山のホテルつつじフェア、オリエント急行カフェ、富士屋ホテル西洋館ヒストリック デラックス ハリウッドツイン

2022/05/10 - 2022/05/11

　2020年にリニューアルして快適になったクラシックホテルの富士屋ホテルに箱根町のふるさと納税を利用して宿泊してきました。旅行のタイミングとしては小田急山のホテルのつつじ・しゃくなげフェアの見頃に合わせて出かけました。あと以前から気になっていたレリック美術館のオリエント急行カフェにも行ってきました。

10:40-11:28 小田原駅東口ｰ元箱根港　路線バス
13:00-13-05 元箱根港ｰ山のホテル　無料シャトルバス
　　★小田急山のホテルつつじ園
14:00-14:25 山のホテル-箱根桃源台（山内シャトルバス）
14:30-14:41 桃源台ｰ仙石案内所前　路線バス
15:00-15:40　
　　★オリエント急行カフェ（ラリック内装）
15:56-16:09 仙石案内所前ｰホテル前　路線バス
　　★富士屋ホテル 西洋館 ヒストリックデラックスハリウッドツイン
　　　カスケード夕食・メインダイニング朝付

エリア 神奈川

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.0
• 交通: 3.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 高速・路線バス 私鉄 徒歩
• 利用旅行会社: JTB

小田原駅から路線バスで元箱根港にやってきました。まずはベーカリー＆テーブル箱根でお昼を食べることにしました。

ベーカリー&テーブル 箱根 グルメ・レストラン

ちょうど3階の窓側のカウンター席が空いていたのでこちらでランチをすることに。芦ノ湖の眺めは良いですが富士山が見えない位置なのが残念です。

ビーフシチューセット（セットにはドリンクが付きません）とカフェオレで3,500円超しました。ロケーション代を含めてもちょっと高いなと思いました。

食後、つつじ・しゃくなげフェア開催中は元箱根港から山のホテルまで無料送迎バスがでているので利用させてもらいました。

元箱根港 乗り物

今年のGW明けは梅雨のはしりのような天気予報で今日だけ晴れの予報でした。

山のホテル 宿・ホテル

一度つつじが見頃のこの時期に冠雪の富士山とのコラボを見たいと思っていたので予報通り晴れて良かったです。

青空の快晴ではありませんでしたが絵葉書のような風景に見学からも歓声が上がっていました。

まさに今年一番の見頃の好機のためか、複数のTV局の取材も来てました。

山のホテルとつつじも絵になります。

芦ノ湖も見えました。

大満足なつつじ・しゃくなげフェアでした。フェア中は入場料が1,000円かかりますが今日はその値打ちがありました。ちなみに時間がなくてしゃくなげの方は見に行ってません。

つつじの次はラリック博物館のオリエント急行カフェに向かいました。予約は当日現地でしか受付ていないので、１時間前に念のため予約状況を電話で確認したら、15時の部が残り２組ということでした。

満席にならないことを祈りつつ、山のホテルから路線バスを乗り継いで15分前に到着、なんとか申し込めました。その直後に満席になりました。今日は団体予約が入っていて個人利用は15時の部のみだったようです。

この車両は1929年製で最初はパリとフランス南部を結ぶコート・ダジュール特急として使われたものです。

箱根ラリック美術館 美術館・博物館

その後、有名なオリエント急行の車両として2001年まで使用されていました。そして2004年4月ラリック博物館の開館に合わせて箱根へとやって来ました。

動かないのは残念ですが実施にオリエント急行で使われた車両内でカフェタイムを楽しむことが出来ます。

利用料金は2,200円（カフェ代含む）とラリック博物館の入場料よりも高いです。

飲み物はポットサービス、お茶菓子はチョコムースブラウニー&苺のマカロンでした。

テーブルシェードも当時のもので貴重品らしく触らないように言われました。

ラリックの装飾パネル「彫像と葡萄」は1928年製、ブドウと男女の像が浮き彫りにされたパネルで豊かな実りを象徴しています。

天井のランプ・シェードもラリックによるものです。

コーナーにもラリックの装飾パネルがあります。

駐車場側の木漏れ日がある席でした。椅子の座り心地も最高でした。

室内の木製部分はマホガニー、重厚感があります。

ラリック装飾のあるクラシックな車両は唯一無二ですね。

利用時間が40分で最初にビデオ解説などあったためカフェタイムは30分弱でした。ちょっと短かったのですがで念願のオリエント急行でカフェタイムという特別な体験が出来ました。

