2022/02/26 - 2022/02/26
4680位(同エリア13017件中)
Tomoさん
この旅行記のスケジュール
2022/02/26
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電車での移動
新幹線ひかり591号 新大阪6:06→7:19福山
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バスでの移動
トモテツバス 福山駅7:55→8:01神島橋西詰
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バスでの移動
トモテツバス 草戸大橋9:30→9:40福山駅
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電車での移動
JR山陽線 福山9:56→10:05松永
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バスでの移動
トモテツバス 松永駅南口10:10→10:44阿伏兎観音
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バスでの移動
トモテツバス 阿伏兎観音11:42→12:15松永駅南口
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電車での移動
JR山陽線 松永12:21→12:31尾道
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徒歩での移動
徒歩25分 1.5km
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徒歩での移動
徒歩25分 1.5km
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電車での移動
JR山陽線 尾道17:14→17:34福山
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電車での移動
新幹線こだま858号 福山18:01→20:12新大阪
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この旅行記スケジュールを元に
新幹線直前割きっぷを使って、福山と尾道の古寺を巡ってきました。福山では国宝の明王院、断崖に建つ阿伏兎観音。尾道は高台にある西国寺、ロープウェイで参拝する千光寺へ。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- 交通
- 2.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 新幹線 JRローカル
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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新大阪6時9分発のひかり号で福山まで。追い越しがないので、岡山まで各停ですが、70分という速さで福山に到着しました。明王院へ行くため、駅前から尾道行のバスに乗って神島橋西詰まで向かいます。
福山駅 駅
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明王院まで1kmの途中に鮮やかな稲荷神社があります。せっかくなので立ち寄りましょうか。派手な社殿ですねぇ。
草戸稲荷神社 寺・神社・教会
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立派な太鼓橋が架かっていますが、結構な交通量が多い道路で、さらに歩道もないので、ここを渡る人はいるのでしょうか・・・
草戸稲荷神社 寺・神社・教会
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草戸稲荷神社は空海が明王院の鎮守として祀ったのが始まりといいます。広島県内では有名な初詣の場所として知られ、毎年40万人の参拝客で賑わうとか。
草戸稲荷神社 寺・神社・教会
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社殿がこのようになったのは昭和の終わり頃で、コンクリート製の舞台の上に本殿を移築したそうです。佐賀の祐徳稲荷などと同じような造りをしています。
草戸稲荷神社 寺・神社・教会
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草戸稲荷神社から歩いてすぐのところに明王院があります。ここに来るのは3回目かな。最初は中国三十三観音巡りで訪れました。
明王院 寺・神社・教会
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山門の先に本堂が建っています。1321年の建立で、唐様、大仏様を組み合わせた様式で、国宝に指定されています。中国三十三観音巡礼の第8番札所でもあります。
明王院 寺・神社・教会
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イチオシ
明王院といえば、朱塗りが鮮やかな本堂・五重塔の国宝コンビです。
明王院 寺・神社・教会
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広島県指定の重文建築である庫裡。コロナ禍なので御朱印は書き置きで対応していました。
明王院 寺・神社・教会
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書院と庫裡。1621年に福山城初代藩主であった水野勝成が福山城と神辺城から移築したものです。その間にあるソテツが迫力がありますね。
明王院 寺・神社・教会
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五重塔は全国で5番目に古いもので、民衆が建てた塔なのだそうです。
明王院 寺・神社・教会
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イチオシ
五重塔は1348年に建立されたもので、心柱が初重の天井で止まって浮いているそうです。これは地震対策のための仕組みで、東京スカイツリーにも採用されているらしい。650年以上前から、この仕組みが考えられていたのがすごいですね。
明王院 寺・神社・教会
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最後に五重塔の下から本堂との並びをパチリ。そして、急いで草戸大橋バス停から福山駅まで戻ります。
明王院 寺・神社・教会
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福山から山陽線で2駅、松永まで移動します。広島県内の在来線を使うのは久々です。松永から鞆行のバスに乗り換え、阿伏兎観音へ行きます。1日に4本で、使うのが難しく、今回の行程を作る上で最も悩んだ部分なのでした。
松永駅 駅
