃった。

まぎらわしーっ！
o(>< )( ><)oｼﾞﾀﾊﾞﾀ

ココにも大谷石っぽい建物が！

物置ってゆーよりか。
離れかな？

屋根は完全に放置（ノ∀｀;）ｱﾁｬｰ

や。廃墟ではないんだけどね。
雨漏りとかしないのかな？

てゆっか、屋根はボロボロなのに。
外壁はビクともしてないのがすごい。

これが大谷石の実力か・・・(；・ω・)

やま照の屋号。

何屋さんなんだかわからないけど。
周りが農地だらけだから・・・
肥料商あたりかな？

なんだか妙に整地された場所。
公園とゆーか、緑地とゆーか。

ムダに土地だけは余ってるんです的？
農村公園なのかなぁ？

妙にカタチの良すぎる木。
名所でもなんでもないけど。
勝手に命名しちゃう！

『赤羽の気になる木』！
これでどうだっ！(≧▽≦)ノ

ランドマークになるかしら(｡･ｗ･｡ )

ココでも蔵発見！

や、発見ってゆーか。
そんじょそこらに一山いくらで転がってるような。
そんなノリではありますけれども(*´艸｀*)

『栃木感』満喫しまくり。
ゴキゲンでございますヾ(*´▽｀)ﾉミ☆

そして路地裏系神社へ。

自転車散歩と言いながら。
気分はキャットウォーク？

裏道大好きなのです (≧▽≦)ノ

この裏道っぽい道。
これでも参道なのです。

若宮八幡宮へ向かう道なの。

八幡宮の名前どおり。
八幡神を祀る神社(≧ω≦)ノ

若宮八幡宮は、この神社オリジナルの名前ではなく。
日本全国、あっちこっちにございます。

(ｏ・д・)ﾝ？何かある・・・

しめ縄にぶら下がってるのって・・・
これって油揚げ！？Σ(・∀・；)

ココ稲荷社じゃないぞ！
なんでこんなものがココに・・・・

すでに謎テイスト満載・・・

いやいや。
あれはどっかの参拝客がやっただけ。
ふざけてやったのか、マジなのかは知らないけど（笑

別に怪しい神社じゃないよね？
八幡さま＝仁徳天皇を祀ってるわけだし？

カランカラン♪

別にお願いゴトはないのでー。
ご挨拶だけしていきましょ♪

今日も事故らず無事にココまで来れました。
ありがとうございます♪(≧人≦)

え？ご神体はアレなの？

払いたまえ清めたまえの串。
いや、あの後ろに何かが隠されてるはずだっ！

中に入りたいよーっ！
(((ヽ(o`д´o*)ﾉｼ)))ｼﾞﾀﾊﾞﾀ

入ったところでね。
神職じゃない者が、触っていいわけじゃないんだけどね(≧ｍ≦)

ちっこいちっこい神社ので。
境内は箱庭ちっく。
なんか民家の中っぽい雰囲気。

でも、そんなコンパクトさがミニマリストの間でバズり中・・・
か、どうかは知らん(*´艸｀*)

ぐにゃぐにゃコスモス。

雨風に煽られて曲がっても。
やっぱりお日様が好きなのかな。

まっすぐ空に向かって咲いてました。
えらいえらい (*´ω｀*)

この勢いで次も神社を攻めちゃおう！

ポタリングだよね？
いつのまにか神社めぐりになってない？

いいのだ。
神さまのお導きなのだ。
文句は神さまに言え(*´艸｀*)

大杉神社に到着～♪

祖母井街道沿いの神社です。
いきなり難読でスミマセン。
祖母井＝うばがい、です。

これ一発で読めるのは絶対、栃木県人。
読めるもんなら読んでみやがれっ！ヽ(`Д´)ﾉ

どのタイミングで切れとんねん(*´艸｀*)

建物系だけで判断するのはあれだけど。

鳥居も立派。建物もそこそこの大きさ。
村社クラスなのかなーと推察。

鳥居のすぐ脇。
ほとんどモニュメントな木。

バンバン枝を折られてるとこ見ると。
かなりの大木だったと想像できます。

昔はもぅ1本建ってて。
この木と合わせてランドマークになってました。
今は1本。もったいない＞＜

(｢・ω・)｢ｶﾞｵｰ

私は怪しい者じゃないよ。
警戒しなくても大丈夫だからね？

咬んじゃやだよ？(≧ｍ≦)

おまいり、おまいり～♪
(≧人≦●）

ご由緒書きがないから、正確なことはいえないけど。
たぶん茨城県稲敷市の大杉神社の末社。

ご祭神は、これもたぶんだけど。
倭大物主櫛甕玉命やまとおおものぬしくしみかたまのみこと）。
長い(*´艸`)?

