2022/03/04 - 2022/03/05
183位(同エリア1032件中)
nagiさん
ホッピングツアーの合間を縫って今回は夫婦旅です(^^ゞ
夫の夢のひとつに「流氷を見ること」がずっとランクインしていたものの、私は寒いがニガテ!
でも流氷を見ることなんて、短い人生最後かも・・なんて気持ちを持ち始めた昨今。
思い切って網走行きを決意(というほどでもない)
でも想像を超えた迫力と、雪深い北海道を体験できたのは本当に良かったです。
いつものようにJALのダイナミックパッケージを使い、ホテルもゆったりできそうなところを予約。
たまには乗り換え無しの往復もゆったりで良いですね(^_^)b
【旅費】
JALダイナミックパッケージ 1人43,250円×2=86,500円(割引クーポン12,000円利用)レンタカー2日 10,000円(2,000円クーポン利用)
合計96,500円(1人48,250円)
【行程】
1日目 JAL565便 羽田(07:00)~女満別(08:45)
レンタカーにて道の駅「流氷街道網走」へ---おーろら号で流氷見学==ランチ--網走刑務所==ホテルチェックイン(北天の丘あばしり湖鶴雅リゾート泊)
2日目 レンタカーにて阿寒湖へ==網走「オホーツク流氷館」へ==北浜駅==女満別空港へレンタカー返却
JAL566便 女満別(20:10)~羽田(22:05)
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 3.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- レンタカー JALグループ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
夫と旅をするときは車が使えるので朝早い便でも問題なし。
07:00発の女満別行きに乗り出発です。 -
お隣には世界遺産登録の特別塗装機。
-
まだ色々と解除になる前だったけど、やはりこの時期は流氷目的が多いのでしょう、機内はほぼ満席でした。
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富士山がきれいに見えたけどずいぶん向こう側でした。
-
1時間ちょっとしてからCAさんのアナウンスで「今日は襟裳岬がよく見えてます」
なるほど、地図の通りだ(^_^) -
降下してくると一面に雪景色です。3月と言ってもまだまだ。
-
到着の間際に網走湖でしょうか、ポチポチと見えてるのはワカサギ釣りのテント?
冬の景色にちょっとテンションが上がる(^o^) -
女満別空港に到着しました。よく晴れています。
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レンタカーの手続きもスムーズで無事に網走市内に向けて出発です。
やっぱり雪深いな~~ -
あ、やっぱり飛行機から見えたのはワカサギ釣りのテントだったんだ。
湖面って本当に凍るのね、、そういうのに縁の無い千葉県民。 -
1時間くらいで無事におーろら号が出ている道の駅「流氷街道網走」へ到着。
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ここから受付、乗船します。もちろんお土産などもあり。
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時間が読めなかったし、天気もあったしで予約はしていきませんでした。
今日もしダメだったら明日にしようって。
でも今日は天気もいいので確率は高いはずなのですが、ギリギリまで出航できるかは流氷の流れ方次第。見られるといいのだけど。
(この時第1便は出航していました) -
待ち時間が長かったけど、ようやく出航が決定したようです。
こちらでチケットを購入、現金しか使えません。
大人は1人3,500円、ネットで探した割引クーポンを見せると10%引きでした。 -
無事にチケットが買えました。
11:00の便ですが遅れが出ていて11:30の出航になりました。 -
チケット売り場の横で売っている「おーろら焼き」
小腹が空いた時にちょうどいい。中身はあんこですがクリームもありました。 -
あちこちでカーリング女子銀メダルのパネルが。北見の英雄ですものね。
本当に感動しました(^_^)b -
天井は広くなっていて流氷のパネルなどたくさん掲示されていました。
反対側の2階はレストランのようです。 -
いよいよおーろら号に乗船します!
-
中はほとんど自由席ですが、船首のところは「特別席」になっていて、別料金400円(後でスタッフが徴収)、でも自由席でも十分でした。
-
出航します。外はやっぱり寒い~~張り切ってずっと待機してる人もいましたが、まだ流氷も見えないし、また中に入ります。
-
こんなところに白鳥の群れ。
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堤防の先まで出てきました。流氷はほとんど見えず・・まさかこれだけじゃないよね??
