2026/02/03 - 2026/02/04
7311位(同エリア7457件中)
jokaさん
久しぶりにサンライズに乗りたいなぁ。でもいまだにプラチナチケットで特に休日前は争奪戦らしいし…
なんてことをぼんやり考えながら路線図を見ていると飛び込んできた『備中高梁駅』の文字。
いくつかある緩い旅のテーマの一つ、現存12天守唯一の山城がある町ではありませんか。
あくまで緩いテーマ故にそのためだけに目的地を決めるほどではないことを考えると、失礼ながら宇和島城と並んで最難関と考えていたお城でした。
しかし城だけなら無理でも、サンライズと組み合わせればアリなのでは?
とはいえ連休前のサンライズは大人気で予約開始と同時にチャレンジするもあと一歩及ばす。それなら新幹線と在来線を乗り継げばいいだけの話なのですが、城&サンライズでワンセットへの拘りは捨てがたい。
すぐにでも出発したい気分なので、実質日帰りの平日狙いに切り替えてキャンセル待ちチャレンジすること数百回。なんとかのびのび座席の端をゲット。平日であってもさすがに個室は無理でした。
というわけで、仕事帰りに夜行に乗って翌日帰宅というちょっと慌ただしい旅の始まりです。
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仕事終わりに京急川崎駅。あまりの人の少なさに驚く。
どうやらかなりマニアックな改札を選んだらしい。 -
とても大都会川崎の駅近と思えない暗くて人影まばらな高架下の道を歩く。画像はスマホ補正でだいぶ明るく写っていますが、実際には体感ほぼ真っ暗闇。
ドラマだったら確実に犯罪現場として利用されるロケーションです。自分が女性なら絶対一人では歩きたくないな… -
開店10分前に到着して5番目に接続。予想より並びが少なくてひと安心。
平沼橋か白楽の家系の名店と迷った末に、あとの予定を考慮して比較的待ち時間の少なそうなこちらを選んだ甲斐がありました。 -
『ラーメン二郎 京急川崎店』
年季の入った総帥タオルがお出迎え。
カウンター10席の狭い店内。5杯ずつ調理するのでファーストロットぎりぎりに滑りこめたことになります。 -
この時代にこの価格はほんとに凄い。
“お金のない学生でも安くお腹いっぱいになるように”という原点が今でも守られていることに感動すら覚えます。 -
小ブタ(ニンニク、カラメ)
麺量は二郎にしては少なめ。茹で前300gを切ってそう。全体のボリュームもかなり控えめです。それでもトータル1500kカロリー程度はありますけど…
大盛で有名な二郎ですが店舗によって差が大きく、同じ小ラーメンでも倍近い違いがあるので胃袋に自信のない方は予習必須だと思います。 -
麺はやわらかめの通称”デロ麺”。スープは微乳化であっさり。小さめで端正な豚と相まって非常に食べやすい。天地返しをする必要もありませんでした。
麺も細めで全体的に上品な印象です。 -
一味を投入して味変。提供から5分で完食して一番に退店。
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接客も二郎とは思えないほど穏やか。ボリュームや味付けも控えめなので、二郎に興味はあるけどちょっと怖いという方にもおすすめの店舗だと思います。
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久しぶりの横浜駅。以前よく来ていた頃にはどこかしら常に工事中でしょっちゅう迷っていましたが、梅田駅の大迷宮や大改装中の渋谷駅などを見慣れたせいかずいぶんスッキリ見えます。
平日だからか人通りもえらく少ない気がしました。横浜でさえすでに衰退期に入っているのだとしたらいよいよ日本もおしまいですね。 -
そごうに隣接したスカイビルの14階へ。
スカイスパYOKOHAMA
某サウナアプリランキングで神奈川県№1イキタイを集める人気施設です。いかにも横浜らしい?シュッとした内装。クリニックかジムと言った方がしっくりきます。
好みからするとちょっと無機的過ぎるかも… -
グッズもほどよく力が抜けていておしゃれな雰囲気が漂っています。
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浴室内は思ったよりコンパクト。いろんなタイプの浴槽がギュッと詰まっています。二面に大きな窓があり目の前に聳える巨大オフィスビルの灯りを眺めながら入る寝湯は格別でした。
男湯は隣のビルから丸見えですが、女湯はどうなっているのでしょうか? -
サウナ室はセルフロウリュ可能な小型(とはいえ定員14名)とアウフグースイベントが行われるメインサウナの二つ。
小型の方は比較的空いていて非常に快適。貸し切りの時間も多々ありました。片側に一つずつしかない最上段に腰掛ければ玉座で瞑想するメルエム気分を味わえます。 -
対してメインサウナには大きな窓。横浜ベイクォーターを見下ろす特等席を確保できれば言うことなし!