覗いてみた～♪
|･ω･｀)ｺｯｼｮﾘ

拝殿の中は、そこそこ広くって。
その奥に本殿がある造り。

よくお手入れされててキレイ。
中でお昼寝したいなぁ・・・(*´▽`*)

お得意のバックヤード探険。
中に本殿があると思います。

覗き見しちゃえ！(≧▽≦)ノ

ココが神さまのお家。

拝殿はお祈りスペース。
本殿は神さまのお住まい。

わかなが遊びにきたよーっ！
ヾ(*´▽｀)ﾉミ☆

絶対『うっさいヤツが来た』と思われてるに違いない(*´艸`)

鬼瓦ってゆーか、軒瓦。
紋章は左三つ巴。

意匠が勾玉に似てるコトもあって。
古代より寺社では人気の紋章。

水の流れにも見えるのでー。
火災避けの意味もあるそうです (〃'▽'〃)

怪しい。フツーに怪しい。
こんなトコを部外者が歩いてるなんて。

昼間だからまだいいけど。
朝とか夕方とか、薄暗い時間にウロウロしてたら、通報されそうである(・∀・)

摂社はっけん！

拙者が摂社を発見したのだ！
(*≧∇≦)ﾉ

絶対言うと思ったわ・・・(￢д￢。)

お社は木製。
でも、柵はアルミ製。

改築されてるってことは、大事にされてる証拠。
崩れて放置されてるトコって、意外に多いから。

ココは氏子さんがしっかりしてるんだなぁ。
さすがですわ（｀･ω･´）b

んで。またもポタります。
行き先は特に定めずに、ブラリと。

すると、向こうのほうからスポットがやってくるの。
おいでおいでって。

あそこの辻にも、なんかあるぞよ(σ`･ω･)σ

おじぞーさま。

TVのモノマネ番組で『ターバンに食べられるMISIA』ってネタあったよね。
これ、そのお地蔵さま版！

見事に頭巾に食べられて。
何がなんだかわからなくなってる(*´艸｀*)

ココの面倒は自治会が見てくれてるみたい。

中新田自治会。
町内会の名前みたいなものね。
たぶん、昔の小字の名前かな。

何かの絵が描かれた石碑。
レリーフになってます。

導師の手を庶民が引っ張ってるカンジ？
雰囲気的には古代中国を思わせるような絵。
孟子とか孔子とか、その辺り？

全くなんだかわからない石碑。

似たような図柄を、同じ赤羽エリアの慈眼寺さんで見かけたけれど。
慈眼寺さんが建てたのか、檀家さんが建てたのかは不明。

通貨に用いられる意匠を、そのまんま大きくしたような。

漢字のようでもあり、梵字のようでもあり。
ハングルにも見えちゃう。

これなんだろ・・・(o´・ω・)a

彫られた文字から、寛政4年。
西暦1792年のものと判明。

慰霊碑なのか供養塔なのか。
謎である・・・(●´^｀●) ん～

まるで鎮守の森。
ホントは道端に立ってるだけなの。

でもバックにこんな林が構えてると。
なんか厳かちっくだよねぇ。
(*ﾟｰﾟ)(*｡_｡)(ﾟ-ﾟ*)(｡_｡*)ウンウン

そゆわけでっ。
旧赤羽村ポタはこれでおしまい。

これって絶対、地元の人がやりそうなお散歩。
アウトサイダーのやるこっちゃない（笑

ま、なんちゃって地元民的なお散歩も。
ゆるくって楽しいですよ(*^ヮ^*)

おしまい。

この旅行記へのコメント （1）

• 前日光さん 2022/10/03 16:50:57

  一発で読めましたよ(^_-)

  だって元地元民（ちょっと隣町ですが）だもんね。
  
  「祖母井街道沿いの神社です。
  いきなり難読でスミマセン。
  祖母井＝うばがい、です。
  
  これ一発で読めるのは絶対、栃木県人。
  読めるもんなら読んでみやがれっ！ヽ(`Д´)ﾉ」
  
  ふふふ、祖母井（うばがい）は、栃木県民でも県南地区辺りに行くと、読めないかも。
  あ、私が言った中学校は（今はありませんが）、「芳賀町立祖母井中学校」と言いました(^_^)v
  
  ちなみに愛媛県大洲に行ったら、某産直の野菜出品者の名前に「祖母井」とあってビックリ！
  もしやと思い尋ねてみたら、「ええ、祖母井（うばがい）さんですよ」と普通に言われ、感激した記憶があります。
  愛媛には、栃木県では会ったことのない「宇都宮さん」も大勢いらっしゃるし、とても他人とは思えません。大分にも宇都宮さんは多数いらっしゃるようです。
  
  本当にディープな場所を「ポタ」していただき、ありがとうございます<(_ _)>
  私の実家は、赤羽よりもうちょい北の方にある「芳賀町稲毛田」というところです。
  
  「にょっきり現れる森。」の写真、はいはい、芳賀町も市貝町も、ほとんどがああいう田園風景です。
  あんな風景の中で18年過ごし、大学で東京に行ったらもうカルチャーショックで(^◇^;)
  でもあれが、私の原風景ですねぇ。
  それから大谷石の蔵も。
  わが家にもありましたが、大震災で一部崩れてしまいました。
  蔵の二階が私の部屋でした。
  
  ホント！祖母井という文字が出現してビックリしましたよ。
  
  
  前日光