大川荘に1泊2日、雪見露天風呂とパワハラ会議ごっこ

2022/03/05 - 2022/03/06

会津若松の大川荘は無限城の雰囲気があって、さらには露天風呂も凄いらしい。
行くなら、雪の季節に雪見風呂したい！
という企画が上がり、色々調べたら東京発の新幹線と郡山から会津若松までの交通費往復とお宿代合わせて28000円くらいのツアーを見つけました。
個人申し込みの方がいいお部屋を選べたり夕食のグレードアップ選択が出来ましたが、同行者と出発地が違うという理由もあり(新幹線が東京発と大宮発でもそれぞれの自宅へチケット郵送オプションがあったので)そちらから申し込みました。

エリア 芦ノ牧温泉(福島)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 3.5
• ショッピング: 3.5
• 交通: 3.5

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 新幹線 JRローカル
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

東京駅からやまびこに乗り込み、郡山へ向けて出発です。

東京駅 駅

大宮までひとりなので、単独酒盛りです。東京駅で購入したオードブルとビール。

同行者と新幹線で合流し、北へ進みます。
郡山で下車し、会津若松へ向かい始めると途端に雪景色！まぶしい！

会津若松からは鶴ヶ城へ行きました。
天気もいいし、お散歩がてら徒歩で行く計画もあったのですが街中周遊バス「あかべぇ」にしました。こちらは武家屋敷や飯盛山の近くや東山温泉も通過するので時間が無くて観光できない時は車窓から雰囲気を見ることができるし、土地勘もつくし！バスで観光しよう！という理由でして。
車内観光もなかなか良かったです。

鶴ヶ城 (若松城、鶴ヶ城城址公園) 名所・史跡

ドラクエウォークのお土産をもらいつつ、天守にも登りました。
山に囲まれていて、会津が盆地だということを感じました。

お堀は凍ってます。
鴨が氷の上をてくてく歩いてました。

鶴ヶ城から会津若松へ向かう途中、ちょっと遅いお昼に入ったお店。アルコール提供を中止していたのでまずはノンアルビール。

くいしん坊 グルメ・レストラン

ソーカツ丼(小)にして、さらにご飯少なめにしてもらいました。
ソースはお茶碗の下の方まで染み込んでて猛烈に美味しかったです。
同行者はとんでもなくでかいハンバーグと、一口でかぶりつけそうにない太さのエビフライがついてくるくいしんぼう定食をチョイス。そちらもすごい美味しそうでした。

食後はお店のマダムに、お店の窓から見える会津若松の景色(磐梯山や大観音像)、昔の地図からみる街の歴史、お城とお店の位置関係、七日町の見どころ、今日泊まるお宿との関わりなど教えてもらえて、すごく楽しいランチになりました！ありがとうございます。

さて、会津若松駅に宿の送迎をお願いしてたので15時10分くらいに駅へ。約束の時間は15時30分だったのですが全員集合してたので出発。
16時前にお宿に到着です。
一歩入るとすごい空間が広がってました。
地下フロアは水が流れ、空中の回廊があります！
これが見たくてここに来ました！

会津芦ノ牧温泉 大川荘 宿・ホテル

16時になりました。
三味線奏者のお姉様の登場です。

べべん！
始まった！

ホントに無限城のような雰囲気です。
三味線奏者のお姉様は2時間演奏をされていました。

今回はリーズナブルなツアーにしたのでお部屋も普通だったのですが、角部屋だったのでテレビの後ろに明り取りの障子がありました。

朝は雪がふりしきる空模様だったのに、こんなに光が！

お部屋にスキンケア系のアメニティの設置はありませんが大浴場に行けば揃ってました。
冷蔵庫は空なので入れ放題。(電源は自分でONします)
飲み物は売店でも自販機でもすぐ買えます。
売店の品ぞろえは食品も地元のお土産物もかなりのものでした。
浴衣は部屋に用意されていましたがサイズ交換用にエレベーターホール脇にもたくさん揃ってました。

夕食の時、ツアーの特典には記載されてなかったので知らなかったのですが、ワンドリンク着きました。サプライズ？嬉しい！
さらりとした日本酒(熱燗)をいただき、ホクホクしてます。