夜景ありきの施設だと思うので、訪れるなら夜一択です。
男女共用のシアターサウナがあることをすっかり忘れていました…… -
総じて平均点の高い優等生という印象。
施設レベルというよりは、窓からの景色や横浜駅すぐの立地といった付加価値で評価されているのかなと思いました。
二時間ほど満喫して退館。 -
西口の狸小路へ。
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ハリウッド映画に出てくる日本の飲み屋街のセットみたい。ありふれた光景なのにどことなく非現実感有り。
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魅力的な店はたくさんあるけれど目指すはやはりこちら。
『豚の眛珍』
前回サンライズに乗車する前にも訪れました。 -
運良く一階のカウンターへ。わずか六席のスペシャルシートです。
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大量のからしの上からお酢をたっぷり。
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よくかき混ぜて出来上がり。
ここに好みの豚の部位をつけていただきます。 -
辣白菜と豚の耳。
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豚の舌を追加発注。
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ビールの次は焼酎(極上)。メニュー表記はこうですがそんな頼み方をするのは初訪問の人だけ。ではみなさん何と注文するかと言えば……正解は後ほど。
カウンター上に常備してある赤い液体を注ぎます。 -
はい、梅割りの完成です。
ほぼストレートの焼酎なので飲み過ぎ注意。 -
チェイサーを頼むとマグボトルごと出てきたのは嬉しいサプライズ。
そろそろもう一杯頼もうかな。
「すみません。やかんおかわり」 -
はいよ!
正解は「やかん」でした。 -
二杯目はキリンレモン割りで。
瓶がベストですがミニ缶もなかなかいいですね。 -
初期長渕や円広志など70年代の曲が流れる癒しの空間でまったりと過ごせました。
ご馳走様でした♪♪ -
改札脇のコンビニで簡単に買い物を済ませてホームへ。
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定刻通りにサンライズ号の到着です。前回は終点の出雲まで行きましたが今回は途中下車の予定。
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何より前回は個室でした。本日は争奪戦に敗れてのびのび座席。果たしてなによりプライベート空間を重視するわたしに耐えられるでしょうか?
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せめてもの対策で端を確保。空席確認を何百回と繰り返しましたがこれが精一杯でした。
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出発!
