2022/04/27 - 2022/04/27
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つよしさん
この旅行記のスケジュール
2022/04/27
2022/04/28
2022/04/29
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4月27日から2泊で北海道へ。新札幌のホテルを拠点に、札幌、江別両市にまたがる広大な野幌森林公園で野鳥を撮影します。出発準備として白老での湯治編からスタートです。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- JALグループ
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◆湯治編~この旅に出る前のお話~
2022年の厳冬期、夜勤明けを含む仕事が無い日のほぼ全てを使って北海道へ向かい、野生動物や野鳥の撮影を続けた結果、2月に入って座骨神経痛を発症。左でん部に走る激痛をこらえながら、エゾモモンガを中心に撮影を続けました。 -
エゾモモンガの冬の撮影シーズンは3月下旬に終了します。そのため、4月に入れば撮影予定にも隙間ができます。寒さで患った神経痛ならば、温めてあげれば症状の緩和が期待できそうと(素人考えで本当に効果があるかは分かりませんが)、2月のとある日に4月の湯治旅行を計画したのでした。
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私の好きな温泉宿は、海の別邸ふる川(北海道)、ピリカレラホテル(北海道)、オーベルジュ湯楽(神奈川県)の3軒です。このうち前の2つが共に白老町なので湯治場所はここに決定。
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海の別邸ふる川。部屋は洋室ダブル。
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ここの露天風呂は絶景です。太平洋の波濤が奏でる潮騒を湯舟で聴くと、日々の暮らしですすけた心が洗われます。
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温泉と海と空がつながるインフィニティ・スパは私のお気に入りです。※冬の撮影では有名メーカーのスノトレを履いていますが、それでも指先に負担がかかるようで、爪下血腫(そうかけっしゅ)ができていて恥ずかしい。
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温泉で温まったら、美味しい夕食が待っています。こちらは虎杖浜産のアワビのお造り(別注料理)。
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活ボタンエビのお造り(別注料理)。
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美味しい日本酒も用意されています。こちらのお酒は、茨城県の結城酒造(1594年・文禄3年創業)が北海道の酒米「吟風」「彗星」に続く第三の好適米「きたしずく」で醸した生酒「結 ゆい」です。
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夕食後は酔い覚ましで、ウッドデッキを散歩。
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翌日4月17日は満月「ピンクムーン」。この写真の撮影は前夜16日21時ごろ。日付が変わる3時間前で月齢は14.3。なので「ほぼピンクムーン」です。
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翌朝の日の出。波濤が防波堤に当たって砕け散る豪快な音を表現したかったのですが、波に迫力が無く失敗作です。
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日中はポロト湖周辺とその奥に広がるポロトの森を散策。ただし、今回は湯治がメイン。機材は最小限にして、体への負担を軽くしました。
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湖周辺の湿地で芽吹いたミズバショウが見ごろでした。
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エゾシカの冬毛も少しずつ抜け落ちて、もう直ぐ鹿の子模様が見えそうです。
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クマゲラに逢うことはできませんでしたが、最近あけたであろう採餌痕をカラマツの木で見つけました。
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同じ木の反対側。よっぽど、美味しいエサが住んでいたんでしょうね。同じ木にこんなに沢山穴が開けられたのは初めて見ました。
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ピリカレラホテルへ移動。部屋は和洋室ツイン。
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こちらの温泉はモール泉。加水、加温なしの源泉掛け流しです。
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温泉から上がったら、夕食へ。まずは桜色のシャンパン(ロゼ)。
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エゾシカ内臓肉を使ったキルバサ(別注料理)。
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白老牛フィレステーキ(コース料理)。
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翌日もポロト湖周辺とポロトの森を散策。こちらはアカハラ。
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コゲラ。
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アカゲラ。
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ミズバショウ。
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クジャクチョウ。
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そして、坐骨神経痛は90%まで回復。痛みをあまり気にすることも無く、野生動物や野鳥の撮影ができる準備が整いました。
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そして2022年春シーズンの撮影に突入です。
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◆インスタグラム