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阿伏兎観音でバスを降りると、旅館が数軒並んでいます。公共交通で来るのは難しいですが、福山を代表する観光スポットの1つで、コロナ禍でも観光客の姿が目立ちます。
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阿伏兎観音までの道はすぐ横が海。晴れていたこともあって水がとても美しかったです。
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バス停から8分ほどで阿伏兎観音(磐台寺)に着きました。険しい海食崖に建つこの寺は昔から海上交通の人々の信仰を集めてきました。
阿伏兎観音 (磐台寺観音堂) 寺・神社・教会
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境内の梅が咲き始めていました。朝は寒かったですが、昼になるとかなり10℃を超えてきました。
阿伏兎観音 (磐台寺観音堂) 寺・神社・教会
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観音堂を参拝するには、朱塗りの回廊を進みます。
阿伏兎観音 (磐台寺観音堂) 寺・神社・教会
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観音堂は崖の上に建っているため、階段を登る必要があります。
阿伏兎観音 (磐台寺観音堂) 寺・神社・教会
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986年に花山法皇が海上を往来する船の安全を祈願して岬の岩上に石仏を安置したのが観音堂の始まりです。
阿伏兎観音 (磐台寺観音堂) 寺・神社・教会
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観音堂の東側にも崖に沿って道があり、その先から観音堂の外観を見ることができるようになっています。
阿伏兎観音 (磐台寺観音堂) 寺・神社・教会
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現在では子授け観音、安産祈願の人たちに信仰されています。海の景色が本当に綺麗です。
阿伏兎観音 (磐台寺観音堂) 寺・神社・教会
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イチオシ
現在の観音堂は1570年に毛利輝元が再建し、福山城主によって補修されています。岬の尖端にお堂が建つのは珍しく、瀬戸内海を代表する景観の1つになっています。
阿伏兎観音 (磐台寺観音堂) 寺・神社・教会
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ギリギリまで海の景色を楽しみ、バス停へ急ぎます。このバスさえ間に合えば、あとは余裕。
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50分後のバスで松永駅まで折り返し、山陽線に乗り換えて尾道まで向かいます。長い山陽本線の中でも尾道付近は好きな車窓の1つです。
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尾道に着くと、etSETOraが入線してきました。瀬戸内の山陽線や呉線を走る観光列車で、カッコイイですね~
尾道駅 駅
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尾道駅に到着しました。いくつか行きたいお寺があるのですが、今回はまず、西国寺へ行くことにします。
尾道駅 駅
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尾道は石段のまち。線路の先に続く石段が風情があって好きなのです。
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坂道を上って、西國寺の仁王門までやってきました。参道はこの付近で暮らす方の生活道になっています。
西國寺 寺・神社・教会
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大きなわらじが掛けられていますが、これは仁王の健脚にあやかって奉納されたものです。
西國寺 寺・神社・教会
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西國寺は奈良時代に創建された名刹で、1386年に建立された金堂は重要文化財に指定されています。
西國寺 寺・神社・教会
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鐘楼堂。こちらもかなり古いものに見えます。
西國寺 寺・神社・教会
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さらに石段を上って、三重塔を目指します。
西國寺 寺・神社・教会
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不動堂です。西國寺も中国三十三ヵ所の特別霊場に入っています。
西國寺 寺・神社・教会
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毘沙門堂が並びます。三重塔へはこの左にある石段を登ります。
西國寺 寺・神社・教会
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イチオシ
西國寺は広大な境内を有し、中でも三重塔は最も高い場所にあります。1429年、足利義教の寄進により建立されたものです。本堂と同じく重要文化財。
西國寺 寺・神社・教会
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下から見上げる三重塔。先に訪れた明王院と同様に素晴らしい塔。尾道駅から離れているので、ここまで来る観光客はごく僅か。でも、ぜひ見てほしい建築物です。
西國寺 寺・神社・教会
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このお寺は、西国寺山ふもとの高台にあるため、尾道市街地を一望することができます。尾道水道や造船所も見えますね。ここから千光寺まで向かいます。
西國寺 寺・神社・教会
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ロープウェイに乗る前に、尾道名物の中華そばを食べようと思い、永潤さんにやってきました。商店街の中にポツンとあるお店。
永潤 グルメ・レストラン
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イチオシ
朝早くから行動して空腹だったので、半チャーハンのセットを注文。醤油ベースで、どちらかというと濃い目のスープですが、寝不足と、ここまで歩いて疲れていたので、美味しくいただきました。
永潤 グルメ・レストラン
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千光寺までは登り道はロープウェイを利用します。乗車時間はわずかですが、市街地と尾道水道が広がる眺めは素晴らしい!
