満開の吉野山から山越えで宮滝まで

2022/04/07 - 2022/04/07

吉野町HPで見ていて、このあたりで満開だなと思い、楽しみにしていた吉野桜に行ってきました。
今までは上千本で帰っていたのですが、ハイキング本で見て、今年は山を反対側に下って、バスで大和上市に帰る予定。

エリア 吉野(奈良)

7時39分、阿部野橋から吉野行きに。
10時過ぎから旗持ち添乗員のバスツアーが来ますが、早く行けばすいている。
そして帰りは宮滝バス停から、村のコミュニティバス　13時59分発。
これを過ごすと17時過ぎまで無い。
本では吉野駅から宮滝までで３時間とのこと、余裕を持って早めに出るのがベスト。

途中駅からもいかにも吉野桜です、という感じのリュック・帽子姿の年配が増えてきます。
吉野口駅、プラットホームで買えた、おいしいとろろ昆布巻き寿司の柳屋さんももう閉店し、コロナの影響がここにもで悲しいです。

9時22分吉野着、よくわかっている人が吉野駅に近づくと最前列車両に行くのは、改札口を出てのトイレに早く行くため。
出てくれば、臨時トイレすらも行列になっていますから。

コロナ前にリニュアルされた日本最古のロープーウェイ　￥450は、もう行列。
いつもは乗っていたのですが、今年は歩いて上がることに。
ジグザグ坂ではなく階段から。
やっぱりきついが、途中から枝垂桜も見ながら、ほどなくロープーウェイ着地点。
やはり今日は満開、HPで教えてくれてありがとうです。
いつも通りのお店や景色、今年も来ることができての幸せ。
今年は金峯山寺黒門はリニュアル工事中、坂を上がっての側から入ることができます。

製造パフォーマンスを売りにしている葛切り屋さん、土産物屋さん、飲食店。
微妙に今風に素敵になっている店や、昔通りのお店。
ここは春で一年分稼ぐという感じで、コロナの最初の2020年は大変だったろうな。

左に曲がって吉水神社までの坂の底、左側からの金峯山寺と桜、吉水神社の塀からの桜三昧山景色。
いつもどおりの素敵な景色をいつもどおり撮ることのできるありがたさ。
数人いる、吉野桜ケアスタッフの毎日のお手入れのおかげ、ありがとうございます。。

上千本からさらに最後の坂道を頑張って、花矢倉。
ここから山向こうの宮滝行きの道があるはず。
宮滝行きの矢印看板もあって、わかりやすかったです。
この辺りからは桜三昧の向こうに金峯山寺、遠くには奈良と大阪の県境まで見渡せ、コロナにもかからず、今年も無事健康でここにこれたことのありがたさ。
しかし桜をながめながらで、ここまで2時間余りかかり、本ではここから宮滝まで1時間半とのこと。
ここでのんびり昼食していて乗り遅れては大変。
ちょっと休んで撮って、宮滝行きの下り坂へ。
意外と何人かが下って行き、上がってくる人もいる。

途中途中には標識があって、道を間違えるということもなく、つつがなく下って行ける。
万葉歌碑から喜佐谷に行けば、のどかな集落と桜木神社を過ぎれば、一軒家のような立派なトイレもある。
来る人はわずかだが、吉野・宮滝万葉セラピーロードというらしい。

展望が開けて宮滝村着で13時前。
川横の展望所からの橋を渡ってバス停とバス時刻の確認、1時間余裕がある。

展望所に戻って宮滝小学校を川向こうに、美しい川景色を眺めながらの昼食。
あんな立派な校舎学校も少子化で閉校になってしまったのだろう。

吉野歴史資料館は平日は閉館。
のどかな風景と木でのオブジェ。
バス停で待っているとほどなく黄色いコミュニティワゴンバスが来て、大和上市駅に。
ここは確か大台ケ原に行くときに来た覚えがある。

電車は始発の吉野駅からの人で、座れない。
ハイキング本で、吉野山から戻るのではなくこのルートを行ってみようと来たが、やっぱり桜三昧を見ながらの吉野駅からの帰着の方が良いなと思った最後でした。
でも、今年も桜三昧の吉野山を見られて、無事山越えのスケジュールをこなせて、ありがとうございます。