2022/06/04 - 2022/06/07
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旅好き長さんさん
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昨年の7月に礼文・利尻島を約1週間の旅程で観光した際、見られなかったレブンアツモリソウの群生した花をどうしても見たくなったので、今回は団体ツアーで向かいました。
今回の旅程は、
6月4日(土)神戸空港から新千歳空港へ行き、そこからバスで稚内に向かい宿泊。
6月5日(日)宗谷岬を観光後、礼文島に渡り、レブンアツモリソウ群生地、スカイ岬とスコトン岬を観光して宿泊。
6月6日(月)桃岩展望台へのハイキング後、桃台猫台展望台と北のカナリアパーク観光後利尻島に渡って、姫沼、オタトマリ沼、仙法志御崎公園、カムイテラスを観光後に宿泊。
6月7日(火)利尻島から稚内経由新千歳空港にバス移動して飛行機で神戸空港に戻って帰宅。
昨年と違って団体ツアーのため結構慌ただしい旅行でした。
今年の利尻・礼文島は例年と比較しとても寒く、しかも風がとても強いのでとても寒かったです。
その分、レブンアツモリソウの開花も遅れているようで、ちょうど見頃になっていました。
この旅行は4回の旅行記で紹介し今回は、2日目の午後から観光した礼文島を紹介します。
この日の午前中は、曇りでしたが礼文島に渡ると徐々に晴れてきて青空の下で観光することができました。
そして念願のレブンアツモリソウ群生地の花もきれいに咲いていて大満足の一日でした。
これで今回の旅行の目的は達成することができました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- 社員・団体旅行
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 観光バス 船
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
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-
6月5日(日)
宗谷岬を観光後、稚内港からハートランドフェリーで礼文島に向かいます。
この日の天気予報は曇りのち晴れ。
でもまだ曇り空。
礼文島では晴れて欲しいものです。 -
乗船したフェリーは、最も古い平成15年就航のボレアース宗谷号。
この船内の2等船室は、和室のみ。
2等席での座席は、この甲板ベンチ席のみ。
さすがに寒いのでこの席に座っている人はほとんどいません。
波が高いと和室よりも座席のほうが揺れをあまり感じないので船酔いになりにくいのですが、この日は風が強いものの波がそれほど無かったため、ほとんど揺れを感じませんでした。 -
こちらが和室の2等船室。
こちらでは雑魚寝で過ごせます。 -
この正面が売店です。
-
この頃は天気があまり良くないので、船から利尻富士を眺めることが出来ませんでした。
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約2時間の乗船後、やっと礼文島の香深港が見えてきました。
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こちらが香深港のフェリーターミナル。
ここも1年ぶりです。 -
礼文島に到着するともう12時30分。
さっそく漁協直営店の『海鮮処かふか』でこの海鮮丼をいただきます。
さすが漁協直営店ですので鮮度は抜群。
美味しくいただきました。
ただここではバフンウニのウニ丼が食べられなかったのが残念です。
昨年、武ちゃん寿司で食べたバフンウニのウニ丼は絶品でした。
もちろん値段も・・・・。 -
昼食後、今回の一番の目的地、レブンアツモリソウ群生地に向かいます。
ここは香深港からスカイ岬に向かう途中にあります。 -
ここにはレブンアツモリソウ以外に、このような花も咲いていました。
バスガイドさんから花の名前を教えてもらったのですが、すっかり忘れてしまいました。 -
そしてこちらがお目当てのレブンアツモリソウ。
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今年の礼文・利尻島は例年と比べてとても寒いのでちょうど見頃のようです。
本来は5月下旬から6月上旬が見頃のようです。 -
これはサクラソウモドキの花だったかな?
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こちらはミヤマキンポウゲ?
-
そしてこちらはイワベンケイ。
レブンアツモリソウ以外にもいろんな花が咲いています。 -
こちらはレブンアツモリソウのつぼみ。
これだと6月中旬頃まで花を見ることが出来そうです。 -
このように結構レブンアツモリソウが群生しています。
レブンアツモリソウは、種の保存法による特定国内希少野生動植物種に指定されていて、礼文島でしか見ることができない貴重な植物です。
かつては礼文島内各地で咲き乱れていたレブンアツモリソウですが、盗掘に遭って数は激減し、現在では北鉄府地区のここの『レブンアツモリソウ群生地』以外ではほとんど見られなくなっています。
ただ礼文町の高山植物培養センターでは培養研究がされていて、8月頃までこの花を見ることが出来ます。
私達も去年はそこでこの花を見ました。 -
この花はもう見頃を過ぎています。
今回の目的だったレブンアツモリソウの花を沢山見られてとても良かったです。 -
これはハクサンチドリかな?
