三陸海岸と鉄印の旅（02 三陸鉄道/03 IGRいわて銀河鉄道）

2022/05/03 - 2022/05/05

いつか乗ってみたいと思っていた三陸鉄道。
東日本大震災や台風19号から復旧したものの、コロナ禍が始まりなかなか機会がありませんでした。

今年こそはと思っていた矢先、3月16日の地震で今度は東北新幹線が止まってしまいました。

1か月後に運転は再開されましたが、ゴールデンウィーク中の予約が取れません。

そこで、保険として予約しておいた「特急ひたち」で上野－仙台間を往復し、仙台から先はレンタカーを利用して、宮古－久慈間に乗車しました。

■日程
・05月03日 上野⇒仙台⇒宮古
・05月04日 宮古⇔久慈
・05月05日 宮古⇒盛岡⇒仙台⇒上野

■鉄道
（05月03日）
・上野08:00⇒仙台12:29（ひたち3号）
（05月04日）
・宮古09:20⇒久慈11:06/16:14⇒宮古17:45（★鉄印）
（05月05日）
・青山09:53⇒盛岡09:58/10:13⇒青山10:17（★鉄印）
・仙台16:06⇒上野20:36（ひたち26号）

■費用
・上野⇒仙台 9,180円（チケットレス）
・仙台⇒上野 7,930円（トク10）
・ホテル宮古ヒルズ 32,600円(2泊)（ツイン朝食付35,600/クーポン▲3,000）
・トヨタレンタカー 21,900円（C2 基本20,350/オプション4,950/クーポン▲3,400）仙台
・JR東日本レンタカー 1,600円（S 10%off基本4,950/オプション1,650/ポイント▲5,000）久慈
・三陸鉄道1日フリー乗車券（宮古⇔久慈）2,600円

エリア 宮古(岩手)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 4.0
• ホテル: 2.5
• グルメ: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: レンタカー JR特急 私鉄
• 旅行の手配内容: 個別手配

■1日目 2022年5月3日（火）
仙台からレンタカーで大船渡の盛駅まで移動してきました。
三陸鉄道の始発駅ですね。
途中2か所で事故渋滞があり、予定よりだいぶ遅れています。

盛駅 駅

隣にあるJRの盛駅です。

JR大船渡線のバス輸送を見るのは初めてです。
しかし今日は宮古まで移動するので、ゆっくりできません。

ひたすら北上して、日没直前に浄土ヶ浜に到着。

暗くて残念な感じです。
移動で疲れたので10分ほどで引き上げました。

浄土ヶ浜 自然・景勝地

チェックイン後、予約しておいた「酒処しまや」で夕食。

酒処 しまや グルメ・レストラン

若いご夫婦（多分）が店を切り盛りする雰囲気の良い処でした。
店も綺麗で接客も申し分なし。
残念なのは、グループ客がうるさ過ぎること。
コロナ禍とは関係なく、もう少し声のボリュームを下げて周囲に配慮していただきたいです。
牡蠣の唐揚げは初体験でしたが、予想以上でした。

