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吹田市千里丘北にある「Gスポーツ・吹田ミリカ」周辺の斜面に、1本だけ植樹されている「エドヒガン(江戸彼岸)の枝垂れ桜」が咲きました。<br />どなたが、いつ頃植樹したのか、樹齢は何歳くらいなのかは判りませんが、周囲の緑色の樹々に囲まれて、斜面にたった1本だけ咲いている「枝垂れ桜」なので非常に目立っています。<br />私が知っている限りでは、平坦な場所に咲いている「枝垂れ桜」は至る所にありますが、斜面に沿って咲いている「枝垂れ桜」は珍しく、枝垂れの花びらが、まるで滝を勢いよく落下している水のように見えてくるのです。<br />「枝垂れ桜」は、普通の桜より大きなエネルギーを必要とするのではないか、まして、斜面に沿って、傾いて咲いていると平坦なところに咲いている桜よりも、より大きなエネルギーが必要なのではないか、と勝手に想像しています。<br /><br />昨年と同様、今年も”優美&力強く”咲いていた「エドヒガンの枝垂れ桜」は、コロナウイルスの感染を避けながら自粛生活を続けている人達に、明るく、そして、生きる勇気を与えていると思います。<br /><br />そのような「旅行記」ですが、一見していただければ有難く思います。<br /><br />【エドヒガン(江戸彼岸)の豆知識】<br />「エドヒガン」は落葉高木であり、樹高はおおよそ15~30m以上になります。<br />名前の通り、春の彼岸頃に花を咲かせます。花は薄紅色から白色で花弁は5枚で一重、萼(がく)の下部に球状のふくらみがあるのが特徴です。<br />葉より先に花が咲き、多種に比べると一週間から10日ほど早く咲き始めます。<br />「ヤマザクラ」と共に、サクラの中では非常に長寿の種であることが知られています。<br />樹齢2000年を超えると言われる「神代桜」、樹齢1500年を超える「淡墨桜」、樹齢1000年と言われる「樽見の大ザクラ」、その他にも樹齢300年を超える「石割桜」などが有名です。<br />花が多く咲く特性から多くの品種の母種として使われています。「枝垂れ桜」のように枝をたらす品種も多く作られています。<br />「ソメイヨシノ」と言う品種は、「エドヒガン」を母親に、「オオシマザクラ」を父親にした種間交雑種です。そのため、「ソメイヨシノ」も葉の前に花が咲く性質があります。<br /><br />※写真は、斜面に1本だけ、”優美&力強く”咲いていた「エドヒガン(江戸彼岸)の枝垂れ桜」です。

今年も「Gスポーツ・吹田ミリカ」付近の斜面に”優美&力強く”咲いてくれました、1本の「エドヒガン(江戸彼岸)の枝垂れ桜」。(2022)

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2022/03/27 - 2022/03/30

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hy-2217

hy-2217さん

吹田市千里丘北にある「Gスポーツ・吹田ミリカ」周辺の斜面に、1本だけ植樹されている「エドヒガン(江戸彼岸)の枝垂れ桜」が咲きました。
どなたが、いつ頃植樹したのか、樹齢は何歳くらいなのかは判りませんが、周囲の緑色の樹々に囲まれて、斜面にたった1本だけ咲いている「枝垂れ桜」なので非常に目立っています。
私が知っている限りでは、平坦な場所に咲いている「枝垂れ桜」は至る所にありますが、斜面に沿って咲いている「枝垂れ桜」は珍しく、枝垂れの花びらが、まるで滝を勢いよく落下している水のように見えてくるのです。
「枝垂れ桜」は、普通の桜より大きなエネルギーを必要とするのではないか、まして、斜面に沿って、傾いて咲いていると平坦なところに咲いている桜よりも、より大きなエネルギーが必要なのではないか、と勝手に想像しています。

昨年と同様、今年も”優美&力強く”咲いていた「エドヒガンの枝垂れ桜」は、コロナウイルスの感染を避けながら自粛生活を続けている人達に、明るく、そして、生きる勇気を与えていると思います。

