2022/03/06 - 2022/03/06
55位(同エリア642件中)
はんけんさん
東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)のコースを歩くという企画。
(第一回はこちらからどうぞ)
2022冬 箱根駅伝の(ほぼ)コースを歩いてみる1:スタート地点から横浜駅前(2区の8km地点辺り)
https://4travel.jp/travelogue/11746418
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3/4(金)に3回目のワクチン接種しました。これにより、この週末は山登りは控えた方が良いかな?と思っていたのですが、土曜日は腕が軽く痛くなっただけで、ほぼ何ともなかった。で、日曜日も何とも無い。さすがに山に行くのは自重しましたが、晴れた週末に何もしないのは勿体無いので、東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)のコースを歩く企画の第二弾を実施です。
今回は、「花の二区」のおよそ8km地点、横浜駅前から再開。二区の難関、権太坂と戸塚の壁を超え、戸塚の中継所から3区の区間に入りました。平塚中継所まで行けるかな?とも思いましたが、さすがに30kmも舗装路を歩くと、足の裏がかなり痛い。3区の14km地点ぐらいまで歩いて、茅ヶ崎駅へ離脱しました。
この日歩いた時間はおよそ5時間半、距離は31.7km、歩数は46406歩でした。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- JRローカル
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第二回目のスタートはJR横浜駅。
前回は、実際の箱根駅伝のスタート時間に合わせて、午前8時頃に歩き始めましたが、今回は7時過ぎにスタートです。 -
駅前、すぐにコースに合流。
極力、選手の目線に合わせたいので、左側の歩道を歩きたいのですが、ここはしばし右側を歩きます。 -
コースである国道1号は、右に流れて行きます。
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左側の歩道に来ました。
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日本橋から32km。箱根駅伝スタート地点である大手町の方がやや距離は長いと思います。スタート地点から32km以上来ているということですね。
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「花の2区」を歩いていると思うと感無量です。
前回も書きましたが箱根駅伝の2区は、他の区間と比較し23.1kmとやや長め。更に権太坂というアップダウン、そしてラストに戸塚の壁と言われる登りがある厳しい区間なので、各大学もエース級を投入します。そのため「花の2区」と言われています。 -
2区は、1区で出遅れた大学が、2区のエースで抜きまくる「ごぼう抜き」の区間としても有名です。特に実力ずば抜けている留学生のごぼう抜きのインパクトが強いですね。
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ですけど、私にとって「花の二区」は何と言っても瀬古利彦さんです。1年生から4年連続で二区を走ったスター選手です。(4回二区を走った選手なんて、数人だろ!と思って調べたら何と18人もいました。(汗))
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瀬古さんは半端なくスゴく、大学の3,4年は、12月1週目の福岡国際マラソンで優勝して、その1ヶ月後に箱根駅伝で区間賞を取っているのです。当時の福岡国際マラソンは、世界の有力選手がこぞって参加し、その年のマラソン世界チャンピオンを決める様な権威の高い大会でした。そんな大会で大学生が連覇したのは、本当に驚きでした。
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今の若い人には、「マラソンや駅伝中継の解説に出てくるおもろいオッサン」ぐらいの認識かもしれませんが、おそらく日本長距離史上、最高/最強のランナーだったと思います。
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保土ヶ谷宿、本陣跡。
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大手町のスタート地点の説明板、保土ヶ谷宿。
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旧東海道を進んでいます。
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脇本陣跡。
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瀬古さんが現役の頃は、テレビ中継がなかったので、NHKのラジオでレースを聴いていました。正時前後には、天気予報とニュースが入るので、その間ヤキモキさせられて、中継が再開された時には案の定「ニュースの間に首位交代しました」となることが多かったという記憶です。
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8時になりました。1区のランナーが大手町からスタートする時間です。
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ゆるゆると登る権太坂が始まりました。
2kmで50mほど登ります。歩く分にはまったく辛くないですが、15kmほど走って来たランナーにはこのダラダラと長く続く登りは、インパクト大きいと思います。 -
バス停「権太坂」。次のバス停は「権太坂上」。
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更に登ります。
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バス停「権太坂上」。坂上なのですが、更にまだ登ります。ランナーは、このバス停の存在を知らない方が良いですね。「坂上」まで来たのに、まだ登るのかよ!って思っちゃいますので。
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登りきって、下り始めて振り向きました。箱根駅伝の権太坂定点カメラはこの辺りから撮っているのだと思います。
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下ります。