千光寺山ロープウェイ 乗り物
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ロープウェイを降りて千光寺までは、文学のこみちを歩きます。金田一京助、正岡子規などの有名な文人の文学碑が建てられています。
文学のこみち 自然・景勝地
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影で見にくいですが、こちらは林芙美子の放浪記の一節。
文学のこみち 自然・景勝地
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千光寺はかなり険しいところに建てられた古刹。本堂までは岩のすぐ横を歩いていきます。
千光寺 寺・神社・教会
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朱色が鮮やかな鐘楼。ここからの景色が美しいのです。
千光寺 寺・神社・教会
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そして本堂。舞台造の建物ですが、潮風が入らないようにするためでしょうか、ビニールシートがしてありました。こちらは中国三十三観音の第10番札所になっています。
千光寺 寺・神社・教会
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尾道水道を一望。尾道に来たら、まずこの景色を見てほしい、と思うスポットです。阿伏兎観音の後、雲が出てきて不安でしたが、天気が回復してよかった~
千光寺 寺・神社・教会
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護摩堂の下にある末広の松。枝分かれが凄いですね。
千光寺 寺・神社・教会
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今回の旅のゴールである護摩堂。尾道駅を目指して歩いて下山します。
千光寺 寺・神社・教会
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千光寺から少し石段を下ったところに、みはらし亭というレトロな建物があります。大正10年に建てられた別荘建築で、戦後一時期旅館として活用されましたが、30年近く空き家になっていたものをNPO法人により再生、ゲストハウスとして活用されています。
みはらし亭 グルメ・レストラン
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途中、尾道らしい階段の風景がありました。
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千光寺道から見る、塔のある風景。平山郁夫画伯もこの風景を描いたそうです。
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イチオシ
尾道を代表する景観、天寧寺の三重塔。1388年に室町幕府第2代将軍、足利義詮が建立したものです。もとは五重塔でしたが、老朽化のため1692年に上部2層を取り除いたそうです。
天寧寺 寺・神社・教会
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坂道の途中におしゃれなカフェがあります。次来たときは浄土寺を参拝する予定ですが、坂道をじっくり歩いてみたいと思います。
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もはや芸術といえるカーブを描いた階段です。千光寺からJRの線路まで高低差があるな~と思っていましたが、意外に早く降りてこれました。
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三原方面へ向かう、黄色の電車が通過していきました。すぐ近くを走って行くので、このあたりで撮影するときは考慮しましょう。
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尾道駅を17時過ぎに出発する岡山行きの電車で福山まで戻ります。
尾道駅 駅
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福山駅で夕日に向かって出発していく新幹線を撮ってみました。そして、直前割きっぷで乗車できる、こだま号を待ちます。Rail Starの車両で新大阪まで日記を書いて過ごしました。
いつもながらハードな1日でしたが、たくさんの名刹を巡り、さらに格安で楽しめましたので、大満足です。福山駅 駅
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