風を感じて～群馬の旅②

2022/05/03 - 2022/05/04

大好きな藤井風さんの「まつり」ＭＶロケ地として
ファンの間で脚光を浴びている臨江閣と楽山園。

いつか同じ画角で見てみたいと思っていたところ
ＧＷ後半の予定がぽっかり空いたので
急遽宿を取って行ってみることにしました。

②は楽山園編

藤井風「まつり」Official Video
https://www.youtube.com/watch?v=NwOvu-j_WjY

エリア 高崎(群馬)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 3.0
• 交通: 2.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: タクシー 私鉄
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

２日目は楽山園。
高崎駅から上信電鉄で、最寄りの上州福島駅へ。
最寄りといってもとても歩ける距離ではなく、
タクシーを呼ぶことにしました。

上州福島駅 駅

10分ちょっとで到着。

国指定名勝「楽山園」 名所・史跡

論語の故事から名付けられたという「楽山園」。
江戸初期に織田氏が築いた大名庭園。

庭門。
まつりＭＶ前半で外国人ダンサーさんたちが
外に出てくるシーンはここ。

さっそく中へ。

庭園に入ると
ＭＶ序盤で登場するあの池（昆明池）が
さっそく眼前に広がります。

鯉がたくさん。
エサが売っていて
そのせいか
すごく人に慣れています。

ＭＶの出だしと同じ画角。
ＭＶではこの後ドローンでズームアウトしていきますが
さすがに自分はできず、背伸びして撮るのが限界でした。

ＭＶサビの画角。まつり、まつり…と風さんと
同じ振り付けで踊るファンの方を
ちらほら見かけました。

こちらの茶屋、よく見ると
屋根が正五角形。
珍しいですね。

お目当てのひとつ、梅の茶屋へ。
ＭＶ後半に
風さんが腰を下ろして
歌っているシーンがあります。

８畳の広さ。

一般のお客さんも中に入れます。

風さんが座っていたのはここ。
ＭＶでは襖はすべて取り払われていましたね。

園内をぶらぶらしてみます。

昆明池の中央に中島があり、歩いてそこまで行けるように
なっています。

池の反対側。
風さんを乗せたオディールさん（馬）が
悠々と闊歩していたのがこのあたり。

通称オディルートを
引き気味に撮影。

昆明池から遠ざかるように歩いていくと、
少し奥まったところに
もう一つ小さな池（泉水）がありました。

その脇には小さなぼたん園が。

見頃はもうちょっと先のようだけど
ちらほら開き始めていて色とりどり。
ここだけはカラフルな空間でした。

泉水の向かいの休憩所（凌雲亭）。

外が暑くなってきたので
休憩に入ります。

お抹茶と和菓子。
緑の和菓子は牛皮、白いのは味噌風味の餡が
薄皮でサンドされてます（語彙力の限界?）。

お座敷正面には先ほどの泉水が見えます。
他にお客さんがいなかったので
窓を全開にして深呼吸～

池周りをもう一度ぐるっと。

風さんがいた場所の風景を
しっかり記憶に刻み込みます。

園内には拾九間長屋といって、
藩邸の使用人が暮らしていた家屋があります。
いろんな展示物があるようなので
入ってみます。

この場所から出土された品々。

上の書状の内容です。

織田信雄は信長の次男。

入口に鯉のエサが売っていました。
昆明池の鯉たちはこれをもらっているんですね。

建物内のトイレ。
思わずパチリ。

風さんの聖地巡礼はここまで。

楽山園からタクシーで10分余りということで
富岡製糸場も見ていくことにしました。

富岡製糸場 名所・史跡

東置繭所の壁。

写真ではわかりにくいけれど
フランス積みといって、
レンガの長い面と短い面が
交互に並んだ積み方になっています。

当時の動力は蒸気機関。

復元ではありますが、
当時の様子が伝わってきます。

西置繭所。東とともに1872年築の繭倉庫。

2階も見学できます。

2階からの眺め。

今でいう社員寮。
当時ここで働いていた人たちの
生活ぶりがわかる展示物も
ちらほらありました。

繰糸所。繭から糸を作る作業場。

昨年放送の「青天を衝け」でも見た画角。

自動繰糸機がずらーっと並んでいます。

さっき見たブリュナ・エンジン。
これを使って
繰糸機を動かしていたんですね。

当時はまだ照明がないため
窓を大きくして
光を多く取り入れ
作業していたそうです。

高崎の友人と連絡が取れ、
富岡製糸場から足早に退散。

市内のイタリアンで夕食。

エルフリオ グルメ・レストラン

エビとアボカドのトマトクリームパスタ。
ちょっぴり塩味が強めだけど、
エビが大きく、プリプリしていて
美味しかったです。

まだ明るい時間だけど落ち着いた雰囲気の店内。
夜はバーになり、
ピアノ生演奏もあるようです。

初夏の陽気、
駆け足の群馬旅。
最後は名物高崎パスタで
お腹も満足。