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エゾカンゾウ(ニッコウキスゲ)も咲いています。
7月頃になると、このエゾカンゾウが礼文島の至る所で咲き乱れます。
去年も沢山の花が咲いていました。 -
この花は何だったかな?
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その後、スカイ岬へ移動。
この頃になると青空が広がってきています。
去年もそうでしたが、礼文島南部の香深港では天気が悪くても、北部のスカイ岬やスコトン岬では青空が広がっていて、ちょっとした場所の違いで天候が変わるようです。 -
それにしても青空だと海の色が変わって絶景です。
スカイ岬は、空のスカイではなく、漢字で書くと澄海岬と書きます。
アイヌ語を当て字で澄海岬(すかいみさき)にしたようですが、その漢字のように、とてもきれいに澄んだ海が見られる岬です。
当て字を考えた人に脱帽です。 -
こちらは、西上泊漁港方面で、ここは吉永小百合氏さん主演映画『北のカナリアたち』や歌手の中島みゆきさんが歌うDr.コトー診療所の主題歌『銀の龍の背に乗って』のPVのロケ地だったそうです。
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ここにもいろんな花が咲いていて、これはチシマフウロ。
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この花は?
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こちらはエゾカンゾウ。
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そしてこれは、ミヤマオダマキです。
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その後、スコトン岬に移動。
この写真ではわかりませんが、ものすごい暴風です。
帽子などが飛ばされそうになります。
気温も10℃以下ですので、とても寒いです。 -
スコトンとは、アイヌ語で大きな谷にある入江を意味しているそうで、正面の島はトド島です。
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天気が良ければサハリン島も眺めることができるそうです。
ただ残念ながらこの日は水平線上に雲が広がっていて、眺めることが出来ませんでした。 -
そしてこちらは有名な民宿『スコトン岬』
私もここに泊まってみたいものです。
ただ新型コロナの影響で、食事の準備ができず、現在では素泊まりのみ受け付けているそうです。 -
この強風の下でも植物は育っています。
この花はイワベンケイ。 -
そしてこちらは、キジムシロかな?
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ここの名物は、『昆布ソフトクリーム』
寒かったけれど名物だったので美味しくいただきました。 -
その後、久種湖(くしゅこ)に移動。
ここは日本最北端の湖で、礼文島唯一の湖です。 -
久種湖は、アイヌ語の『山越えする沼』に由来するそうです。
淡水湖で、面積は0.49km2、周囲4km程度の小さな湖です。
この湖では5月頃にはミズバショウの群生が見られるようで、ここのミズバショウは本土の花より大きいそうです。 -
湖畔はこのようにキャンプ場になっていて、寒いのにオートバイなどで礼文島を訪れた旅行者などが利用していました。
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ここにはこのような花が咲いていました。
ピンクと白の混じった変わった花です。 -
その後、少し早いけれどこの日の宿『三井観光ホテル』にチェックイン。
こちらが客室で、思ったより広かったです。 -
こちらは浴室・洗面・トイレ。
トイレはもちろんウォシュレット付き。
お風呂は大浴場があったのでそちらを利用しました。 -
今回ラッキーだったのが宿泊した部屋が5階のオーシャンビューの客室。
添乗員さんに感謝です。
ただ残念なことに、天気が良いと正面に利尻富士が望めるのですが、雲が広がって見ることが出来ませんでした。
それにしても礼文島北部のスコトン岬と距離はそれほど離れていないのに、天候が全く違います。 -
こちら香深港方面。
こちらも一面雲に覆われています。
ちなみに香深港から宿泊したホテルまでは徒歩で10分弱の距離です。
もちろん港から送迎してもらえます。 -
その後、徐々に雲が切れてきて、利尻富士の頂がちょっと覗いてきました。
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ただこの日はこれが限度で、きれいな利尻富士を眺めることが出来ませんでした。
-
この日の夕食がこれ。
お刺身はサーモン、ホタテ、イカとボタンエビ。
鮮度が抜群でホタテの貝柱がとても大きく、おいしかったです。
その他にカニ、ホッケの煮付けなど。 -
その他にモズクやちょっとだけどウニもありました。
このウニはご飯に載せてミニウニ丼としていただきました。 -
さらに海鮮バター焼きもあり、お腹いっぱいになりました。
その後、大浴場の温泉に入ってこの日はやすみました。
明日は猫台展望台までのハイキング。
天気予報も晴れのようなので楽しみです。
その様子は次の旅行記で紹介します。
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