京都府庁舎旧本館中庭の桜も，こじんまりとして，落ち着いた雰囲気がある。

2022/03/29 - 2022/03/29

京都府庁舎の中庭にある桜。知る人ぞ知る桜です。旧本館にかこまれて，落ち着いた雰囲気の中での桜です。

エリア 今出川・北大路・北野(京都)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0

• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

府庁に来ました。

歴史的建造物。

京都府庁旧本館 名所・史跡

立派な建物です。

札幌の旧道庁の建物を思い出します。

かたもりざくら。

これかな。

これ。

中庭の中心に。

かたもりざくら。

容保桜（かたもりざくら）

京都府庁旧本館中庭に，ひときわ異彩を放つ山桜があり，調査
を行うと山桜の変異と思われる。特徴として，花弁は五枚である
が，通常の山桜より大輪である。花梗が長く，一文字状に咲き，芽
出しも茶芽山桜の遺伝子を持ちながら，大島桜系の花の要素も出て
いる。この様に変異し，現状の場所で気品を保ちながら成長した
のも何かの因縁かと思われる。現地の京都府庁は，元京都守護職
上屋敷の跡地であり，今昔の京都を見続けた場所
に，この様な桜が偶然とは言え，あるのが面白い。
今後も永く行政を見続ける様，守り育てたい
ものである。これらの事情を踏まえて，
新しい個体であることが判明したこの桜を，
当時守護職の任に当たった，松平容保（かたもり）の名を継承し，
容保桜と命名する。
平成22年　春

佐野藤右衛門

京都の中心。

中庭に。

旧本館中庭と五条大橋橋脚の石柱

旧本館の庭園は、七代目小川治兵衛氏の設計で，当時の日出新聞）明治
38年1月9日）は，建物と前庭（玄関前）の絵図を掲載して竣工を
伝えています。中庭にある3本の石柱は，旧本館が竣工した明治37年
(1904年），景石として持ち込まれたものと思われ，中央の石柱には
「天正拾七年（1589年）五月吉日」の
文字が刻まれています。明治10年
(1877年）の五条大橋改修で余った橋脚
が京都府庁に移された，と伝える
記録などから，豊臣秀吉が建造した五条
大橋の橋脚であると考えられます。

そばにも別の桜。

それぞれ。

はるか桜

福島県から，福島・東北復興を支援するシンボルである八重桜
「はるか」の苗木を寄贈いただき，京都守護職に就任した会津
藩主・松平容保公とゆかりのある京都守護職上屋敷があった
この地に，平成27年2月25日に植樹されました。

桜の名称は，NHK大河ドラマ「八重の桜」の主演の綾瀬はるか
さんによって命名。「思川」と「手弱女」の交配と考えられる
新種で，花弁は基部が白色に近い淡紅色で，14-19枚の八重咲き
である。

静かです。

おちついて。

枝垂れています。

みごと。

庁舎。

京都守護職の上屋敷があったそうです。御所を守る（監視する）のに，近くでなくてはなりません。

府庁舎です。初めてのところ。
さあ，御所へ行きましょう。

京都府庁旧本館 名所・史跡