2022/03/30 - 2022/03/30
16位(同エリア254件中)
かっちんさん
埼玉県の中央部よりやや西に位置する「小川町(おがわまち)」。
周囲を緑豊かな外秩父の山々に囲まれ、市街地の中央に槻川が流れ、歴史を誇る小川和紙や小川絹をはじめ、建具、酒造などの伝統産業で古くから栄えた町です。
また、歴史を秘めて佇む史跡や往時の面影を留める町並みなど、その風情から、いつしか「武蔵の小京都」と呼ばれるようになりました。
春の季節には、小川厄除大師「普光寺」のしだれ桜、昭和の時代の校舎「下里分校」の桜、下里地区の「カタクリとニリンソウの里」などが美しい花々を咲かせています。
出会った山野草は、カタクリ、ニリンソウ、ヤマエンゴサク、ジロボウエンゴサク。
お昼は日本五大名飯のひとつ「忠七めし」をいただきます。
なお、旅行記は下記資料を参考にしました。
・小川町のHP、小川町の景観づくり「まち歩きマップ」「旧小川町立小川小学校下里分校」
・小川忠七めしのHP、資料
・文化遺産オンライン「割烹旅館二葉本店本館」
・女郎うなぎ福助のHP
・埼玉の美味しい地酒 小川町武蔵鶴酒造のHP
・小川厄除大師普光寺のHP
・日本マンホール蓋学会「比企郡小川町のマンホール」
・分校カフェMOZART(モザート)のHP
・暦生活「カタクリ」:桜の花模様
・森と水の郷あきた「カタクリ」
・YAMAP「おがわまちカタクリの里~レンプクソウ」、2020.03.27
・いがりまさし、比較画面「エンゴサクの仲間」
・ウィキペディア「小川町駅 (埼玉県)」「東武8000系電車」「川越観光自動車」「ヤマエンゴサク」「ジロボウエンゴサク」
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 高速・路線バス 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
東武東上線「小川町駅」
池袋と寄居を結ぶ東武東上線にある「小川町駅」。
JR八高線も乗り入れている共同使用駅で、管理は東武。
ここは埼玉県比企郡小川町です。 -
セイジクリーム塗装の「8000系」電車(小川町駅)
定期運用の主流だった8000系。
自動列車制御装置T-DATC導入により、現在は小川町~寄居間で見かけます。 -
小川町産の有機野菜(観光案内所)
ニンジン、キャベツ、落花生、キクイモ、とうがらし など。
2021年4月、小川町駅前にリニューアルオープンした観光案内所「むすびめ」で販売。 -
武蔵の小京都と呼ばれる町並み
古い建物が残る町並み。
この旅行記では、割烹旅館二葉、割烹福助、武蔵鶴酒造の建物を紹介します。
下記URLより、小川町が作成した「まち歩きマップ」が入手できます。
https://www.town.ogawa.saitama.jp/0000002482.html -
割烹旅館「二葉」
駅前から花水木通りを300m歩いたところに、1748年創業の割烹旅館「二葉」があります。
お昼はここで「忠七めし」をいただきます。 -
イチオシ
国登録有形文化財の割烹旅館(二葉)
昭和8年(1933)建築の本館は、木造2階建、瓦葺。
正面側は複雑な屋根構成をもち、内部2階には床の間と舞台を両面に配した70畳の大広間を設けています。
東京から棟梁を招いて造らせたと伝えられ、吟味された用材とともに職人芸が随所に発揮された数寄屋風料亭建築です。
食事は以前本館でできたのですが、現在は隣の新館で。 -
玄関前の小さなお社(二葉)
-
日本五大名飯「忠七めし」(二葉)
「忠七めし」は気骨ある料理人だった当館八代目 八木忠七と江戸城無血開城の立役者「山岡鉄舟」との出会いから生まれました。
海苔をまぶしたご飯に、薬味として柚子、わさび、さらしねぎをのせ秘伝のつゆをかけて、お茶漬けのようにさらさらといただきます。
日本五大名飯のひとつで、他に東京深川めし、大阪かやくめし、岐阜さよりめし、萩津和野うずめめしなどがあります。 -
ランチメニュー「花籠御膳」(二葉)
最初にいただくのは和食の料理。 -
イチオシ
続いて「忠七めし」(花籠御膳)
海苔をまぶしたご飯に、薬味のさらしねぎ、わさび、柚子をのせ、その上から土瓶に入った秘伝のつゆを八分目ほどかけ、お茶漬けのようにいただきます。
香の物には、鉄舟伝来の浜納豆が添えられています。 -
庭園と離れ(二葉)
回遊式の日本庭園には、1300年頃に造られた青石の板碑や、さざれ石をはじめ奇石を多数配しています。 -