-
こんな流氷の塊が見えただけで写真を撮る。まだこの時は貴重な氷の塊・・
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絶滅危惧種になっている「ケイマフリ」というウミスズメ科の鳥だそうです。
カラスのように黒いけど真っ赤な足が特徴。 -
もう海は見飽きてきたよ・・と言う頃にアナウンスが入りました。
そろそろ流氷地帯に到達するとのことで、なるほど遠くに白いものが・・急いで外に出ます。 -
流氷はこうして流れているんですね。
今日はだいぶ沖に流れていってしまってたのでその場所に着くまで時間がかかったようです。 -
船が流氷の中に入っていきます。これぞ、見たかった光景。
-
出航したときとは比べものにならない分厚い氷の塊がゴロゴロ。
-
イチオシ
わ~~すごい!と声が出てしまうほど、見たことない人にとっては感動の光景です。
やっぱり寒いけど来て良かった。 -
分厚い氷になるとうっすら青い。テレビで見る南極の氷とおんなじだ~~
-
20分くらい流氷の中を進んだ船はまた港へ戻ります。
はぁ、この景色本当に感動しました。生きているうちに見られて良かった(*^_^*)
ぜひ一度は体験してみて下さい! -
午後、市内に入って海鮮のランチでも・・と思ったらまさかの満席。
それもツアーの団体さんが入ったりで待ち時間未定・・
諦めて移動します。 -
結局お昼を食べられないまま、網走監獄の博物館に来ました。
無料の駐車場から上がっていくと「鏡橋」という橋が見えてきます。
川面を鏡にたとえ、我が身を見つめ自ら襟を正すという意味が込められてるそうです。
川面は雪の覆われて見えませんでしたけど。 -
橋を渡ると新しくリニューアルした「監獄食堂」が左手に見えました。
とりあえずここで遅めのランチにします。 -
入り口にはメニューがありました。
現在の網走刑務所で収容者が食べている監獄食を体現したものが2種類、あとはラーメンやうどんなどもあります。 -
入り口でまずは食券を買います。
あまり監獄食は気が進まなかったので「ザンギ丼」にしました。 -
建物もまだ新しそうで天井が高いです。
ラストオーダーの14時を過ぎていたけど結構人がいました。
テーブルの他にカウンター席もありました。 -
これが「ザンギ丼」(税込1,080円)です。
ザンギ丼とはオホーツクサーモンをタレにつけて揚げてご飯に乗せたもの。
どうやら網走のご当地メニューのようです。
↓ ↓
https://www.abakanko.jp/food/zangidon.html
見た目よりずっしりしていてお腹いっぱい。 -
さて、お昼も食べてようやく中に入ります。
大人1,500円ですがHPに10%割引券がついています。
ぜひ活用してください。 -
近づいていくと、ちゃんと看守がいる??
恐る恐る近づくと人形でした(^^ゞ
ちゃんとマスクもしてたのでリアルだったなぁ -
網走の景色と建物のコントラストが素敵です。監獄ですけど。
-
まず訪れるのが旧庁舎です。
トイレや休憩所、お土産屋の他に北海道開拓の歴史などが展示してあります。 -
旧庁舎は重要文化財です。
明治期の典型的な官庁建築スタイル。1987年まで実際に使われていたそうです。
網走監獄の中には4つの重要文化財と3つの登録有形文化財があります。 -
ここは裏門です。
囚人たちが監獄内のレンガ工場で焼いたレンガを使っています。 -
こちらが登録有形文化財です。
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こちらも登録有形文化財の見張所、4棟あります。
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こちらは復元された釧路地方裁判所の網走支部法廷です。
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中に入ると裁判の様子などが、これまたリアルな人形で再現されています。
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こちらも人形、奥も人形。
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こちらの大きな樽は味噌醤油蔵のもの。
農園刑務所として自給自足を目指していた網走刑務所がここで受刑者につくらせていたそうです。 -
ここも入るとリアルな人形がずらり。
休泊所と呼ばれるこちらは受刑者が堀の外で日帰りで作業が終わらない時に簡易的に小屋を作って寝泊まりさせていた場所。
枕が丸太で布団は薄い、、よく寝られたなぁ(^^;) -
農機具や肥料を入れておく倉庫や作物を入れる小屋。
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作業する様子。
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3月に入ったけどまだまだ雪は溶けていないですね。
-
こちらは「二見ヶ岡農場」
自給自足を目指して農場が作られ作物の管理から収穫まで収容者が行ったそうです。
庁舎、舎房、食堂などがあります。 -