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思ったより広いし落ち着けそうです。
のびのび座席は個室と違ってあくまで“座席”扱いなので備品は最低限。薄い毛布と枕カバー代わりの小さな布切れ、窓際にプラスチックのコップがあるだけ。 -
探索へ。
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これ以降乗り込んでくる人もいるみたいですね。
あらためて見てもギョッとするほど狭いけど、あっという間に慣れるのでご安心を。 -
もちろんシャワーカードも売り切れ。夏ならまだしも、この季節なら入浴済ませてから乗ればいいのに。
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横浜からだとさすがにラウンジは満席。前回は始発の東京からだったので座れたのですが…
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座席に戻ってくつろぎタイム。
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床はカーペットが敷いてあるとはいえかなり硬いので繊細な人はそれなりに対策が必要かも。
備品の毛布を敷布団代わりにして寝袋を持ち込んだり、逆に薄いマットを用意したり。ダウンなどを着込んで寝る人もいるようです。 -
わたしが用意したのはアイマスク、耳栓、マスクぐらい。上着を丸めて付属の布で包んで枕代わり。
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直に床に寝転んで毛布を被れば出来上がり。
23時半頃就寝ZZz -
4時過ぎに目が覚めてゴロゴロ。岡山駅の切り離し見学はパスして倉敷手前で起き上がりました。
毎朝左腕にはめたガーミン君が昨晩の睡眠時間を教えてくれるのですが、本日の表記はまさかの「睡眠データがありません」。身体データ的には一睡もしていないようです…
いつからそんな繊細な体質になったんだ?次回があれば毛布は床に敷いて、登山用のインナーシュラフを掛けて寝ることにします。 -
便利な時代になりました。
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今回の旅のお供 『ミーナの行進』小川洋子
繊細で美しい宝石箱のような物語。ごく稀に出会う“読み終えるのが惜しい”小説でした。 -
7時14分、定刻通り到着。
走行距離が長いので事故や天候により遅れがちですが今回は無事でした。ちなみに前回は数十分延着だったような。
駅前から備中松山城まで3~4km。天守閣の入場開始が9時なので、ぶらぶら観光がてら歩いて向かえばちょうどいい計算です。 -
が、真っ蒼な空を覆う一面の雲を見てふと気づく。「まさかの雲海チャンスでは?」
展望台まではさすがに徒歩ではきついのでタクシーということになりますが、ツキに自信のない自分には無縁だろうと思い予約していませんでした。 -
というわけで急遽目の前のタクシー会社に連絡して一台確保。8時20分から予約が入っているとのことで、とりあえず行きだけお願いしました。
20分ほどで到着。運転手さんによれば昨日の方が条件は良かったみたいです。こちらとしては棚ぼたみたいなものなので観られるだけで問題なし。
タクシーに待ってもらって、アスレチック遊具のような巨大展望台まで走る。 -
なるほど。
運転手さんが「今日は低いかも」と言っていた意味がわかりました。たしかに手前まで雲が回り込んでいれば浮かんでいるように見えそうです。 -
ズーム!
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これが理想形?
ネットの公式過去画像で確認すると、たしかに昨日はこんな感じでした。 -
運転手さん曰く、道路突き当りの車回しの奥からお城まで遊歩道でつながっているとのことでしたが…
ちゃんと看板にも記載がありました。よかった~ -
ここが終点。入口は鎖で閉鎖されていますが車両対策のようです。
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ありがとうございました。
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1.5km。意外に、いやかなり近い。
これなら徒歩で松山城まで登城して展望台まで往復という方法でもよかったかもしれません。 -
遊歩道沿いには野生の猿に対する注意書きがたくさん。
なぜか記憶に残った別嬪猿。 -
吊り橋発見。
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大松山つり橋
やけに警戒厳重です。猿対策でしょうか? -
つり橋からの眺め。
揺れは少ないけど足元の木板に一面霜が降りて滑りそうだったのでビクビクしながら渡りました。 -
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分岐で少し寄り道。
こんな山奥に忽然と石垣で整備された道が現れて驚きました。昔の切通りです。
今となっては信じられませんが、かつては交通の要衝だったようです。 -
交通の便が悪い山中故か未だあちこちで発掘作業が行われている様子。
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石で囲まれたプールのようなものが見えてきました。これが道案内によく出てきた“大池”らしい。