メインメニューは魚とお肉が選べたし、茶碗蒸しや、道明寺の餡掛けなどの暖かいお食事が染みました。
さらに、夕食のお食事はお蕎麦なのですが、お肉と一緒に白米の提供希望も聞かれたりしました(酒飲みなので辞退)。
〆のお蕎麦の後、山塩プリン(めちゃ美味しくて翌朝には売店で完売になるプリン)などのデザート盛り合わせもあり、リーズナブルプランでもおもてなしは満足いく内容で充実してました。

さて、夜もふけてきました。ここからが本番です。空中回廊に赴いて、パワハラ会議ごっこ！

頭を垂れて蹲え
平伏せよ

私は夢見心地でございます～♡

夜もムードたっぷりです。

無限城の雰囲気も凄いけど、露天風呂も凄いんです。
渓流を眺めながら楽しめる棚田の露天風呂はとても気持ちがいい。さらに、今回は雪が降りしきっていて、いくらでも眺めていられそう。
(画像は公式HPより)

ちなみに、冬期とあって落雪の危険があり、一番下のお風呂は入れませんでした。
同行者曰く、一番下は水だったようです。
(画像は公式HPより)

お眠りぃぃぃぃ

朝5時半、棚田の温泉以外にもうひとつある空中露天風呂へ向かいました。
130段弱の階段をぺたぺた降ります。

一番乗り！

誰もいなかったので記念撮影！

お風呂を出ると、窓側にテーブルが設置されている湯上り休憩所を発見。早朝すぎて誰もいない。
スリッパを脱ぐので足の裏、冷たい！冬は靴下必須ですね。

階段の途中、雪景色を堪能。

あの階段をひたすら降りると、空中露天風呂にたどり着くんです。

朝食はバイキング。
こちらの宿はおかず系が素晴らしくて(酒飲み的な視点で)、白米やパンはチョイスしませんでした。
だし巻き玉子、レモンザーサイ、会津煮、セロリの漬物、鮭の粕漬け、馬肉じゃか、芋煮、車麩の煮物、べこの乳のヨーグルト、山塩ショコラプリンなど、どれも好きな味です！！美味しい！
日本酒が欲しくなるメニューばかり。

名残惜しいけど10時がチェックアウトです。お宿の中をウロウロしてお別れ。
10時発の会津若松駅への送迎バスに乗り込みます。

芦ノ牧温泉では雪がゴンゴン降っていたのですが会津若松駅に着いたら晴れていて良かったです。せっかくいいお天気なので隣の駅の七日町までお散歩しつつお買い物。

鶴乃江酒造では生酒を購入。
七日町駅のお土産屋さんでは、桃味のポテチやべこの乳を使用したスコーンを買ったりしました。

鶴乃江酒造 名所・史跡

阿弥陀寺で斎藤一のお墓を見学してから、宿泊もできる料理屋の渋川問屋に入店。

渋川問屋 グルメ・レストラン

海鮮の問屋だった建物です。
土間や中庭、蔵などがあり大正時代の面影が感じられます。

郷土料理10品と会津牛と手毬寿司がつくコースにしました。
こちらもアルコール提供を中止していたので泣く泣くノンアルビール。

ニシンの昆布巻は暖かくトロリととけるよう。抹茶塩でいただく天ぷらなども提供され、日本酒が欲しくなって欲しくなって大変でした。(アルコールの提供再開は翌日スタートだったので心の底から無念)

出汁がしっかり。
あたたまります。

この旅行で1番美味しかったのがこの会津牛！
口の中でとけました。

そばの実が入っている汁椀はワサビが入っていて、よくかき混ぜて頂くのですが、凄く凄く好みの味で、今度自宅でもやろうと心に決めました。

会津若松駅まで徒歩20分くらいなので歩きで戻り、磐越西線に乗り込みました。
中山宿駅まで強風のため、速度を落としたり、しばしば駅で停車して様子を見たりと、遅延してしまいましたが、新幹線の乗り継ぎは30分ほど余裕があったのでなんとかセーフ。

磐梯山、地吹雪、すごかったです。

短い滞在時間でしたが、タイミングよく雪も降ってくれて、会津の雪景色を見ることが出来ました。街歩きも楽しかった。
目的は無限城でしたが、鶴ヶ城も温泉も食事もとても満足いくものでした。
会津はお酒に合う、味濃いめの郷土料理がたくさんあるので、アルコール提供が可能な時期にまた訪れて、今度は日本酒もごぶごぶ楽しみたいと思います。

おしまい