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熊山へのアプローチは、山陽本線側からは熊山駅・山和気駅・万富駅からのコース、赤穂線側からは香登駅・伊部駅からのコースと多数のバリエーションルートがある。<br /><br />山陽本線熊山駅から登り、赤穂線伊部駅へ下るコースを歩く。<br /><br />ー熊山ー<br />岡山県東備地域で一番高い山で、古くは霊峰として栄えていた。<br />山頂近くには、ピラミッドに似た類例の少ない特殊な遺跡「熊山遺跡」がある。また、樹齢700年の大杉や多くの遺跡が散在し、熊山神社がある。<br />山頂からの眺めは、小豆島・四国の屋島・五剣山・讃岐山脈などが望まれる。<br /> <br />  <br /><br />

日本のピラミッド「熊山遺跡」(岡山県)を目指し熊山ハイキング、山陽本線熊山駅から赤穂線伊部駅へ

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2022/04/09 - 2022/04/09

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TTukomi

TTukomiさん

この旅行記のスケジュール

2022/04/09

  • 山陽本線熊山駅

  • 熊山山頂駐車場

  • 伊部駅

この旅行記スケジュールを元に

熊山へのアプローチは、山陽本線側からは熊山駅・山和気駅・万富駅からのコース、赤穂線側からは香登駅・伊部駅からのコースと多数のバリエーションルートがある。

山陽本線熊山駅から登り、赤穂線伊部駅へ下るコースを歩く。

ー熊山ー
岡山県東備地域で一番高い山で、古くは霊峰として栄えていた。
山頂近くには、ピラミッドに似た類例の少ない特殊な遺跡「熊山遺跡」がある。また、樹齢700年の大杉や多くの遺跡が散在し、熊山神社がある。
山頂からの眺めは、小豆島・四国の屋島・五剣山・讃岐山脈などが望まれる。
 
 

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  • 山陽本線熊山駅下車。

    山陽本線熊山駅下車。

  • 熊山駅より熊山を望む。

    熊山駅より熊山を望む。

  • 熊山駅スタート。<br /><br />

    熊山駅スタート。

  • 熊山駅~熊山までの登山道の道のり。

    熊山駅~熊山までの登山道の道のり。

  • 熊山駅~熊山までの登山道の道のり。<br />駅改札口の裏手から始まる熊山登山口。<br />熊山駅から熊山までは登山道標もあり、ほぼ一本道で迷う事はない。

    熊山駅~熊山までの登山道の道のり。
    駅改札口の裏手から始まる熊山登山口。
    熊山駅から熊山までは登山道標もあり、ほぼ一本道で迷う事はない。

  • 熊山駅~熊山までの登山道の道のり。<br />蹄岩。

    熊山駅~熊山までの登山道の道のり。
    蹄岩。

  • 熊山駅~熊山までの登山道の道のり。<br />途中の展望台より山陽本線熊山駅方向の眺め。

    熊山駅~熊山までの登山道の道のり。
    途中の展望台より山陽本線熊山駅方向の眺め。

  • 熊山駅~熊山までの登山道の道のり。<br />蛙岩。

    熊山駅~熊山までの登山道の道のり。
    蛙岩。

  • 熊山駅~熊山までの登山道の道のり。<br />山頂付近にある駐車場に到着。駐車場にある熊山山頂案内板。車でも登れるが、車幅の狭い舗装された山道。<br /><br />熊山山頂は、駐車場~竜神ニノ井戸~熊山神社~天然杉~鍛冶神社~猿田彦神社~熊山遺跡(霊山寺跡)~展望台~駐車場~熊山頂上から赤穂線伊部駅へ。