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ほぼ25mプールと同じ大きさで深さは4m以上。城郭用の貯水池としては国内最大級だそうです。水が抜かれたのはほんの数年前で、それまでは満々と水をたたえていました。
江戸時代を通してたびたび補修しながら使用してきた形跡があり、資材も乏しい辺鄙な山奥でなぜそこまでして維持しなければならなかったのかが大きな謎なんだとか。 -
池のほとりに置かれているパンフレットによると地元では「血の池」や「首洗いの池」と呼ばれ、敵の首や戦闘で血まみれになった刀を洗ったと伝えられているようです。
が、実際には数回の調査を経てもいまだに使途不明。江戸時代の絵図には屋根がかけられ、小舟が浮かんでいる様子が描かれているとのこと。 -
大松山城跡
1240年地頭の秋庭氏によって古くから交通の要衝だったこの地に初めて築かれた城郭跡。時代と共に拡充され、戦国時代には臥牛山の四つの峰(北から大松山、天神の丸、小松山、前山)全域に二十以上の砦を構えるまでに至りました。
ちなみに現在天守が残るのは小松山山頂です。 -
こんな山中だというのに井戸の遺構もあります。
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ここが本丸。画像ではわかりづらいけど、峰の至る所に人の手が入ったと思しき平坦地が広がっており、それらが狭い道で繋がっています。
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映画で見かける壮麗な城ではなく、あくまで実戦向けの山城なのが素晴らしい。遺構自体はほぼ残っていないけど想像力を刺激される場所でした。
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町はどこにも見えません。統治するための城ではないことがよくわかります。
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大松山城跡からしばらく進むと天神社跡。天神の丸山頂にあって歴代城主の信仰を集めたお社です。
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手水鉢らしきものが。
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礎石だけ残っていました。
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次の峰が小松山。現在の松山城が建っている場所です。
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いきなり城郭が現れました。
二重櫓(重要文化財)といって松山城唯一の二階建ての櫓です。 -
マップの右、いわば裏口から訪れた形になります。
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二重櫓の先には天守閣が顔を覗かせています。
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本丸広場には入城待ちの人が数名。
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開城は9時から。あと20分ほどあるので先にいろいろ見て回りましょう。
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雲海低めの本日でさえこうならば、条件さえ整えば天守含めて雲に包まれることもありそうです。
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ここまで麓から徒歩で一時間ほど。
毎日の登城がさぞ大変だったろうと思うかもしれませんが、あくまで松山城は戦用の詰めの城。江戸時代に入ってからは平時には山麓にある御根小屋という藩主の邸宅と政庁を兼ねる施設が実質上の城として機能していました。 -
三の平櫓東土塀
こちらも江戸時代から残る遺構で天守閣、二重櫓とともに重要文化財に指定されています。 -
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山城だけあって非常に実戦を意識した造りになっています。規模が小さい分、攻防が想像しやすくて面白いですね。
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なんだかんだ言われても大河ドラマの威光はまだまだ健在。
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原始的な野面積みかつ高さもないので結構簡単に登れそう。そこも含めて守り方を考えるのでしょうけど。
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そろそろ時間なので戻ってきました。
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入城料500円を支払っていざ。
備中松山城
現存十二天守の一つ。現存天守唯一の山城、というか、わざわざ手間とお金をかけて観光資源になりにくい山城を再現する酔狂な自治体がないこともあって、日本に存在するただ一つの山城ということになります。
現存天守巡りは緩い旅のテーマになっていてこれで十城目。残すは丸亀城と宇和島城です。 -
寝床代わりのたらいの中は空っぽ。
名物猫のさんじゅーろーはどうやらお留守のようです。 -
キャットタワーまでありました。