割烹「福助」(小川駅入口交差点近く)
忠七めしに満足した後、町なかをぶらぶら。
割烹「福助」は明治時代に建てられた建物を昭和6年に改装。
かつては割烹旅館だったところで、現在でも室内に遊び心のある空間が随所で見られるとのこと。
営業日は木曜日~日曜日・祝祭日の11:30~14:30。今日は水曜日なのでお休み。 -
唐破風屋根と看板「福助楼」(福助)
-
奥行きのある建物(福助)
秘伝のたれで味わう「女郎うなぎ」が看板メニュー。
花魁の生家に伝わると言う、秘法極意のうなぎの蒲焼なので、「女郎うなぎ」と称します。 -
珍しい「ゼブラ信号機」(小川駅入口交差点)
-
煙突と蔵のある「武蔵鶴酒造」(小川町駅西交差点)
文政2年に創業し、大正2年に良い水が出るこの地に移ってきました。
ここは昔から「関東灘」とも言われ、灘に負けないいい酒ができるのです。
比企盆地特有の冬の底冷えと清らかな水に支えられ、柔らか味のおいしい酒を生み出しています。
店は大正13年に新潟の大工が建てたそうです。 -
味自慢「あけぼの」(駅前)
和菓子と惣菜のお店。
おやつに「おはぎ」をGetします。
何となく撮った写真ですが、こちらに気付いて女将さんがうつむいてピースサイン・・・ -
「小川町駅」バス停
埼玉県中部を中心としたエリアで多数の路線バスや市町村コミュニティバスを手がける「川越観光バス」。
東武鉄道グループのバス事業者で、正式名は「川越観光自動車(株)」。 -
「小川パークヒル線」の路線図(小川町駅)
小川町駅と郊外の新興住宅地「小川パークヒル」を結んでいます。
これから行く普光寺は「五丁目」、下里分校と「下里」が最寄りのバス停です。 -
「小川パークヒル」行きバス
1時間に3本運行しているので便利です。
側面のデザインは、白地に赤い楕円を施した塗装に川越観光自動車(Kawagoe Kanko Jidosya)の略称「K.K.J」のロゴマークが描かれています。
このデザインは同じ東武グループのバス会社である国際十王交通、関越交通、日光交通の車両でも採用されています。
そう言えば、国営武蔵丘陵森林公園、伊香保でこのデザインのバスを見たことがあります。 -
「五丁目」バス停で降ります(東小川5丁目)
小川町駅から10分ほどで到着。
ここは小川パークヒル内の住宅地。
これから普光寺まで1.5kmほど。 -
鮮やかな「河津桜」(東小川5丁目)
住宅地のお庭に咲いています。 -
濃いピンクの「河津桜」(東小川5丁目)
-
「染井吉野」(東小川5丁目)
小川バイパス(国道254号)を北西方向に歩いています。 -
「モクレン」(東小川5丁目)
-
「モモ」の花(小川町中爪)
バイパスを小川東第13公園の先で右に曲がり、窪地に下りたところは中爪地区。 -
「ヤナギ」の芽吹き(小川町中爪)
窪地には田畑が広がり、春の里山風景です。 -
「白梅」(小川町中爪)
梅、桜、桃の花が同時に見られます。 -
小川厄除大師「普光寺」(小川町中爪)
1645年に開山された天台宗の寺院で、本尊は東照大権現本地仏の薬師如来。
現在は「小川厄除大師」・「中爪のお大師さん」等とよばれて、厄除け・ご祈願のお寺として親しまれています。 -
茅で作られた大きな輪(普光寺山門)
厄除けの「茅の輪くぐり」をして境内に入ります。 -
本堂と染井吉野(普光寺)
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満開になった「しだれ桜」(普光寺)
本堂の裏に「しだれ桜」が佇んでいます。 -
しだれ桜の可愛い花びら(普光寺)
-
イチオシ
見事なしだれ桜(普光寺)
日が当たるとピンクに輝きます。 -
双体道祖神(東小川5丁目)
普光寺からの帰りに見つけました。
最近のものかも・・・ -
「五丁目」バス停
小川町駅行きに乗り「下里」へ向かいます。 -
「下里」バス停(小川町下里)
4つ目のバス停「下里」で降ります。
ここから「下里分校」までは900mほど。 -
小川町のデザインマンホール(小川町下里)
町の木「ケヤキ」に町の鳥「メジロ」が2羽とまり、周りを町の花「フクジュソウ」でデザインしています。 -
下里分校の入口(小川町下里)
国道254号の小川和紙センターから槻川へ向かって歩き、柳町橋を越えてしばらくすると「下里分校の入口」看板が見えます。
「下里分校」までは残り160mほど。 -
夜道を歩くタヌキ(小川町下里)
ほっかぶりして徳利を持ったタヌキが夜回りしているのかな?