    熊山駅~熊山までの登山道の道のり。
    山頂付近にある駐車場に到着。駐車場にある熊山山頂案内板。車でも登れるが、車幅の狭い舗装された山道。

    熊山山頂は、駐車場~竜神ニノ井戸~熊山神社~天然杉~鍛冶神社~猿田彦神社~熊山遺跡(霊山寺跡)~展望台~駐車場~熊山頂上から赤穂線伊部駅へ。

  • 竜神ニノ井戸。

    竜神ニノ井戸。

  • 熊山神社。<br />本殿は切妻平入り神明作りで祭神は大国主命で、牛馬の神様。神仏習合で帝釈山霊山寺戒光院とともあった。

    熊山神社。
    本殿は切妻平入り神明作りで祭神は大国主命で、牛馬の神様。神仏習合で帝釈山霊山寺戒光院とともあった。

  • 熊山神社。

    熊山神社。

  • 熊山神社。<br />中世に熊山で挙兵したとされる児島高徳が、旗を立てたと伝えられる岩。

    熊山神社。
    中世に熊山で挙兵したとされる児島高徳が、旗を立てたと伝えられる岩。

  • 熊山神社参道を下る。<br />

    熊山神社参道を下る。

  • 熊山の天然杉。<br />熊山神社から熊山へ向かう道沿いにそびえ立つ大杉で、樹齢700~1000年といわれています。樹高は約38メートルで、まさに神木を思わせるもので、市指定の天然記念物となっています。

    熊山の天然杉。
    熊山神社から熊山へ向かう道沿いにそびえ立つ大杉で、樹齢700~1000年といわれています。樹高は約38メートルで、まさに神木を思わせるもので、市指定の天然記念物となっています。

  • 鍛冶神社。<br />熊山神社から熊山遺跡へのコースから外れた位置にある。<br />山のふもとの福岡・長船に多い備前刀工が勧請したと考えられる神社。熊山山塊に30以上ある石積遺構の一つで、形状は大きく改変されている。

    鍛冶神社。
    熊山神社から熊山遺跡へのコースから外れた位置にある。
    山のふもとの福岡・長船に多い備前刀工が勧請したと考えられる神社。熊山山塊に30以上ある石積遺構の一つで、形状は大きく改変されている。

  • 猿田彦神社。<br />熊山遺跡の東側にある神社。1988年(昭和63年)に再建。<br /><br />猿田彦神社や熊山遺跡一帯には、室町時代頃まで霊山寺という大きな寺があり、霊山寺の遺物も多数残っている。鑑真が奈良へ赴く途中で築いた寺といわれている。

    猿田彦神社。
    熊山遺跡の東側にある神社。1988年(昭和63年)に再建。

    猿田彦神社や熊山遺跡一帯には、室町時代頃まで霊山寺という大きな寺があり、霊山寺の遺物も多数残っている。鑑真が奈良へ赴く途中で築いた寺といわれている。

  • 霊山寺の遺物。<br />鐘楼跡か観音堂跡。

    霊山寺の遺物。
    鐘楼跡か観音堂跡。

  • 霊山寺の遺物。<br />多宝塔。

    霊山寺の遺物。
    多宝塔。

  • 霊山寺の遺物。

    霊山寺の遺物。

  • 熊山遺跡。<br />日本のピラミッドと呼ばれる石積の遺跡。鳥肌が立つ。

    熊山遺跡。
    日本のピラミッドと呼ばれる石積の遺跡。鳥肌が立つ。

  • 熊山遺跡。

    熊山遺跡。

  • 熊山遺跡説明板。<br />国指定史跡。

    熊山遺跡説明板。
    国指定史跡。

  • ピラミッドを思わせる方形三段の石積遺構。<br />岩盤の上に基壇を築き、その上に三段の石積がされている。<br />二段目の各面には仏像・仏具を納めるために設けた龕がある。<br />三段目の頂部に深さ2メートルの竪穴があり、竪穴からは陶製筒型容器と奈良三彩小壺が出土。<br />類例が少なく謎の多い遺跡であるが、奈良時代に築造された仏塔の一種と考えられている。<br /><br />*正面から右回りに一周①