インスタグラムでは、動物や鳥の写真を掲載しています。興味のある方は↓のURLをご覧ください。
https://www.instagram.com/tsuyoshi2315/ -
◆旅程(出発前の計画)
▽4月27日(水) 1日目
[航空] 羽田 0900 - 1035 新千歳 JAL507
[鉄道] 新千歳空港 1106 - 1135 新札幌 快速AP
[撮影] 野幌森林公園
[宿泊] ホテルエミシア札幌
▽4月28日(木) 2日目
[撮影] 野幌森林公園
[宿泊] ホテルエミシア札幌
▽4月29日(金) 3日目
[鉄道] 新札幌 0921 - 0950 新千歳空港 快速AP
[航空] 新千歳 1055 - 1235 羽田 JAL506 -
◆旅行本編
▽4月27日(水) 1日目
夜勤明けの出発は、いつものように都営浅草線新橋駅。新橋駅 (JR・地下鉄) 駅
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羽田行きの急行に乗って出発です。
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羽田空港第1ターミナルに到着。
羽田空港 第1旅客ターミナル 空港
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仕事の引き継ぎに時間が掛かり、ラウンジに寄る時間はありません。保安検査を通過して出発ゲートに到着すると、すでにグループ3の搭乗でした。
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ほぼ定刻に新千歳に向けて出発。
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ドリンクサービスはスカイタイム。
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新千歳空港に到着。
新千歳空港 空港
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お腹が空いていたので、空港内のラーメン道場へ。
北海道ラーメン道場 名所・史跡
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この日選んだお店は「札幌飛燕」。
札幌飛燕 グルメ・レストラン
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まずは生ビール(中)。
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ラーメンは塩の特選。
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チャーシューとシナチクをつまみにして、ビールを飲みたかったのでした。
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昼食を終えたら、新千歳空港駅から快速エアポートに乗車。
新千歳空港駅 駅
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新札幌で下車。撮影機材以外はコインロッカーに預けました。右側のタワーはこの日から2泊するホテルエミシア札幌です(駅とホテル間は徒歩3~5分。ホテルに荷物を預けてもいいのですが、少しでも早く撮影現場に入りたかったので時間の節約を優先しました)。
新札幌駅 駅
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徒歩40分弱で野幌森林公園(瑞穂口)に到着。時間節約ならばタクシーかバス利用なのですが…。血圧と血糖値が高めなため、掛かりつけ医から運動量を増やすよう指導を受けており、移動はできるだけ徒歩を選択しています。
道立自然公園 野幌森林公園 公園・植物園
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公園内の散策ルートは、瑞穂線から瑞穂連絡線を通り、中央線を左折して大沢口まで移動。そこから大沢コースを終点まで行き、来た道を折り返す予定でした。
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しかしながら、瑞穂連絡線に入り損ね、開拓の村へ向かう道を進んでいました。写真は開拓の総本部となっていた「開拓使札幌本庁舎」。
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やむなく道を折り返し、道案内を確認。大沢口への案内板は地面に落ちていました(これでは気付けないですよね)。
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大沢口への移動途中で花などを撮影。こちらはエゾエンゴサク。
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ナニワズ。
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ミズバショウ。
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野幌森林公園(大沢口)に到着。野幌森林公園は札幌市と江別市にまたがっていますが、敷地のほとんどは江別市に属しています。ちなみに土地は国有地ですが、公園は道立です。
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まずは昨秋エゾフクロウが住んでいた洞(ウロ)をチェック。こちらにはフクロウの姿はありませんでした。
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もうひとつの洞もチェック。こちらもフクロウの姿は見えませんでした。
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フクロウが空振りだったので、心の張りが無くなり、夜勤明けの疲れがどっと出てきました。そのため、足取りが重く、早めにホテルへ向かうつもりで公園内を歩いていると…。
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聞きなれた「ジュルリ、ジュルリ、ジュルリ」の鳴き声が聞こえてきました。そして鳴き声のする方向へ向かうと…。いました。シマエナガ!
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シマエナガは留鳥ですが、冬の間だけ人里へ降りてくる、と思っていました。
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そして、春~秋は山深い所で暮らしている、と何かで読んだ知識が、完全に吹き飛びました。
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こんなに街中に近い公園でも春に観察できるとは―。
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とにかく、感動です!