旧網走刑務所は100年以上の風雪に耐え抜いた貴重な木造建築。
明治29年に建てられ、平成11年に移築、復原されました。
美しいです。 -
こちらは2棟あり中は6畳の雑居房が20房ずつ。
一部、中も見られるようになっています。 -
こちらは食堂のようです。
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こちらは作業所で、小豆の選別をしています。
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わ~っすごい氷柱。
千葉では見たことのない長さ(^^ゞ -
放射状に5棟の舎房が広がる旧網走監獄。
ここから舎房全体を見渡せるように八角形の見張所が設けられています。
独居房、雑居房あわせて226房あり、700人も収容できたそう。 -
こちらは天窓がついて明るいです。
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雑居房の様子。左奥はトイレ。
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極寒の網走で使われていたストーブ。
2台をパイプをつないで均等に暖かくなるよう工夫されていたようです。
この薪ストーブと煙突は当時使用されていたものと同じものを製作依頼し、受刑者が仕上げたもの。 -
お風呂の様子。
-
こちらも登録有形文化財の煉瓦造り独房。
-
重要文化財の教誨堂(きょうかいどう)
お寺と教会が融合したような建物です。 -
中は教会の雰囲気です。
ここで僧侶や牧師が受刑者に更生の道を説いたようです。 -
中は広くて2時間くらいかかってようやく終わりました。
まだ雪が多くて坂などは滑ります。 -
重要文化財にしていされた建物の数々や、北海道開拓を担った受刑者たちの悲惨さなど、歴史と文化が学べる素晴らしいところでした。
本日の観光はここまで。ホテルの様子や2日目は次回にレポートします!
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この旅行記へのコメント (4)
-
- nikさん 2022/06/26 08:11:48
- 行こうとしたら観光船が沈没で。
- いつもいいねをありがとうございます。
良い時期に旅をされましたね。
砕氷クルーズはメインイベントですね。
本当であれば僕も今年のGWは知床観光の予定でした。
季節は初夏なので避暑旅行の予定でした。
なかなか知床の先端まで行くのは経験できない体験ですものね。
残念ながら観光船の事故で全てはお流れ。
ウトロを越え、知床峠から羅臼までの雄大な自然をドライブして野天でゆったり温泉の予定も全てお流れです。
ちなみに網走監獄も足を延ばして監獄食を食べてくる予定でした。
現在の網走刑務所の食事を再現しているとの事で楽しみにしていました。
小説「破獄」での脱走犯の独房も楽しみにしていたんですよ。
まぁ行けるのは来年でしょうね。
楽しみは取っておきます。
- nagiさん からの返信 2022/06/26 16:38:59
- Re: 行こうとしたら観光船が沈没で。
- nikさん、こちらこそコメントありがとうございます(*^_^*)
私も北海道の旅行記、参考にさせていただいてます!
知床の事故は本当に残念です。
3月に行ったこの流氷がとても良かったので、このおーろら号が夏には知床の海へ行くと書いてあり、夫と今度は夏の知床に行きたいね!
そう言ってた矢先の事故でした。。
世界遺産で自然豊かな知床、落ち着いたらまた行きたいですね。
網走監獄も撮影禁止でしたが体感シアターがとてもリアルであの時代の悲惨な歴史に色々と考えさせられました。
ぜひじっくり時間をかけて見て欲しいところです(^_^)
-
- ポテのお散歩さん 2022/05/26 19:51:37
- 迫力の流氷!
- nagiさん こんばんは。
流氷を見に行かれたのですね♪
良いお天気に恵まれて、最高の流氷日和ですね~(*^-^*)
nagiさん もったいない!
私はずーっと、流氷を見たいと思っていたんです。
でも、冬の北海道は天候が荒れたら帰宅出来ないし、仕事を休むわけにはいかない。。。と、主人から却下されて 行けないのです(◞‸◟)
ご主人様が行きたいとおっしゃるnagiさんが羨ましいですよ♪
ホント 良い時期に行かれましたね(^^)
イチオシのお写真、すっごく迫力があります。
感動の光景ですよね。
私もその感動のおすそ分けを頂きました(^-^)
ポテ
- nagiさん からの返信 2022/05/26 22:12:22
- Re: 迫力の流氷!
- ポテさん、こんばんは(*^-^*)
本物の流氷を見るまでは、あんなに迫力があるとは思いませんでした!
まさに百聞は一見に如かずでした(^^ゞ
今となっては見ることができて本当に良かったです♪
私の夫もずっと仕事で忙しかったのですが最近ようやく落ち着いてきたのでできるだけ一緒に旅をしたいな~と思います。
ポテさんもご主人とゆっくり旅に出られたらいいですね。
その時は流氷を堪能してくださいね!(^^)!
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