    ピラミッドを思わせる方形三段の石積遺構。
    岩盤の上に基壇を築き、その上に三段の石積がされている。
    二段目の各面には仏像・仏具を納めるために設けた龕がある。
    三段目の頂部に深さ2メートルの竪穴があり、竪穴からは陶製筒型容器と奈良三彩小壺が出土。
    類例が少なく謎の多い遺跡であるが、奈良時代に築造された仏塔の一種と考えられている。

    *正面から右回りに一周①

  • 熊山遺跡。<br /><br />*正面から右回りに一周②

    熊山遺跡。

    *正面から右回りに一周②

  • 熊山遺跡。<br /><br />*正面から右回りに一周③

    熊山遺跡。

    *正面から右回りに一周③

  • 熊山遺跡。 <br />二段目の各面に龕があるのがわかる。<br /><br />*正面から右回りに一周④

    熊山遺跡。 
    二段目の各面に龕があるのがわかる。

    *正面から右回りに一周④

  • 熊山遺跡管理棟の南にある展望台。<br />*東から西にかけての眺め①<br />瀬戸内海側に天気がよければ、四国屋島を望むことができる。無料の望遠鏡があり。

    熊山遺跡管理棟の南にある展望台。
    *東から西にかけての眺め①
    瀬戸内海側に天気がよければ、四国屋島を望むことができる。無料の望遠鏡があり。

  • 熊山遺跡管理棟の南にある展望台。<br />*東から西にかけての眺め②

    熊山遺跡管理棟の南にある展望台。
    *東から西にかけての眺め②

  • 熊山遺跡管理棟の南にある展望台。<br />*東から西にかけての眺め③

    熊山遺跡管理棟の南にある展望台。
    *東から西にかけての眺め③

  • NTTの熊山無線中継所の鉄塔への分岐点。熊山山頂は右を上る。<br />左は熊山駐車場へ。<br />

    NTTの熊山無線中継所の鉄塔への分岐点。熊山山頂は右を上る。
    左は熊山駐車場へ。

  • NTTの熊山無線中継所の鉄塔。<br />NTTの熊山無線中継所の鉄塔近くに、熊山山頂507.8メートルを示す三角点がある。

    NTTの熊山無線中継所の鉄塔。
    NTTの熊山無線中継所の鉄塔近くに、熊山山頂507.8メートルを示す三角点がある。

  • NTTの熊山無線中継所の鉄塔。

    NTTの熊山無線中継所の鉄塔。

  • NTTの熊山無線中継所の鉄塔。<br />熊山山頂。

    NTTの熊山無線中継所の鉄塔。
    熊山山頂。

  • NTTの熊山無線中継所の鉄塔。<br />熊山山頂の頂上二等三角点。<br />

    NTTの熊山無線中継所の鉄塔。
    熊山山頂の頂上二等三角点。

  • 熊山~赤穂線伊部駅の道のり。<br /><br />伊部駅に下ると決断したのは熊山遺跡を見ながら。<br />下調べのない行き当たりばったりで伊部駅に向かう。下山道を探しながら車道を歩く。赤穂線側のコースは、赤テープばかりで道標がなく不安なため、結局は麓まで車道を歩き通す。かなりの遠回りだが。<br /><br />熊山途中にあった案内図。この地図を頼りに下る。<br />登山道は表示されているが、わからずじまい。

    熊山~赤穂線伊部駅の道のり。

    伊部駅に下ると決断したのは熊山遺跡を見ながら。
    下調べのない行き当たりばったりで伊部駅に向かう。下山道を探しながら車道を歩く。赤穂線側のコースは、赤テープばかりで道標がなく不安なため、結局は麓まで車道を歩き通す。かなりの遠回りだが。