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一見すると三層のようにも見えますが、左下の屋根部分は奥にある八の櫓とを結ぶ廊下なので、二層二階建てとなります。
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ここが廊下部分。
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備中の山奥の小さな山城であるにも関わらず、松山城主には興味深い名前が散見されます。
先ほど見学した大松山城は紆余曲折を経て戦国時代三村元親のもとで臥牛山全域に及ぶ巨大城郭になりました。しかしそれまで後ろ盾であった毛利家から織田家に寝返ったため毛利軍の小早川隆景によって三村氏は滅ぼされ(備中兵乱)、松山城も毛利輝元の麾下へ。 -
織田勢との最前線としてフル稼働するなどの期間を経て、関ヶ原の合戦後幕府の命により奉行として赴任してきたのが小堀正次、政一親子でした。政一の別名は遠州。茶道や作庭でも知られる江戸初期を代表する文化人の小堀遠州です。
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時を経て1693年水谷家が後継者無しで断絶した後に城の管理を任されたのが赤穂藩で、城番に任命されたのが家老の大石良雄、別名内蔵助。次の藩主として安藤家が赴任してくるまで城を管理し、引き渡しを行いました。
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高梁の町が一望のもとに。
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天守閣内に囲炉裏が切ってあるのは相当珍しいようです。
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天守閣の裏門とは別に二重櫓の反対側にも出入り口があります。有事の際にどちらからでも逃げられるようにしてあるのでしょう。
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昭和15年に行われた昭和の大修理についての解説がありました。
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小中学生によって約二万枚の瓦が山頂まで運ばれたそうです。
まず近隣の学校にこれだけの生徒がいたという事実に隔世の感有り。 -
実用本位でこじんまりとまとまっている様子がいかにも山城でいいですね。
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もはやお城よりも人気者かもしれないさんじゅーろー。地元の方に聞いた話だと、西日本全域で二百名以上の死者を出した平成30年7月豪雨の直後に松山城三の丸で保護されたのがきっかけ。のちに飼い主が判明しましたが、その頃にはお城のアイドルとして人気者になっていたので市が交渉して譲り受けたのだそうです。
後半部分は公式HPには載っていませんけど… -
なめ猫?!
きっと素直でおとなしい性格なんだと思います。 -
こっちの方がずっといい。
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噂ではほぼ登山同様の山道と聞いていましたが、さすがに舗装されていて歩きやすい。
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10分ほどでふいご峠の駐車場に到着。
ほとんどの人はここまで車かバスで訪れます。逆に言うとここから天守閣までは必ず歩いて登らないといけないということ。 -
大石蔵之介の腰掛け石だとか。
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麓まで降りてきました。ふいご峠から10分くらい。
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画像ではわかりずらいけど、石垣と土塀に囲まれたこちらは県立高梁高校。江戸時代まで御根小屋(平時の城主の屋敷兼政務場所)だった場所をそのまま利用しています。
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年季の入った復元図もありました。中央が現高梁高校。
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石火矢ふるさと村
江戸時代の町並みを残した通りです。内部公開している武家屋敷が二つあるのですが、どちらも10時から。まだ30分近くあるので一旦通り過ぎます。 -
途中の一般家屋前にこんな表示を発見。
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言われてみればそんな気がしないでもない。
志村喬の渋い演技はよく覚えていますが… -
まるでお城のような外観のこちらは頼久寺。創建年不明で荒廃した状態だったものを足利尊氏が安国寺として再興。のちに松山城主上野頼久が大規模改修を施し、頼久没後に頼久寺と改称されました。
戦国期には松山城の出城としての機能も兼ねていたそうです。 -
平日のこんな時間に訪れる観光客はまれなのか入口にも人気がありません。奥からお寺の方が出てくるのを待って拝観料の支払いを済ませました。
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小堀親子赴任時松山城は備中兵乱により荒廃していたため、任期中ずっとこちらの頼久寺で政務を行っていました。
となれば当然作庭は小堀遠州自らが手掛けるほかないわけで。 -