ラリック博物館から路線バスで富士屋ホテルにやってきました。

富士屋ホテル 宿・ホテル

フロントカウンターの彫刻も見事です。

本日泊まる部屋は本館の隣りにある西洋館、本館とはこのような廊下でつながっています。

こちらがクラシックな西洋館、建築は明治39年（1906年）で国の登録有形文化財です。

西洋館は階段もクラシック。

今回泊まる部屋は西洋館のヒストリック デラックス ハリウッドツインです。

この部屋は富士屋ホテルのホームページの客室紹介でクラシックな猫足のバスタブのあるお部屋として紹介されていましたので今回泊まってみました。

ハリウッドツインというのはツインのベットがつながってるタイプのことだそうです。

広々としたソファー部分。

この部屋のおすすめポイントである猫足のバスタブ。

ホテルにあるミュージアムに行ってみると、

改装前の猫足バスタブの展示がありました。

お湯は源泉100％の温泉、60度ぐらいですごく熱いです。加水して入りましたが源泉のまま入りたいならしばらく冷ます必要があります。わかってはいましたが猫足だからってなんてことはありません、笑。

ということで、お風呂はやっぱり広い方が気持ちがいいので改装後にできたフォレストウィング6階の大浴場に行きました。

大浴場からはこんな感じの眺めで富士屋ホテルの建物を見渡せます（こちらの景色は大浴場隣りのスパの窓からの眺め）。

フォレストウィングに行く途中の廊下に「ギャラリーコーナー」というところがあり、客室にも持って帰れるフリーのソフトドリンクコーナーがあります。高級そうな珈琲マシーンもあり、美味しいコーヒーが頂けます。

朝はメインダイニングで食べる予定なので夕食はまだ利用したことのないカスケードでディナーを頂くことにしました。

クラシックディナーというコースを頂きました。ショープレートは大倉陶園のお皿でした。

ホワイトアスパラガスのムースにサーモンのマリネとコンソメジュレ

クラムチャウダー

海の幸のニューバーグ風

国産牛ロース肉のポワレに季節の野菜添え 赤ワインソースとキャベツとシラスのサラダ

またはフランス産仔鴨のローストに赤い果実を添えてとキャベツとシラスのサラダ

小田原片浦レモンとメレンゲのタルト バニラアイス添え。それ以外に小菓子とコーヒーまたは紅茶orハーブティ付き。

旧宴会場を復原したカスケードですが華麗なステンドグラスは竣工当時のままだそうです。

こちらの彫刻も竣工当時のままだそうです。

夜の西洋館も素敵です。

朝はメインダイニングで洋食を頂きます。

日本アルプスの高山植物636種が描かれた天井絵が素敵です。

有名な3代目社長 山口正造の顔のレリーフ柱。

朝食のメニュー。左上のBREAKFAST FUJIYAを頂きました。

BREAKFAST FUJIYAの朝食、私はハムオムレツでかみさんはスクランブルエッグ。

大浴場も出来て快適になった富士屋ホテル、次回、機会があれば花御殿に泊まってみたいです。

この旅行記へのコメント （3）

• パリ好きおばさん 2023/01/09 23:46:12

  クラシックホテル、いいですよね。

  九州ホテルは、リニューアル前はそれほど高くはなかったように思います。職場の慰安旅行で泊まって、また行きたいと思って、「或る列車」とハウステンボス、ホテルヨーロッパ、九州ホテルと何か行先と調和しているようなホテル泊のツアーがあったので、友達と行ってきました。そんなに高いツアーではなかったのが良かったです。
  正直なところ、「或る列車」が私のとどめの列車のように感じました。いや、まだまだ乗りたいですけどね。

• パリ好きおばさん 2023/01/08 23:34:39

  花御殿に泊まったけれど、西洋館も泊まりたいですね。

  日光金谷ホテル、富士屋ホテル、万平ホテルに泊まるツアーで泊まりました。また泊まりたいと思ったのが、富士屋ホテルです。他も良かったけれど、富士屋ホテルは色々な客室があるので、楽しそうなんです。また泊まりたいと思うのは、雲仙の九州ホテル。２回泊まったのに、まだ行きたい。改築したから、どう変わったか見たいのです。

  ポコさん からの返信 2023/01/09 08:53:43

  Re: 花御殿に泊まったけれど、西洋館も泊まりたいですね。

  こんにちは。
  豪華なツアーに参加されたんですね。日光金谷ホテルと万平ホテルはランチのみ利用したことがあります。万平ホテルは長期リニューアル工事に入ってしまったのでリニューアル後は快適に泊まれそうで楽しみではありますね。雲仙観光ホテルは泊まってみたいホテルではありますが、お値段の敷居が高くてなかなか実現できていません。クラシックホテルが好きなのでいつかすべてのホテルに泊まってみたいです。