そのような「旅行記」ですが、一見していただければ有難く思います。

【エドヒガン(江戸彼岸)の豆知識】
「エドヒガン」は落葉高木であり、樹高はおおよそ15~30m以上になります。
名前の通り、春の彼岸頃に花を咲かせます。花は薄紅色から白色で花弁は5枚で一重、萼(がく)の下部に球状のふくらみがあるのが特徴です。
葉より先に花が咲き、多種に比べると一週間から10日ほど早く咲き始めます。
「ヤマザクラ」と共に、サクラの中では非常に長寿の種であることが知られています。
樹齢2000年を超えると言われる「神代桜」、樹齢1500年を超える「淡墨桜」、樹齢1000年と言われる「樽見の大ザクラ」、その他にも樹齢300年を超える「石割桜」などが有名です。
花が多く咲く特性から多くの品種の母種として使われています。「枝垂れ桜」のように枝をたらす品種も多く作られています。
「ソメイヨシノ」と言う品種は、「エドヒガン」を母親に、「オオシマザクラ」を父親にした種間交雑種です。そのため、「ソメイヨシノ」も葉の前に花が咲く性質があります。

※写真は、斜面に1本だけ、”優美&力強く”咲いていた「エドヒガン(江戸彼岸)の枝垂れ桜」です。

旅行の満足度
5.0
同行者
一人旅
一人あたり費用
1万円未満
交通手段
自家用車 徒歩

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  • 今日は午前中から青い空が広がっていたため、「枝垂れ桜」を見物するために我が家を出かけました。<br />現地に到着すると、地元の人と思われる人が一人、桜見物を楽しんでいました。ここの「枝垂れ桜」は穴場的な存在なので、見物者は多くて10人未満です。そのため、ほぼ自分自身のペースで桜見物をすることが出来ます。

    今日は午前中から青い空が広がっていたため、「枝垂れ桜」を見物するために我が家を出かけました。
    現地に到着すると、地元の人と思われる人が一人、桜見物を楽しんでいました。ここの「枝垂れ桜」は穴場的な存在なので、見物者は多くて10人未満です。そのため、ほぼ自分自身のペースで桜見物をすることが出来ます。

  • 「枝垂れ桜」の正面には小さな空き地があり、空き地に沿って、北東方面と南西方面を結ぶ遊歩道と車道が設置されています。<br />また、遊歩道と車道は緩やかな坂道になっています。<br />これから、遊歩道を徐々に上りながら、「枝垂れ桜」の左側~正面~右側~正面~左側から見物して行きます。<br /><br />※写真は、遊歩道から見た、「枝垂れ桜」の左側・側面の景色です。<br /><br />いつもの通り、周囲は緑色なので鮮やかに見えています。

    「枝垂れ桜」の正面には小さな空き地があり、空き地に沿って、北東方面と南西方面を結ぶ遊歩道と車道が設置されています。
    また、遊歩道と車道は緩やかな坂道になっています。
    これから、遊歩道を徐々に上りながら、「枝垂れ桜」の左側~正面~右側~正面~左側から見物して行きます。

    ※写真は、遊歩道から見た、「枝垂れ桜」の左側・側面の景色です。

    いつもの通り、周囲は緑色なので鮮やかに見えています。

  • 「枝垂れ桜」の左側・側面を、ズームで撮ってみました。

    「枝垂れ桜」の左側・側面を、ズームで撮ってみました。

  • 少し、正面側に移動して撮ってみました。<br /><br />今年で、3年連続して見ることができましたが、何回見ても飽きることはありません。実に、素晴らしい「枝垂れ桜」です。<br />ちょっと、贅沢なことを言わせていただければ、空の色がもう少し青かったならば、もっと、引き立って見えたと思います。

    少し、正面側に移動して撮ってみました。

    今年で、3年連続して見ることができましたが、何回見ても飽きることはありません。実に、素晴らしい「枝垂れ桜」です。
    ちょっと、贅沢なことを言わせていただければ、空の色がもう少し青かったならば、もっと、引き立って見えたと思います。

  • 遊歩道を少し南側に移動して、「枝垂れ桜」の右側・側面を撮ってみました。<br /><br />桜が、滝を勢いよく落下している水のように見えます。

    遊歩道を少し南側に移動して、「枝垂れ桜」の右側・側面を撮ってみました。

    桜が、滝を勢いよく落下している水のように見えます。

  • 右側・側面から、もっと、ズームで撮ってみました。<br /><br />滝を落下している水しぶきが飛んでくるような錯覚を覚えます。

    右側・側面から、もっと、ズームで撮ってみました。

    滝を落下している水しぶきが飛んでくるような錯覚を覚えます。

  • 中間部分を、もっと、ズームで撮ってみました。

    中間部分を、もっと、ズームで撮ってみました。

  • もっと、右側に移動すると、「枝垂れ桜」が植樹されている斜面の勾配がわかります。<br /><br />地元の元気な子供たちが、斜面で戯れている姿が・・。

    もっと、右側に移動すると、「枝垂れ桜」が植樹されている斜面の勾配がわかります。

    地元の元気な子供たちが、斜面で戯れている姿が・・。

  • もう少し、上り坂を進んで行くと、「枝垂れ桜」周辺の景色が見えてきました。<br />いつもの年であれば、「枝垂れ桜」が咲いた後に、「染井吉野桜」が咲くのですが、今年は、ほぼ、同じ時期に咲いています。<br />花を見る立場からすれば、同時期に品種が違う2種類の桜を見れたことは有難いことですね。

