バスと鉄道でのんびり萩・津和野・秋吉台2泊3日

2022/04/19 - 2022/04/21

仕事も落ち着いたので、かねて気になっていた萩・秋吉台、津和野へ行ってきました。高速バスと路線バス、在来線を駆使したのんびり旅です。

1日目　津和野、湯田温泉
2日目　萩
3日目　秋吉台

エリア 山口

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 高速・路線バス JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

福岡からJR九州バスで4時間(！)かけて、旅の始まり山口駅に到着です。無人駅でしたがきっぷは券売機で買えました。

2両編成のこの列車で津和野へ向かいます。ワンマンで後ろから乗って前から降ります。1時間に2本しかないので逃すと30分待ちます。

1時間半列車に揺られ、津和野駅へ到着。駅舎は改修工事中で、存在感のあるSLが迎えてくれます。

殿町通りを散策します。平日だからか？コロナ禍だからか？観光客らしきひとはほとんど見かけず、地元の方とときおりすれ違うくらいでした。

殿町通りのお堀は明治の国道整備で整備されたものだそうです。鯉がたくさん泳いでました。

いいお天気。

ひときわ目立つゴシック風建築の教会。

深呼吸したくなるような景色。

江戸時代の藩校養老館を見学しました。入口で観覧券を購入し中へ。100円を入れたら自動で観覧券が出てきます。無人です。

津和野の見どころはゆっくり見ても2時間くらいで回れそうです。帰りの列車まで時間があったので、津和野駅近くの安野光雅美術館へ。時間があったはずが、見学し始めたらじっくり見過ぎて時間切れ。(泣)

津和野駅から湯田温泉駅を目指します。1時間半の長旅です。

津和野駅の跨線橋から見た景色。時間と心に余裕があるときしかこんなにのんびり列車に揺られることもできないなぁ。

19時近くに湯田温泉駅に到着しました。今夜の宿は温泉付きのビジネスホテルです。1日の移動距離が長すぎて疲れて早めに就寝。

2日目。湯田温泉バス停から出る萩行きのバスに乗り、1時間半。萩・明倫学舎へやってきました。こちらは5年前まで明倫小学校として使われていた建物を観光インフォメーションセンターとして活用している施設です。本館と2号館があり、本館は無料で、カフェやレストラン、お土産ショップや観光案内所などが入っています。2号館は300円で幕末の萩（長州藩）を学べるミュージアムになっています。

長州ファイブ。幕末に西欧へ渡り日本の近代化に大きく貢献した5人。この時代の歴史に明るくない私は、このミュージアムで幕末から明治にかけての長州藩の果たした役割や辿った歴史、思想などを学ぶことができ、ここを旅の起点にして本当に良かったなぁと。その後に巡るスポットへの思い入れや理解度がまったく違いました。

萩の特産夏みかん。あちこちで実をつけていました。

萩城下町散歩。日本の道100選菊屋横丁。

静かでタイムスリップしたみたいな気分になります。

歩きでは遠かったけれどなんとか萩城跡に到着。指月橋から眺める景色の素晴らしいこと。

天守跡から眺めた景色。

お城を後にし、「循環まぁーるバス」に乗車して世界遺産の反射炉へ向かいます。バス停への道中で見た菊ヶ浜。

道の駅「萩しーまーと」で下車し、10分くらい歩いて萩反射炉へ。実際に使われることのない試作だったようですが、試行錯誤を厭わない当時の人々の努力の証として世界遺産登録されています。

歩き疲れたので遅めの昼食を道の駅で。

店長おすすめの海鮮丼をいただきました。おいしかったです！

循環バスに乗って松陰神社へ。松下村塾も同じ敷地内にあります。こちらで学んだ方々の肖像が。

藤が見事に咲き誇っていました。

松陰神社におまいり。今日は新山口駅まで移動するのでそのバスまでの時間が迫っていて、30分しか滞在できず。(泣)

旧明倫学舎まで戻り、「スーパーはぎ号」で新山口駅へ。萩は1泊した方がしっかり巡れますね。次は泊まりで来よう。

3日目。あいにくの雨です。新山口駅から路線バスで40分ほどかけて秋芳洞へやって来ました。

洞窟の中から入ってきた方向を振り返ってみる。

百枚皿。1時間くらいで見学を終え、新山口駅へ。

新山口駅のバスロータリー。すっかり雨も上がりました。ここからまた4時間かけて福岡へ帰ります。路線バスや在来線を駆使したのんびり旅でしたが、移動は苦にならず楽しめました。お天気にも恵まれ、自然と歴史に触れ、安らぎと刺激を受けた有意義な旅でした。最後までお読みいただきありがとうございました☺︎