愛宕山を借景に取り入れた見事な枯山水庭園です。
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中央には鶴に見立てた鶴島。左奥には大小二つの岩で亀を表現した亀島。
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左に位置するサツキの大刈込は青海波(波頭)を表現しています。
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庭の隅にひっそりとたたずむ石灯篭は刻印によると暦応2年(1339年)のものだそうです。
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いい意味で観光地っぽくなく、現役のお寺にお邪魔させていただいてる感じがほどよい緊張感を生んで新鮮な気持ちで拝観することができました。
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10時になったのでふるさと村に戻ってきました。
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武家屋敷・旧埴原家
120~150石取りの上士の屋敷とのこと。入場前に受付の方が詳しく解説をしてくださいました。 -
門を入ってすぐの駕籠専用玄関。
数千石の家老クラスならともかく、なぜ一介の上士の屋敷にこんな立派な玄関があるかというと、藩主の生母の実家だったからだそうです。 -
京都、金沢あたりでよく見かけるベンガラ色の壁。上品な雰囲気を醸し出しています。どうも数寄屋造を意識しているようです。
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駕籠用の玄関の天井近くには槍や弓の収納スペース。これもこの規模の屋敷ではあまり目にしたことがないギミックな気がします。
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下地窓が設けられているのも数奇屋風。
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付書院には禅宗風の火燈窓が設けられています。このあたりも特別感があります。
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さんじゅーろー足跡館
さすがの人気者。受付の方曰く「お城まで登らなくても済むように」とのこと…
写真でいいから一目見たいというファンがいるということなのか?まあ、アザラシやレッサーパンダ、果ては皇族や犯罪者の追っかけもいるぐらいだから不思議ではないけれど。 -
写真展示くらいかと思いきやグッズ多数で案外商魂たくましい。
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ガチャガチャまでありました。
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続いて並びにある旧折井家。こちらは200石前後の家格だそうです。
受付で「人形が動くので驚かないでください」という謎のアドバイス??? -
玄関に近づくとおもむろに部屋の隅の人形が深々と礼をし始めて思わず声をあげそうになりました。
なるほど… -
昔の拷問絵図に描かれていそうなリアルタッチの造作。
これは警告が必要です。 -
微笑ましい日常の一場面を再現しただけのはずなのに拭いきれない悲劇の予感…
横溝正史の文庫カバーが頭に浮かぶのはここが岡山だから??? -
田治見要蔵が村人を突き落とし、上から猟銃をぶっ放したと思しき井戸もちゃんとありました。
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真冬の平日午前中という閑散期にも関わらず、裏手の庭までしっかり箒で均されていました。お見事!
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「小さな町の教会は味わい深い」
私的地方都市あるあるです。 -
最近地方でたまに見かけるTSUTAYA運営のオシャレ図書館。分類方法や選書などの点で批判もされているようですが、まずは人を呼ぶことが大事という考えもわからなくはない。武雄図書館の盛況ぶりを経験した後ではなおさら。
館内の民度低下は致し方ない代償か…… -
電車に揺られて一時間弱、大都会岡山へ。
駅前大通りに恥ずかしげもなく、もとい、思い切ってこんなストレートな名前を付けられるところに岡山の懐の深さを感じました。 -
大通りを急ぎ足でひたすら直進するもお目当てのお店には20人以上の長蛇の列。一時間半コースかな?
10人程度なら接続するつもりでしたが日帰り旅行でこれはキツい。五分五分だと思っていたのでいったん諦めます。 -
というわけでアーケード街を南下。
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すでに11時45分なので当然こちらにも並びが。
とはいえ数名だし、席数が違うので回転もだいぶ早そう。 -
『食堂 やまと』
創業1948年の老舗。外観は洋食屋風ですが、HPによれば「中華そばとカツ丼が自慢の食堂」だそうです。 -
15分でカウンター席へ。
飲むつもりはなかったのについ… -
カツ丼(小)
岡山名物デミカツ丼です。メニュー表記はただの“カツ丼”なところが味わい深い。
お味は見たまんま。ソースの代わりにデミがかかったカツ丼です。もちろん美味いに決まってる!ボリュームもそこそこあります。
この相性の良さなら全国に広まってもよさそうなものですが?