    もう少し、上り坂を進んで行くと、「枝垂れ桜」周辺の景色が見えてきました。
    いつもの年であれば、「枝垂れ桜」が咲いた後に、「染井吉野桜」が咲くのですが、今年は、ほぼ、同じ時期に咲いています。
    花を見る立場からすれば、同時期に品種が違う2種類の桜を見れたことは有難いことですね。

  • ちょっと、ズームで撮ってみました。<br /><br />「枝垂れ桜」のテッペン部分が想像以上に奥まで伸びて、「染井吉野桜」と繋がっているように見えています。

    ちょっと、ズームで撮ってみました。

    「枝垂れ桜」のテッペン部分が想像以上に奥まで伸びて、「染井吉野桜」と繋がっているように見えています。

  • 遊歩道を徐々に下りながら、ズームで撮ってみました。

    遊歩道を徐々に下りながら、ズームで撮ってみました。

  • 「枝垂れ桜」の右側・側面から、ズームで撮ってみました。

    「枝垂れ桜」の右側・側面から、ズームで撮ってみました。

  • 上部~中間部分をズームで撮ってみました。

    上部~中間部分をズームで撮ってみました。

  • 中間部分を、もっと、ズームで撮ってみました。<br /><br />垂れ下がった桜の花びらが、滝を勢いよく落下している水のように見えてきます。

    中間部分を、もっと、ズームで撮ってみました。

    垂れ下がった桜の花びらが、滝を勢いよく落下している水のように見えてきます。

  • 中間部分~下部を、ズームで撮ってみました。

    中間部分~下部を、ズームで撮ってみました。

  • 「枝垂れ桜」の右側・下部を、ズームで撮ってみました。<br /><br />花びらが滝を落下している水のように見えますね。

    「枝垂れ桜」の右側・下部を、ズームで撮ってみました。

    花びらが滝を落下している水のように見えますね。

  • 周辺もズームで撮ってみました。

    周辺もズームで撮ってみました。

  • 「枝垂れ桜」の正面に近づいて撮ってみました。

    「枝垂れ桜」の正面に近づいて撮ってみました。

  • 正面にある空き地から、見上げて撮ってみました。<br /><br />少し風が吹いただけで、花びらは写真のように左右に揺れます。

    正面にある空き地から、見上げて撮ってみました。

    少し風が吹いただけで、花びらは写真のように左右に揺れます。

  • 下半分も、ズームで撮ってみました。

    下半分も、ズームで撮ってみました。

  • 桜の花のスキマから、樹の中を覗きながら、ズームで撮ってみました。<br /><br />樹の幹は想像よりも細く見えましたが、柳のようなしなやかさ&粘り強さを感じました。

    桜の花のスキマから、樹の中を覗きながら、ズームで撮ってみました。

    樹の幹は想像よりも細く見えましたが、柳のようなしなやかさ&粘り強さを感じました。

  • 少し、左側に移動して、枝垂れ部分をズームで撮ってみました。

    少し、左側に移動して、枝垂れ部分をズームで撮ってみました。

  • 枝垂れ部分を、もっと、ズームで撮ってみました。<br /><br />真に、”勢いよく滝を落下する水の如く”ですね。

    枝垂れ部分を、もっと、ズームで撮ってみました。

    真に、”勢いよく滝を落下する水の如く”ですね。

  • 枝垂れ部分を、もっと、ズームで撮ってみました。<br />

    枝垂れ部分を、もっと、ズームで撮ってみました。

  • 「枝垂れ桜」の正面から少し離れて、見上げて撮ってみました。

    「枝垂れ桜」の正面から少し離れて、見上げて撮ってみました。

  • 再び、樹の下から覗きながら、見上げて撮ってみました。<br /><br />樹の幹を見ていると、力強さを感じますね。<br />斜面に咲いている枝垂れの花を支えるには、幹の1本1本にどれくらいの荷重がかかっているのか想像が出来ませんね。<br />それぞれの幹が、曲がりくねった鉄骨のように、頑強に見えます。