民家の板壁に描かれています。 -
イチオシ
桜に覆われる「下里分校」(小川町下里)
正式名称は、「旧小川町立小川小学校下里分校」。 -
下里分校「見学ツアー」
定期的に見学ツアーが開催され、参加すると揚げパン給食が食べられます。 -
職員室(下里分校)
黒板を見ると、明日3/31に見学ツアーがあります。 -
校舎と校庭(下里分校)
下里分校は明治7年(1874)に開校。現在の校舎は昭和39年(1964)に建てられたもの。
児童数の減少に伴い。平成23年(2011)に廃校となり、現在NPO法人「霜里学校」が管理・運営を行っています。
校庭やトイレは常時無料開放されています。校舎内は常時立入禁止なので、外から眺めます。 -
イチオシ
桜の咲く分校(下里分校)
入学式があればいいタイミング。 -
桜に囲まれる校庭(下里分校)
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逆上がり用補助板(下里分校)
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廊下と教室(下里分校)
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教室(下里分校)
スチールパイプでできた学習机と椅子、ランドセルを置くロッカー、掃除道具、黄色い帽子など、懐かしいですね。 -
分校カフェ「MOZART(モザート)」(下里分校)
2018年に用務員室棟を「カフェ&移住サポートセンター」としてリノベーションしリスタートしました。
地元食材を使用したカフェメニュー「日替わり下里定食」「平飼い卵のコッペサンド定食」「揚げパン定食」など、給食皿に載せた料理を味わえます。
「MOZART」とは作曲家モーツァルトのことです。 -
「カタクリとニリンソウの里」(槻川沿い)
下里分校を後にし、槻川の柳町橋に戻ったところに「カタクリとニリンソウの里」入口があります。 -
「カタクリとニリンソウの里」の案内図
柳町橋から槻川に沿う山の斜面が「カタクリとニリンソウの里」。
カタクリの群落との間に柵が設けられているので、自然のままの花を楽しむことができます。
300mほど行った終点には対岸に渡れる簡易的な橋(?)があります。 -
反り返る「カタクリ」(カタクリの里)
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可憐な「カタクリ」(カタクリの里)
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花茎を伸ばす「ニリンソウ」(カタクリの里)
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上品な「ヤマエンゴサク」(カタクリの里)
花の色は青紫色~紅紫色。
苞葉(小花柄の基部)が櫛の歯状に切れ込んでいます。 -
ユニークな名前の「ジロボウエンゴサク」(カタクリの里)
花の色は青紫色~紅紫色。
ヤマエンゴサクに似ていますが、苞葉が全縁なので「ジロボウエンゴサク」。
ユニークな名前の由来は、三重県伊勢地方において、子供たちが早春の植物のうちスミレを「太郎坊」、本種を「次郎坊」と呼んでいました。
そして子供たちは互いに、互いの植物の花の距をからませた引っ張り合いをして勝負をすることから、本種を「次郎坊延胡索」と呼んだのです。 -
イチオシ
春の妖精「カタクリ」(カタクリの里)
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紫色の絨毯(カタクリの里)
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斜面を埋める「カタクリの群落」(カタクリの里)
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花の中央に独特の模様(カタクリの里)
暗紫色の線で、桜の花にそっくりな模様があります。
この花模様は「蜜標(みつひょう)」といい、昆虫においしい蜜があることを知らせています。 -
イチオシ
生き生きとした「カタクリ」(カタクリの里)
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「ツクシとカタクリ」の背比べ(カタクリの里)
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目立ちたがり屋の「ニリンソウ」(カタクリの里)
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白や赤の「ボケ」(カタクリの里)
この後、旅行記は後編の町歩きに続きます。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- nichiさん 2022/05/10 23:09:17
- 武蔵の小京都?
- かっちんさん
こんばんは。
小川町って武蔵の小京都なんですね?
知らなかったです。
関越道の嵐山小川インターで乗り撮りしたことは何度かありますが、全てゴルフでした。
かっちんさんのお陰で機会があれば小川町に行ってみたくなりました。
いらっしゃった時期も良かったみたいで、河津桜とかたくりが綺麗です。
- かっちんさん からの返信 2022/05/11 13:39:50
- RE: 武蔵の小京都?
- nichiさん
こんにちは。
カタクリとニリンソウの里は、野生のカタクリが群生していて見事でした。
ぜひ、来年の開花時期に訪れてみてください。
「武蔵の小京都」の町並みは次の旅行記で紹介する予定です。
かっちん
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