2022/02/25 - 2022/02/27
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ブリッヂ・トレック(橋梁旅行)さん
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ウクライナの情勢が心配ですが、ロシアの侵略大失敗を祈りつつ久しぶりの旅行に行ってきました。
今回の行き先は和歌山。ピントラスの南海紀の川橋梁や中橋・新興橋は有名所ですが、阪和電鉄や紀和鉄道・関西鉄道・加太軽便鉄道や和歌山水力電気・山東軽便鉄道等、今は亡き私鉄の面影も感じることができました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 3.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- レンタカー JR特急 徒歩
- 利用旅行会社
- じゃらん
-
【近鉄鶴橋駅の上屋】
いつものように、近鉄特急で鶴橋へ。
乗り継ぎに余裕があったので、近鉄のアンティークレールを拝見。
OH TENNESSEE-7040-ASCE-7 1925 でしょうか。
TENNESSEEのレールで『7040』というのは珍しいですが、近鉄生駒鋼索線にも7040があるようです。鶴橋駅 駅
-
天王寺から特急くろしおに乗って和歌山へ。
e5489(JR西日本ネット予約)のJ-WESTチケットレスで特急券を買うと、通常1,320円のところが650円と約半額で買えるので大変オトクです♪
(※変更不可なので、ご注意。前・当日しか買えません。)天王寺駅 駅
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283形には展望ラウンジが設けられていて、オーシャンビューが楽しめます。
阪和線内では海はほとんど見えませんが・・・ -
新宮方の先頭車両は非貫通型。イルカをイメージしているそうです。
和歌山駅西口地下にある観光交流センターの『わかちかレンタサイクル』で自転車を借り、市内を廻ります。電動アシストのものもありますが、ほとんど平坦な所を走るので、スポーツタイプ(クロスバイク)をチョイス、600円/日でした。和歌山駅 駅
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阪和線 【大門川橋梁】
1930年(昭和5年)開通、上路プレートガーダー橋
海側から順に、阪和線・紀勢本線・和歌山線の3つの橋が並んでいます。
阪和線の前身、阪和電鉄の名が刻まれた銘板も残っていました! -
昭和四年
川崎車輌株式會社製作
活荷重 E33
ーーーー・ーーーー
阪和電氣鐵道株式會社
でしょうか。 -
【新興橋】
1954年(昭和29年)竣工、下路ポニーワーレントラス橋
9パネル99ftの鉄道橋を8パネル88ftに短縮し拡幅改造して移設した英国製のトラス。『鋼橋移設,既存ストックの有効活用』によると、初建設年は1913年(大正2年)との事。 -
このトラスは多数輸入され(41連/100ft2次型)、転用橋はオリジナルと同様に下弦材の上に横桁を渡すのが一般的なのですが、この橋は横桁を強引に下弦材横にリベット留めしていました。しかも、補強もほとんどせず対傾構も付けていません。
塗装の劣化が目立ちますが、都市計画では25m道路にする計画があるようなので、もうノーメンテで放置するのかもしれません。 -
【水管橋】(名称不明)
新興橋の脇に、トレッスル橋脚の水管橋と思しき橋がありました。 -
阪和線【中の島陸橋】
1930年(昭和5年)開通、上路プレートガーダー橋
こちらにも阪和電鉄の銘板が残存。 -
プレートガーダーの下に、RCの梁を橋台間に渡しています。1924年(大正13年)開通の鉄道省紀勢西線が隣接しているので、変位を抑止する為に阪和電鉄に設置させたものか。
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阪和線【紀伊中ノ島駅】
1932年(昭和7年)阪和電鉄が開業、1935年(昭和10年)移転。
もともとは少し北東にあった駅ですが、和歌山線の新駅設置に伴ってこちらへ移転。
その当時に鉄道省の建築した趣ある駅舎が現役で頑張っています。紀伊中ノ島駅 駅
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駅舎の裏には和歌山線ホームと線路跡が分かりやすく残っていました。
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阪和線【和歌山線こ線橋】
1930年(昭和5年)開通、下路プレートガーダー橋
和歌山線は王寺駅と和歌山駅とを結んでいますが、当初の和歌山駅は現在の紀和駅の位置にあり、貨物支線として1961年に田井ノ瀬~東和歌山間(現在の和歌山駅)が結ばれ、阪和線の国有化・紀勢西線との接続等により、1972年にはこちらが支線となり、翌々年に廃止されました。 -
キャンメル社のアンティークレールが改札前にありました。
CAMMELL・S TOUGHENEDSTEEL.W.1888 SEC351 K.T.K.
K.T.K.は1888年設立の関西鉄道株式会社の略でしょうか。関西鉄道(1888~)は後に和歌山線五条~和歌山間を建設した紀和鉄道(1896~)を吸収しているので、鉄道省が本駅を開業した際に、関西鉄道由来の和歌山線古レールを使用したものかも知れません。 -
南海本線【紀の川橋梁】上り線
1903年(明治36年)開通、下路曲弦プラットトラス橋(ピン結合)+上路プレートガーダー橋
アメリカンブリッジ社製の200ftピントラス! -
イチオシ
磐越西線阿賀野川窯ノ脇橋梁と同様に、下弦材両端を一体構造にして、アイバーを使用していないのが特徴的。クーパートラスを採用せず、独自に米国Pencoyd Iron Worksに設計を依頼する独立独歩の精神が素晴らしい!