■2日目 5月4日（水）
三陸鉄道に乗って、宮古と久慈を往復します。

宮古駅 駅

駅前の様子。
土産物の店は、まだ開いていません。

09:20発の久慈行きに乗車します。
改札には列が出来ていました。

宮古と久慈の往復料金は3,780円なので、2,600円のフリー切符を購入。
（写真はホテルに戻ってから写したもの）

そして、鉄印をいただきました（26社目/40社）。

車内の装飾が豪華です。
（宮古09:20⇒久慈11:06）

なので、トンネルに入るとホテルのような雰囲気になります。

小成川を渡るところ。

島越駅付近の景色。
分厚い防潮堤が見えます。

見どころの一つ、大沢橋梁からの眺め。

三陸鉄道大沢橋梁 名所・史跡

反対側は国道45号。
この国道から、三陸鉄道を見下ろすようにして写した写真をよく見かけます。

大沢橋梁から少し進むと安家川橋梁があり、ここも見どころの1つのようです。

安家川橋梁 名所・史跡

先程とは逆に国道が海側を走っています。

やがて線路は海岸線を離れ内陸側に。
まもなく久慈駅です。

宮古から2時間弱で、久慈に到着。

陸橋を渡って駅舎へ。

駅舎内にある三陸リアス亭です。
うに丼がまだ残っていたので購入。

後ほど道の駅で食べました。

ドラマだと広く感じましたが、実際の駅舎は小ぢんまりとしています。

久慈駅 駅

あまちゃんでは、北三陸駅として登場したとの説明です。

久慈駅でレンタカーを借り、三陸海岸の景色を楽しむことにします。
まずは、黒崎展望台を目指します。

展望台からの眺め。
おおっと声が出てしまいましたが、これはまだ序の口で、この先さらにダイナミックな景色に遭遇します。

黒崎展望台 名所・史跡

展望台から少し移動した場所にある「陸中黒埼灯台」です。

黒埼灯台 名所・史跡

灯台から見た景色です。
かなりゴツゴツしています。

灯台の説明です。
北緯40度に位置しているとのこと。

すぐ近くに40度を説明するモニュメントのようなものがありました。
こうしてみると北緯40度は結構「北」に位置しているのが分かります。

黒崎灯台から少し南下し、北山崎という場所に移動しました。
展望台が、第1から第3まであります。

こちらは第1展望台からの眺め。
駐車場との高低差はほとんどないので、お手軽です。
三陸海岸の荒々しい感じが良く分かりますが、高台から見下ろす感じになります。

こちらは第2展望台です。
第1からかなり下った場所にあるで、海が近くに感じられます。

北山崎展望台 自然・景勝地

同じく第2展望台。

第2から第1展望台に戻る途中の景色です。

かなりの急こう配を戻ります。
この階段で疲れてしまい、第3展望台には寄りませんでした。

久慈駅に戻る途中、陸中宇部駅近くの酒蔵に立ち寄りました。
「福来」という醸造所です。
http://www.maroon.dti.ne.jp/fukurai/

店の人に「鉄道を応援するお酒があるって聞いたのですが・・」と尋ねたところ、この「鐵の道」が応援酒とのこと。
1本購入しました。（他に濁り酒なども購入）

ローカル鉄道を沿線の酒蔵が応援するという、素晴らしい取組です。
喜んで応援させていただきます。

その後、あまちゃんの舞台「小袖海岸」へ。
しかし、寄り道をしたため余裕がほとんどありません。

久慈海岸・小袖海岸 (あまちゃん街道) 自然・景勝地

「じぇじぇじぇ」の説明がされていました。
「あまちゃん」がなければ、じぇじぇじぇも知ることはなかったと思います。

もう少し歩き回りたいのですが、時間が足りません。

車を降りて写真を撮って、数分で戻ります。
それでも、レンタカーの返却はギリギリ、列車も走ってギリギリセーフのタイミングでした。
こんな余裕のない行動はするまいと反省しました。

久慈行の列車でも眺めた安家川橋梁。
（久慈16:14⇒宮古17:45）

橋梁から見た海側の景色。

宮古駅に戻ってきました。
1本遅い宮古着19:03の列車でも良かったかもしれません。

宮古到着後、ホテル近くの「笑びす」で夕食。
まずは、飲み比べセットで喉を潤します。

ホヤ刺はとても美味。
また、生牡蠣が追加オーダーするほど美味しかったのですが、写真を撮り忘れました。

いちごサラダという見慣れないメニューがあったのでお願いしてみます。

文字どおりサラダに苺が入っていました。
苺はこの辺りの名産とのこと。

魚介類をメインに食事するなら、この「笑びす」はとてもお勧めです。
（予約は必須です）

居酒屋 笑びす グルメ・レストラン

■3日目 5月5日（木）
渋滞があるかもしれないため、08:00前にホテルをチェックアウト。
朝食は食べませんでした。
いわて銀河鉄道の鉄印を入手した後、仙台へ移動します。

ホテル宮古ヒルズ　ステーション店 宿・ホテル

その前に、浄土ヶ浜へ寄ってみました。

やはり明るい時間の方がいいですね。

JR山田線と平行する道をひたすら走り、盛岡駅の隣の青山駅から乗車。
（青山09:53⇒盛岡09:58）
写真は盛岡到着後、折り返しで八戸方面（金田一温泉）へ向かう電車です。

青山まで220円/人。

1駅なので、あっと言う間に到着。
（盛岡10:13⇒青山10:17）

青山駅 駅

電車を見送ります。
女性の車掌さんですね。

そして、鉄印をいただきました（27社目/40社）。

駅内のショップに、BS11の鉄印番組が紹介されていました。
その番組より早く鉄印を集めることが、当面の目標です。

青山駅から再びレンタカーで仙台へ移動。
渋滞予想の出ていた仙台周辺が混んでなく、予定より早く到着しました。
時間に余裕が出来たので、青葉城に寄ってみます。

肝心の政宗の騎馬像は、幕で覆われていて見られません。

仙台城跡 名所・史跡

そういえば、地震で傾いてしまったというニュースを見た気がします。

レンタカーを返却し、再び「ひたち号」に4時間半乗車となります。
（仙台16:06⇒上野20:36）

旅のお供を頂きながら、帰宅。