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ただ、冬毛のもふもふ感は薄れ、スリムな体つきになっています。
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ついさっきまで早めにホテルに入ろうと考えていたのに、シマエナガを撮影していると時間を忘れてしまい、当初の予定時間を30分以上オーバーしたのでした。
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そのため、帰り道は速足。でも、小鳥がいると足を止めて、撮影してしまいます。こちらは、ヤマガラ。
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アオジ。
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新札幌駅に戻り、荷物を回収。コンビニで部屋飲みのアルコールと食料を調達。
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ホテルエミシア札幌にチェックイン。
ホテルエミシア札幌 宿・ホテル
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部屋はシングルですが、もう1台ベッドが置けるスペースがあり、そこにはテーブルとソファーがありました。
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今回は、サッポロ割の第1弾(2022年4月25日チェックイン ~ 2022年6月15日チェックアウト)を利用しています。居住地制限は日本国内全地域。ワクチン接種証明もPCR検査の陰性証明も不要です。1泊当たりの宿泊料が5000円以上の場合、宿泊費が3000円引きされ、加えて札幌市内で使えるクーポン券が2000円受け取れます。なお、6月中旬以降には、第2弾から第4弾までの実施計画があります。
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テーブル脇は棚があり、備品が上手に置かれています。
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部屋は21階。眺望はシティ(石狩平野)ビューでした。
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トイレと浴室はこんな感じ。
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お風呂を済ませた後は、部屋飲み。札幌中心部のホテルとは違った景色が広がり、いい感じ。札幌の宿はしばらくここにするつもりです。
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▽4月28日(木) 2日目
朝食会場は31階(最上階)のレストランで6時半スタート。 -
海鮮丼コーナーには酢飯、とろろには麦飯のようなご飯、その他には白米(ナナツボシ)とお米が3種用意されているのが私的にはポイントが高い。この日は、とろろご飯。カレーやラーメンもありました。
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8時半ごろホテルを出発。野幌森林公園に向かいながら、サクラなどを撮影。空や海の青い色は、網走辺りだとオホーツクブルー、ウトロや羅臼だと知床ブルーなんて呼ぶ人がいますが、札幌ブルーっていうのは聞いたことがない。石狩ブルーもいまいちなんだろうなあ。
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青紫の花が綺麗なムスカリ。名前の由来は、ギリシャ語の「moschos」(ムスク=じゃこう)で、ほんのりと甘く上品な香りがします。別名はブドウヒヤシンス。
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野幌森林公園のキタコブシ。
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多分ダメだろうなぁと思いつつ、エゾフクロウが居るかもしれない洞(うろ)の確認。
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この日も両方空き家でした。
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白い花のニリンソウ。
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獣毛を集めるハシブトガラ。巣にはコケを敷き、その上に卵を産んで温める産座を獣毛で作ります。カラ類の巣作りはメスの仕事です。
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アオジ。
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クジャクチョウ。
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エルタテハ。
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ザゼンソウ。
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ネコヤナギにとまるハシブトガラ 1/2
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ネコヤナギにとまるハシブトガラ 2/2
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センダイムシクイ。
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カイツブリ。
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キンクロハジロ。後頭部のチョンマゲが特徴的。オスは白黒、メスは茶色。
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ホテルに戻り汗を流したら夕食へ。4000円分のクーポン券があるので、宿から徒歩圏の「焼肉 たんか 新さっぽろ店」へ。
焼肉たんか 新さっぽろ店 グルメ・レストラン
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ホテルで風呂上りに少し飲んだので、ハイボールからスタート。お通しはワラビのナムル。
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【数量限定】幻の牛タン。
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こちらは美味しかった。優・良・可・不可で選べば優。
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黒毛和牛ステーキ(120g)。こちらはまずまず。良。
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新鮮ミックスホルモン(200g)。これは量を減らして質を上げるべき。可と不可の中間だけど、完食したのでギリギリ可。
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次回があれば、幻の牛タンはまた注文。他は入れ替えて、仔牛のランプステーキ、上牛サガリ(ハラミ?)、タッカルビ(鶏)を試してみたい。
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▽4月29日(金) 3日目
この日の朝食。 -
前日からメインは海鮮丼にしようと思っていたのでした。味は可。朝食に力を入れているビジネスホテルの方がネタがいいと思います。次回は、カレーやラーメンに挑戦してみたい。
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ホテルをチェックアウトし、徒歩3、4分で新札幌駅へ。
新札幌駅 駅
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快速エアポートで新千歳空港へ。ゴールデンウィーク初日ということで、列車内は満席で立っている人もいました。
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空港に到着すると、羽田に向かう飛行機は遅れぎみでした。コロナのまん防も出ていないため、3年振りの混雑したゴールデンウィークのようです。満席だと、荷物の積み込みや搭乗に時間がかかりますからねぇ。ということで、1本早い便に空席があったので変更しました。ラウンジでの飲み物はアイスティー。
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早めに出発ゲートに移動。
新千歳空港 空港
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久々のJAL国内線ファーストクラス。
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シートベルトサインが消えると食事のサービス。まずはシャンパン。食事はシート番号順に1Aから配膳されると思っていたのですが、この時は違っていました。1G(私)→1K→1H→1D→1A→1C→2K(以下略)の順でした。会員ステータスが影響しているのかも。
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食事はホテルで済ませているのでパス。フルーツとおつまみのみです。
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コーヒーを飲んで、ごちそうさま。
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羽田に到着しました。
羽田空港(東京国際空港) 空港
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京急に乗って、帰路に就きます。
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以上でこの旅行記を閉じさせていただきます。
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