超素敵なトラスです♪ -
南海本線【紀の川橋梁】下り線
1922年(大正11年)開通、下路曲弦ワーレントラス橋+上路プレートガーダー橋
こちらはワーレン、複線化に伴って架設されました。 -
下りの第22連のガーダーだけ、スティフナー下端に半円形のプレートを当てて接合部を補強しています!よーく見ると、1/4円形状のプレートを溶接!腐食部を含め全箇所補強したものかもしれません。
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イチオシ
上下線共橋脚は石/煉瓦積み、上り線は下部をアーチにしています。
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【南海紀の川橋梁の架線柱】
レールを加工した華奢な架線柱。 -
こちらにもアンティークレール。
上 CARNEGIE . 1897 ET. IIIIIIIIIIII NANKAI
下 CARNEGIE STEEL CO L T D ET 96
でしょうか。輸入レールの刻印部を使って残して貰えるのは嬉しい計らい。 -
南海本線【宇治拱渠】
1903年(明治36年)開通、1922年(大正11年)頃拡幅、煉瓦積みアーチ橋。 -
内空高を確保しつつも欠円アーチを避けたかったのか、側壁部がアーチ部より内側に出っ張っているのが特徴的。
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【北島橋】
1936年(昭和11年)竣工、下路ワーレントラス橋他 -
橋の両端の親柱とは別に、トラス両端にも親柱状の物が設置されています。車からトラスを守る目的でしょうか。
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銘板も残っていました。
大阪鐵工所の銘板は何度か観てきましたが、社章が付いているものは初めてかも! -
【河西橋】(かせい)/加太軽便鉄道紀ノ川橋梁
1914年(大正3年)開通、上路プレートガーダー橋。
和歌山製鉄所製品の貨車輸送に当たり、本橋梁は強度不足で運行できない為、1944年(昭和19年)紀ノ川駅~東松江駅間を新線で結び、貨車を全て南海本線の紀の川橋梁経由に変更。1953年(昭和28年)に水害の被害を受け休止となり、その2年後に本橋を含む和歌山市~北島間は廃止となりました。 -
1950年(昭和25年)9月のジェーン台風により橋脚1基が傾斜、建て替えずにそのまま補強して供用しています!鉄道廃止後は市が橋を買い取って道路橋に転用しましたが、1966年(昭和41年)の台風でも2ヵ所が破損し、改修が重ねられてきました。現在は上流側へ架替工事を施工中です。
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南海和歌山港線【市堀川橋梁】
1956年(昭和31年)開通、下路プレートガーダー橋
この橋の少し先からは和歌山県が臨港鉄道として整備し、第3種鉄道事業者となっているようです。 -
イチオシ
【中橋】
1953年(昭和28年)竣工、下路ポニーワーレントラス橋
新興橋と同じ英国製トラスの転用橋。こちらは短縮せず99ftのままです。
わかやま新報さんのブログでは、東海道線桂川橋梁から牟岐線に9連が移設され、1950年(昭和25年)に撤去された桁の転用ではないかとの説。真相や如何に。 -
拡幅改造も同様にトラス下弦材横に横桁を接続。こちらは綺麗に塗装され、サビだらけの新興橋とは対照的です。
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【一の橋】
1984年(昭和59年)復元。 -
イチオシ
【御橋廊下】
2006年(平成18年)復元。
藩主が二の丸と紅葉渓庭園を行き来する為の橋で、外からは姿が見えないように屋根や壁が設けられています。御橋廊下 名所・史跡
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内部を通る事ができました。傾斜が付いているので、床材の継目は小刻みな段差を設けて滑り止めとしています。
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【鳶魚閣】
1973年(昭和48年)復元、木造宝形造り桧皮葺。
こちらからの御橋廊下の眺めも風情があります。 -
【和歌山大附属小中学校正門】(旧制和歌山師範学校正門)
1912年(明治45年)頃築。
和歌山師範学校本館の建築と同時期に、作られたと推定されているそうです。 -
和歌山城【岡口門】
1621年(元和7年)頃築。
紀州徳川家の家祖、徳川頼宣公が城を拡張した際に整備したようです。米軍の無差別爆撃にも耐え残った藩政時代の数少ない遺構です。
【重要文化財】岡口門 名所・史跡
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【C57 119】
1939年(昭和14年)三菱重工製、1972年(昭和47年)廃車。
岡公園に屋根・フェンス付きで保存・展示されていました。 -
保存会の方が整備しておられるようで、保存状態は良さそうです。
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南海和歌山軌道線【321形】
1963年(昭和38年)日立製作所製造、1971年(昭和46年)廃車。
1909年(明治42年)和歌山水力電気が営業開始した軌道路線に始まり、京阪電鉄・合同電気・阪和電鉄・和歌山電気軌道と次々に経営会社が代わり、最後は南海に吸収され廃線となりました。廃車体の中には漁礁として海に沈められたものもあるそうです。 -
イチオシ
南海電鉄の古い社章『羽車』が付いていました!
この後レンタサイクルを返却し、レンタカーで新和歌浦方面へ向かいます。
その2へつづく。⇒https://4travel.jp/travelogue/11742610
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