名物と全国的定番の間に存在する越えられない壁とは何なのかが前から気になっています。 -
続いて中華そば(小)。この時点では先ほどの店でのリベンジの可能性を残していたためこうなりました。
見た目は広島の小鳥系に近いけど少し出汁感が強い気がする。少し上品というか。
量も上品だったのでこちらは(中)にしておくべきでした。 -
他にも気になるメニュー多数。近所に欲しい一軒です。
ご馳走様でした♪♪ -
お堀かと思ったら旭川という川らしい。整った両岸の曲線が見事。どうやら岡山城築城に際して川の流れを変えたらしい。
それでこんな人工的な形をしているのですね。 -
この斬新な橋の向こうに後楽園があるようです。
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見えてきました。本日二城目、岡山城です。
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現在の形を整えたのは1597年、宇喜多秀家の手により完成しました。一説には豊臣秀吉の指導のもと築城されたとのことで、大阪城同様黒塗りの下見板が使用された外観から「烏城」とも呼ばれています。
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天守閣は終戦間近の1945年6月の空襲によって焼失しました。現在は元の場所に一から再建されています。これは旧天守閣の礎石を元々の形で並べたもの。
礎石の高さがまちまちなのは、石を加工するより上に載せる木材の長さを調節した方が簡単だからなのでしょうか? -
再現天守閣にはあまり興味がないので一目見るだけのつもりでしたが、呼び込みの方と目が合ってしまいなんとなく入城することに。
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平日なので空いていて快適。
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旭川の対岸が後楽園。
池泉回遊式庭園にもあまり関心はないので今回はパスする予定です。 -
金鯱の固定方法が案外力業(縄?針金?でぐるぐる)で驚きました。江戸時代もこうだったのか気になるところ。
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昔の武士(人)は今より小柄でした。比較的栄養状態の良い武士でさえ150㎝代半ばほど。実物大の甲冑を見るとよりはっきり実感できます。
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当然馬も小さい。筋肉のつき方はさすがですがサイズ感はポニーに近い。現代の競技用の馬を持ち込んだら黒王号や松風みたいに見えてもおかしくありません。
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当時の刀や銃の精巧なレプリカを手にできる体験コーナー。当たり前ですが基本的に鉄製(&木製)なのでどれもこれも相当重い。
あの体格でこれらを自在に操るのは鍛錬の賜物。階級制スポーツだったら少なくとも体力的にはオリンピッククラスがわんさかいそうです。 -
謎の忍者推し。公式HPにも忍者コーナーを設ける力の入れようです。
ただし読んでみても、そりゃそうだよね程度のありふれたお話。
インバウンドにはそんなこと関係ないので、営業努力としては間違っていないのでしょうけど個人的にはスッキリしませんね。 -
次の目的地に向かいがてら先ほどのお店の前を通ってみるもいまだに二十人以上の行列…
まあ、第一目標を松山城に据えた時点でこうなる可能性は高いと思っていたので仕方ない。次回があるなら非公式の開店時間とされている10時前後を目安に訪問します。 -
というわけで駅の反対側の住宅街へ。Googleマップによればこのあたりのはずだけど…
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ここ?!
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ほんとだ。ちゃんとSAUNAって書いてある。
どう見てもおしゃれオフィスにしか見えません。どうやら宅建会社が所有物件を利用して副業で始めたということらしい。 -
内部も今風。クリーン&クリア。最近多いおしゃれサウナともどこか一線を画す雰囲気です。サウナというより無機系コンセプトのセレクトショップというか。
似ているようで微妙に異なるこの感じがとてもおもしろい。異業種参入組ってなんとなくわかるんですよね。立川の『GARELA SAUNA』に雰囲気が近いかも。 -
受付の女性に先導されて店の奥へ。二階でパーソナルスタジオも経営しているからか、スポーティーな格好のカッコいいおねえさん達に挨拶されながら店舗の裏口を抜けると目の前にはごくふつーのオートロックマンション。
これまたごくふつーのエレベーターに乗って4階へ。 -
当然ながらドアが並ぶごくふつーの廊下に出ました。
一時期流行った隠れ家バーや隠れ家高級居酒屋を思い出す。数周回ってこの感じ新鮮かも。 -
当然ながら402号室。
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キーロックを開けてもらって中へ。
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ワンルームマンションを個室サウナにフルリノベーション。一通りの説明を受けていざピットインです!