    熊山途中にあった案内図。この地図を頼りに下る。
    登山道は表示されているが、わからずじまい。

  • 熊山~赤穂線伊部駅の道のり。

    熊山~赤穂線伊部駅の道のり。

  • 熊山~赤穂線伊部駅の道のり。

    熊山~赤穂線伊部駅の道のり。

  • 熊山~赤穂線伊部駅の道のり。<br />突如と現れる風景。大滝山実相院。

    熊山~赤穂線伊部駅の道のり。
    突如と現れる風景。大滝山実相院。

  • 熊山~赤穂線伊部駅の道のり。<br />大滝山実相院。<br /><br />山腹の渓谷に、歴史ある趣きある古刹の風景が突然に広がる。大滝山実相院・大滝山福正寺と並び建つ。

    熊山~赤穂線伊部駅の道のり。
    大滝山実相院。

    山腹の渓谷に、歴史ある趣きある古刹の風景が突然に広がる。大滝山実相院・大滝山福正寺と並び建つ。

  • 熊山~赤穂線伊部駅の道のり。<br />大滝山福正寺三重塔(国の重要文化財)。

    熊山~赤穂線伊部駅の道のり。
    大滝山福正寺三重塔(国の重要文化財)。

  • 熊山~赤穂線伊部駅の道のり。<br />福正寺本堂。<br />福正寺は、奈良時代の天平勝宝年間(749年~756年)に鑑真和上により開基、足利義教によって再興されたと伝えられる古刹。

    熊山~赤穂線伊部駅の道のり。
    福正寺本堂。
    福正寺は、奈良時代の天平勝宝年間(749年~756年)に鑑真和上により開基、足利義教によって再興されたと伝えられる古刹。

  • 熊山~赤穂線伊部駅の道のり。<br />福正寺仁王門。

    熊山~赤穂線伊部駅の道のり。
    福正寺仁王門。

  • 熊山~赤穂線伊部駅の道のり。<br />当然道端に現れた謎の石室。天井は一枚岩で覆われ、立った状態で中に入れる広さ奥行きは1m程か。説明板がないので不明。

    熊山~赤穂線伊部駅の道のり。
    当然道端に現れた謎の石室。天井は一枚岩で覆われ、立った状態で中に入れる広さ奥行きは1m程か。説明板がないので不明。

  • 熊山~赤穂線伊部駅の道のり。<br />桜吹雪の中を歩く。

    熊山~赤穂線伊部駅の道のり。
    桜吹雪の中を歩く。

  • 熊山~赤穂線伊部駅の道のり。<br />熊山を振り返る。

    熊山~赤穂線伊部駅の道のり。
    熊山を振り返る。

  • 熊山~赤穂線伊部駅の道のり。<br />横長の広い池(大ヶ池)の真ん中を、新幹線の高架が一直線に伸びる珍しい風景。

    熊山~赤穂線伊部駅の道のり。
    横長の広い池(大ヶ池)の真ん中を、新幹線の高架が一直線に伸びる珍しい風景。

  • 熊山~赤穂線伊部駅の道のり。<br />備前焼きの伊部の町並み。

    熊山~赤穂線伊部駅の道のり。
    備前焼きの伊部の町並み。

  • 熊山~赤穂線伊部駅の道のり。

    熊山~赤穂線伊部駅の道のり。

  • 熊山~赤穂線伊部駅の道のり。<br />天満宮。

    熊山~赤穂線伊部駅の道のり。
    天満宮。

  • 熊山~赤穂線伊部駅の道のり。<br />腰掛天満宮。<br /><br />小さな神社だが、桜吹雪の中、狛犬と鳥居と葉がつき始めた桜の融合した美しい風景に見惚れる。伊部駅まではあと少し。

    熊山~赤穂線伊部駅の道のり。
    腰掛天満宮。

    小さな神社だが、桜吹雪の中、狛犬と鳥居と葉がつき始めた桜の融合した美しい風景に見惚れる。伊部駅まではあと少し。

  • 赤穂線伊部駅到着。

    赤穂線伊部駅到着。

  • 伊部駅前。

    伊部駅前。

  • 伊部駅。

    伊部駅。

  • 伊部駅より。<br />木が刈り取られた山の斜面は、備前陶器窯跡。

    伊部駅より。
    木が刈り取られた山の斜面は、備前陶器窯跡。

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