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セブンイレブンを発見し、緊急ピットイン。
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野菜ジュースをゲット。野菜1日分の栄養を摂れるのが嬉しい。
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パンの匂いがするな!?と思ったら、ヤマザキパンの工場がありました。
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不動坂交差点。ここから先は、歩道が無いので、残念ながら少しコースを外れたルートを歩きます。
この時点で午前9時頃。8時に大手町をスタートしたランナーは、鶴見の中継所に至り2区に入り始める頃です。あっという間に追いつかれますね。 -
コース(国道1号)に合流しました。
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日本橋から43km、既にマラソンの距離を超えています。
2区は、20km走って残りの2km弱でのこの登り。かなりキツイと思います。今年の箱根駅伝で解説の瀬古さんが「私は4回走りましたけど、4回ともキツかったです。」と言っていたのが、印象的です。 -
登り切ると下る。このアップダウンはランナーに堪えます。
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コースはこの右側ですが、歩道が無いので少し外れて歩きます。
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2区最後の登り「戸塚の壁」です。
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つり具の矢印、これが戸塚中継所の合図。
この黄色いつり具屋さんは、テレビでも見慣れています。 -
この辺りが、たすき中継地点だと思います。
2区のランナーを待つ、3区ランナーの顔が映された時に、その背後に映る「崎陽軒」もバッチリ! -
大手町のスタート地点の説明板、戸塚宿。
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3区に入りました。3区に入ってもしばらくは登りが続きます。
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少し驚いたのは、この辺りは権太坂頂上の60mを超える標高でした。
で、高台なので、見えるんじゃないか?と思って探したら、 -
居ました!富士山!!
海岸まで出ないと見えないと思っていたので、ポジティブサプライズ。 -
原宿一里塚跡。
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セブンイレブン、二度目の緊急ピットイン。
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運動時は、炭水化物とタンパク質をしっかり摂れる「鮭のおにぎり」が、お薦めと何かで読んだので、忠実に従いました。
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さらに「サーモンの寿司」ご飯と鮭のコンビ推しです。
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3区っていつ国道1号と別れて、どういうルートで湘南海岸にでるのだっけ?とイマイチ、不明だったのですが、ここで国道1号と別れます。
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藤沢市に入ります。
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遊行寺坂のトップで三角点発見。
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下り始めて振り向くと、藤沢の定点カメラの位置はこの辺かな?
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遊行寺は、時宗の総本山だそうです。
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大手町のスタート地点の説明板、藤沢宿。
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小田急の下をくぐります。
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歩道と屋根にソーラーパネルが並ぶ、近未来シティ?
ここからだと、2階のベランダから声援を送れるので良いですね。 -
茅ヶ崎市に入ります。
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湘南海岸の通り、国道134号へ。
右奥にうっすら見えるのは、、、、 -
ズームアップして、そうです、富士山です!!
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陸橋の南側は、海。
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サーファーいっぱい。
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国道134号は、海はあまり見えず、単調なので、なかなか辛いです。
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脚も疲れて来たので、茅ヶ崎駅で終了することとしました。
したがい、アルコール注入でラストスパートです。 -
正面に半分だけ富士山。
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すぐ左が海なのに、海抜7.7mというのは結構不思議です。
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コースを離脱し、茅ヶ崎駅に向かっています。
小川直也さんの道場が近くにあるようです。
あれだけ強かった彼が、オリンピックで金メダルを逃したのは、不思議でしょうがない。 -
茅ヶ崎駅に到着。本日のゴールです。
箱根駅伝の(ほぼ)コースを歩いてみる3:茅ヶ崎(3区15km地点)から箱根湯本(5区3km地点)
https://4travel.jp/travelogue/11750058
に続く。
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