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キンキンに冷えた水風呂にはご丁寧にも大きな氷が二つ。これでも足りなければ業務用製氷機も控えています。さらに浴槽の真上には大きな冷水シャワーヘッド。
採算度外視のフル装備です。 -
一室丸ごと使用した休憩スペース。隅にはウォーターサーバーもあります。非常に贅沢ですがもう一工夫、ふた工夫でさらに良くなる余地有りと見ました。風に当たるのが好きなので、個人的には安くていいからサーキュレーターを増やして欲しい。
ほんとは廉価な扇風機で十分なのですが、おそらくオーナーの美意識に反すると思うので… -
休憩スペースの一角にサウナ室。小学校低学年なら二人いけるかもという広さで基本一人用。
二つずつ用意されている洗面台やリクライニングチェアからするとチグハグな気もするけど、設置スペースの都合上これが精一杯だったのだと思われます。
小柄なわたしならベンチ上でギリ足を伸ばせて快適でした。 -
休憩スペースの天井は一面のジャングル装飾。いや、フィンランドの森のイメージか。
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この後の選択肢を狭めたくなかったので90分コースを選択しましたが、少し慌ただしかったかも。特に初めての人なら2時間必須だと思います。
詰めの甘さはあるにせよ、これで3500円(2時間4000円)はかなりのバーゲンプライス。自社物件かつアンテナショップ的な意味合いだからこそ? -
サウナを出る直前まで近くの老舗で中華そばを食べてから駅ビルの寿司屋に腰据えてままかりやサワラで一杯♪のつもりでしたが、なぜか足は駅構内へ。
う~ん、どれも美味しそう! -
八朔チューハイ片手に宇野線に乗車。
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早島駅で降りて徒歩1分。
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店から10m近く続く注意書きが日頃の人気ぶりを物語る。それにしてもこれだけ代表待ち禁止を徹底してくれるのは素晴らしい。都会暮らしを経た若い店主とみましたが如何に?
“田舎に文化はあれど文明(特に精神面)無し”が信条のわたしとしては、見知らぬ人同士が快適に暮らせるルールを未開の地に広めていく姿勢に大賛成です。
住民全員顔見知りの村レベルなら話は別ですが。 -
『中華そば 近藤』
本日二度フラれたラーメン店で修行した店主が満を持して開いたお店。開店から三年経った現在、すでに修行先を超えたのでは?という評判もあるほどの人気店になりました。 -
玉数ごとに細分化された券売機。初見にはハードル高め。
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醤油らぁ麺(1.5玉)、チャーシュー増し、生卵
予想と大きく異なる一杯が出てきて面食らう。創業50年を超える修行先に近似だと聞いていたので、もっとオールドスタイルだと思っていました。
落ち着いてよく見ると、澄んだ濃いめの鶏ガラ醤油スープ、細めのストレート麺、薄いバラチャーシュー、刻んだ小葱、蒲鉾と構成要素は確かに伝統的な山陽地方のラーメンです。 -
ただ一つ一つが磨き抜かれているため、全体として非常に現代的かつ最先端の醤油清湯に見えるのかと。
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スープを掬うと表面を分厚い鶏油が覆っていることがわかります。このあたりも非常に現代的。
もし本家も同様なら、50年以上前にとんでもない先鋭的なラーメンを作っていたことになります。 -
味変アイテムの中ではみなさんおすすめの粗挽き唐辛子がベストマッチ!
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途中生卵でアクセント。スープの中だと全体に影響してしまうのでレンゲのなかで割ってつけ麺風に楽しみました。
ネット上の評判を総合するとどちらか一軒ならここだけでいいのでは?と思っていたのですが、この想像以上に尖った一杯を食べた今となっては逆に本家への興味が増すという結果に…
ご馳走様でした♪♪ -
-
岡山駅にとんぼ返りして新幹線で帰京しました。
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