    再び、樹の下から覗きながら、見上げて撮ってみました。

    樹の幹を見ていると、力強さを感じますね。
    斜面に咲いている枝垂れの花を支えるには、幹の1本1本にどれくらいの荷重がかかっているのか想像が出来ませんね。
    それぞれの幹が、曲がりくねった鉄骨のように、頑強に見えます。

  • 再び、滝を落下している水のような桜をズームで撮ってみました。

    再び、滝を落下している水のような桜をズームで撮ってみました。

  • 最後に、側面・左側から「枝垂れ桜」を見て、昼間の桜見物は終了することにしました。

    最後に、側面・左側から「枝垂れ桜」を見て、昼間の桜見物は終了することにしました。

  • 夕方の「枝垂れ桜」は、夕日の影響を受けて、少し、色が変わってきます。<br />上手い表現をすれば、黄金色に・・。悪い表現をすれば、泥水色に・・。<br /><br />近所の住民と思われる親子3人が、楽しそうに花見をしている姿が・・。<br />幸せなシーンですね。

    夕方の「枝垂れ桜」は、夕日の影響を受けて、少し、色が変わってきます。
    上手い表現をすれば、黄金色に・・。悪い表現をすれば、泥水色に・・。

    近所の住民と思われる親子3人が、楽しそうに花見をしている姿が・・。
    幸せなシーンですね。

  • 正面の「枝垂れ桜」をズームで撮ってみました。<br /><br />色が違うと、昼間よりも滝の水量が増えているように見えます。

    正面の「枝垂れ桜」をズームで撮ってみました。

    色が違うと、昼間よりも滝の水量が増えているように見えます。

  • 「枝垂れ桜」の上半分を、ズームで撮ってみました。<br /><br />目の錯覚か、昼間より水に勢いがあるように見えてきます。

    「枝垂れ桜」の上半分を、ズームで撮ってみました。

    目の錯覚か、昼間より水に勢いがあるように見えてきます。

  • 最後に、「枝垂れ桜」の下半分を、ズームで撮ってみました。<br /><br />2020年から3年連続で、優美&風格を兼ね備えた「江戸彼岸の枝垂れ桜」を見物することが出来ました。<br />過去を振り返れば、2020年の初めからコロナウイルスが流行し、明るい話題が少ない中で、見物する人達の気持ちを明るくさせてくれた1本の「枝垂れ桜」でした。<br />来年も、綺麗な「枝垂れ桜」が咲いてくれることを期待しています。

    最後に、「枝垂れ桜」の下半分を、ズームで撮ってみました。

    2020年から3年連続で、優美&風格を兼ね備えた「江戸彼岸の枝垂れ桜」を見物することが出来ました。
    過去を振り返れば、2020年の初めからコロナウイルスが流行し、明るい話題が少ない中で、見物する人達の気持ちを明るくさせてくれた1本の「枝垂れ桜」でした。
    来年も、綺麗な「枝垂れ桜」が咲いてくれることを期待しています。

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この旅行記へのコメント (2)

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  • labelleさん 2022/04/12 12:52:49
    自然の力を感じる江戸彼岸
    ミリカの坂にこれほど立派な桜が咲いていたのですね。
    長寿の桜、エドヒガン。ソメイヨシノは、このエドヒガンと大島桜の交配種だったのですね。勉強になります。
    雄大に風になびく姿は、このご時世、いかなる困難にも立ち向かって生きる勇気と希望を与えてくれる感じがします。

    hy-2217

    hy-2217さん からの返信 2022/04/18 11:58:27
    RE: 自然の力を感じる江戸彼岸(書き込み、有難うございます)
    labelle 様

    「書き込み」&「いいね!の投票」有難うございます。

    > ミリカの坂にこれほど立派な桜が咲いていたのですね。
    > 長寿の桜、エドヒガン。ソメイヨシノは、このエドヒガンと大島桜の交配種だったのですね。勉強になります。
    > 雄大に風になびく姿は、このご時世、いかなる困難にも立ち向かって生きる勇気と希望を与えてくれる感じがします。
     ↓
    ミリカの斜面に咲く「エドヒガンの枝垂れ桜」は、毎年、染井吉野桜より数日早く咲きます。今から3年前に初めて見ましたが、毎年、華やかに、元気よく咲いています。
    樹齢何年かは判りませんが、樹高は15mくらいはあると思われます。毎年、写真のように多くの花を咲かせるには、大きなエネルギーが必要と思われます。
    約2年余り、コロナウイルスに対して自制している我々には、”明るさ&前向きに生きる勇気”を与えてくれますね。

    from hy-2217

    ※返信が遅くなった事、お詫び申し上げます。

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